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あるテレビ業界の実態

過日「どうもなあ」と思う記事を読んだので、全文引用させていただきます。まあこのブログは金をもらっているわけではないので、このような引用もありでしょう。

「ADはゴキブリ」と言われ… 28歳女性が語る過酷なテレビ業界

森田岳穂

 広告大手の電通に勤めていた新入社員の女性が過労自殺した問題を機に、労働環境を巡る問題があらためて注目を集めています。数年前までテレビ番組制作会社に勤めていた都内の女性(28)は、自殺した女性のツイッターを見て、自身の過酷な体験と重ねています。上司から「ゴキブリ以下だ」と言われた、仕事の実態とは? 記者が取材をしました。

在京キー局の子会社に就職

 女性は都内の私立大学を卒業。小さい頃から大好きだったテレビの世界で働きたいと、テレビ局を中心に十数社の面接を受けた。

 希望の局からの内定は得られなかったが、在京キー局子会社の番組制作会社から総合職の内定をもらうことができた。「激務だ」とは聞いていたが、テレビ業界で働けることがとにかく嬉しく、就職を決めた。

週に2日は徹夜 寝ずに出勤も

 バラエティーの特別番組のチームにADとして配属されると、出演者の控室の準備、再現ドラマへの出演、食事の手配など様々な仕事を任された。

 数十人いる先輩たちの好みを把握し、毎朝コーヒーを入れるのも女性の仕事。銘柄を間違えるときつく怒られることもあった。一方、同期の男性がお茶くみをさせられることはない。疑問を感じつつも「どんな仕事でも必要なこと。頑張ろう」と言い聞かせた。

 上下関係は絶対。時には理不尽なことでも責められた。コーヒーチェーンで買ったコーヒーを席に置いていたら、女性の先輩に「お金があるのね。私はコンビニのコーヒーなのに生意気」と嫌みを言われた。それからは中に何が入っているか分からない入れ物を用意して飲み物を飲むようにした。

 勤務時間は長時間に及んだ。午前10時~午後10時が平均的な勤務だったが、お昼休憩は15分程度。トイレなどでの離席も5分まで。先輩が目をひからせ、少しでも長く離席すると嫌みを言われ、離席する際はホワイトボードに名前を書くように命じられた。

 複数の番組を任されるようになると、週に2日は徹夜した。先輩の中には後輩に仕事を命じ、夜の街で飲み歩いてから仕事が終わっているか確認しに来る人もいた。

 常に先輩におびえながら、怒られないように仕事を進めた。朝5時まで働き、始発で帰宅。家でシャワーをあびて1時間ほど仮眠をして出社した。起きられずに遅刻してしまい、先輩の叱責を受けてからは、仮眠をやめた。そんなときは、個室トイレに座ったまま寝てしまったこともある。

 一カ月に徹夜明けの1日しか休みがもらえないこともあり、残業時間はひどい時で月に170時間近かった。給与は額面で40万円を超えたこともあったが、時給に計算しなおせば、コンビニのアルバイトより低かった。


体重は9キロ増 全身にじんましん

 ストレスから深夜勤務の合間に夜食を重ね、先輩が離席した隙を見計らって甘い菓子を大量に食べた。気づけば入社から半年もせず体重が9キロも増えていた。朝起きると全身にじんましんが出ていたこともある。

 番組完成後の打ち上げは毎回朝まで。男性社員から、居酒屋で誰も食べたがっていないバニラアイスを注文され「エロっぽくなめて食べろ」と命令されたこともあるが、かたくなに断った。ディレクターから「ADなんてゴキブリ以下だ」と言い放たれたこともある。

 理不尽な言動に接し、余裕を失っていく中、体だけでなく、心にまで変調が出始めた。常に情緒不安定で、道で人とぶつかると怒りがこみ上げた。今では信じられないが、相手を蹴り返したこともある。

 人に会う時間もなく、友達は減っていった。久しぶりに会っても、「人相が変わった」「怖い」と言われたが、「そんなことない」と強く反論した。「今思えば異常な状態だった。当時はそんなことないと思っていましたが、顔つきまで変わっていたのだと思います」

病院に行かせてもらえず後遺症

 体も悲鳴をあげていた。寝不足のまま、ロケ現場で重い荷物を持って走っていた時に道路の段差につまずき、足首をねんざ。痛みに耐えられず会社に戻ったが、先輩に話すと、「歩いたなら大丈夫だろ」と病院には行かせてもらえなかった。

 そのまま3日働いたが、足の腫れはおさまらない。痛みで眠れなかった。部長に直談判して許可をもらい、4日目に病院に行けた。医者からは驚かれ「手遅れだ」と告げられた。痛みは治ったが、足首の下の骨は、治療せず働き続けたせいで変形し、今でも出っ張ったままだ。

 「好きな靴を選べなくなりました。細めだった足首が、自分で言うのもなんですが自慢だった。それが太くなってしまって、今でも悲しいです」。女性は出っ張りにあたらないように選んだスニーカーをはいた足首を記者に見せ、悲しそうに話した。

過酷な体験を語った女性

過酷な体験を語った女性
先輩「忙しくても死なないから大丈夫」

 「これでは健康を害していい番組が作れない」。上司や先輩に職場環境を改善した方がいいと伝えたが「これがうちの業界。ルールに従え」と口々に言われた。

 あまりの忙しさを先輩に相談しても「どんなに忙しくても死なないから大丈夫。まだ死んでいないから大丈夫」「テレビで生きて行くなら、思いきり染まるしかない。まずは性格から変えないとダメだ」と言われた。

 「ああ、これがここでの普通なんだな」と思う半面、女性には違和感しかなかった。あこがれていた世界とは言え、体も心ももたない。辞めたいと何度も思った。

 それでも、女性を踏みとどまらせたのは、大きな仕事も少しずつ任されるようになっていったからだ。応援してくれる両親にも、いい報告をしたい。頑張り続ければいつか本当に評価してもらえるかもしれない。昔から曲がったことが大嫌いな性格。自分が声を上げ続ければ、職場環境が改善されるかもしれない。そんなことも思った。


評価が裏目 先輩から嫌がらせ

 1年目の冬。初めて撮影現場の責任者を任された。収録後、アナウンサーら出演者からは「あなたのおかげでやりやすくできた」「ありがとう」と評価してもらえた。「会社に入って初めて、ほんとに嬉しくて、泣きました。今まで色々あったけど、やっと認めてもらえるんだって」。

 ところが、そのことが気にくわなかったのか、女性の先輩社員からの嫌がらせが始まった。休日に呼び出され、週明けでも間に合う仕事を命令され、編集室にカギをかけられ閉じ込められた。

 「枕営業している」「どうせコネがあるんだ」。こんな根も葉もないうわさをされたこともあった。「頑張ってやっと評価してもらったのになんでこんな仕打ちを」。あまりにも理不尽だと感じ、いつかは辞めようと決心した。

 それでも、春前には新しい職場への異動が決まり、「まだもう少し頑張れる。きっと本当に認められるはず」と自分に言い聞かせた。

     ◇

 高学歴の人が憧れの職業に就くと、劣悪な労働環境が見えにくくなることがある。

 甲南大学准教授の阿部真大さんは、朝日新聞の取材に「高学歴の『エリート』といわれる層の長時間労働には冷たくなかったのか」と問題提起する。

 阿部さんは、専門性があり転職が容易な外国のエリートと違い、他社に移りにくく人材の流動性が低い日本の雇用環境の中では「組織で経験を積むことが最大のキャリアアップになっている」と指摘している。(朝日新聞11月30日「(耕論)過労をなくすには」)

