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アイルランド・英国紀行(2015年9月)(48)

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次なる目的地にバスは進みます。

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だいたいこのような車窓です。なるほど、アイルランドのナショナルカラーが緑なのもうなずけます。

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僧院の跡を見学します。ここはかなり有名な僧院のようですね。

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適当に見学します。

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墓もあります。昨日のアラン諸島観光でも、墓を見学させていただきました。ところで手前の墓に刻まれているお名前は、どこかで聞いたことがありますね。まあ「John」はきわめてありふれているし、「Kennedy」もアイルランドでは多い名前です。

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こういうところはやはり外国だなと思います。

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解説も、このように写真に撮っておけばあとあと役に立ちます。

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なかなかいいですね。

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オコナーさんなんていかにもアイルランドの名前です。「O'」というのは、アイルランドの名前です。オニールとかオコンネルなんてのは、まさにその典型です。あと上にもありましたが、「Mc・・・」というのもアイリッシュの名前です。私がHNをいただきているMcCrearyさんも、たぶんご先祖はアイリッシュ。あるいはアイルランド系スコットランド人です。

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カトリックの国ですからね。

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見学を終えてそろそろ出発です。

(つづく)


子どもに不合理を強いて、ケガをさせても感動を求める愚

過日とある本を読んでいて、次の記述に笑ってしまいました。

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>基本的に人間は効率的な話には感動しない。その証拠に、私はこれまで経済学の本を読んで感動したという人に出会ったことがない。非論理的で、不条理で、どうにも納得のいかない話に憤り、それにもめげず努力する姿に感動し涙するのだ。経済学は最小限のコストで最大限の成果を得ることを是とするので、経済学的思考プロセスを聞いて「なるほど」とは思っても感動しないのは当然といえよう。(P.27~28)

世の中経済学の本を、感動を求めて購入して読む人もあまりいないと思いますが、たしかに人間、合理性とか効率性だけで生きているわけではありません。なぜ人間趣味があるかというと、それは合理性と効率性だけでは生きていて実につまらないからです。

たとえば聞く人が聞けば「ばかばかしい」という以上の話ではありませんが、私は東京⇔大阪の東海道線在来線をよく普通列車(快速をふくむ)で乗ります。なぜそんなことをするかといえば、青春18きっぷが使える時期なら安上がりで行けるし、また地域の人が乗る普通列車に乗っていると、だんだんに言葉が変わってきたり、静岡あたりはブラジル人が多くなるとか、いろいろ地域特性があって面白いからです。知らない土地の女子高校生の制服なんかを見る楽しみもあります(これは、私が乗る時間は通勤通学の時間では必ずしもないので、あんまりお目にかかる機会はありませんが)。しかしビジネスで移動するのなら、こんな行為はばかばかしいにもほどがあります。夜行列車はその利用が大幅縮小した昨今ではなかなか難しいものもありますが、深夜バスなんかを乗った方がいいことも多々ありますが、しかし車窓とかを考えると、やはり在来線の味わいは格別です。

ところで新幹線もそうですが、高速道路というのも、驚くほど窓の景色がおもしろくないですね。これは、外国もだいたいそうな気がします。

また、これも旅行好きの人間によく伝わる笑い話ですが、昔はインドや中国の鉄道の切符というのは、買うのにいろいろ障害があったものでした。行ってもなかなか売ってくれない、満席のことが多い、窓口で言葉も通じないなど。しかし現在では、これもだいぶスムーズです。インドは行ったことがありませんが、中国の鉄道の切符は私も買いました。今の中国の切符は、これも場所によりけりかもですが、基本的に金があってID(外国人ならパスポート)を見せれば買えます。窓口も、意思の疎通が大変なところはありますが、しかしやればできます。

それで、旅行者は言うわけです。「つまらん」

これだって、たかだか交通機関の切符くらい、スムーズに買えなければ不便でしょうがないのですが、昔のインドみたいに、切符を買うのも1日がかり、なんて時代はよかったとか、ばかなことを旅行者は往々にして考えるわけです。

上のインドなどの鉄道に切符の話などは、まさに

>非論理的で、不条理で、どうにも納得のいかない話に憤り、それにもめげず努力する姿に感動し涙するのだ。

じゃないですかね。そんなのビジネス的観点からすれば、ばからしいにもほどがあるし、私も仕事で大阪に行くときは原則新幹線とか飛行機とか夜行バスを使います(仕事で大阪に行くときに夜行バスを使ったことはまだないか)。しかしビジネスでなければ、そういう非合理なことをすることこそが楽しいわけです。

だから、そういう観点から考えると、結婚とか子育てとかを「コストパフォーマンス」が悪いというような言い方は、ばかげているにもほどがあるわけです。そもそも結婚も子育ても、経済学的観点からすれば、不合理、非効率にもほどがあります。うんなもん、1人でお金を稼いで自分で考えて使うほうが、金銭的には有利に決まっていますし、効用も高いわけです。そういった効率性とかいうものを超越したものとして、結婚とか子育てというものはあるわけです。あえていえば、介護とかもご同様。

さて上に引用した

>非論理的で、不条理

とは、野球というスポーツの特性について著者が述べたものですが、しかし世の中の体育関係で、野球なんか比較の対象にもならないくらい、非論理的で、不条理で、非合理的で、理不尽なものがありますよねえ。そう、おなじみ組体操です。

前にも引用しましたが、組体操の普及につとめている教員は、次のように書いています。引用は、こちらから。

>「55人規模の大きなピラミッドにおいて、最も大きな負担のかかる子どもたちは、外からはその姿を見ることはできません。それでも、その子どもたちは、たとえ膝に小石が食い込んでも、歯を食いしばりピラミッドの完成を願っています。そんな彼、彼女らを信頼しているからこそ、最後の一人は、勇気を出してピラミッドの頂上で両手を広げることができるのです。

 もちろん最初からそんな信頼関係が存在しているわけではありません。何度も失敗を重ねながら、何度も練習を積んでいくからこそ、その信頼が生まれていくのです。保護者たちも、子どもたちのその努力を知っているからこそ、感動してくれるのです。そして、私たち教員も、その過程を知っているからこそ、ピラミッドが完成したとき目に涙を浮かべるのです」(『子どもも観客も感動する! 「組体操」絶対成功の指導BOOK』より)

