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ルペンが何%票を取るか注目したい(ルペンや国民戦線と、安倍や自民党は同じだ)

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何をいまさらのニュースですが、フランスの大統領選挙が、エマニュエル・マクロンマリーヌ・ルペンによる決選投票で決着がつくことになりました。記事を。

>World | 2017年 04月 24日 13:34 

仏大統領選、マクロン氏とルペン氏が決選投票へ
[パリ/ブリュッセル/ベルリン 23日 ロイター] - 23日に実施されたフランス大統領選の第1回投票は、投票終了直後に発表された出口調査で、中道系独立候補のエマニュエル・マクロン前経済相と極右政党・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首が5月7日の決選投票に進む見通しとなった。

妻の不正給与疑惑が打撃となり支持が伸びなかった中道右派・共和党のフィヨン元首相は敗北を認め、決選投票でマクロン氏を支持すると表明した。

仏内務省の開票速報によると、2000万票時点ではルペン氏の得票率が24.38%、マクロン氏22.19%、フィヨン氏19.63%、極左候補のメランション氏18.09%だったが、大都市で作業が進むとマクロン氏が逆転。有権者数4700万人中ほぼすべての4600万票の開票が終了した時点で、マクロン氏23.82%、ルペン氏21.58%、フィヨン氏19.96%、メランション氏19.49%となっている。

イプソス/ソプラ・ステリアの出口調査によると、マクロン氏の得票率が23.7%、ルペン氏は21.7%。ハリス・インタラクティブの調査では、マクロン氏23%、ルペン氏22%。Ifopによると、マクロン氏23.8%、ルペン氏21.6%となっている。

パリでは、出口調査の結果が報道されると、マクロン氏の支持者らが歓声を上げ、国歌を歌うなどした。

マクロン氏は、「私はナショナリストの脅威に立ち向かう愛国主義者の大統領になりたい」と述べ、支持を呼びかけた。

ルペン氏は支持者らに「この選挙の最大の争点は、われわれの文明をリスクにさらしているグローバリゼーションの蔓延だ」と訴えた。

フィヨン氏は会見で、敗北の責任は自分にあると述べ、今後はマクロン氏を支持する方針を示した。

マクロン氏は、金融市場が歓迎する穏やかな規制緩和路線や、財政健全化を掲げる。対するルペン氏は、減税や社会保障の拡充、さらに欧州連合(EU)からの離脱を訴えている。

決選投票の結果がどうなっても、60年にわたり中道左派と中道右派の主流派が担ってきたフランスの政治を大きく変えることになる。

決選投票に関するイプソス/ソプラ・ステリアの世論調査では、マクロン氏が62%得票し、ルペン氏(38%)を破ると予想。ハリス・インタラクティブの調査では、マクロン氏が64%得票して勝利すると予想されている。

出口調査を受け、ユーロが対ドルで一時1.09395ドルに上昇し5カ月半ぶり高水準を付けた。一方、円は対ドルで2週間ぶりの円安水準となる110.64円に下落した。

<EUでマクロン氏祝福の声>

EU内では、マクロン氏の決選投票に進出する見込みとなったことを喜ぶ声が出ている。欧州委員会のユンケル委員長の報道官はツイッターで、「ユンケル氏は、第1回投票の結果を受けマクロン氏にお祝いの言葉を述べ、決選投票の勝利を祈ると伝えた」と述べた。

ヨルダンを訪問中のドイツのガブリエル外相はマクロン氏の健闘を称え、「マクロン氏が次期仏大統領になると確信している」とツイート。メルケル首相の報道官もツイッターで「マクロン氏が強いEUと社会的市場経済を支持する政策を掲げて成功したことはすばらしい」とし、決選投票での勝利を望むとした。

*内容を追加しました。

昨年世界中が注目し、世界のおおよその期待と予想を裏切る結果となった2つの選挙、英国のEU離脱を問う国民投票、米国大統領選挙も、世論調査の多くはやや残留優位、ヒラリー・クリントン優位という調査結果を出していましたが、それでもその差は僅差でした。今回はかなり差がついているので、たぶんマクロン有利は動かないと思います。

ただそれにしても極右が選挙で勝つ可能性があるというのはやはり驚きであり脅威ですね。極右がフランスで決選投票に進んだのは2002年の選挙以来ですが、このときは現職のシラクの勝利が分かりきっていたので、ある意味決選投票は儀式めいたものがありました。ルペン娘の父親であるルペン父にいかに差をつけて勝つかが問題でした。今回はそういうものでもない。

で、ここで問題となるのが、ルペンが仮に負けるとしても、それで何パーセント、何票くらいの票数となるかですね。2002年の選挙のときですら、決選投票でルペン父は17.79%、5,225,032票を得ています。02年のときは、ルペンに投票しない人間は反ルペンといってよかったのでしょうが(第1回投票では、ルペンの得票数は4,804,713票でした)、17年の今回の選挙は、率直なところそうでもないでしょう。第1回投票なら違う候補に投票するが、決戦でも相手次第でルペンに投票する有権者はかなりの数にのぼるはずです。2017年の選挙で仮に35%~40%くらいの票をルペン娘が得るとすれば、選挙自体はもちろんマクロンの完勝ということになりますが、ルペンにしたって、仮に35%であっても百分比だったら15年前の選挙で父の得た倍の比率の票を得ることができたわけです。これは極右にとってのかなりの躍進であり勝利でしょう。

そうなると次の2022年の選挙だって、ルペン、極右、あるいはルペン以外、国民戦線以外の極右が今回以上の躍進を遂げる可能性がある。といいますか、当選するかはともかく、私はそうなる可能性が高いのではと考えています。

仮にマクロンが当選したとして、彼がそれなりの実績を出すことができればたぶんルペンあるいは極右に当選する隙はないでしょうが、オランド同様政権運営があまりうまくいかなくなり、サルコジのように再選できない、あるいはオランドのように立候補すら断念する、といったことになれば、ルペンが今回の選挙以上の人気を集めることはありうるでしょう。そしてそれは十分可能性があると思います。

もしルペンが当選したとして、彼女にまともな政権運営ができるかはまた別の問題ですが、やはりトランプとか安倍とかが大統領になったり首相になったりすれば、それなりのことはできるわけだから、やっぱりいろいろ可能な範囲でめちゃくちゃなことはするんでしょうね。再選はしないかもですが、いずれにせよフランス国民ばかりでなく地域大国であるフランスの周囲は相当に悪い影響をこうむると思います。