 独立行政法人労働政策研究・研修機構がまとめた長時間労働者の割合の国際比較(2014年)によると、日本は21.3%。北欧スウェーデンの約3倍、ドイツと比べても2倍も多さになっている。

日本 21.3%
アメリカ 16.6%
カナダ 11.8%
イギリス 12.5%
ドイツ 10.1%
フランス 10.4%
イタリア 9.7%
オランダ 8.9%
デンマーク 8.3%
スウェーデン 7.3%
フィンランド 7.9%
香港 30.8%
韓国 32.4%
オーストラリア 14.6%
ニュージーランド 15.1%


「元の自分に戻れなくなる」 28歳女性がテレビ業界を辞めるまで
森田岳穂

 職場での嫌がらせや異常な長時間勤務。テレビ番組制作会社に数年前まで勤めていた女性(28)は、体も心も限界に近づく中、退社することを決めた。せっかく入れた憧れの業界。正社員の職を3年も待たずに辞めることに抵抗がなかったわけではない。電通新入社員の過労自殺が「他人事ではない」と語る女性は「仕事は続けることが大事なんじゃない」「辞める選択肢もある。命を絶たないでほしい」と強く訴える。

異動しても、劣悪な環境は変わらず

 新人時代は、午前10時から午後10時、昼休みは15分という過酷な環境だった。番組を担当すれば週に2日は徹夜した。それでも「まだもう少しがんばれる」と耐えた。

関連リンク:「ADはゴキブリ」と言われ… 28歳女性が語る過酷なテレビ業界

 入社から1年後には、撮影用カメラなどを扱う技術系の部署に異動。新たな人間関係ができ、何かが変わるかも知れない。わずかな希望を胸に、働き続けたが、状況は変わらなかった。

 女性の訴えに耳を貸さない上司。職場での嫌がらせを見て見ぬふりする同僚たち。パワハラやセクハラを訴える窓口は会社になかった。就職面接でお世話になった総務部の社員に相談したり、上司に直談判したりしたこともある。話を親身に聞いてくれる人はいたが、何も変わらなかった。

「愚痴とか言われると迷惑」

 悩みを共有できる同期もいなかった。同期も過酷な勤務状況だったはずだが、会社での雰囲気は「同期は競争相手」。別々の部署に配属後は激務の中で接する機会もなかった。

 その上、ある同期から呼び出しを受け「おまえが愚痴とかネガティブなことを言うと同期全体の印象が悪くなるから迷惑。同期のためにも絶対に言うな」と言われたことがあり、なおさら相談はできなかった。

 ただ、いくら追い詰められても自殺を考えたことはなかった。心身ともに弱る中でも先輩たちへの怒りや哀れみのほうが大きかった。「自分が死ぬなら、先輩たちに死んでもらいたい。あの人たちは手のかかる子ども。愛情不足な子が、いびつな表現をしてしまうように、この仕打ちも自分への愛なんだろう」。そんな風に思うと、理不尽な言動に触れても少しは心が落ち着いた。

 テレビ業界へのあこがれは強かったが、自分への仕打ちはどう考えても理不尽だと思った。母親から「他の人たちががんばれているなら、もしかしたらあなたにも問題があるかも」とアドバイスされたこともあったが、「自分はこの業界のルールには染まれない」。だんだんと、仕事を辞めることに心が傾いていった。

会社、辞めます

 「俺の時はもっとひどかった」で済ませる上司では話にならない。会社の幹部に直接相談すると、真剣に話を聞いてくれ、「考え直してみて」と引き留められた。

 会社自体が嫌いなわけでも、仕事が嫌いなわけでもない。よくしてくれた先輩たちもいる。それでも「このままだと失うもののほうが大きい」と、退社を決め、幹部に伝えた。それから3カ月は、撮影現場の仕事も続けながら本社で退社への事務手続きや幹部との話し合いを重ねた。

過酷な体験を語った女性
退社 開放感しかなかった

 入社から2年。手続きを終え、ついに退社の日を迎えた。送別会はなかった。「お疲れ様。これからも頑張って」。幹部にねぎらわれ、本社の建物から出ると、開放感が胸にわき上がった。「ここから人生が始まるんだ」。

 その日は実家で家族とともに食事した。移動中やトイレの個室で食事をかきこんだ日を思い出すと、家族とのんびりすごす時間がうれしくてしかたなかった。「こんなに早い時間に夕食が食べられるなんて」。

 今は親からの支援と貯金で学費を払い、大学院で学び直しながら、就職先を探している。勤めていた会社のそばを通ることもあるが、窓からもれる明かりを見ると「もうあそこに戻らなくていいんだ」と嬉しくなるという。


選択肢ある 人生絶たないで

 30歳も近づき、この先の不安がないわけではないが、「悔いはない。辞めることは逃げることじゃないと思う」。大学時代は、「お金も稼ぎたい。すごい仕事をしていると思われたい」という気持ちもあったが、今は違う。企業の知名度や給与にとらわれず、自分らしく働ける新しい職場を見つけたいと思っている。

 もしも、あのままだったら限界を迎えていた。がんばり続けて心を病んでしまった同業者も見てきた。テレビ業界全体が悪いとも、会社が悪いとも思わないが、過酷な職場があるのも現実。他人事と思わず、もし自分だったらと置き換えて、周囲への優しさを持ってほしいと願い、今回は取材に応じてくれた。

 友人に会うと、顔つきが前のように戻ったと言われるといい、「今は本当に幸せ。自分を取り戻せた気がする」と晴れ晴れとした表情で話す。だからこそ、電通の新入社員の過労自殺のニュースを見た時は胸が痛んだという。

 「私は自分を責めすぎずに、相手がおかしいのではと思えたけど、真面目な人ほど自分を責めてしまうんだと思う。会社のためになんか死なないで。仕事は続けることが大事なんじゃない。自分らしく生き生きと働けないと、大切なものを失う。お願いだから、人生を絶たないで、別の選択肢があることも、考えてほしい」

1人で悩まず相談を

 新入社員や若手社員などは社内での立場も弱く、悩みを一人で抱え込んでしまうことも多い。過労死等防止対策推進法が2014年に施行されたことなどを受け、仕事上での人間関係や長時間労働の悩みなどの相談に、社会保険労務士や保健師、臨床心理士らが対応する電話窓口を厚生労働省が設けている。

 同省によると、2015年9月の開設から半年で約3千件の相談が寄せられたという。

 「こころの耳電話相談」(0120・565・455)で、受付日時は月・火曜日の午後5時~午後10時と、土・日曜日の午前10時~午後4時(祝日、年末年始のぞく)。

 この方は、

>もうあそこに戻らなくていいんだ

ということになって本当に良かったですね。たぶんそう考えられない人の中の誰かが、自殺などの最悪の事態になってしまうのでしょう。

それにしても、

>独立行政法人労働政策研究・研修機構がまとめた長時間労働者の割合の国際比較(2014年)によると、日本は21.3%。北欧スウェーデンの約3倍、ドイツと比べても2倍も多さになっている