書いていることのあまりの無内容さとめちゃくちゃぶりに、正直唖然としますが、

>それでも、その子どもたちは、たとえ膝に小石が食い込んでも、歯を食いしばりピラミッドの完成を願っています。

というのは、まさに

>非論理的で、不条理

ということの極致ですね。そのためには、この文章を書いた教諭は、子どもが死んだり後遺症の残るケガをしても(現実にいます)、やはり組体操を指導するんでしょうね。

これも前に引用しましたが、inti-solさんは

>だいたい、人間ピラミッドがなんの役に立ちますか?
かつて、「うさぎ跳び」という運動(?)がありました。私が小学生の頃はやらされた記憶がありますが、中学生になった頃には姿を消しました。怪我や故障のリスクが大きいだけで、運動能力を向上させる役にはまったく立たないからです。
人間ピラミッドもそれと同じです。屈みこんで背中に人を乗せる役割にしても、人の背中に乗る役割にしても、それによって運動能力あるいは体力の向上に寄与する可能性など、まるでない。つまり、崩れて怪我をするリスクはあるが、メリットは何もない。人間ピラミッドを見て感動するのは勝手ですが、他人の感動のために怪我を負うリスクを子どもに負わせるべきではありません。もっとも、私はそもそも人間ピラミッドを見て感動などしませんけど。

引用記事によると、2012年度の小学校における組体操中の事故は約6500件だそうです。全国の小学校総数は役22000校です。つまり、毎年、全国の小学校の3校から4校に1校で組体操の事故が起きている。組体操など行わない学校も相当数あること、運動会とその練習の時期以外は行われないことを考え合わせると、事故確率は相当に高い。こんなくだらなくも危険な行為で「感動」を誘うような馬鹿げたことはやめるべきでしょう。

記事でお書きになっていました。

>人間ピラミッドがなんの役に立ちますか?

何の役にも立たない。

>屈みこんで背中に人を乗せる役割にしても、人の背中に乗る役割にしても、それによって運動能力あるいは体力の向上に寄与する可能性など、まるでない。つまり、崩れて怪我をするリスクはあるが、メリットは何もない。人間ピラミッドを見て感動するのは勝手ですが、他人の感動のために怪我を負うリスクを子どもに負わせるべきではありません。

体力向上に役に立つどころか危険なだけ。

>2012年度の小学校における組体操中の事故は約6500件だそうです。全国の小学校総数は役22000校です。つまり、毎年、全国の小学校の3校から4校に1校で組体操の事故が起きている。組体操など行わない学校も相当数あること、運動会とその練習の時期以外は行われないことを考え合わせると、事故確率は相当に高い。こんなくだらなくも危険な行為で「感動」を誘うような馬鹿げたことはやめるべきでしょう。

こんな、児童の安全に対してやかましくなっている(はずの)時代に、こんな危険なことを堂々とするチャレンジャーぶりというのもすごいですが、まさに

>非論理的で、不条理で、どうにも納得のいかない話に憤り、それにもめげず努力する姿に感動し涙するのだ。

ということなんでしょうねえ。事実、3年続けて組体操でけが人を出している中学校の校長は、来年どうするのかという質問に、

>今後の実施について検討する

などと責任者らしからぬ態度をとるわけです。ばかは死ななければ治らないというレベルでどうかという気がしますが、しかし野球をするかどうかは最終的には個々の生徒の任意ですが、組体操は事実上強制参加ですから、保護者もあまり他人事の態度もできません。まったくどうしようもないとはこのことです。

inti-solさんに感謝して、この記事を終えます。

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(49)

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緑の中を、またバスは出発します。

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こういう建物は絵になります。

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馬がいました。

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お手洗いと飲み物補給の休憩です。

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こちらの店で休みます。

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やはりケネディ大統領という人は、アイルランドでは別格の立場ですね。実際には、ケネディ以外でもアイルランド系の米国大統領なんてたくさんいますが、ケネディ以外はみなプロテスタントです。

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ここでは特にビール他は飲むことはしませんでした。

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周囲をちょっと散策します。

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また出発します。こういう光景は、映画のロケによさそうです。

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あ、また石積みの柵が現れました。

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こんどは有名(らしい)なドルメンを見学します。

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いろんな観光バスが行き来します。

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アイルランド西部の天気は安定しませんが、この日は相対的には良い天気でした。

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ではドルメンを見学します。

(つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(50)

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ドルメンがある(らしき)方向へ歩きます。

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これが有名なドルメンです。

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このような周囲にドルメンがぽつんとあるのも少々奇妙です。

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バスに戻ります。

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車窓も侮れません。このような建物を見ると目を輝かせる私。

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休憩の場所につきます。

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この近辺のパブで、適宜食事をとります。費用は、旅行代には入っておらず自弁です。

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私はシチューをいただきます。

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なかなか雰囲気のいい店でした。

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ずいぶん昔に演奏をしたんですかね。

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なかなか由緒のある店なのかもですね。

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外を散策します。

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空は、9月ですから色も淡くてきれいです。

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とある雑貨屋(土産物屋?)にいた女性。いかにもアイルランドにいそうな女性ですというのは、単なる私の偏見かな。

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「IRL」というのがアイルランドの略称です。ちなみにこのスウィフトという車は、わりと運転しやすい車です。

(つづく)

こういう事件は本当にどうしようもないし、対応が難しい

読者の皆様もご存じの事故についての記事を。

>運転の87歳、車で徘徊か 自宅も素通り 横浜小1死亡
朝日新聞デジタル 11/4(金) 12:01配信

運転の87歳、車で徘徊か 自宅も素通り 横浜小1死亡
「天国へ行っても、勉強がんばってね」というメッセージを紙に書いて供える男性=4日午前7時28分、横浜市港南区大久保1丁目、小玉重隆撮影
 横浜市港南区の市道で集団登校中の小学生の列に軽トラックが突っ込み、1年生の男児が死亡した事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕された合田政市(ごうだまさいち)容疑者(87)は、事故前日の朝に車で自宅を出てから帰宅せず、自宅前も素通りしていたことが捜査関係者への取材でわかった。車に乗って徘徊(はいかい)していた疑いがあり、神奈川県警は判断能力を見極めるため、精神鑑定のための留置が必要との見方を強めている。

 捜査関係者によると、合田容疑者は事故前日の10月27日朝に横浜市磯子区の自宅を出発し、川崎市を通って東京都内に入ったが、すぐに神奈川県内に引き返していたという。その後は事故を起こす翌28日朝まで、横浜市周辺を車で断続的に走っていたとみられる。2カ所で給油をしていた。

 車の荷台には家庭ごみなどが載せられており、合田容疑者は「ごみを捨てに出た」と話しているという。一方で、「どこを走ったか覚えていない」「道に迷った」などと説明があいまいで、供述調書がまとめられない状態という。

 合田容疑者は2013年12月に免許を更新する前、同年11月に検査を受けて認知機能に問題はなかったとされる。(飯塚直人、古田寛也)