今回のフランスの大統領選挙で、決選投票に進む可能性のある候補者で極右と一番の左派(彼は「極左」ではないでしょう)がそろってEU脱退を公約に揚げていたのも、これもなかなかすごいですよね。つまり右翼と左翼が、EUに否定的という点で一致している。英国のEU離脱国民投票の際も、米国大統領選挙も、どちらかというと決して豊か、先進国の豊かさを享受しているとは言えない有権者が離脱に賛成し、トランプに投票したという話もあります。トランプの場合、非白人の支持は少なかったようですが、プワーホワイトが彼に投票したとされます。そしてその貧しさの問題は、移民の問題ともかかわります。移民の問題というのも、失業の問題とかいろいろですが、2022年のフランス社会が、この移民の諸問題をうまく解決できているかはあまり期待できなさそうです。おそらくEUについての問題も、フランス以外でも相当いろいろな点で問題がさらに悪化している可能性が高い。そうすると、難民とかにも厳しい態度を取る極右が現在以上に力を伸ばしている可能性はじゅうぶん予想できます。実際5年あれば、フランスはそうはならないかもですが、欧州のどっかの国でEUを離脱する国が出てくる可能性はあるでしょう。そしてそれは、たぶん他のEUの国々にも大きな影響を与えるはずです。

とすると、フランスの反ルペンの有権者としては、絶対ルペンに投票するという人以外をいかにルペンに投票させないかということを目指すかということですね。とりあえず3割未満の得票率ならば大成功でしょうが、実際はどうなるか。私も大いに注目したいところです。もちろんルペンが勝つ可能性も、ないではないですから、それも注目です。

しかしそう考えると、日本はすでに極右が政権を握っている極右国家だなあという気がします。安倍晋三も自民党も、とてもルペンや国民戦線と自分たちを比較して「自分たちは極右でない」なんて言えたものではないでしょう。。自民党の憲法草案を見たって、とてもGなんとかとか先進国なんていわれる国々の政権与党が国民に提起するものではありません。つまりは、日本国は極右の首相と極右政党が支配する極右国家であり、その内閣が50%以上の有権者の支持を受けている国だということです。それもどうもなあです。まさに林博史氏が紹介したように、

>最近のフランスの極右は、われわれは、日本の自民党に比べれば、よっぽど穏健だと言うそうです。

ということでしょう。日本が極右国家であればいいと考える人たちはともかく、とてもこのフランス極右の発言を日本人は笑えません。

inti-solさんの複数の記事(こちらこちら)を参考にしました。感謝を申し上げます。


アイルランド・英国紀行(2015年9月)(94)

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会場のベルヴェデーレホテルに到着します。

私は食事を頼まずショーを見るだけですので後ろの席です。が、写真は撮り放題なのでどんどん撮っちゃいます。

アイリッシュダンス(2015年9月26日ダブリン)その1

このギタリストの人は、「地球の歩き方 アイルランド ’15~’16」にも載っていました(P.43)。

あともう1人パーカッションの人がいるのですが、彼はうまく写らなかったので、写真は省略します。すみません。

ギタリストはMCも兼務します。

男性3人、女性2人のダンサーが登場します。

ダンサーが客に、ステージに上がってくれないかと交渉します。私には(幸い?)声はかけてきませんでした。

この真ん中のダンサーが、どうもリーダーのようでした。

このように観客をステージにあげてダンスをしてもらうわけです。

女性にもやってもらいます。

客席のテーブルに上がってダンスをします。

アイリッシュダンス(2015年9月26日ダブリン)その2

動画のピントに難があるのは乞うご容赦。

いよいよ佳境です。

やはりこの人がリーダーですね。

終わりました。かなり面白かったので、読者の方にもおすすめです。

会場を後にします。

(つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(95)

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ホテルを出て、またテンプルバーに向かって歩きます。

 

そんなに危険ではないと思いますが、やはり一応注意はします。

中央郵便局のあたりも昼とはだいぶ雰囲気が違います。

夜のリフィ川に建物の明かりが映えます。

 

何気にこのような美女がいるから油断ができません。

というわけでもう1枚撮っちゃいます。

テンプル・バーを歩くことにします。

(つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(96)

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まだ夕飯も食べていないので何か食べることとします。

飲食する場所はいくらでもありますが、どれも一人で入るのはちょっと気が進まない店が多いような気がします。

だいぶ人通りが多いので、あらぬトラブルが起きないように気を付けます。

 

このような写真を撮るのも細心の注意を払うこととなります。

路上ミュージシャンもいます。

昨日同様フィッシュ・アンド・チップスをいただきます。私も進歩のない人間です。

この店です。まあ老舗ではあるんでしょうね。

国旗に注目。イングランドのはあっても、ユニオンジャックは見かけません。

路上ミュージシャンの演奏を聴きます。

酒場に入ってみます。すごい人だかりです。

店を出ます。テンプルバーでは、夜はこれからです。

アイルランドの様々な文学者の肖像画がありました。

ようやくホテルに戻ります。ホテルの人に「にぎやかですね」というと、夜遊びにはいいところですという返答がありました。

(つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(97)

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翌朝ホテルで朝食を食べます。

なかなかいい朝食でした。

アイリッシュヨーグルトというのはどういうものなのか、よく確認しませんでした。

このように中庭を建物で囲んでいます。

ホテルをチェックアウト、荷物を預けてでは本日も元気に観光に出発です。

今日は観光案内所に行って、日曜日でも両替のできそうなところを紹介してもらいます。この旅行ではやや資金不足になってきたのです。

銅像の多い街です。

ラグビーのワールドカップ参加国です。これは、英国旗はないのは当たり前(イングランド、ウェールズ、スコットランドで参加しています。アイルランドは、南北合同チームです)。

今日も飛行機雲が鮮やかです。

銅像を見学します。

今日もいろいろ観光したいと思います。

(つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(98)

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右のような馬鹿でかい写真にはちょっと「?」という気がしました。

左の男性は、あるいはアルゼンチンのラグビーのユニフォームを着ているのかな?

