いつ移住するかは決めていませんが、将来的には私は、ミャンマーに移住しようかと考えています。そのころビザがどうなっているかはわからないし、金を積めば永住ビザを貰える制度になっているかどうかもわかりませんが、とりあえずそうしたいなとは考えています。
が、別にミャンマーでビジネスをしようかとも考えていませんので、基本的には現地では遊んで暮らすつもりです。とすると、金を心配しなければいけないので、つまりは日本にいる間に金をためなければいけませんから、仕事がある限りは日本で働くことになりそうです。つまり当分移住の日は来ません。もっともそうであるならば、ミャンマーに住むための準備をする時間はたっぷりとることは出来ます。
そう考えると、やはりミャンマー語を勉強することは必要に感じます。旧英国植民地なんだから英語はわりと通用しそうですが、正直あまり通じません。高等教育があまりよくないせいでしょうが、ホテルなどでは当然通じますが、路上で露店を出している人たちは英語をあまり話せません。英語が通じる人たちばかりと付き合っていても面白くないので、やはり私なりにミャンマー語を勉強して、それなりにいろいろな人たちと付き合っていきたいと思います。
余談ですが、前にも書いたことがありますけど、言語というのは1か月でできるんだそうです。フィールドワークで言語を学ぶ梅棹忠夫と本で言語を学ぶ立花隆が同じことを言っているのが面白いですね。前の記事と同じことを繰り返すと、大学書林が出している語学テキストが「○○語4週間」を名乗っているのはまんざらでたらめではないということです。ミャンマー語にもこれがあります。
なかなかきれいな色の表紙ですね。ほかにも語学入門書のシリーズである白水社の「エクスプレス〇〇語」シリーズにも、ミャンマー語(ビルマ語)があります。
で、東京外語大学のこちらのサイトには、ミャンマー語の参考書が網羅してあります。これも役立ちそうです。
韓国とかミャンマーとかに行くと、もちろんタイなんかもそうですが、文字を読めないというのがいかに不便かよくわかります。私はキリル文字は読めますが、読めない人はやはり苦労します。まああれは、ギリシャ文字とだいぶ共通しますので、高校あたりの数学や物理の教科書を思い出せば、あるいていどは対応できる部分もあります。しかしHがNだったり(これはたしか「オリエント急行殺人事件」でもネタにされていましたよね)、BがVだったりしていろいろ面倒です。とにかく文字が読めればストレスは軽減します。「PECTPAH」を「RESTRAN」と読めるようになれればだいぶ旅もしやすくなります。ペクトパーにあらずです。
しかしミャンマー語といっても現地に行かないと、日本では高田馬場とかそっち関係の集会にでも参加しないと、あんまり使う機会はないですよね。実際、東京外大だか大阪外大(現在大阪大学と統合)のビルマ語学科入学した人が、入ってそうそう教員から大要「ビルマ語じゃ、食っていけんぞ」と脅されたなんて話もあります。もっともこれからは、また話は違うのかもしれませんが、なんともいえません。
ただ外国語を勉強するって言うのは、学校で必修だからするというのでなければ、力がつくかどうかは、正直どれだけその日隣に勉強する意味合いがあるかですね。私がフランス語をいくら勉強してもそれが仕事に役立つわけではありませんが、しかし自分なりに語学が好きだから勉強もするし、またそれで最近私のフランス語能力は上がってきています。英語についても過日記事を書きましたが、仕事で使わない限り、社会人になってそんなに外国語が必要なわけではない。外国で暮らすにしても、現地語ができなくても通用してしまう現実があります。私は自分なりにミャンマー語を勉強して、現地の人と話をしていきたい所存です。