さらに次のような記事も。

>「自宅わからず迷っていた」 横浜小1男児死亡事故

テレビ朝日系(ANN) 11/6(日) 13:44配信
 横浜市で小学1年の男の子が死亡した事故で、逮捕された男は「自宅が分からなくなり、迷っていた」と話していることが分かりました。

 87歳の合田政市容疑者は、横浜市港南区で集団登校していた小学生の列に車で突っ込み、田代優君(6)を死亡させるなどした疑いが持たれています。その後の警察への取材で、合田容疑者が「自宅の場所が分からなくなり、道に迷っていた」と話していることが分かりました。合田容疑者は事件当日の朝、自宅の前を何度も素通りするなど車でうろうろしていた可能性があり、警察は合田容疑者を事故現場に立ち会わせて調べるとともに認知症の検査を行う方針です。

>合田容疑者が「自宅の場所が分からなくなり、道に迷っていた」と話していることが分かりました。合田容疑者は事件当日の朝、自宅の前を何度も素通りするなど車でうろうろしていた可能性があり

それが事実とすると、本人なんとか家の近くまで来ることはできていたが、かなり途方に暮れている状況だったのかもしれませんね。

昨年下のような記事を書きました。

認知症というのも、なったら大変だと思う

そのとき私が面接した男性は、自分の住所も電話番号も満足に答えることができませんでした。それでちゃんと効力のある運転免許証を持っていたのには「どうもなあ」でした。この人については、さすがに次の免許証更新の際に更新を断念するかはたまた認知症検査によって更新不可になる可能性が大だと思いますが、しかし少なくともその時点では車に乗ることは何の問題もないわけです。また、現実問題として、免許証がなくても車は運転できます。

さらにちょうどそのころ起きて話題となった事件に、阪急電鉄デロリアン事件があります。当時引用した記事を一部引用します。

>調べに対し、増井容疑者は「大阪の友達に会いに来た。道に迷って線路に入ってしまった」と容疑を認めている。 

引用した記事にはそこまで書かれていませんが、警察の取り調べでは、逮捕された運転手の人は、その友人の名前、連絡先ほかも満足に答えられなかったそうです。そもそもなぜその友人と会おうと考えたのか、なんの当てがあったのか、会う必要があったのか、さっぱりわかりません。たぶん逮捕された人は、そんなことを答えられる状況ではなかったのでしょう。

それで、阪急電鉄の事件では幸い死者、けが人が出るに至りませんでしたが、今回の横浜の事件は、まさに死人を出してしまうという最悪の事態になったわけです。それでこのような事故は、正直防ぐのが極めて困難だと思います。事故にあった少年に落ち度があったわけではもちろんない。ある意味どうしようもないと思います。そして運転手の男性も、刑事訴追に耐えられる人間かもきわめて怪しい。それでこちらの記事を。

>2016.3.1 15:06

認知症事故訴訟、家族に賠償責任なし JR東海の逆転敗訴が確定 最高裁判決

 責任能力がない認知症男性=当時(91)=が徘徊(はいかい)中に電車にはねられ死亡した事故で、家族が鉄道会社への賠償責任を負うかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は1日、男性の妻に賠償を命じた2審名古屋高裁判決を破棄、JR東海側の逆転敗訴を言い渡した。判決が確定した。

 高齢者の4人に1人が予備軍とされ、平成27年で約520万人、37年で約700万人まで増加すると厚生労働省が推計する認知症。最高裁が示した判断は、認知症など高齢者介護の現場に影響を与えそうだ。

 争点は認知症高齢者を介護する家族の監督義務。民法714条では、認知症などが原因で責任能力がない人が損害を与えた場合、被害者救済として「監督義務者」が原則として賠償責任を負うと規定している。1審名古屋地裁は、「目を離さず見守ることを怠った」と男性の妻の責任を認定。長男も「事実上の監督者で適切な措置を取らなかった」として2人に請求通り720万円の賠償を命令した。2審名古屋高裁は「20年以上男性と別居しており、監督者に該当しない」として長男への請求を棄却。妻の責任は1審に続き認定し、359万円の支払いを命じた。

 ただ、同居していた妻は高齢の上、「要介護1」の認定を受けていたなど「監督義務を負わせるのは酷だ」と、1、2審判決に批判も多い。また、介護の方針を決定していたとされる長男の責任についても、認知症を抱える家族らから「同居していない家族に責任を負わせれば、家族による積極関与が失われ、介護の現場は崩壊する」と反発が出ていた。

 平成19年12月7日、愛知県大府市で徘徊症状のある男性が電車にはねられ死亡。男性は当時「要介護4」の認定を受けていたが、同居していた当時85歳の妻らが目を離したすきに男性は外出していた。事故後、JR東海と遺族は賠償について協議したが合意に至らず、22年、JR側が「運行に支障が出た」として遺族に720万円の支払いを求めて提訴した。

今回の事件では、刑事訴追は難しい問題もあるかもですが、民事上の問題も重大です。JR東海と今回の被害者の家族とでは、受ける損害とか重大さがちょっと比較の対象にもならなさそうです。このような事件は今後も起きることは必至と考えられるので、本当にいろいろな問題が出てきますね。アルコール依存症の人間が酔っ払い運転をして人身事故を起こすことよりも、認知症の運転の人間が重大事故を起こすということのほうが、あるいはより本質的に重大な問題かもですね。アルコール依存症の人間よりもたぶん認知症の人間のほうが、刑罰による抑止効果も少ないでしょう。

最高裁の判例も、上の判決にみられるようにまだまだ定まっていません。こういうことは、やはり保険でいかに対応するかしかないのでしょうが、いろいろ難しい問題が山積です。認知症(と思われる)人間の交通事故については、今後も私なりに注目していきたいと思います。

亡くなった小学生のご冥福をお祈りして記事を終えます。

刑事裁判というのは、そういう趣旨ではないと思う

過日あった刑事裁判の話を。読売新聞より。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20161102-OYT1T50075.html

3人死傷の飲酒事故、危険運転認めず…大阪地裁
2016年11月02日 14時43分
 大阪市中央区西心斎橋で昨年5月、飲酒運転で1人を死亡させ、2人に重軽傷を負わせたとして、自動車運転死傷行為処罰法の危険運転致死傷罪などに問われた元美容師の被告の女(26)の裁判員裁判で、大阪地裁は2日、同法の過失運転致死傷罪を適用し、懲役3年6月の実刑判決を言い渡した。

 飯島健太郎裁判長は「被害者に気づいてブレーキを踏もうとするなど、被告はその場の状況に応じた運転をしており、飲酒の影響で正常な運転が困難な状況だったとまでは認められない」と述べ、危険運転致死傷罪の成立は認めなかった。