今日も飛行機雲がきれいです。

観光案内所近くになかなかすてきな女性がいたので写真を撮ります。

ね、左側に飛行機雲が見えるでしょ。ダブリンの街の空は、飛行機雲がよく出ます。そのほかの雲もきれいです。

欧州の観光案内所は充実しているので、ネットばかりでなくこのようなところに顔を出すのも悪くありません。

だんだん裏道に入っていきます。

「マリガンズ」です。ダブリンを代表するパブで、ジョイスの「ダブリン市民」に登場したり、J・F・ケネディも訪れた店です。Wikiediaにも項目があるくらいです。

DARTの線路があります。今日はこれに乗るつもりです。

こういうところで刺青を入れるんですかね。

昼の時間になったので、昼食を食べます。ここはガイドブックにも載っているイラン料理の店。イラン料理ってわが人生で食べた記憶がありません。イランにもいつの日か行かねばな。

いちおう店のURLをリンクしておきます。

(つづく)

ギャンブルというのは、あらためてやばいものだと思う

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過日報道された記事を。

無免許で消防車運転 23歳消防士懲戒免職、職場積立金横領も
2017年04月15日 07時44分    
 福島市は14日、職場の旅行会の積立金55万6千円を横領したほか、大型免許を持たずに大型消防車を運転したとして、市消防本部の男性消防士(23)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 同消防本部によると、男性は、職場の旅行会の幹事を任され、約30人分の積立金約90万円を自宅で現金で保管。昨年4月ごろから競馬などギャンブルにのめり込んで消費者金融から金を借り始め、同7月には借金返済のため積立金を使い込むようになった。今年3月、上司から積立金の精算を指示されて横領が発覚。男性は全額返済した。

 また男性は3月15日午前、大型免許を持っていないのに大型消防車の走行訓練に臨み、公道を約31キロ走行した。男性は昨年6月に自動車教習所に通い始めたが翌7月ごろには通うのをやめていた。

 職場では順調に通い、試験に合格したと虚偽の報告をし、訓練後に免許の提示を求められると無免許を打ち明けた。

 男性は2012(平成24)年に採用され、火災現場で原因を調査する業務などに携わっていた。無免許運転については既に書類送検されており、消防本部は横領について刑事告発を含めて検討する。

 消防本部は男性のほか、訓練の責任者を務めていた上司を減給10分の1(1カ月)、その他の男性の上司6人を訓告や、文書、口頭で厳重注意した。

もうひとつ(リンク切れ)。

>懲戒免職

福島市、消防士を 無免許で消防車運転 /福島

毎日新聞2017年4月15日 地方版

 大型消防車を無免許で運転したり、職場の旅行積立金を横領したりしたとして、福島市消防本部は14日付で、男性消防士(23)を懲戒免職処分にした。免許の取得を確認しなかったとして、上司も減給10分の1(1カ月)の懲戒処分になった。

 市消防によると、男性消防士は先月15日、大型自動車免許を取得していないにもかかわらず、走行訓練のために勤務先の消防署から大型消防車を運転して、公道を約31キロにわたって走った。助手席には指導役の消防士が乗っていた。訓練後、男性消防士が上司に対し無免許を打ち明けたため福島署へ通報した。

 男性消防士は先月初旬、上司に大型免許試験に合格したと報告していたものの、実際は昨年6月から約1カ月教習所に通っただけで試験は受けていなかった。市消防の聞き取り調査に対し「教習所に通うお金がなくなった」と話している。また、先月末には男性消防士がギャンブルでつくった借金を返済するため、職場の旅行積立金約55万円を横領していたことも発覚。既に全額を返したものの、市消防は業務上横領容疑での告発を検討している。【曽根田和久】

もちろんこの人物は最低ですよ。このような最悪の事態になる前にいくらだって打てる手はあっただろうし、少なくとも懲戒免職よりはましな形になるためにできることはいくらでもあったでしょう。それらをしないで(あるいは不十分で)こうなってしまったのだから、同情には値しません。

もっとも個人的な意見を言うと、走行訓練後に免許証の提示を求めたというのが事実なら、訓練の前に求めたほうがいいのではないかという気ははします。

ただ、これもギャンブル依存症の人間がしでかした典型的な転落かなという気がします。この件は、公務中の公道での大型免許なしの無免許運転のほかに、職場の積み立て費の横領(これも、わりとよくあるパターンです)というものでした。最初私は、この2つの件に関連があるとは思わなかったのですが、ギャンブル依存で金が足りなくなり教習所にいけなくなり、またギャンブル資金にするために積み立て金を横領したというもので、まったく同じものだということです。こんなことで、この消防士は職と名誉を失ったわけです。それで、公務員やある程度の給料をもらっている人間がこの種の非常識な横領や不祥事をする背景には、やはりギャンブル関係がものすごく多いですね。女(男)絡みもありますが、ギャンブルのほうが多い。人間は、いざとなれば簡単にギャンブル依存になってしまい、いろいろな点(職とか信用とか人間関係とか)で人間おしまいになってしまうわけです。詳細についてはこれらの本をお読みください。

ギャンブル依存とたたかう (新潮選書)

やめられない ギャンブル地獄からの生還

ギャンブル依存国家・日本 パチンコからはじまる精神疾患 (光文社新書)

上の記事によるとこの消防士がはまったのは競馬とのことですが、聞いた話によるとパチンコというのはギャンブル依存に最高レベルになりやすいギャンブルだそうですね。時々の大当たりというのが、ギャンブル依存に非常になりやすくし、またパチンコ屋は日本津々浦々にありますし、パチンコ屋によってはATMや託児施設まであります。マカオに行くとやたら質屋(「押」といいます)が多く、だいたい質屋の目的も何もわかりますが、ギャンブル場にATMや託児施設なんて悪い冗談のような気がしないでもありません。しかしあれば、ギャンブル依存の人にはきわめて都合がいいものでしょう。たしかに子どもが駐車場の車の中に入りっぱなしになって、それで死んでしまうよりはましでしょうが、これではなかなかギャンブルからも足を洗えません。

昨年成立したカジノ設立を日本でも認める法律ですが、正直日本でカジノつきのリゾートを経営しても黒字になるのはかなり大変だし(東アジアだけに限っても、マカオやソウルなどと対抗できますかね?)、なったとしてもカジノで生じる社会的なさまざまな負のコストを大きく上回るようなものになるとはとても私には思えませんね。単年ならともかく、あるいていど長期に儲けを出せるかどうかきわめて怪しくありませんかね。マカオはまだしも、ラスヴェガスのカジノですら、そんなに儲かっているわけではありません。こちらの記事こちらを参照してください。マカオだって、中華人民共和国の綱紀粛正などもあって、前ほどのめちゃくちゃな儲けが出ているわけでもないというもあります。