日本 21.3%
アメリカ 16.6%
カナダ 11.8%
イギリス 12.5%
ドイツ 10.1%
フランス 10.4%
イタリア 9.7%
オランダ 8.9%
デンマーク 8.3%
スウェーデン 7.3%
フィンランド 7.9%
香港 30.8%
韓国 32.4%
オーストラリア 14.6%
ニュージーランド 15.1%

というのは、日本もそうですが、香港と韓国がとびぬけて高いというのはどうもですね。儒教文化圏にはそういうことを招きやすいところがあるのか。中華人民共和国や台湾、あるいはシンガポールのデータなどもあると、いろいろなことがわかるのかもです。


左足の小指を開いているドアに強打して、骨にヒビが入る

題名ですべて言い切っちゃっている記事ですが、ひどい災難にあってしまいました。

日曜日(12月11日)の夜、なんてこともなく自宅を歩いていたら、開いているドアに左足の小指を強打してしまったのです。それでその痛さが、単なる打撲の痛みではないので、これはもしかしたら骨をやっちゃったかなと覚悟を決めました。

実はかつて、やはり左足の小指を、自宅のテーブルの脚に思いっきり強打してしまい、どうにも痛みが引かず、医者(整形外科)に行ったら、「うーん、ヒビが入っていますねえ」といわれて、おいおいと思ったことがあったのです。それで、これはまだ同じパターンかなと正直覚悟を固めました。

月曜日の午前中に本来なら医者に行きたかったのですが、あいにく仕事が立て込んでいたので行くことができない。午後に行くつもりでしたが、予想以上に仕事が長引いてしまい、夜は映画を観る予定でしたので、この日は医者に行けませんでした。

それで昨日(火曜日)の午前医者に行って診察を受けると・・・

医者(前に行った時の医者とは違います)「うーん、だいぶ青くなっていますねえ。レントゲンを撮りましょうか」

レントゲンを撮り終わった後、医者は写真を見せながら私に言いました。

医者「ヒビが入っていますね」

やっぱりです。それで小指を薬指にテーピングで巻き付けて(薬指がギブスになるわけです)、しばらくすれば直るといわれました。骨折というのは、事実上自然治癒以外に直しようがないから仕方ありません。

それにしても週末関西に行くつもりなのですが、歩くのも大変では、旅行のコンセプトを少し変えざるを得ないかなとかいろいろ考えます。

しつこく更新して丸9年継続、10年目に突入

このブログは、2007年12月15日に開始しましたので、本日で丸9年継続、10年目に突入しました。よくまあこんなものをこんなに長い間続けてきたなと思いますが、それでも一定の読者数はありますし、また世間でそれなりに話題になったらしい記事もありますので、これからもしつこく1日1記事の精神で更新しますので、読者の皆様におかれましては乞うご期待。

ビョルン・アンドレセンの近況についての記事をご紹介

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このブログでこだわっている映画俳優にビョルン・アンドレセンがいます。「ベニスに死す」で一世を風靡した彼ですが、その成功は彼を大いに苦しめました。これらについては、特にこちらの記事をご参照ください。

ビョルン・アンドレセンについての2003年の記事(1) ビョルン・アンドレセンについての2003年の記事(2)

なかなか日本で彼の「その後」が報じられることもないのですが、ななんと(と言っていいでしょう)、彼の最近の写真も紹介している雑誌記事がありました。

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ショパン 2016年 11 月号

>「心優しきヴァイキング」ビョルン・アンドレセン■戸倉みゆき

「ショパン」というのは、ピアノ関係の雑誌ですが、なぜ彼がピアノ雑誌に登場するのかと疑問に感じる方もおられましょうが、彼は俳優というよりミュージシャンンである側面が大きいわけです。彼は、音楽学校を出たくらいの人物で、バンドなどではもっぱらピアノ(キーボード)を演奏しているわけです。筆者の戸倉みゆきさんは、

>・・・彼にとってははなはだ不本意なことであると思うのだが、その音楽活動についてほとんど何も知られていない。今回、ビョルン・アンドレセン氏本人には記事を掲載することを快く了解してもらい、ビョルンについての取材記事は真っ先に『ショパン』に書く、という故内藤アイ氏(前㈱ハンナ専務取締役)との以前からの約束を果たすために、特別に紙面を割いていただいた。(P.82)

と書いておられます。

 彼は音楽学校に通っていたのですが、人前でピアノを弾いたら、

>あなた、本当にピアノが弾けるのね!(p.83)

とひどく驚かれて、それがものすごく彼を傷つけたという話も紹介されています。これは、私も上の(2)で紹介した「ガーディアン」の記事でも触れられています。

それで、最近の彼の近影も掲載されています。今年、ウィーンで戸倉さんがお撮りになった写真です。ネットには出回っていないようなので、雑誌の写真を直接撮影したものであることをご理解ください。

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それでは、私が見つけた最近の彼のお姿をご紹介します。

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 これは、2016年にスウェーデンで公開された「Hotellet」という映画で、これはホテルについてのドキュメンタリーで、彼は、「ベニスに死す」の撮影に使われたホテルを再訪したみたいですね。これも、彼がそのような心境になった表れなのでしょう。なお上の記事の典拠はこちら

 Hotellet TRAILER

こちらはこの映画の予告編ですが、残念ながら彼の姿は確認できませんでした。

それにしてもあまりの容姿の変化にちょっと驚きました。いやかなり驚きました。ほとんど絶句ものです。前にご紹介した、2005年の写真とも大違いじゃないですか。

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これは2012年に撮影されたというもので、デンマークのドラマでのものとのことですが、どうもこれは、「The Lost Ones」というドラマのようですね。2016年に放送されたとのこと。これは、主演級のドラマのようですね。こちらにそのドラマのHPをリンクしておきます。予告編では、彼のセリフも聞けます。

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これは2016年のスウェーデンのドラマ「Springfloden」の彼。スウェーデンではかなりの人気ドラマの模様。

ひげと長髪は、役柄に合わせているのかもですが、これも過去の払しょくの一つなんですかね。

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戸倉さんは、1997年から2002年にかけて、数回ビョルンと会われています。97年の際は、

>もうあの映画とは関係ないし、今後も一切関わりたくない(p.83)

と語るくらい、タッジオの影を背負い続けていたようですが、2002年に最後に彼に会った際は、それまでになく明るく、充実した人生を送っていることがうかがえたといいます。この5年間の間にどのような理由で心境の変化があったのかはわかりませんが、

>事実この直後から、あれほどかたくなに一切の取材を拒否してきたビョルンの名が、主にヨーロッパのメディアを通して散見されるようになったのである。(p.83)

ということになったわけです。事実私が翻訳したガーディアンの記事は2003年、シュテルンのインタビューは2002年のようですので、まさにこの時期に彼はメディアに向けて口を開くようになったわけです。なお上の写真は、同じく戸倉さんが、97年に当時ストックホルムで営業していた日本料理のレストランで撮影したものだそうです。雑誌の写真を直接私が写したものであることをご了解ください。

なお現在ビョルンは、ドキュメンタリー映画を製作中とのことです。大の日本びいきという彼が、また日本の地を踏む日がくるかもです。ガーディアンのインタビューでも、日本で女の子に追っかけられたことを語っています。

では最後に、私がこの記事を読んでいて心を打たれたアンドレセンの言葉を引用してこの記事を終えます。これからも彼についてはこだわっていきます。戸倉みゆき様に深く深く感謝を申し上げてこの記事を終えます。