 この事故で大阪地検は当初、「飲酒の影響は限定的」として過失運転致死傷罪で起訴したが、遺族らは昨年8月、法定刑の重い危険運転致死傷罪の適用を求め、約17万人分の署名を地検などに提出。再捜査した地検は公判途中で訴因変更し、今年10月から改めて裁判員裁判で審理されていた。

 判決によると、被告は昨年5月11日未明、西心斎橋の駐車場出口の道路でブレーキとアクセルを踏み間違え、自転車に乗っていた河本恵果けいかさん(当時24歳)をはねて死亡させ、友人ら2人に重軽傷を負わせた。

 判決後に記者会見した恵果さんの母、友紀ゆきさん(44)は「判決を聞き、頭が真っ白になった。これでは娘の死が全く報われない。(危険運転致死傷罪の)ハードルが高すぎ、このままでは飲酒運転はなくならないと思う。検察官は控訴してほしい」と涙ながらに話した。

記事中私が引っかかったのがこちら。

>この事故で大阪地検は当初、「飲酒の影響は限定的」として過失運転致死傷罪で起訴したが、遺族らは昨年8月、法定刑の重い危険運転致死傷罪の適用を求め、約17万人分の署名を地検などに提出。再捜査した地検は公判途中で訴因変更し、今年10月から改めて裁判員裁判で審理されていた。

刑事裁判における訴因変更って、署名とかをすることが後押しになってされるってこともあるってことなんですか? それ刑事裁判の趣旨としておかしいんじゃないんですかね。

ご遺族の気持ちはわかりますが、しかしそもそも論として、もともと危険運転致死傷罪の適用は困難だと検察も認識していたってことでしょ。でなければ、最初からそれで起訴していたでしょう。だから裁判員裁判でも、

>被害者に気づいてブレーキを踏もうとするなど、被告はその場の状況に応じた運転をしており、飲酒の影響で正常な運転が困難な状況だったとまでは認められない

ってことになったんじゃないんですかね。もちろん検察が控訴したとして、高裁でどう判断されるかはわかりませんが、たくさん署名が集まった、ならより重い罪に訴因変更しようってのは、私には悪しきポピュリズムにしか思えませんけどね。そういうことは、冷徹に行うべきじゃないですかね。遺族の気持ちがわかるということと、そうすることが正しいかどうかというのはまた話が違うでしょう。

だいたい犯罪被害者、その家族、あるいは遺族の気が済むように重罰を課すというのは刑事裁判の目的ではないでしょうに。それはそれ、これはこれでしょう。あんまりマスコミも、このような感情論を垂れ流すというのはいいことではないと思います。これは記者会見での発言ですから、報道も仕方ない側面もありますが、それが極端になると、私がご紹介した毎日新聞の、闇サイト殺人事件の被害者母親の言語道断の講演を垂れ流す論外の極致の記事になるわけです。

裁判官が判例に固執することを批判して、なにがどうなってほしいんだか

どうでもいい話ですが、この記事を書いた記者あるいは新聞社に「貴記者と貴紙は、この母親の発言を支持するのか」と聞いたら、たぶんお答えなしか「この母親の見解を紹介しただけである」という答えしか返ってこないでしょう。そう考えたので、私はこの記事への抗議のメールを出さなかったのですが、これは間違いでした。回答なし、あるいは言質を取るために、抗議メールを送るべきでした。反省しています。

ところで、これはまた話が違いますが、

>検察官は控訴してほしい

というのは、検察はどう判断するんですかね。たしか

そんなことを言うのであれば、検察は今後裁判員裁判では、量刑不当の控訴はしないのかという話になる

検察は、裁判員裁判での量刑を最大限尊重するんじゃなかったっけ

では、裁判員裁判においては、量刑不当の控訴はよくないという考えでいると思ったのですが、これは危険運転致死傷罪の成立を認めなかったのは不当だという論理構成で控訴する可能性もありますね。いずれにせよ、控訴ということになったら、私なりにこの裁判の今後を見守っていきたいと思います。

フランス語で話をするのも大変だ

過日、仕事の関係で、カメルーン人女性と話をする機会がありました。それで、事前の情報では日本語を話せないという話だったので、それならと思い、フランス語で自己紹介することとしました。カメルーンは旧フランス植民地です。

で、日本人のつきそい(?)の女性と一緒に来た彼女に、私は話しかけました。以下、面倒なので、フランス語は省略します。

私「こんにちは。私はMcCrearyです。私は学生時代に少しフランス語を勉強しました。しかし私にとってフランス語を話すのはとても難しく・・・」

そんなことを言っていると、彼女は流ちょうな日本語で言いました。

「すごい。この人フランス語話せる」

思いっきりうんざりしました。私のフランス語よりは、少なくとも会話についてなら、彼女の日本語のほうが上手です。彼女と話をしていると、フランス語と英語(あと現地語もできるのでしょうが)と日本語もだいぶできる人で、それなら私のフランス語なんか出る幕がありません。

なかなかフランス語で話をするのも難しいと思います。

そういえば昔、ブリュッセルのホテルでフランス語を話していたら、いつの間にか英語になってしまい非常に悔しい思いをしたことがあります。レバノンでも、フランス語で話をしようとしたら、英語で返されたり、露骨に「あんた英語のほうが得意だろ」という顔をされたりします。が、これからもフランス語の勉強は怠らないようにしたいと思います。

ついにアニセー・アルヴィナが亡くなって10年になってしまった

イラン系フランス人の女優であるアニセー・アルヴィナが亡くなったのが2006年11月10日(あるいは11日)です。今日で10年です。このブログでは、彼女が亡くなった11月と誕生日の1月に、彼女関係の記事を載せるようにしているのですが、なかなかネタがないのが現実です。しかし私は、これからも可能な限り彼女の実像を追い求めていく所存です。

何回も同じことを書きますと、私は彼女が好きだからこのブログをやっているのです。政治の記事も、ドルレアック姉妹の記事も(なお彼女は、カトリーヌ・ドヌーヴ1作共演しています)、他の美女の記事も、旅の記事も、最終的には彼女に注目してもらうために書いているのです。人生で絶対しなければいけないことだと私が考えているのが、アニセー・アルヴィナ巡礼の旅です。

というわけで、今回も彼女の写真をご紹介します。私も知らなかった写真ばかりですので、悪くはないと思います。

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フレンズ~ポールとミシェル」の写真。美しい女性は、かくのごとくいいのです。

