過日こんな記事を読みました。
>ビル・ワイマン、33年ぶりのソロアルバムをリリース
2015-04-17 21:43:54
78歳になったビル・ワイマンが『バック・トゥ・ベーシックス』を発売する。
元ローリング・ストーンズのメンバーとしても知られるビルは、2014年に古いデモをまとめていた際に60曲にもおよびも未発表曲を見つけたそうで、それがソロ4作目となる『バック・トゥ・ベーシックス』をリリースするきっかけとなったようだ。発見した未発表曲から3曲選びだしてアレンジを行い、9曲の新曲と合わせてスタジオ入りしたそうだ。
テリー・テイラー、ガイ・フレッチャー、グラハム・ブロード、ロビー・マッキントッシュらとコラボを果たしており、共同プロデュースにアンディ・ライトが起用されている。ワイマンは「最初はこんなことするにはちょっと歳を取り過ぎているかなって思ったんだけど、死ぬまで演奏を続ける年老いたブルースミュージシャンもいるなと思って、じゃぁ自分もやるかって気になったんだ」と話している。
ビルは31年間活動をともにしたローリング・ストーンズを1993年に脱退し、それ以来7作の書籍を執筆しているほか、金属探知器専門家として自ら金属探知器ブランドを立ち上げている。そんなキャリア転換について以前ビルは「昔からずっと古代文化とか考古学、天文学、写真、芸術とかに興味があって、本や書類を読んだり、映画を観たりしてその分野についてもっと学ぼうとしてきたんだ。でもバンドに30年間もいて、そういうことに費やす時間がなかなかなかったから難しかったんだよ」と説明していた。
『バック・トゥ・ベーシックス』は6月22日発売予定となっている。
ビルって、Wikipediaによれば
>モンキー・グリップ - Monkey Grip (1974)
ストーン・アローン - Stone Alone (1976)
カム・バック・スザンヌ - Bill Wyman (1982)
グリーン・アイス - Green Ice (1981)
ウィリー & ザ・プアー・ボーイズ - Willie & The Poor Boys (1985)
スタッフ - Stuff (1992)
ストラッティン・アワ・スタッフ - Struttin' Our Stuff (1998)
エニウェイ・ザ・ウインド・ブロウズ - Anyway The Wind Blows (1999)
ビル・ワイマンズ・リズムキングス・イン・コンサート - (2003)
ダブル・ビル - Double Bill (2001)
グルーヴィン - Groovin (2001)
ジャスト・フォー・ザ・スリル - (2004)
という風にソロを発表していますので、
>それがソロ4作目となる『バック・トゥ・ベーシックス』をリリースするきっかけとなったようだ。
というのは、82年の「Bill Wyman」以降はオミットしているということですかね。そのあたりの記述の妥当性は詳らかでありませんが、私は彼の初期のソロアルバム3作は持っています。
そういう話をすると長くなるので今日はやめますが、実は私、ビル・ワイマンはステージで見たことはありません。私は数回ストーンズのコンサートにはいっていますが、彼が脱退した後のものなので、遺憾ながら彼を生で見たことはありません。ミック・テイラーは見たことがあります。
余談ですが、私は学生時代、当時長髪だったせいか、ミック・テイラーに似ていると何回か言われたことがあります。けっこううれしかった記憶がありますが、世間一般の常識でほめられたと解釈すべきかは微妙です。
さて、ビル・ワイマンは、1960年代の半ば過ぎくらいまで、独特のベースの持ち方をしていました。つまり、かなり上にあげる持ち方です。
ね、そういう持ち方しているでしょ。
60年代終わりには、彼はそのような持ち方はしなくなりました。69年のハイドパークでのコンサートより。
これも69年の画像です。しかしこの写真ではわりと上にあげていますね。
私はそんなにビルのファンでもないですが(しかし同じ名前ですから、もちろん私はHNですが、親しみはあります)、ポール・マッカートニーやジョン・エントウィッスルはわりと好きですから、ベースを学んでみようかなという気はします。個人的には、「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」での「Live With Me」でのアグレッシヴなベースはなかなかいいと思います。
The Rolling Stones - Live With Me Live Altamont 1969 (Get Yer Ya-Ya's Out!)
アルバム「レット・イット・ブリード」に収録されているスタジオレコーディングのバージョンは、ベースのみのイントロですが、ギターと合わさったライヴの方が私は好きです。
Live With Me
残念ながら私がライヴ会場で聞いたのは、「レット・イット・ブリード」に近いアレンジでした。
なお、これはクリスティーナ・アギレラも参加した動画。
The Rolling Stones and Christina Aguilera - "Live with Me" (Live)
これは、69年のライヴに近いアレンジですね。
ビルの話からだいぶとびましたが、私なりにちょっとベースを練習しようかなと考えます。その後の消息を記事にするか未定ですが、まあ努力してみます。