日本の公営ギャンブルだってその多くは赤字だしねえ。カジノつきのリゾートだって、投入した資本を回収して儲けを出すにいたるのか。カジノってのは、大金持ちが大金を賭けてくれてこそ利潤がでるわけで、一般客がせこく賭けてせこく負けたって、それだけでは人件費その他莫大なコストに足りません。なかなか難しいんじゃないのと私は思います。私は、理念とかそういう意味でもカジノ経営には反対ですが、経営面という実質的な面でも、カジノつきリゾートで日本でもうけを出すのは難しいのではないかと考えます。

そう考えると、他はともかく、元都知事の美濃部亮吉氏が都の公営ギャンブルを廃止したのは先見の明がありましたね。彼は他では赤字を作りましたが、この廃止は今日まで復活していないし、今でもやっていたら確実に大赤字でしたでしょうから、これはそれなりに評価すべきだと思います。正直これは先見の明が彼にあったというより、美濃部氏がギャンブルによって地方財政に寄与するということを好まなかったということなのでしょうが、結果論としては大変良い政策だったと思います。

そうなると、カジノのおかげでどれくらい日本人にギャンブル依存者が増えるかわかりませんが、そういった人たちが社会に迷惑をかけるコストも考えないといけませんね。公営ギャンブルが黒字だった時代ですら、そういった社会におけるマイナスを換算すればどれくらいプラスだったのか疑問ですが、カジノは不明ですが、公営ギャンブルが軒並み赤字という末期的な状況であるのにギャンブルを国策で推し進めようというのは、ほとんど煙草の税金を取るために医療費増大を無視して日本専売公社(当時)を支援していた大蔵省(当時)の姿みたいなものです。もっともあれは、再就職先を確保するためだったのでしょう。

私は1回だけ競馬をしたことがあるし、マカオやソウルのカジノに行ってみたこともあります。人間が賭博と無縁であるとは思いません。しかし日本人の異常な賭博好きを考えれば、日本では賭博の危険性を強調しすぎてもしすぎることは無いと書いてこの記事を終えます。

非常識きわまりない要求でも、やり方次第で何とかなることもある(らしい)

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ずいぶん以前の数年前の話ですが、当方が仕事の関係でひどい災難にあったことがあります。

詳細については、当方の個人情報保護と守秘義務(これは名前を出さなければ大丈夫ですが)がありますので書けませんが、つまり電話で非常識きわまりない要求をしてくる人間がいたのです。それについて書かなければ読者は私の書いていることが正しいか判断できないわけですが、ごくおおざっぱに話をすれば、自分が金を出さないでこれこれこういうことをしてくれという類の要求だったと書いておきます。

それで私は正直「何を馬鹿なことを要求しているんだか」と考えて拒否しました。上司に相談するというレベルでもなかったのです。そうしたら2~3時間くらいえんえん苦情とも質問ともつかぬ通話がつづき、先方はいろいろ怒鳴る始末でした。私はこの日出先に行かなければならなかったのに、誰も電話をかわってくれず(笑)、最後は「この件をしかるべきところに言うからな」などと脅してきたくらいです。私思わず「早くしかるべきところに連絡して、この電話切ってくれ!」といいたくなりました。いや、もちろん言いませんよ、そんなこと(笑)。まあでも

しかるべきところがこわくて仕事なんかできるか!!!

という気はします。

それはともかく電話が終わったら大慌てで出先に飛んでいきました。これだけならまだしも、その後私の仕事関係の会社にもその人物はやはり数時間電話をかけつづけ、先方も大変迷惑したという連絡を受けました。私としても別に私が悪いというわけでもないのですが、さすがにそれには恐縮しました。

さて、これだけなら単に「非常識きわまりない馬鹿から受けた災難、迷惑」というだけで、特にこのブログで記事にするほどのことでもないのですが、最近「ああなるほどな」と考えたことがあります。つまりあのようなめちゃくちゃな要求でも、たぶん何回かに1回は、その人の希望通りになるかどうかはともかく、ある程度は実現するのだろうなということです。

つまり私に電話をかけてきた人は、このような電話をかけたのがおそらく最初ではないということです。おそらくこの人物は、そこら中にめちゃくちゃな要求をしてきたのだろうと思います。それで、その要求の何回かに1回かは、それが通ったのでしょう。でなければ、あんなしつこい電話をするわけがない。私の場合は、まったく論外の代物で、とても当方らが了解できるようなものではありませんでしたが、相当ひどい内容の要求でも、時と場合によっては実現することもあるのでしょう。そうだからこそ、あの人物は、私にしつこく電話をしてきたのだと思います。もっともたぶんこの人物は、精神を病んでいる人間だったのだろう私は勝手に考えていますが、そのあたりはこの記事の趣旨と違うのでやめておきます。

それでそう考えてみると、もちろん私の受けた災難や迷惑とは規模も悪質さも重大さも次元が違いますが、森友学園・塚本幼稚園の話も似たようなものだろうなという気がします。森友学園に日本政府や大阪府その他行政がはかった便宜なんて、正直どれも「論外、お話にならない」というレベルでしょう。そんなこと、まともな人間や組織なら、依頼する気もないししたところで相手にされないでしょう。が、たぶん森友学園の前の理事長の個性や、その姿勢を共感、支持する人間が存在して、それでそのような人物(安倍晋三その他)が首相をはじめとする政府高官や自治体最高幹部になったりするなどして、めちゃくちゃなことが(ある程度)実現してしまったということでしょう。このようなことがそうそうあるとはさすがに考えませんが、しかし籠池前理事長や安倍夫婦のような非常識きわまりない連中でしたら、そういうこともありえなくはないわけです。

しかしひどい話ですよねえ、ほんとこれ。日本は中韓のような人治国家でない法治国家だなんてとても言えた義理じゃないじゃないですか。それは安倍晋三の問題で他はそんなことはないですって? あんな馬鹿でクズがえらそうな顔をして首相であり続けている国がまともだなんて私にはとても思えませんね。いろいろな意味で困ったものです。


1月1日が日曜日ではじまる(うるう年でない)年は、祝日が土曜日であることが多い

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ネットで、2017年は土曜が祝日の日が多いという指摘を読みました(その記事のURLは記録しませんでしたが、同じ指摘はいろいろなサイトでされているでしょう)。私も映画や旅行の計画を立てるにあたって(海外に行く日は映画は見られません。国内なら見られますが)年間のカレンダーをチェックしていて、土曜の祝日が多いなということは分かっていたので、これはあらためて確認しなければと思いました。それで確認します。