>ストックホルムの音楽学校でピアノを教えていた時、学年末に生徒たちから花を贈られ「指導は厳しかったけれど、あなたは一番良い先生だった」と感謝されたことがある。その言葉を聞き、ビョルンは感動のあまり涙をこぼしたという。

「あの子たちは、あの映画のことなど何も知らない。ただ純粋に僕自身を評価してくれたんだ」(p.83)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(62)

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寺院をさらに見学します。

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雨もやんだりまた降ったり、まったくもって不安定すぎます。

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夕日に映えてなかなか良かったと思います。

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では次にどこへ行きましょうか。

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アイルランドでもマンチェスター・ユナイテッドはやはり人気があるのですかね。

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ここの店で絵葉書を買いました。店のオーナーの息子さんは、韓国で英語の教師をしているとのこと。あるいは私を韓国人と考えたのかもしれません。で、私は聞いてみます。

私「やはりスライゴーでは、イェイツは特別な存在なんですかね」

オーナー「それは当然だ。特別な人だよ」

と大要答えてくれました。

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 街をもう少し歩き回ります。

(つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(63)

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別に腹が減っているわけでもないですが、パブでも行って、ビール(ギネス)でも飲もうかと考えます。

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ショッピングモールがあるので入ってみます。

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コスタ・コーヒー」がありました。英国到着直後にヒースロー空港の店で清涼飲料を買いました

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甘いものをたっぷりいただいてしまうのは、やはり疲れているから?

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ショッピングモールを出ます。

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夕方になると、同じ像もまた違った雰囲気です。

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とあるパブに入ります。

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やはりギネスをいただかないとね。

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ここもなかなか雰囲気のいいパブでした。

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ハイネケンの看板がありますが、やはりアイルランドではギネスとかのほうが似合います。

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では宿にもどります。

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 (つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(64)

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だいぶ日も落ちてきました。

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夕日とライトアップが重なって、なかなかきれいじゃないですか。

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分かれ道に来ました。そろそろ宿が近くなりました。

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こうやってみると、ずいぶんこじんまりした警察署だなと何をいまさらながら考えました。

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雨のせいか空気が澄んでいるので、わりときれいな写真になりました。

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このような壁画も、世界中よく見ます。

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なかなかきれいな写真ではないでしょうか(自画自賛)。

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どうです、きれいでしょう(さらに自画自賛)。

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この辺りは、地元のB&B街です。

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ようやくわが宿に戻ります。疲れたのでおやすみなさい・・・。

それでこの日の夜、ネットを見ていたら、川島なお美の死を知りました。体調が悪いことは知っていましたが、あまりの早い死に驚きました。同時に、これは日本に帰国したら、彼女の追悼記事を書かねばなと思いました。そして書かせていただいたのが、下の2記事です。

やはり若いころの顔の方が自然だ(川島なお美)(水着編) やはり若いころの顔の方が自然だ(川島なお美)(ヌード編)  あらためて、川島なお美さんのご冥福をお祈りいたします。   (つづく)

 

美女韓国人ゴルファーが来年から日本ツアーに参戦

産経新聞にこんな記事が載っていました。

>2016.12.12 01:00

【魅惑アスリート】8頭身韓流美女、ユン・チェヨン29歳、来季から日本女子ツアーに本格参戦 ボミ、ハヌルと激突


“元祖美女ゴルファー”と称されるユン・チェヨン。来季から日本ツアーで8頭身の美貌が見られる
 オジサン、ゴルフファンに朗報だ!? 韓国で「元祖美女ゴルファー」と称される8等身の韓流美女ゴルファーの国内ツアー参戦が決まった。

 12月2日までの4日間にわたって千葉県の東急ハンドレッドクラブ東コースで開催された女子ファイナルQT(予選会)で韓国のユン・チェヨン(29)が5位で通過。来年から日本を舞台に戦うことになった。

 今回のQTはかつてない激戦となった。2013年の賞金女王・森田理香子(26)、国内ツアー13勝を誇る有村智恵(29)、2009年には賞金女王を争った(結果は2位)諸見里しのぶ(30)ら歴戦のビッグネームが参加した。そんな中、チェヨンは第1日から71、68、73、69とまとめ、通算7アンダーをマークした。

 チェヨンは172センチの長身で、8頭身のスラリとした体形の美女ゴルファー。同じ韓国出身で2年連続賞金女王に輝いた「スマイル・キャンディー」イ・ボミ(28)が“かわいい系”の美女、賞金ランク4位の「スマイル・クイーン」キム・ハヌル(27)が正統派の美女なら、ユンはまた違ったタイプ。勝るとも劣らない韓国ビューティーだ。

 05年、韓国でプロとして活躍を始めたチェヨンは、そのルックスは韓国内でも抜きんでており、12年には韓国ツアーのベストドレッサー賞を受賞。また、同ツアーの“ツアーアンバサダー”として、広告塔の役割を8年連続で担ってきた。プロの傍ら、韓国・中央大学校の大学院を修了しているが、成績も優秀で、大学側から「残ってほしい」と懇願されたほどの才媛でもある。

 ヤマハと用具契約を結んでいるため、14年に、主催者推薦でヤマハレディースで日本デビュー。今年の同大会も2年ぶりに主催者推薦で出場を果たした。一時は首位に立つなど最終的に3位と大健闘し、注目を集めた。日本では、ほぼ無名ながら、美貌からかサインを求めるギャラリーが殺到、関係者を驚かせた。このときに手応えをつかんだのだろう。日本での来季のプレーを報道陣に聞かれ、「考えてみるわ」と笑顔をふりまいていた。

 日本では大人気を誇るボミ、ハヌルに加え、チェヨンを加えた韓流美女が日本を舞台に火花を散らす。3人ともファッションセンスが抜群なだけに、華やかさも増しそうだ。ここ3年、日本勢が賞金女王から遠ざかっているのは気になるところで、巻き返しに期待したいが、オジサンファンとしては韓流美女対決も今から待ち遠しい。

ゴルフにはあんまり詳しくないのですが、彼女は写真を見た限りではなかなかの美女なので、さっそくご紹介することとします。順番は、特に時系列ということもない適当なものです。

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まあこれは宣伝写真ですが、しかしスカート短い・・・。

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「93」ってのが、彼女のスポンサーの関係の番号なんですかね。

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ラストは、我らが(笑)キム・ヨナとのツーショット。位置づけが、やはりスポーツ選手の格を表しているんですかね。

いずれにせよ韓国のアスリートは美女ぞろいです。これからも目が離せません。


青春18きっぷを使って、関西へ遠征してきました

土曜から月曜にかけて青春18きっぷで関西方面に遠征してきました。映画のロケ地なども見てみましたので、いつとは言いませんが、記事にはしたいと思います。ただ私の個人情報がばれかねないので、ぜひ記事にしたいイベントが記事にできないのが残念です。

おかげさまで1,400万PVを突破しました

一昨日(12月20日)このブログのPVが1,400万PVを突破しました。

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今年の8月23日に、このブログは1,300万PVを超えています

おかげさまで1,300万PVを突破しました(8月25日更新)

gooのアクセス数は、翌日にならないと数がよくわからないので、1日1記事の精神で更新していると、実際に記事でアップできるのは2日後ということになります。1日8,000PV強を不満といってはいけないのでしょうが、このブログも、「愛のコリーダ」についての一連の記事の神通力が薄れてきているので、IP数は正直苦戦です。次なるヒット記事が必要なのでしょうが、なかなかそれも難しいところがあります。ねらって書けるものでは当然ありません。