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「フレンズ」の撮影時のスナップです。ファーストシーンの、彼女がパリに到着したところのシーンでしょう。美しい女性は、かくのごとく美しいのです。「ゲッティイメージズ」の写真はあんまり引用したくないんですが、これは非常に貴重な写真なので、ご紹介します。

Sheherazade (1971) avec Claude Jade

これは彼女が71年に出演したテレビドラマです。12月30日の放送とのことですから、年末の特別ドラマだったのかもしれません。

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72年の「Le Rempart des Béguines」より。隣にいるのは、ニコール・クールセル(Nicole Courcel )。彼女は、「シベールの日曜日」で、マドレーヌという女性を演じていました。今年亡くなっています。

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(たぶん)74年のアラン・ロブ=グリエによる「快楽の漸進的横滑り」にて。このころの彼女は、マジですごい美人だったと思います。まさに私にとって、理想の顔立ちです。

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これも正直あんまり収録するのが気が進まないのですが、78年の「夜明けのバリケード」の際の写真のようですね。彼女は、左から4番目の白い服の女性だと思います。1871年のパリ・コミューンについての映画の模様。

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79年の「気ままなヴィルジニー」での写真のようです。彼女は、日本以外の国では、アラン・ロブ=グリエの映画に出演したことで知られていて、フランスでは、このドラマでの出演がもっとも印象的な活動のようです。なおこのドラマには、過日インタビューをご紹介したアマンダ・ラングレも出演しています。彼女のデビュー作だった模様。「気ままなヴィルジニー」での撮影の話は、拙記事のこちらのインタビューをご照会ください。「気ままなヴィルジニー」の話は、(2)までです。

アニセー・アルヴィナ 1979年のインタビュー(1) アニセー・アルヴィナ 1979年のインタビュー(2) アニセー・アルヴィナ 1979年のインタビュー(3) アニセー・アルヴィナ 1979年のインタビュー(4) アニセー・アルヴィナ 1979年のインタビュー(5)

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1980年の彼女です。「夢・夢のあと」のちょっと前くらいですかね。

なにかアニセーについて動きがなければ、次の彼女の記事は1月です。もちろん何かあれば、即刻記事にします。すみません。私は本当にアニセーのことが好きなんです。たぶん人生で、彼女ほど好きな女優は、もう出てこないと思います。


めずらしい経験

先月浅草寺へ仕事で行きました。浅草なんて、まず最近行くことはなかったので、どれくらいぶりかなと思ったのですが、平日の午後でしたが、非常に天気がよく、たいへんな人出でした。また修学旅行生(地方の小学生から、高校生くらいの関西地方の特別支援学級の生徒、たぶんこれも地方の専門学校の学生らしき人たち)が大勢いました。そしてなんといっても、外国人の多さです。もう、白人、黒人、東南アジア系と思われる頭にベールをかぶった女性、もちろん中国系、韓国系の人たちはいうに及ばず、日本じゃないような光景です。そういうことを口にしている日本人が何人もいました。あらためてそういう時代なのだなという気がします。

それで疲れた私がちょっと道の脇に腰を下ろしました。そうしたら近くに中年の白人の女性が単独で座っていたので、私が何てこともなく「It's hot.」とつまらんことをいったら、彼女は、かなりなまりのある(先方からすれば、私の英語なんかとても聞けたものではないでしょうけど)英語で、私に大要「お菓子を買ったんだけど、食べきれないからあなた食べて」といいました。そしてお菓子を私にくれました。思わず私「はあ」です。

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あんこというのは、外国人は苦手だとされますから(米に砂糖をまぶしたものを日本人が苦手なようなものと考えればいいようです)、あるいはその関係でくれたのかなという気がします。それにしても、前触れなくお菓子をもらうというのもあまり過去に記憶がありません。

にミャンマーで、私が写真をあげた女性から、売り物をもらったことはあります。ただ日本で外国人から何かをもらった経験というのは、私はありません。

単に私、その女性に意味もなく語りかけただけですからねえ。まあこういうのは、瞬間のタイミング、とでもいうものなのかもしれません。もちろん丁重にお礼を申し上げ、ありがたくいただきました。

そういうわけで、名も知らないあなた、ありがとうございます。

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(51)

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では本日のハイライト、目玉、見逃せないにもほどのある、モハーの断崖に行きます。

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駐車場につきます。ここから自由散策です。

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岩の下をくりぬいて、土産物屋、レストランがあります。

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お手洗い、水分補給などをして、ではモハーの断崖へ出発です。

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アイルランドの三色旗が見えます。アイルランドでユニオンジャックを見ることは、ほとんどありませんでした。

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こういう景色は、まさに外国に来たのだなという気にさせてくれるというものです。

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逆光に美しい光景です。

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放牧されていて、牛や馬がいます。

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まずは塔まで歩きます。

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では突端まで歩きます。

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記念写真を1枚。このときは、なぜかたくさん自分の写真を撮ってもらいました。

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さらに歩きます。

(つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(52)

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ではゆっくりとモハーの断崖を見学することとします。

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あちらのほうまで歩いていくこととします。

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海もきれいというべきか、なかなか美しい色です。

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柵があって、その向こうには家畜がいます。

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高くなっている道と低い道があり、高いほうが景色はいいのは当然ですが、しかし低いほうが当然ながら安全です。私は高いほうを歩きました。

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時にこうやって、低いほうから高いほうへ移動する人もいるわけです。この日はやや道がぬかるんでいました。

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こういうところで足を滑らしたらかなりまずいことになります。

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うーん、大西洋を眺めるのもいいですね。

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今になって考えてみると、この日のこの時間は、本当に天気が良かったと思います。必ずしもこの日の違う時間、違う場所はいい天気でもなかったのだから、この時はちょうど運がよかったということなのでしょう。

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だんだん目的地まで近づいてきました。

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記念写真を撮ります。みな快く撮ってくれます。ありがたいことです。

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馬もいます。

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なかなかいいでしょ?