2月11日:土曜日(年初から42日目)
4月29日:土曜日(同119日目)
8月12日:土曜日(同224日
9月23日:土曜日 (同266日)
12月23日:土曜日 (同357日)

うひゃー、なんと5日も土曜じゃないですか。これはひどいですね。1月1日が日曜日である年は、私のような人間にとっては鬼門ですね。一応断っておきますと、9月23日というのは秋分の日ですので、年によって日にちは変わりうるということは明記しておきます。

なお、当然ながらある日が×曜日だとしたら、その同じ×曜日になる日は、その日+7日です。つまり日曜日にはじまる年は、土曜日は年初からの日数が7で割り切れるということです。上もみなそうなっています。

日にちを変えることが可能な(と、政府が判断した)休みは月曜日にするという措置が取られていますから、そうであっても土曜日休みの多さにうんざりします。

まったくどうでもいい話ですが、私は社会人になってから運転免許を取得しまして、その際とある土曜日に教習所で教官じゃなくて指導員(私が「教官」と呼んだら、いや、私は指導員ですといわれました)の人から言われました。

「今日は仕事休んだの?」

私がたぶん「今日は日曜日です」というのとまったく同じ口調で「今日は土曜日です」と答えたところ、指導員の人は

「あ、世間は土曜休みなのか」

といいました。そうすると、悪い言い方しちゃったのかなという気はしました。

私が就職の際、ほかはともかくこれは絶対譲れんという線がありまして、それが「週休2日」でした。私が就職した時代はたいていの企業はすでに週休2日の体制だったと思いますので、これはそんなに高いハードルではありませんでしたが、いずれにせよ私にとっては給料よりも週2日休みが確保されることのほうがずっと重要なわけです。

そういうわけで、土曜日に祝日が入っても法律を変えて何らかの救済措置があるといいなあです(笑)。高校とか大学は、土曜休みというわけにもいかないからいろいろ問題もあるんでしょうが。中小企業も週休2日というわけにもいかない実情もあります。そういえば大学時代も、1年生、2年生のうちでも、なんとか週休2日にしたかったのですが、語学とかの必修がありなかなかうまくいかないこともありました。

大学はともかく、労働時間短縮については、昨今残業問題とかもいろいろ論じられていますが、やはり週休2日制の整備が必要でしょう。それと同時に残業も厳しく規制するというやり方をしていかなければです。

来年(2018年)は、確認したところによれば、11月3日が土曜日ですね。1月1日は月曜日です。うるう年でない年は365日ですから、7×52週+1日でその年は終了します。つまり1月1日と12月31日は、うるう年でない年は同じ曜日です。前の年の同じ日の曜日の次の曜日になります。これがうるう年になると、2月28日までは同じで、3月1日以降は次の次の曜日になり、それも注意しなければいけないことです。年間の曜日配列のパターンは14通りあり、それらを認識しておくことも旅行などの予定を立てる際はいろいろ役に立ちます。その関係の記事も後日書きたいと思いますのでお楽しみに。

2019年に、日本はアイルランド、スコットランドとどれくらい戦えるか

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まだ先の話ですが、ラグビーワールドカップ(RWC)の日本大会のプール(RWCでは、プールと呼びます)がきまりました。

日本はアイルランド、スコットランドと同組 19年ラグビーW杯1次リーグ

5/10(水) 17:24配信 デイリースポーツ

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会(同年9月20日開幕)の1次リーグのプール組分け抽選会が10日、京都迎賓館で行われ、世界ランキング11位の日本はプールAで同4位のアイルランド、同5位のスコットランドなどと同組となった。

 アジアでの初開催となる今回は1次リーグで出場20チームを5チームずつの4プールに分けて行われる。

 過去8大会の抽選は「ラグビーの母国」といわれるイングランドやアイルランドで行われてきたが、今回は初めてそれ以外の国で抽選会が開かれ、安倍晋三首相も出席。同首相が最初に開催国・日本の入るプールの抽選ボールを引いた。

 1次リーグの組み分けは次の通り。

【プールA】アイルランド、スコットランド、日本、欧州予選1位チーム、欧州予選2位-オセアニア予選3位のプレーオフ勝者チーム

【プールB】ニュージーランド、南アフリカ、イタリア、アフリカ予選1位チーム、敗者復活予選優勝チーム

【プールC】イングランド、フランス、アルゼンチン、アメリカ予選1位チーム、オセアニア予選2位チーム

【プールD】オーストラリア、ウェールズ、ジョージア、オセアニア予選1位チーム、アメリカ予選2位チーム

>安倍晋三首相も出席。同首相が最初に開催国・日本の入るプールの抽選ボールを引いた。

安倍晋三が引いたですって? なにをあんな馬鹿でクズに引かせるのでしょうか。ふざけるにもほどがあります。

安倍なんかどうでもいいですが、気を取り直しますと、プールCの

>イングランド、フランス、アルゼンチン

のうち1チームが予選プールで落ちるというのは、まさに前回15年イングランド大会での、イングランド、ウェールズ、オーストラリアの激突を思い出しますね。この時は開催国であり優勝経験国であるイングランドが予選プールで敗退という屈辱を味わいました。

それで日本はというと、アイルランドとスコットランドですか・・・。ニュージーランドやイングランド、オーストラリアあたりと同じプールになるよりはいいかもですが、しかし強敵ですね(苦笑)。ラグビーの場合、どっちにしたって日本より上位の国は強敵ですが、アイルランドは昨年オールブラックスを破っているくらいだし、スコットランドもなんだかんだといって取りこぼしをするようなチームではない。要所ではきっちり勝ってきます。日本での戦いは大きな日本へのアドヴァンテージですが、しかし勝つのはやっぱりきついと思います。

いずれにせよ現在真剣勝負をしたら、たぶんアイルランドとスコットランドには日本は勝てませんので、あと2年でどれだけ強くなれるかですね。2チームに勝てればいいですが、たぶんそれは難しいですから、どっちか、具体的にはスコットランドねらいかもですが、勝ってそれで2位通過を目指す、ってのが現実的な戦略でしょうか。海外の優秀な選手を日本代表になってもらう(ラグビーは、代表は必ずしも国籍取得を要件としていません)ことも必要ですし、またいい選手をどんどん起用していかなければなりません。もちろん現在の代表選手もどんどん進化を必要とする。