いずれにせよ早急の1,500万PV突破を目指しますので、これからも様々な記事を書いていきます。乞うご期待。

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(65)

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翌朝宿での朝食です。

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卵などはない、コンチネンタルスタイルの朝食でした。宿帳を拝見したところ、英国以外にも米国やオランダなどの住所も書かれていました。

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記念写真を撮ってもらいますが、私がうっかり戸を閉めてしまったので、宿の人が入れなくなって困ってしまいました。すみません。

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少なくともこの時間はきれいに晴れています。今日はついにダブリンに行くのです、って、入国したときはダブリン港だったし、そこからヒューストン駅までタクシーに乗ってはいますけどね。

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今日は鉄道でダブリンに向かいます。建物をゆっくり見学しながら駅へ向かいます。駅は、バスターミナル(というほどの規模でもありませんが)の隣です。

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年齢を重ねたせいか、花に注目してしまう私。

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駅の近くに、イェイツのでかい壁画があります。

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イェイツの詩まで、壁画になっています。

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スライゴー駅です。ここでしばらく待ちます。

(つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(66)

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駅の中に入ります。規模は、日本の駅なら、ちょっと大きめの駅くらいですかね。

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過去の記念写真も飾ってありました。

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英語版Wikipediaによると、この駅は1862年に開業したとのこと。

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ちょっと外に出てみます。やはりイェイツの肖像があります。

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向こうの建物にも、イェイツの写真があります。こんだけ、1人の文学者の写真や肖像画がたくさんある街というのも珍しいかもです。

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こんな気合の入った店名の薬局もありました。ウルフ・トーンとは、アイルランドの革命家です。彼はちなみにプロテスタント。

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まだ改札は開いていませんでした。

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だんだん乗客が集まってきました。アイルランドの鉄道も、そんなに頻発というわけでもありません。

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ようやく車両に入ります。WiFiはきっちり入っています。ねえ、JRさん、新幹線だけでなく、もっと社内でのWiFiを充実させましょうよ。

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こんな感じの車内です。

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やはりアイルランド語(ゲール語)が上、英語が下です。

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充電もできます。

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到着が昼過ぎなので、あらかじめ近くのスパーでパンその他を仕入れておきます。

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ここはBoyle駅です。Wikipediaによると、1862年12月3日に、スライゴーの駅と同時に開業したとのこと。

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このくらいのこみ方です。だんだんに増えてはきましたが。

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車内販売もあります。

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コカ・コーラを買いました。この300ml台の缶て、日本ではすでに過去の遺物ですかね。そうでもないか。

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 新しい車両なのか(いつの製造とかは確認しませんでした)、なかなかきれいです。

(つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(67)

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途中のこちらの駅で、列車すれ違いの待ち合わせをします。

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私以外にも、プラットフォームに出る人たちがいます。エコノミークラス症候群を防ぐためにも、このようなことをしておいたほうがいいわけです。

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鉄道会社の職員(?)も何か話をしています。仕事の関係かそうでないかは不明。

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アイルランドEdgeworthstown駅にて

そうこうしていると、列車がやってきました。

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車両に戻ります。

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自席に戻りますが、車内販売のワゴンが通るので、空いている席に退避して通るのを待ちます。

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アイルランドの車窓です。

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テーブルがある席もあります。

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ダブリンが近づいてきました。

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コノリー駅手前のドラムコンドラ駅です。いよいよ終点です。

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大きなスタジアムがあります。クローク・パークスタジアムです。映画「マイケル・コリンズ」にも出てくる「血の日曜日事件」の舞台にもなりました。

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大きなスタジアムです。ダブリン最終日は、このスタジアム至近のホテルに滞在する予定です。

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あまり豊かな地区とは思われない車窓です。

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しかしよくこんなところに落書きするよなという気はします。

 

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撮影時は気づきませんでしたが、顔を出している男性がいますね。

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いよいよ到着です。さあこれからダブリンをごってり観光しまくるぞ。

(つづく)

引退しないそうだが、その判断が正しいかどうかはきわめて怪しい

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フィギュアスケートの全日本選手権で、浅田真央の結果は「こうなるんじゃないかな」と多くの人が予想するとおりになったと思いますね。

浅田真央、現役続行の意志 全日本、自己最低の12位
朝日新聞デジタル 12/25(日) 19:24配信

浅田真央、現役続行の意志 全日本、自己最低の12位
女子フリーの演技を終え、花束を手に観客の声援に応える浅田真央=細川卓撮影
 フィギュアスケート女子で2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央(26)=中京大=が25日、平昌五輪シーズンとなる来季も現役続行の意向を表明した。この日あった全日本選手権フリーの演技を終えた後、現役を続けるかと問われ、「そうですね、はい」と述べた。今季の今後の試合については、「(試合が)まだ終わったばかりなので分かりません」と話した。

【写真】演技を終え、投げ入れられた花束を拾う浅田真央

 浅田は全日本選手権でジャンプのミスが相次いで総合174・42点で12位に終わり、ジュニア時代の03年以来の表彰台を逃した(休養した14年を除く)。今季は左足の痛みで調整が遅れ、グランプリシリーズは6位と9位で、ファイナルに出場できなかった。世界選手権(3~4月、ヘルシンキ)出場も厳しくなり、去就が注目されていた。

朝日新聞社

浅田真央、転倒でフリーも伸ばせず12位…04年からの連続表彰台途切れる

スポーツ報知 12/25(日) 20:02配信

浅田真央、転倒でフリーも伸ばせず12位…04年からの連続表彰台途切れる
フリーの演技をする浅田真央
◆フィギュアスケート 全日本選手権最終日(24日、大阪・東和薬品楽タブドーム)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)8位の浅田真央(26)=中京大=は114・10点、合計174・42点で大会ワーストの12位に終わった。14年の休養をはさみ、2004年から続けてきた連続表彰台は途切れた。

 SPに続いて挑んだ3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)は転倒したが、今季初めて連続3回転ジャンプに臨み「この試合は自分の最高のレベルでやりたくて。チャレンジしたことに関してはうれしく思うけど、2つそろえられなかったことは悔しい」。

 トリプルアクセルに挑み続ける理由については「やはり競技者として、選手である以上は現状維持ではなく、自分が出来る最高のレベルで臨まなきゃいけない」と口にした。

 平昌五輪イヤーとなる来季も続けるかという質問に「そうですね。はい」とはっきりと答えた。

羽生、宮原ら世界フィギュア代表に決定 浅田は外れる

スポーツナビ 12/25(日) 21:37配信

羽生、宮原ら世界フィギュア代表に決定 浅田は外れる
世界フィギュアの女子代表に決定した(左から)樋口、宮原、三原【坂本清】
 全日本スケート連盟は25日、フィギュアスケートの世界選手権(来年3月開幕、フィンランド・ヘルシンキ)代表選手を発表した。男子は宇野昌磨(中京大)、羽生結弦(ANA)、田中刑事(倉敷芸術科学大)、女子は宮原知子(関西大)、樋口新葉(日本橋女学館)、三原舞依(神戸ポートアイランドクラブ)が選ばれた。
 世界選手権を3度制した浅田真央(中京大)は、代表選考に関わる全日本選手権で12位となり、派遣選手から外れた。

