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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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アイルランドと英国を旅して感じたこと

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ご報告が遅くなりましたが、9月18日~29日の間アイルランドと英国、あとトランジットで韓国(正式に入国しました)に行きました。旅の詳細についてはまた12月あたりから記事を発表し始める所存ですのでそれをお読みいただくとして、今日は印象に残ったことをいくつか書きたいと思います。

1.日本がラグビーで南アフリカに勝った際、やはり数人の地元の人たちから「おめでとう」といわれて握手を求められました。ただスコットランドに負けてからはありませんでしたが。

それにしてもこれ何をいまさらですが、よく日本勝ちましたね。まさに現代の奇跡です。私は、自分が生きている間にこんなことがあるなんて想像していませんでした。

2.ダブリンとゴールウェイで食べたフィッシュ・アンド・チップスがだいたい9ユーロ前後、それにギネスでも飲めば、14ユーロ弱ぐらいになると、それだけでひどい金額になります。私が実際に日本円からユーロに両替した金額は、1ユーロが140円くらいでしたから、これだけに2,000円弱です。ひどいものです。

いずれにせよ物価の高さには参りました。私なりに予算を立てて旅行したわけですが、しかし予想以上の出費です。ぜいたくして金を使うのならかまいませんが、そういう話でもないのでどうもなあです。英国もアイルランドも物価は高いと感じました。

3.アイルランドで英国旗を見ることはありませんでした。ホテルなどに各国の旗を掲げるというのは世界中で行われているでしょうが、ユニオンジャックは全く見ることがありませんでした。厳密に言うと1度だけ、ダブリンのアイルランド国教会の中で古い英国旗を見たのと(堂々と掲げられているわけでなく、小さな旗が貼り付けられてるという感じ)、あとはラグビーのワールドカップの関連で、ユニオンジャックならぬイングランドの旗(聖ジョージの旗)があったくらいです。たぶんですが、英国大使館んとかの公的な場か、ラグビーのワールドカップ(にもユニオンジャックはなかったわけですが)のようなイベントでもない限り、現在でもアイルランドではまず英国旗というのは掲げられることはないんじゃないんですかね。個々人が英国を嫌っているというよりは、まだ社会全体の雰囲気が、英国旗を公の場に掲げるようなものではない、というのが実情なのかもですが、いずれにせよアイルランドの英国に対する感情を再認識しないではいられません。なお、アイルランドが独立したのが1922年、英連邦を脱退したのが1949年ですが、今日にいたるまで英国とアイルランドは双方からの出入国者に対して出入国手続きを必要としませんし(両国ともシェンゲン協定には加盟していません)、英国はアイルランドとの折衝は外務省でなく、英連邦内の関係を取り仕切るセクションで対応しています。

4.土曜夜のダブリンの繁華街であるテンプルバーは大晦日のようでした。これは、写真がたくさんあるので、記事を発表する時にまたご覧になってください。テンプルバーのホテルのレセプションの人は、パーティーとかが好きなら、土曜のテンプルバーはいいところですよと私に語りました。

5.アイルランドでは、腕をつなぐというか、腕を組んで歩く女の子たちがわりといました。アジアではやたらいますが、欧州ではあまり見た記憶がありません。アイルランドでは、そのようなことをする習慣があるんですかね。

6.ロンドンではオイスターカード、ダブリンではリープカードを使用しました。日本のSuicaや韓国のTマネーのようなICカードですが、非常に便利ですね。ヴィジター用でなく一般のカードを買いましたが、次回行くことがあっても使えます。

なお、今回この2つのカードを入手したことで、私が持っている交通カードは、日本のSuicaとICOCA、香港のオクトパスカード、ソウルのTマネー、あと台北上海のカードと合計8枚になりました。日本のカードは、現在日本共通で使えるので、引越しでもしない限り新規のカードを購入する意味あいは低いですが、コレクションとして買ってみてもいいかも。

ほかにもアイルランドで飲むギネスはうまかったとかいろいろ書きたいことはありますが、それは旅の記事の際、あるいは折にふれてこのブログに反映させたいと思います。


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