うーん、書いているだけでも大変な気分になってきます。昨年日本はスコットランドと対戦、2戦目はラグビー界初の天覧試合でしたが、後半にスコットランドが、スクラムハーフにエースのグレイグ・レイドローを出してきたら、まさにスコットランドは水を得た魚、ほうれん草を食べたポパイ、ギアが入った車になってしました。これでは勝てません。試合は5点差での敗北でしたが、レイドローが前半から出ていればもっと差がついたでしょう。この試合については私も記事を書きました。

スクラムハーフが変われば、試合ががらっと変わった

もちろん2019年の日本は、2016年の日本ではありません。ここは日本の成長を期待して、この記事を終えます。それから反維新さん、上の記事でコメントを返せずごめんなさい。 

インドデビューをすることとなった

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インドへ行くこととしました。昨年コルカタ(旧カルカッタ)へ行こうと思っていたのですが、昨年は安い航空券が確保できず行くことを断念、今年ついに行くことができるわけです。無事連休明けの5月8日に航空券を購入できました。

インドといっても広いし言語は違うし、民族、宗教、文化、豊かさ、なにからなにまで違いますが、今回は5日間の日程なので、コルカタに特化した旅行にします。来年は、バングラデシュのダッカへ行こうと考えています。なかなかハードそうな旅ですが、ダッカにも北朝鮮レストランもあるそうですから(「地球の歩き方」にも紹介されています)、行ってみても面白そうです。

コルカタでは、やはり牛肉を食べてみたいですね。インドで牛肉を食べるのも、なかなか趣味が悪そうで面白そうです。コルカタは、インドの中ではわりと牛肉を食べる場所がある都市のようです。ムンバイ(旧ボンベイ)などよりは安く食べられるとのこと。なにもインドで牛肉を食べなくったっていいような気もしますが、これも社会勉強です。下の記事参照。

インドで格安な牛肉を食してみたら・・・

いずれにせよインドというのは、やはり海外旅行好きには避けては通れない道ですから、私なりに楽しむ所存です。そういうわけで記事を乞うご期待。またこれに対応して、カテゴリーに「旅(インド・パキスタン・バングラデシュ)」というのを作成しました。

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(99)

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昼食も終わったので、これからキルメイナム刑務所に行くことにします。ここは例のイースター蜂起の際に政治犯が処刑されたところで、アイルランドにとっては聖地みたいなところです。

テンプル・バーからバスで行きます。

バスの中です。

着きます。

ずいぶん込んでいます。

どうもここは、すでにぶらりと寄るところではなく、あらかじめ予約をしておかないとだいぶ待たされるということがわかりました。非常に遺憾ですが、ここは次の機会に行くことにします。

子どものころからここに連れてくれば、大人になれば愛国青年になるのかもです。

バスに乗ろうかタクシーに乗ろうか考えますが、ヒューストン駅(ダブリンの最初にタクシーで乗り付けた駅です)が近いので、そこまで歩いていくことにします。

駅へ向かって歩きます。

カーヴが多いのでお亡くなりになったのですかね。思わずご冥福をお祈りしました。

駅につきます。

左側の窓口で、ゴールウェイまでの切符を買いました。

もうずいぶん前のような気がしました。

路面電車ルアスに乗ることにします。

やってきます。

中はだいぶ込み合っています。

コノリー駅に到着します。

コノリー駅へ向かいます。

(つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(100)

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コノリー駅からDART(Dublin Area Rapid Transit )に乗ります。これから郊外へ向かうわけです。

老朽化した建物が駅のすぐ近くにあります。

これまたずいぶん古い感じの建物です。

自転車も持ち込みOKなんですかね。北欧の電車もそうだったな。

体育会系の女性たちですかね。

ダブリン コノリー駅 DART (2015年9月27日)

電車がやってきましたので乗ります。

車両の中です。

左のあなた、ちょうどあくびをしているところを写真にとらえてごめんなさい。

前の席の女性が、驚いた顔で私を見ました。ごめんなさい。写真魔なので。

黒人男性と白人女性2人という、かつてのアイルランドではまず考えられない取り合わせの人たちもいます。

車窓です。

なかなか絵になります。

ダン・レアリー駅に到着します。ジェームズ・ジョイスでも知られるダン・レアリーの駅です。

さあ、ダン・レアリーを散策します。

(つづく)

「アイルランド・英国紀行」が終わった後の旅行関係の記事について

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ちょうど昨日の記事で「アイルランド・英国紀行」が100回になったので、今後の旅行関係記事について書いてみます。

このブログは、原則土日祝日は、旅行の記事を書くことにしています。あるいは、旅行などでしばらく記事を書けない場合は、連続して旅行記事になる場合もあるし、五輪や世界陸上などで書けない場合もあります。

それはともかくいま連載している「アイルランド・英国紀行」は、あと20回くらい続くと思います。するとだいたい2か月記事が続くこととなります。その後どのように旅行の記事を書いていこうが思案中です。

14年~15年の北京・天津紀行は長期の記事になりそうなのですが、これいつ書けるのかわかりません。9日間の旅行ですし、最初の北京と天津への旅ですからいろいろ書くことも多いわけです。

それで昨年8月の台湾紀行以降に旅したヤンゴン(16年9月)上海(16年11月)シンガポール、バダム島、ジョホールバル、北京紀行(17年3月)がまだ未記事です。7月までに「アイルランド・英国紀行」を終わらせるとして、ヤンゴンと上海は、1日あたり1記事で旅行記を書いて、シンガポールはある程度回数を必要とする旅行記になりそうです。またこれから香港コルカタにも行くので、コルカタはともかく香港の旅行記も、やはり短く終わりにさせないといけません。11月にはミャンマーに行きたいのでそれの記事も書かねばならないし、12月~1月には、私が「行く」と宣言しているところへ行かねばならない。これもすごい長期の旅行記になりそうです。うーん、旅行記の記事が渋滞します。

15年~16年の台湾紀行の記事は、SDカードを(カメラごと)紛失したので1記事しか書かず、16年~17年の韓国紀行は原則1日1記事で7記事で終わらせましたので、だいぶ余裕が出たのですが、アイルランド・英国紀行は、私のあまたの旅行でも最高に日付が長くいろいろ充実した旅行でしたので、長くなったのは仕方ないと思っています。