(つづく)

やはり浅田真央に明日はなさそうだ

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当ブログで、二言目には「大っ嫌い」と私が書く浅田真央が、GPシリーズのエリック・ボンバール杯に出場しました。

>浅田真央、自己最低9位に涙あふれ「自信を失った」
日刊スポーツ 11/13(日) 6:49配信

浅田真央、自己最低9位に涙あふれ「自信を失った」
GPフランス杯のフリーを終え、ミックスゾーンで涙する浅田(撮影・高場泉穂)

 真央が「自信を失った」と涙をこぼした。ショートプログラム(SP)で8位と出遅れていた浅田真央(26=中京大)は、フリーでもジャンプにことごとく精彩を欠き、100・10点(技術点39・64+演技構成点60・46点)、合計161・39点で9位に終わった。シニアデビューした05-06年シーズン以降の試合では自己最低順位となった。

 トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回避している冒頭のダブルアクセル(2回転半)こそ何とか降りたが、以降は3回転ジャンプのほとんどが2回転に。最後のループではなんとか3回転回ったが、着氷が乱れて加点を稼ぐジャンプとはならなかった。

 演技直後のミックスゾーンで取材を受ける間に目から涙があふれ出し、「ティッシュはありますか」と要求。しばらく涙をふいて落ち着くと「滑りもジャンプもすべてがうまくいっていない。(涙の理由は)悔しさだったり、がっかりだったり、ふがいなさだったり、いろんなことです」と話した。

 2季連続のGPファイナル出場は逃し、次戦は世界選手権切符をかけた全日本選手権(12月23日開幕、大阪)となる。「自分が望んで選手生活に戻ってきた。もう1度その気持ちを奮い立たせてやりたい」と言葉を振り絞った。

・・・・・(笑)。

でも、これならどっちみち日本選手権のみに調整できますから、これもそんなに悪い話ではないかもです。GPファイナルと日本選手権に両方出場するのは、現在の彼女には酷でしょう。

過日浅田真央について、こんなニュースが報じられました(魚拓)。

>「よくやった!」60代男性の68%が「浅田真央は引退すべき」

NEWS ポストセブン 11/2(水) 7:00配信

「よくやった!」60代男性の68%が「浅田真央は引退すべき」
「真央ちゃんはよくやった」の声が多数
 米国で行なわれたGPシリーズ開幕戦では17歳の三原舞依が3位に輝いた。一方でかつての世界女王・浅田真央は6位に沈んだ。GPファイナル出場は絶望的だ。“国民の娘”の大不振に、世のお父さんたちからは「真央ちゃんはよくやった。もう競技の第一線から身を引いて、20代の女の子として青春を楽しんでほしい」との声が殺到している。

 スポーツジャーナリストの織田淳太郎氏は、浅田の開幕戦の姿を見てこう話す。

「ソチ五輪では、SPで大失速しながらも、フリーで完璧な演技を見せて日本中が涙した。残念ながら今回はキレもパワーも、あの頃に遠く及ばない。とはいえ、怪我を抱えるなかで懸命に滑っている。もうゆっくり休んでほしいという気持ちになってしまいました」

 浅田のキャリアと実力をリスペクトするがゆえの織田氏の意見は、年輩の男性ファンを代弁するものかもしれない。本誌が50~70代の読者300人に緊急アンケートを行なったところ、全体の53%(159人)が「引退すべき」と回答。60代男性に限れば、その数は68%にも上った。その理由は以下のようなものだ。

「若い子たちに負けて悔しがる姿よりも、プロのアイスショーでのびのびした演技が見たい」(61歳男性)

「最近はますます女性らしい丸みを帯びた体つきになった。これまで日本中に元気を届けてくれたんだから、そろそろ恋でもして、女性としての幸せを感じてほしい」(75歳男性)

 (中略)

「引退すべきでない」と回答した人の中でも、

「本人が『辞めない』というのだからやらせてあげたいが、素人目にもそろそろ限界なのかもと感じてしまう。何より、最近は滑り終わった後に真央スマイルが見られないのが悲しい」(51歳男性)

 (後略) 

もちろんこれは、素人さんの意見ですが、でもそんなに間違ってはいないですよね。多くの人間は、浅田真央の現在を見て、今後の展望を描けないでしょう。

彼女が競技者として継続するとなると、本気でオリンピックの金メダルを取ることを目指すか、カタリーナ・ヴィットのように順位ではなく出場して演技をすることを目指すかということになります。で、彼女は一応本気で金メダルを目指しているのだろうと思います。しかしかなり厳しそうですね。今シーズンの世界選手権で日本代表になれるか、来シーズンはさらに厳しくなるのではないか、というところではないでしょうか。

それで私が読んで、「おや」と思った記事がこちら(魚拓)。 

>【フィギュア】真央「あと2年」平昌が集大成!

スポーツ報知 10/22(土) 6:08配信

 【ホフマンエステーツ(米イリノイ州)20日=高木恵】真央のラストダンスへの「カウントダウン」がスタートする。フィギュアスケートの今季グランプリ(GP)シリーズ第1戦・スケートアメリカ開幕前日の20日、浅田真央(26)=中京大=は会場で練習を行い「あと2年しかない選手生活」と2018年平昌五輪を集大成とすることをあらためて明言。今季は左膝の故障もあり、調整が遅れているが、2年後へ“真央ペース”で加速させていく。女子ショートプログラム(SP)は現地時間21日に行われる。

 平昌五輪のプレシーズン本格開幕を前に、真央は透明感のある声に決意を込めた。

 「もうあと2年しかない選手生活。自分の目指す演技をして、結果がついてくればうれしい。(平昌五輪まで)カウントダウンであと2年、1年ってなってくるし、去年以上にどんどんやる気が出てくると思うし、今年も全力を出して、来年もさらに加速していけたらいい」

 力みのない自然体の笑顔で、18年2月までの道のりを見据えた。

(後略)

浅田真央が来シーズンで引退することは誰でもわかりきっていますが、しかしこれある意味「自分は2年間はなにがなんでも現役を続ける」という意味合いですよね。つまり今シーズンでどれだけ成績が悪くても現役は来年も続けるという。

それって決していい選択じゃないんじゃないのと思いますが、どうなんですかね。もちろん彼女が今シーズンいっぱいで現役を引退したところで、話が違うじゃないか、悪い、という人もいませんが、彼女の競技者としての今後にそんなに明るい未来が待っているようには思えませんね。やっぱりソチで引退した方がよかったのでしょう。たぶん今の彼女は過去のスケーターでしょうね。そんなことは予想できていましたが、やっぱりです。やはり浅田真央に明日はなさそうです。なお一番上の写真は、スケートアメリカ、2,3番目の写真はフランスでのものです。

香港に行けなかったからではないが、上海に今月中に行くつもり

香港に行けなかったからではないのですが、上海に行く予定です。前にも記事にした、ピーチの上海就航で、安いチケットが入手できたので、では行こうと思ったわけです。

LCCですので、日付が変わった直後に出発して、日本帰国は早朝ですので、現地では相当ゆっくりできます。エクスカーションをしてもいいし、博物館を回ってもよさそうです。

あと上海の北朝鮮レストランというのもなかなかいいという情報もありますので、可能なら行ってみようと思います。写真は撮れないかもですが、北朝鮮ビールを飲んできます。東南アジアの北朝鮮レストランではおいてないことが多いのです。