 世界選手権ほか、発表された各大会代表は以下のとおり。

<フィギュアスケート国際競技会派遣選手>
■世界選手権
2017年3月29日~4月2日、フィンランド・ヘルシンキ
(中略)

・女子

宮原知子(関西大)
樋口新葉(日本橋女学館)
三原舞依(神戸ポートアイランドクラブ)
※補欠:本郷理華(邦和スポーツランド)、村上佳菜子(中京大)

(以下略)

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補欠にも入らないって、12位だから入るわけもありませんけど、これ来年まで現役やってどうこうなるようには思えませんね。安藤美姫みたいに全日本選手権でオリンピック代表にチャレンジしてかなわず引退っていうことになるんじゃないんですかね。

で、宮原知子ほか優秀な後輩も育ってきているし、日本フィギュアを象徴する選手としては羽生結弦がいるわけで、もう浅田真央が活躍する余地はきわめて少ないように思います。本来なら今シーズンで引退するのがいいのでしょうが、ご当人、前の記事

やはり浅田真央に明日はなさそうだ

でご紹介したように、

>もうあと2年しかない選手生活。自分の目指す演技をして、結果がついてくればうれしい。(平昌五輪まで)カウントダウンであと2年、1年ってなってくるし、去年以上にどんどんやる気が出てくると思うし、今年も全力を出して、来年もさらに加速していけたらいい

と語っていました。この発言に私は、

>浅田真央が来シーズンで引退することは誰でもわかりきっていますが、しかしこれある意味「自分は2年間はなにがなんでも現役を続ける」という意味合いですよね。つまり今シーズンでどれだけ成績が悪くても現役は来年も続けるという。

それって決していい選択じゃないんじゃないのと思いますが、どうなんですかね。もちろん彼女が今シーズンいっぱいで現役を引退したところで、話が違うじゃないか、悪い、という人もいませんが、彼女の競技者としての今後にそんなに明るい未来が待っているようには思えませんね。やっぱりソチで引退した方がよかったのでしょう。たぶん今の彼女は過去のスケーターでしょうね。そんなことは予想できていましたが、やっぱりです。やはり浅田真央に明日はなさそうです。

と書きましたが、現段階全くそのようになっているとしか言いようがありません。でも現役続行を明言しちゃったから、来年も現役なんでしょうね。それもどうかです。

ジョージ・マイケルの死に驚く

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ジョージ・マイケルが亡くなりました。記事を。

>ジョージ・マイケルさん死去 53歳、元「ワム!」

ロンドン=渡辺志帆2016年12月26日12時08分

 英国のシンガー・ソングライター、ジョージ・マイケルさんが死去した。53歳だった。マイケルさんの広報担当者が25日、「自宅で安らかに息を引き取った」と発表した。

 マイケルさんの自宅があるイングランド南部オックスフォードシャー州の地元警察によると、同日午後2時前、要請に基づいて自宅に出動し、その場で死亡を確認した。死亡時刻や死因は不明だが、事件性はないとしている。米音楽雑誌「ビルボード」(電子版)は男性マネジャーの話として、マイケルさんがベッドに横たわったまま亡くなっているのが見つかったと報じた。

 マイケルさんは1980年代にヒット曲「ラスト・クリスマス」や「クラブ・トロピカーナ」などを生んだポップデュオ「ワム!」の一人としても活躍した。(ロンドン=渡辺志帆)

     ◇

 1963年英国生まれ。80年代前半、学生時代の友人アンドリュー・リッジリーさんとポップデュオ「ワム!」を結成。クリスマスソングの定番「ラスト・クリスマス」や日本人歌手たちがカバーした「ケアレス・ウィスパー」、「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」「フリーダム」などを世界的にヒットさせた。86年の解散後はソロ活動を本格化させ、87年発表のソロアルバム「FAITH」は世界で1500万枚を超える売り上げを記録し、88年のグラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。エルトン・ジョンさんやクイーン、ホイットニー・ヒューストンさんらとも共演した。

 98年に自ら同性愛者であることを公表。2010年に大麻を吸って車を運転して事故を起こし、実刑判決を受けた。

 ドキュメンタリー映画「ジョージ・マイケル~素顔の告白」が日本で公開された05年に来日している。

別に私は、彼の熱心なファンというわけではなく、プリンス亡くなった時に感じたような、わが人生の一つが終わったみたいな感慨はありませんでしたが、しかし彼も、好き嫌いは別として、どこかでその歌を聞いたことがあるくらいの実力と知名度を誇る人間でしたから、やはり「え!」です。

で、最初に私が感じたのは、「もしかしたら彼って、あの病気で死んだの?」ということです。記事にもあるように、彼は同性愛者だったし、失礼ながら彼がセイフティセックスに気を遣っているようにも思えない。

が、報道によると、いわゆる病に苦しんで亡くなったというよりは、寝ていながら亡くなったようですね。ということは、やはりドラッグのたぐいでそうとう体がやられていたのかもと感じます。

ところで私は、上にも紹介されています「ジョージ・マイケル~素顔の告白」をたしか渋谷で見ています。面白い映画でしたが、まああの映画を見ながらも一筋縄ではいかない人間だなと思った記憶がありますが、こんなに早くこの世の人でなくなってしまうとはねえ。

それにしてもプリンスもそうだし、マイケル・ジャクソン、古くはジミ・ヘンドリックスからジム・モリソンジャニス・ジョップリンキース・ムーンでも誰でもいいですが、過度のドラッグ使用や酷使その他で才能あるミュージシャンが亡くなるのは本当に痛い気がしますね。ジョン・レノンオーティス・レディングなど、殺されたり飛行機事故で亡くなったりしたらそれはどうにもなりませんが、心が追い込まれたりしてドラッグやそうでなくても鎮痛薬などに逃避してそれで結果的に命を縮めたら悲しいにもほどがあります。

彼は、上の記事にもあるようにギリシア系英国人でした。そう考えると彼も、まさに多民族国家英国を象徴する人物だったのかもです。となると、カズオ・イシグロサルマン・ラシュディらと同様の位置づけで考えていいかもしれません。

ジョージ・マイケルさんのご冥福を祈ってこの記事を終えます。またYouTubeで、ワム!とソロの代表曲を貼り付けます。それにしてもクリスマスソングの定番を作った人がクリスマスに亡くなるというのも皮肉というべきか。

Wham! - Last Christmas

George Michael - Faith (US Version)


サンフランシスコに行ったら、「ホテルめまい」に泊まることにしたい

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過日「午前十時の映画祭」で映画「めまい」を観ました。今月30日まで上映しています。

それで映画を観終わった後、「めまい ロケ地」で検索してこちらのサイトさんにたどり着きました。

『めまい』 Vertigo (1958)

「めまい」自体は何回か観ておりますし、こちらのサイトさんも、「ひまわり」「イージー・ライダー」「愛と希望の街」「残された日々」などの記事を拝見しておりました。「ひまわり」で、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが再会する駅のシーンのロケ地や、「イージー・ライダー」での食堂のロケ地や、最後に2人が殺されるシーンのロケ地などがわかるあたりはやはり驚異です。グーグルアースほかを活用してのネットの時代だから可能な技ではありますが、IMDbやWikipediaなどで明らかになっているわけでもなく、いわば探し求めたものですから、その成果には本当に敬服します。「残された日々」での、給水塔の場所を見つけ出したところは感動モノでした。「給水塔」とはどういう意味合いかはこのブログでは書きませんので、興味のある方はご自分でお調べください。