前には、違うブログを立ち上げて政治系の記事とお遊び系の記事を分離しようかとも考えましたが、やはり記事の幅が広いほうが私には面白いのでこのブログ1本に絞っています。またかつては1日複数記事を書いたり記事を書かない日もあったのですが、面倒だったり貧乏性なので1日1記事の精神で記事を書いています。ということは、このブログの記事数は365(366)になりまして、映画の記事も書かねばならん、社会問題の記事も書かねばならん、美女の記事はいうまでもない・・・となると、なかなか記事の配分も大変です。とりあえず旅行関係の記事を年間130記事くらい書くという感じですかね。年間長期の旅行は2回(夏と年末年始)行くので、それを何回くらいの記事で書くかも課題です。

なお上のはなしは、旅行記そのものについてです。周辺記事(今度ここに行くとか、旅行の際の持ち物とか関連話など)は別ということでお願いします。

映画と旅は、わが人生の命ですから、これからもいろいろ記事を書きたいと思いますのでお楽しみに。

某インド料理屋で言われたこと

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今年に入ってから、職場からそんなに遠く離れているわけでないインド料理屋にしばらくぶりに行ってみました。そこに行ったのは半年くらいぶりです。前回行ったのは、バングラデシュの首都ダッカで日本人をふくむ多数の人質が殺害された事件があった土曜日でした。カレンダーで確認すると7月2日です。その時なぜその店に行ったかはさだかでありませんが、あるいは「バングラデシュ」という国名をテレビやネットでみてきいていて、そこから連想してインド料理店に行こうかとう気になったのかもしれません。

食事が済んだ頃、店員のインド人男性が私に言いました。

インド人店員「あなた前にも来たでしょ」

私「は・・・い?」

インド人店員「スマートフォンずっといじっていたじゃないですか。それで思い出したんですよ」

思わず苦笑しました。つまりは、私は行儀の悪い人間なのかなと思います。

食事の際、えんえんスマートフォンをいじるというのは、やはり良くないなと思いましたが、私はじゅうぶんスマートフォン、ネット依存症のようです。それもどうかです。


つまらんことを大げさに騒ぐ馬鹿

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社会時評というほどでもありませんが・・・。

眞子さま 同級生とご婚約へ魚拓

5月16日 19時01分
秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまが、大学時代の同級生の男性と婚約される見通しになりました。関係者によりますと眞子さまは、ICU=国際基督教大学に通っていたときの同級生で、横浜市に住む法律事務所勤務の小室圭さん(25)と婚約される見通しになりました。結婚の時期は、来年が想定されているということです。
お相手の小室さんは、高校までインターナショナルスクールで過ごし、大学時代には、神奈川県の藤沢市観光協会が主催する2010年度の「湘南江の島海の王子」として各地で行われる観光キャンペーンなどで活躍した経歴があります。

眞子さまは、平成3年生まれの25歳で、大学を卒業後、イギリスに留学して博物館学を学ばれました。帰国後は、日本テニス協会の名誉総裁などを務める一方、外国を親善訪問するなど皇族としての活動に取り組んでいて、去年からは、東京大学の博物館の研究員として、東京・丸の内の施設で週に3日程度勤務されています。

5年ほど前、東京・渋谷区の飲食店で開かれた留学に関する意見交換会の席で知り合って以来、交際が続いてきたということです。

眞子さまは、最近も月に数回、東京都内やその近郊で、小室さんとデートを重ねられていました。

秋篠宮ご夫妻は、眞子さまから小室さんを紹介されたうえで交際を認められていたということで、かつて秋篠宮さまが仲をとりもった妹の黒田清子さんと黒田慶樹さん夫妻も、眞子さまの将来に向けた相談に乗ることがあったということです。

また宮内庁によりますと、天皇皇后両陛下にもすでに報告されているということです。

眞子さまは、天皇の子や孫にあたる女性皇族「内親王」で、宮内庁は、同じく「内親王」として結婚した黒田清子さんの例も参考に水面下で準備作業を進めています。

準備が整えば記者会見を行って、眞子さまと小室さんの婚約の内定を発表する方針です。

皇族の結婚は、男性の場合、皇室典範の規定で皇室会議の議決が必要ですが、皇室を離れる女性の場合、こうした手続きは必要なく、一般の結納にあたる「納采の儀」と呼ばれる儀式が行われて婚約が正式に決まります。

女性皇族の婚約は、3年前、高円宮妃の久子さまの次女、典子さんが、島根県の出雲大社の神職、千家国麿さんと婚約した時以来で、「内親王」では、黒田清子さん以来12年ぶりになります。

(ここまででも十分長ったらしいですが、以下もきわめて長ったらしいので略。続きを読みたい方は、リンクあるいは魚拓をご覧ください)

皇太子の子どもが結婚するってのなら、まあ大きく報道するってのもわからんでもないですけど、彼女は皇太子の姪ではあっても直系じゃないじゃないですか。そんなに騒ぐこともないでしょう。だいたい彼女は結婚すれば皇室を離れる身分であって、ますます騒ぐことがない。

こういうのを、時代錯誤な皇室タブーのコインの裏表ってやつなんでしょうね。何をいまさらながら、マスコミというのもしょうもないところです。

で、NHKは午後7時のニュースで約6分強、9時のニュースでだいたい12分~13分くらいこの報道をしていました。大げさにもほどがあります。

それで、なんの因果か本日NHKのこの2つのニュース番組を録画しておいたので、ちょっと読者の皆様にご紹介。最初は7時のニュース。

見てください。字幕にミスがあります。これまたひどいものです。

以下9時のニュース。

家族写真が出てくるというのもへんてこな気がします。

渋谷での街の声。それは、テレビでインタビューされればこんな回答しかしないし、しなければテレビで放送されません。

上に同じ。

上に同じ。なお私は、こんど結婚する人については、名前くらいは知っていますが、顔もよく知りませんでした。

「朝日新聞」も号外を配ったみたいですね。他紙については知りません。号外を配るようなことじゃないだろ。

いずれにせよ題名通り、つまらんことを大げさに騒ぐ連中です。

今年も買うぜ! 飽きずに(東ドイツ美女ヌードカレンダー)

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Schoen nackt 2018: Aktfotografie in der DDR

このブログでは、2012年から旧東独の女性たちのヌード写真を特集したカレンダーをご紹介しています。

来年は、自室で旧東独美女を見つめるつもり(2012年)

来年も、(旧)東独美女を部屋のパートナーに(2013年)