上海には、今年の3月に行っています。同じ海外の都市に1年で複数回行った経験があるのは、ソウルとヤンゴンくらいです。まあ今回は、LCCのプロモーション価格にひかれて行ったということですが、でも上海というのも面白いにもほどがある街ですから、今回も面白い旅行にはなると思います。ただ記事にできるかは未定です。

今年の年末年始は、本来の予定ではコルカタに行くつもりだったのですが、諸事情あって中国のどこかへ行くことになりそうな気がします。そうすると、いまだ行ったことのないところに行きたいので、たぶん中国東北地方でも行くことになりそうです。そうなると、丹東あたりも面白そうです。私は、板門店で北朝鮮を見たことはありますが、中国側から見てもよさそうです。

すみません、すべて頭の中の計画でしかないので、全然違う旅になる可能性も多々あります。

現在の旅行の予定としては、年末年始の旅のあと1月中にヤンゴン(私も飽きない人間です)、香港(10月に行けなかったので、今度は行くつもりです)、2月にソウル、3月に今年行くつもりで行けない模様であるシンガポール、マレーシア、インドネシア、もしくは台湾に行きたいと考えています。が、記事は、アイルランド・英国紀行優先なので、記事になるかどうかは未定です。14年~15年の北京・天津紀行も、記事にするに至っていません。

あ、もちろん上の旅行の計画も、すべて机上の空論です。が、来年は、絶対キューバと米国、あるいはカナダにはいきたいとは考えています。

 

ロバート・ヴォーンが亡くなった

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俳優のロバート・ヴォーンが亡くなったとのことです。記事を。

>米俳優ロバート・ボーンさん死去 「荒野の七人」「ナポレオン・ソロ」

2016.11.12 Sat posted at 17:05 JST

米俳優ロバート・ボーンさんが死去

「荒野の七人」や「0011ナポレオン・ソロ」に出演
(CNN) 米映画「荒野の七人」やテレビ番組「0011ナポレオン・ソロ」などへの出演で知られる米俳優ロバート・ボーンさんが11日死去した。83歳だった。ボーンさんのマネジャーが明らかにした。
急性白血病を患い、ここ数カ月間闘病生活を続けていたという。
ニューヨーク生まれで、母親は舞台俳優、父親は声優だった。徴兵され、陸軍で教練教官などを務めて除隊した1960年に俳優業に転身。映画「都会のジャングル」での演技力が認められ、アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされたこともある。
情報機関の諜報(ちょうほう)員のヒーローとして国際的陰謀に立ち向かう「0011ナポレオン・ソロ」での役柄が、人気男優としての地歩を固めるきっかけとなった。ボーンさんは以前のインタビューで同番組について「テレビ版のジェームズ・ボンドだった」と振り返ったことがある。
「スーパーマンⅢ」「タワーリング・インフェルノ」など映画のヒット作品にも出ていた。最近では人気テレビ番組の「ロー&オーダー」に登場していた。

彼の死で、「荒野の七人」の7人の俳優たちはみな亡くなったことになります。最初に亡くなったのは映画監督でないスティーヴ・マックイーンですって、そんなん当たり前ですが、こんな注釈をつける日がくるとは思わなかったな。

それで、公表されている生年では1932年生まれとのことですので、彼はマックイーンより若かったんですね。マックイーンは1930年生まれです。「荒野の七人」でも、そんなに若々しいイメージではありませんでしたが、彼自身は映画出演時まだ20代後半だったわけです。

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で、私はさすがに「0011ナポレオン・ソロ」を見ている年齢ではありませんが、彼の出演した映画で好きだったのが「ブリット」での上院議員役です。あんまり好きになれないタイプの人間をうまく演じていました。それで、彼は刑事役であるマックイーンより年下だったわけです。映画を観た限りでは、そんな印象もありませんでしたが、そうだったわけです。同じマックイーン主演で「タワーリング・インフェルノ」でも彼は上院議員をやっていました。もっともこの映画では、マックイーンと直接一緒に演技するシーンはなかったはずです。

それから、彼の死で、また「刑事コロンボ」で犯人を演じた方(彼は被害者も演じました)が亡くなったわけですね。昨年セオドア・ビケル(バイケル)も亡くなっていますし、なにしろ最初のシリーズは1970年代の制作ですから当然といえば当然ですが、やはりさびしいものはあります。

正直私もあんまり外国(米国のということになりますが。ただし晩年英国BBCのドラマにも出演しています)のテレビドラマに詳しくないので、テレビでの彼の活躍をそんなに知っているわけでもないのですが、亡くなったと聞いてすぐに記事を書きたくなってしまう、そんな俳優さんでした、私にとっては。

ロバート・ヴォーンさんのご冥福を祈って、この記事を終えます。

ちょっとよろずたてこんでいます

すみません。最近よろず(仕事、私生活、趣味、体調その他)立て込んでいるので、明日以降更新できるか不明です。コメントの返しも滞っていて申し訳ございません。しばらく休むかもです。


体調を崩しました

よって本日は、形式的な更新です。ごめんなさい。少なくとも土日週末の記事は、旅行の記事ですので更新します。

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(53)

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さらに、遊歩道(?)の続くほうへ歩きます。写真もたくさん撮ります。

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大西洋を見るのもなかなかいいものです。

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適当に寝っ転がる人もいます。

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真っ平ですが、天然か人工か。

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なかなかきれいです。

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特に高いところが苦手なわけでもないですが、やはりちょっと緊張します。

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いちおう一番端らしきところまで来ます。

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記念写真を1枚。頼むとみな快く写真撮影してくれます。ありがたいことです。

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馬もグータラしています。

(つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(54)

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このような逆光もなかなかいいものだと思います。

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緑がきれいです。さすがアイルランド。

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日本ではなかなかお目にかかれない光景です。

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また記念写真。あんまり自分の写真を撮ることはしないのですが、この時はそうでもありませんでした。

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こうやって馬も休んでいます。

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ゆっくりと名残惜しく歩きます。

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道が2つあって、左のほうは低い道で、安全志向(?)の人が通り、右は高い道で、危険を顧みない(というほどではありませんが)、景色がいいほうがいいと考える人間が通るのでしょう。写真を見ればわかりますが、私は高いほうの道を通ります。

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柵は、放牧のためにあるのでしょう。

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また砦に戻ります。

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ようやくバスに戻ります。

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バスに乗り込みます。

(つづく)

凡太郎さんへ。すみません。あなたからコメントをいただきましたが、これは間違って更新してしまったものでしたので、とりあえず記事自体を隠したので、コメントが表に出せなかったことをお詫びいたします。