ところで「めまい」は、ストーリーを知らないほうがいい映画ですから、この記事でも決定的なことは書きませんが、それでもわかっちゃうこともありますので、見ていない方は、見てから以下読んでくれいと書いておきます。

 

 

 

 

 

いいですか? では書きますよ。

さて、「めまい」は、1957年撮影、1958年公開の映画で、もはや60年くらい前の映画ですから当然とはいえ、キム・ノヴァクが滞在していたらしいMcKittrick’s Hotelは周辺もろとも消えているとか、キム・ノヴァクに服を買い与えるランソホフもすでに閉店しているとか、時の流れの残酷さを思わないでもありません。私は1回だけサンフランシスコに行っておりますが、この時はまだ「めまい」をみていなかったので、今にしてみればもったいなかったと思います。映画関係では、「ブリット」で主人公が情報屋と待ち合わせたカフェのエンリコを「おお、この店だ」と思った記憶があるくらいです。

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ただこの記事を読んで、今度サンフランシスコに行くときは、 Hotel Vertigoに泊まるぞと決めました(笑)。予約サイトでも予約が可能です。このHotel Vertigoというのは、映画でキム・ノヴァクが滞在していたHotel Empireの現在の名前です。

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中です。これはホテルの公式写真なので、行ってみると「違うじゃん」ということも多々ありますが、いずれにせよこのようなホテルです。

映画では、緑のネオンが、妙に印象的でした。矢印は、彼女が滞在していたという設定の部屋です。

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撮影当時は、York Hotelという名前だったそうですが、Hotel Vertigoに名前を変えました。Vertigoとは「めまい」という意味ですから、「ホテルめまい」という名前のわけです(笑)。なお、今の写真を見ると、現在は、映画で見られる看板は撤去されていますね。

 トリップアドバイザーのこのホテルについてのレビューでは、それ相応の評価になっているようですので、私もいつサンフランシスコに行くかはわかりませんが、このホテルに滞在してみたいと思います。値段もそんなにひどく高いというわけではない。

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あと映画で直接行くわけではありませんが、主人公の家から見ることのできるコイトタワーはいいですね。「いちご白書」でも効果的に使われていました。やはりサンフランシスコは絵になる街だと思います。今にしてみれば、ゴールデン・ゲート・ブリッジの、キム・ノヴァクが飛び込んだあたりは行った記憶があるな。

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それでちょっと検索しておりまして、こちらのサイトを読んでいましたら、ランソホフの店の中を非常に精密に再現していたと複数のコメンテイター方が書いておられまして、「北北西に進路をとれ」で、国連の建物の中をこれも正確に再現したという話を思い出しました。ランソホフのシーンは、ジェームズ・スチュアートの鬼気とした想いに圧倒されてしまいます(笑)。

すみません。単なる感想を書いてしましましたが、やはり外国で好きな映画のロケ地に遭遇するのは感動モノです。

今日から韓国へ行ってきます

関空⇔釜山の便で、1月3日まで5泊6日で韓国へ行ってきます。大晦日から1月2日まではソウルの宿を予約しています。ほかは釜山と大邱に泊まろうと考えていますが、予約はしないことにしています。旅行記をおみせできるかはわかりませんが、しかし楽しい旅をしてきます。申し訳ないですが、コメントの返しは4日以降になります。ご容赦ください。

2016年下半期に劇場で観た映画

 2016年7月から12月にかけて観た映画を五十音順に書きます。今年はわりと「映画の鬼」になってたくさん映画を観たと思います。2017年は、ついに劇場で200本観ようかな。 Wikipediaにある映画はリンクしました。

アイヒマン・ショー歴史を映した男たち

あなたと私の合言葉 さようなら、今日は

あの手この手

アマデウス ディレクターズカット(午前十時の映画祭)

或る終焉

アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)

生きうつしのプリマ

生きる(午前十時の映画祭)

いしぶみ

いまを生きる(午前十時の映画祭)

犬神家の一族

イレブン・ミニッツ

海辺のポーリーヌ

映画よ、さようなら

AMY エイミー

エル・クラン

炎上

おとうと

男と女 製作50周年記念 デジタルリマスター版

からみ合い

カルテル・ランド

華麗なるリベンジ

木靴の樹 

奇跡の教室~受け継ぐ者たちへ

君がくれたグッドライフ

君の名は《総集編》

黒い十人の女

ゲッタウェイ(午前十時の映画祭)

幸福は日々の中に。

ここに泉あり

聖の青春

シーモアさんと、大人のための人生入門

ジェーン

シチズンフォースノーデンの暴露

七人の侍(午前十時の映画祭)

ジャニス:リトル・ガール・ブルー

ジュリエッタ

将軍様、あなたのために映画を撮ります

女経

白い帽子の女

シング・ストリート未来へのうた

砂の器(午前十時の映画祭)

戦場のピアニスト(午前十時の映画祭)

早春

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(午前十時の映画祭)

ソング・オブ・ラホール

太陽のめざめ

築地ワンダーランド

ティエリー・トグルドーの憂鬱

ティファニー ニューヨーク五番街の秘密

天河伝説殺人事件

トーク・トゥ・ハー

ドクトル・ジバゴ(午前十時の映画祭)

ど根性物語銭の踊り

友だちの恋人

日本橋

野火

破戒

はじまりはヒップホップ

バック・トゥ・ザ・フューチャー(午前十時の映画祭)

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(午前十時の映画祭)

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3(午前十時の映画祭)

ハドソン川の奇跡

ハリーとトント(午前十時の映画祭)

ひと夏のファンタジア

FAKE

フラワーショウ!

プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ

ブルックリン

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ

弁護人

ポセイドン・アドベンチャー(午前十時の映画祭)

ボルベール〈帰郷〉

ぼんち

満員電車

満月の夜   緑の光線

めまい(午前十時の映画祭)

モード家の一夜

モンパルナスの灯(午前十時の映画祭)

ヤング・アダルト・ニューヨーク

雪之丞変化

ラサへの歩き方~祈りの2400㎞

ランデブー

レネットとミラベル四つの冒険

ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出

ロング・トレイル!