今年も旧東独美女のカレンダーを購入する(つもり)(2014年)

今年はかなり早く、この東独美女カレンダーについての記事を書いてしまう(2015年)

昨年(2016年)も飽きずに次のような記事を書きました。

来年も旧東独美女のカレンダーを楽しめる

例年だんだん記事を書くのが早くなっているような気もしますが、このカレンダーのバックナンバー(という言い方があるのか)もAmazonでは高値で取引されているので、私としてもぬかりなく購入しなければいけないわけです。さすがに複数買って商売しようとも思いませんが。

今年は、Klaus Fischerという方が写真家です。西ドイツ時代にそんな有名なサッカー選手がいましたが、こちらは東独の写真家です。たぶんこちらにリンクした方。確信はありませんが。上の本も、日本のAmazonでも入手できます(この記事執筆時点)。当方ドイツ語に暗いのでよくわからないのですが、ライプツィヒで活動していたようですね。

それでライプツィヒで思い出しましたが、NHKの番組でもライプツィヒが特集されていたので、今年は無理ですが、来年か再来年あたり何年振りかでライプツィヒに行ってみたいと思います。それで、私は人生の最終盤にライプツィヒに3か月暮らしたいと思いますので、そのライプツィヒ生活を記事にしたら、このブログはおしまいにします。ただそれが、いつかはもちろんわかりません。

さすがにまだカレンダーをどうしようかと考える時期ではないでしょうが、読者の皆さまもいいカレンダーを見つけてください。

原田知世も歌が下手だと思う

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今回は「映画」「美女探求」のカテゴリーも可能ですが、一応「音楽」ということで。

過日何の因果か原田知世主演の「時をかける少女」を観てしまいました。21世紀になってからも同じ原作からのアニメ映画化、映画化、テレビドラマ化がされているくらいで、ヒロインの名前も「和子」という古風な名前から変えたりもしているようですが、でもたぶんこの原田知世主演の映画が公開されなければ、こんなに人気は出なかったろうなと(勝手に)考えます。監督の大林宣彦も、この映画のWikipediaによれば

>この映画と知世は天の配剤めいていた。映画の神様が降りて来たんでしょうかね。あの頃の知世でしか撮れなかった。半年遅れても撮れなかったでしょう

という発言をしているそうですし、プロデューサーの角川春樹も、同じ原作で自分が再映画化の監督をしたくらいです。

それでこの映画を観ていない人も、原田が歌う主題歌は聴いたことがあるのではないかと思います。サビの部分は「知っている!」という方が多いのでは。

時をかける少女 - 原田知世

曲は松任谷由実の曲なのでいい曲ですが(なお夫の松任谷正隆が、映画に遺影で登場しています。彼は、「晴れ、ときどき殺人」への出演など、角川映画と多少付き合いがありました)、歌は、あんまりうまくないよね(苦笑)。

それで、レコーディングじゃなくて生ライヴでの歌の動画がこちら。

時をかける少女 原田知世

うーん、YouTubeのコメント欄にもありますように、口パクでなく本当に歌っているので、かなり、いやひどく下手ですね(苦笑)。

別に彼女は歌手志望ではないし(真田広之にあこがれて、オーディションに参加したとのこと)、下手なのは仕方ありませんが、歌番組が衰えて、ある程度歌い手の実力も厳選されている昨今のレベルからするとやはり厳しいですよね。

もっとも彼女は、現在でも歌手は続けています。

音楽と私(限定盤)(DVD付)【特典:オリジナルポスター】 CD+DVD, Limited Edition, SHM-CD

他の角川3人娘である薬師丸ひろ子渡辺典子のうち、渡辺は昨今歌は歌っていないようですが、そして薬師丸ひろ子のほうが歌はうまいと思いますけど、歌唱力の劣る彼女が歌手を続けているのも面白いといえば面白いかもです。

角川映画といえば、いずれは角川春樹の功罪についても記事を書きたいのですが、それにはもっと角川映画を観なければいけないし勉強もしなければいけないし、いつになることか・・・。

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(101)

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特に目的もありませんが、波止場のほうへ歩きます。

このような日にこのような道を歩くのは、最高の気分です。

日差しが強いので、サングラスをかけている人がわりといます。

海岸に向かって散歩道を歩きます。

塔には注目してしまいます。

平和な光景です。

日曜日のせいか子ども連れの人も多いですね。

女の子同士仲よさそうでなによりです。

海岸で少し休もうかと思います。

私は海辺でぼーっとしているという人間でもないのですが、だいぶ疲れが蓄積しているので、ちょっと休むことにします。

海外で、こうやって海を見ているのもいい光景です。

別に説明するまでもないでしょうが、海の向こうは英国です。

ヨットもたくさん出ています。

私のマイバッグです。

大砲に登る子どももいます。

(つづく)

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(102)

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平和でいい光景です。

港のほうへ歩いてみます。

アイルランドでも女の子同士で遊びに来ています。

確かにこの日は、海辺を散策するには格好の日かもしれませんね。

やはり子どもの数が多いですね。

記念写真を撮ります。モザイクをかけているのは乞うご容赦。

手をつないでいる女の子たちがいるなと思ったら、中国あるいは韓国の女性だった模様です。ただしアイルランドは、わりと手をつないでいる女の子たちがいます。

こういう光景、私大好き。

ジェイムズ・ジョイス・タワーに行っても良かったのですが、今日は引き上げることとします。

駅で電車を待ちます。

風船らしきものが空に上がっていました。

電車に乗ります。

タラ・ストリート駅で降ります。

改札を抜けて、パブを目指します。

前の記事でも登場しました。ジョイスの小説や、ケネディがダブリンに来た際に寄ったパブとして有名です。

ギネスを注文しますが、1杯5ユーロでした。これは、今回のアイルランド紀行で1番高いギネスでした。お釣りを待ってしまいました(笑)。ここのギネスは、うまいので有名とのこと。味わっていただきます。

ここは酒で勝負というパブです。

テレビでラグビーをやっていました。スコットランドが出ていた試合で、スコットランドVS米国戦だったようですね。

それで店の人に聞きました。

私「この店って、ケネディ大統領が訪れたんですって?」

店の人(男性)「そうだ。まだ大統領になる前の話だがね。1947年だ」

よどみなく答える男性の話を聞きながら、ここではジョイスとケネディの話はお約束のように観光客が尋ねるのだなとつまらんことを考えて苦笑しました。

(つづく)

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