年末年始の旅は韓国になった

今年こそはコルカタ(インド、旧カルカッタ)に行くなんてそこらじゅうで宣言していたのですが、諸事情あり、大連に行こうという気になり、そうしたら韓国行きの航空券が安く買えたので、今年は韓国に行くことにしました。年末年始を韓国で過ごすのは、これが3回目です。

今回は、関空⇔釜山を、ピーチで行くことにしました。昨年~今年の年末年始の旅も、関空⇔台北をピーチで行ったので、そうなると2年続けて関空からのLCCの旅ということになるわけです。

今回は、12月29日出国の1月3日帰国で、12月31日~1月2日はソウルに滞在してカウントダウンを楽しみます。ほかは予定を立てず、多少なりとも出たとこ勝負、即興の旅をしようかと考えます。

今年は、昨年~今年の年末年始の旅から数えると、2月の韓国、7月の韓国、8月の台湾、11月の上海と、5回ピーチを使っています。欠航で行くことのできなかった香港も、会社は違いますが(バニラ)LCCです。近場なら機内サービスなんか別に要らないから、安いほうがいいに決まっています。そう考えると、2017年もLCCを繰り返し利用することになりそうです。

 

賞金女王になった3年後にシード落ちする女子プロゴルフ

私はゴルフには全く詳しくない人間ですが、この記事には驚きました。

>森田予選落ち…賞金女王から“最短”3年でシード落ち確定

スポニチアネックス 11/19(土) 7:02配信

 ◇女子ゴルフツアー大王製紙エリエール・レディース第2日(2016年11月18日 愛媛県松山市 エリエールゴルフクラブ松山=6474ヤード、パー72)

 13年賞金女王の森田理香子(26=リコー)が通算1アンダーの60位で予選落ちし、賞金シード陥落が決定した。5バーディー、2ボギーの69をマークしたもののカットラインに2打及ばず、今季18度目の予選落ち。戴冠から3年での暗転も、最終予選会に出場して再起する。テレサ・ルー(29=台湾)が大会コースレコードタイの62をマーク。通算15アンダーで単独首位に立った。

 涙は必死にこらえた。今季4度目の60台も、18試合目の予選落ち。賞金シードを手にするには優勝しかなかった森田がわずか2日で姿を消した。

 「今までならピンが端に切ってあると保険をかけて安全に狙っていたが、今日は自分がバーディーを取りたいという気持ちが強く出た。一番いいゴルフができた」。強がりでなく事実、攻めて69をマークした。1番で3メートルのバーディーパットを決め、6番パー4では2メートルにつけてバーディー。9番でボギーも、10番からは4ホールで3バーディーと盛り返した。16番で1メートル弱のパーパットがカップに蹴られるなど「4、5回短いのを外した」とグリーン上で苦戦したが、今できるベストプレーをした自負はある。

 13年に賞金女王となって3年。歯車は少しずつ狂った。14年に1勝も賞金ランク16位、15年20位と下降。「女王としてちゃんとしなきゃいけないと重圧を感じていた」とのプレッシャーが飛ばし屋で思い切りのいい森田らしさを奪った。同時にアプローチで手がうまく動かないイップス状態に陥り、13年に36位(62%)だったリカバリー率は今季は94位(50%)にまで下降。必死に隠そうとしたその事実も、夏に自ら明かし、現在は徐々に復調。5バーディーを奪えたこの日は「女王を獲ってから守りのゴルフに入ってしまった。気づいたのも遅すぎたけれど、忘れた感覚を思い出せた。QT(予選会)でも攻めたい」と力強かった。

 来季の出場権を懸けて争う最終予選会(29~12月2日)に臨むのはプロデビューした08年以来。女王になった選手が賞金シードを失ったことは過去にもあるが、3年後の陥落は最短。でも、「まだ26歳。これからという気持ちだし、これで終わりたくない」と前を向く。大会前には師匠の岡本綾子に指導を受け、必死に復活への糸口を探った。女王の冠を外して、再出発する。

 ≪過去4人は10年以上後に喪失≫1988年のツアー制度施行後、賞金女王になったのは18人。そのうち出場義務試合を果たし賞金シードを喪失した選手は88年賞金女王の吉川なよ子、90年・高村博美、92、95年・塩谷育代、98年・服部道子の4人。ただ全員、女王となってから10年以上後に陥落。(06年1位の大山志保は3年後に公傷制度適用。08年1位の古閑美保は11年限りで現役引退などの例はある)賞金女王による特別シードは88年から99年までは5年で、00年以降は3年。森田の場合は、特別シードも今季限りだった。

報道で、彼女が非常に厳しい立場にあるというのは知っていましたが、それでもやはりシード権を失ったというのは驚きでした。こういう記事を読んでつくづく感じるのは、ゴルフってのも成績が安定しないスポーツだなということです。

体力的な衰えとかケガなどで活躍できないのは仕方ありません。しかし森田理香子の場合、そういう話でもないでしょう。衰えやケガではなく調子が悪いということでしょう。それでシード権すら失うのですから、それも厳しいなと思います。

実力と成績の世界ですから、成績が出なければ厳しい立場になるのは仕方ありません。しかし26歳で、しかも3年前の賞金女王がシード権を失うというのは、やはりゴルフならではではないですかね。ケガとかなら仕方ありませんが、そうではないようですから。

それでずいぶん以前ですが、こんな記事を書いたことがあります。

「おいおい」と思うが、しかし実情はかなり厳しそうだ

上の記事で私は、かつて1億円以上を稼ぎながらも現在は下部のトーナメントで奮闘している男子プロ、トーナメントプロになったのに窃盗事件を起こした某女子プロを紹介しました。もちろんこれは犯罪ですから論外ですが、この人はすでにプロの世界を去っているようですね。森田は、男子プロと同様、過去の栄光を追いかけることに(少なくとも来シーズンは)なり、苦しい立場に追い込まれるわけです。ここからどうするかですね。もちろん再びシード権を獲得することをめざすしかありませんが、なかなか難しいのかもですね。最近もいろいろ話題の新人が登場してきているし、また彼女らも、いつ森田と同じ立場になるか分かったものじゃありません。

プロスポーツの世界というのは、いうまでもなく好きでやっているものです。「巨人の星」みたいに、親から強要されてやっているのでは、やはり長続きしないでしょう。森田の場合、13年の賞金女王になった時点で、3年後のこの姿を想像するなどということは、空想次元であり得なかったと思います。これでは、ゴルフを続けるのもつらいということになるかもですね。それはプロである以上仕方ありませんが、やはり彼女もこのままでは終われませんよね。まさに死に物狂いで頑張るということになりそうです。

森田理香子さんの来シーズンの健闘を祈ってこの記事を終えます。

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