我が家は楽し

 

 

 

外国人が好きな米国と、「イージー・ライダー」の主人公たちを殺す米国

 前に米国大統領選挙で、民主党・共和党両党候補がとった州の図をご紹介したことがあります。2012年の前回の大統領選挙の際ですから、もう4年前です。

それでその図からわかることは、東部、西部、五大湖周辺の州などは民主党の候補がとることが多く、その他中西部や南部は共和党の候補がとることが多いということです。昨今の大統領選挙はだいたいにおいてそんなに極端な差がつかないので、ほぼこの構図が維持されます。極端な例では、72年の大統領選挙では、現職のニクソンが民主党のマクガヴァンに圧勝して、マクガヴァンはマサチューセッツ州とワシントンDCのみしか取れない(地元のサウスダコタ州ですら負けました)という大惨敗でしたが、最近はそこまでの差はつかない選挙になっています。

で、今回の選挙での選挙人獲得状況をお見せします。引用は、Wikipediaの2016年の選挙結果より。

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この図自体をみますと、だいぶ共和党の取っている州の面積が多いですが、実際の投票数は、赤字が共和党、青字が民主党で見ていただきますと、

獲得選挙人 304 227
勝利州数 30 + ME - 02 20 + DC
得票数 62,979,636 65,844,610
得票率 46.0% 48.1%

というわけで、得票数も300万票ちかくヒラリーさんのほうが上で、投票率も2.1%もヒラリーさんが上回っているのに、選挙人獲得数で敗れてヒラリーさんが負けるというなんともトホホな結果になったということです。参考までに、私が作った1960年の選挙からの民主・共和両党の得票率の結果と推移の票をご覧ください。

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こうやって見てみると、ここ最近は、こと大統領選挙に関しては民主党が強いですね。共和党候補が得票数で上回ったのは、1992年の選挙からでは2004年の選挙以外ないわけです。連邦議会は、最近は共和党のほう優勢なんですけどね。

そこでちょっとカリフォルニア州を見てみましょう。カリフォルニアは、かつてはロナルド・レーガンが州知事で大統領にもなったので共和党が強い時代もありましたが、昨今は民主党がだいたい大統領選挙では勝っていますし、知事選も、かつても知事を務めていた民主党のジェリー・ブラウンが勝っています。今年の選挙でも、875万票対450万票弱でヒラリーさんが勝ったくらいで、ほぼダブルスコアで差がついています。民主党が勝った図です。赤、青の関係は他と同じです。

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これはだいぶ票差がついて民主党候補の勝ちでしたが、2010年の州知事選の図をご覧ください。


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だいぶ赤の面積が大きいことがわかります。下は2014年の選挙です。


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どちらもジェリー・ブラウンの勝ちですから、民主党候補のほうが票が多かったわけですが、しかし共和党候補の勝った地区のほうが面積は上回っています。つまり大統領選挙と同じ構図です。都会は民主党が強く、田舎は共和党が強いという構図があります。

それでなんとなく私が思い出すのが、映画「イージー・ライダー」で、主人公たちや仲間の弁護士を殺害する米国の姿です。で、この映画が撮影された1968年は大統領選挙が行われた年で、リチャード・ニクソンとヒューバート・ハンフリーが戦い僅差でニクソンが勝ちましたが、実は独立系の候補として、ジョージ・ウォレスが南部の5つの州で勝利する健闘を見せました。当時のウォレスはアラバマ州知事で、自他ともに認める人種差別主義者でした。ウォレスが出馬しなければ、もう少しニクソンが大きな票差で買っていたかもです。1968年の選挙結果です。

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紫が、ウォレスが取った州です。

それで、「イージー・ライダー」の主人公たちはルイジアナ州で殺害されたという設定のようですので(食堂のシーン、ラストでトラックから撃たれるシーンは、ルイジアナでロケされました)、まさに米国の暗部(いわゆる深南部と呼ばれる部分をふくむ)を代表する部分で彼らは殺されたわけです。

そして、これは前にも書いた話ですが、日本人に限らず、世界の人間が好きな米国、あこがれる米国は、だいたいにおいて民主党が強い米国です。ハワイからカリフォルニア、ニューヨーク、マサチューセッツなど民主党の牙城と思われるところはだいたい外国人観光客が多いし、ビジネス、留学、その他多くの外国人が訪れます。逆に死刑が多いテキサスとか、共和党が強い州は、あまり外国人が好きな米国ではありません。

20世紀後半でも民主党は、リンドン・ジョンソンがテキサス出身であったくらいで、わりと南部で強い時代があったのですが(上の68年の選挙で民主党がテキサス州で勝ったのは、たぶんジョンソンの影響力だったと思われます)、最近は南部は共和党が強くなっています。民主党は西部と東部で強い政党であるという時代です。

民主党にそんなに期待するというわけにもいきませんが、でも基本的に民主党の大統領候補のほうが共和党よりは優秀だとは思います。優秀な人間が必ずしも勝てないというのは、選挙というのはそういうものだとは思いますが、それも「どうもなあ」です。ブッシュの父親とデュカキスなら、デュカキスのほうがはるかに優秀ですが、しかし選挙は(なぜか)ブッシュの父親が勝つとか、そういう愚にもつかない光景がいろいろ出てきます。それもどうかです。

さてこっから先は、まったくもって主観的かつ感情的な意見なので、私も選挙の結果が出るまでは書けなかったのですが、私は今回の大統領選挙は、皆様のご想像の通りヒラリー・クリントンを応援していました。私が彼女を応援していたのは、彼女がトランプよりはまともな政治家だと考えていたことが第一ですが、それ以外に、そういった話とは次元の違う個人的な事情があります。つまり私は、彼女の本や彼女の話す英語で、英語の勉強をしていたからです。

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Living History (English Edition) 

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[Living History] (By: Hillary Rodham Clinton) 

彼女の書いた本や、彼女が吹き込んだ朗読で、私はずいぶん英語を勉強しているわけです。そうなると、人情としてやっぱり彼女に勝ってほしいじゃないですか(苦笑)。

たとえば、それはお前の偏見といわれれば「ごもっとも」ですが、トランプやブッシュの子どもの演説なんかで英語の勉強なんかしたくないよねえ(笑)。フランスの政治家だって、ドゴールやシラクやミッテランやオランドの演説なら勉強する気になるけど、サルコジや、まだなっていないけど、ルペンの娘が仮に大統領になったら、あんな人間の演説なんか聞きたくない(笑)。これは日本だって、安倍晋三などもご同様。あんなやつ、顔も見たくないし声も聞きたくないわけです。

ヒラリーさんが当選していたら、彼女の大統領就任演説なんかを繰り返し聞いて勉強したいと思いますが、トランプの英語で勉強する気にはなりません。これは、2020年の大統領選挙で、まともな候補の勝利を祈るしかないんですかね。

なお、「イージー・ライダー」のロケ地情報は、こちらのサイトを参照しました。感謝を申し上げます。「めまい」の記事の際にお世話になったサイトさんです。

『イージー・ライダー』 Easy Rider (1969)

あけましておめでとうございます

2017という数は素数です。前に、2013というのはいかにも素数だと思ったことがありますが、この数は3でも11でも33でも61でも183でも671でも割り切れちゃう面白くない数字です。なぜこの数字が素数だと思ったかというと、たぶんですが、末尾の13が、典型的な素数だからそう感じたのでしょう。2013の約数をみますと、3と11と61は素数です。最初671も素数っぽいなと思いましたが、11と61で割り切れますね。

Wikipediaによると、2017とは、306番目の素数だとのことです。あとでのこり305の数字を確認してみても面白そうです。

ところで今年の干支は年です。私は普段干支というものをあまり意識しませんが、が、正月1日の記事ではそれにちなんだものを記事に取り入れています。というわけで今年はこの写真を。

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サムゲタンの写真です。鶏そのものじゃなくて料理になっちゃった写真を出すのって悪趣味?

写真の出典はこちら。

ソウル紀行 2009-2010 (28) 関西での花見はできなかった(写真の追加あり)

基本的には、サムゲタンは韓国で食べたほうがおいしいとは思いますが、でも日本で最近はレベルの高いものを食べられます。

今年は、キューバへ行きたいし、映画の記事も充実させなければいけません。夏には世界陸上もありますから、美女探求も必要です。そういうわけで、今年もよろしくお願いします。 

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