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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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あるスポーツライターの死を追悼する

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あまり著名な方というわけではありませんし、たぶん読者の方々もそんな人知らんという方が大半でしょうが、ちょっと訃報記事を(魚拓)。

>作家の佐野正幸氏が急死 パ・リーグ愛あふれる「近鉄無念の三部作」など

スポニチアネックス 3月26日(土)15時2分配信

作家の佐野正幸氏が急死 パ・リーグ愛あふれる「近鉄無念の三部作」など
佐野正幸氏
 プロ野球のパ・リーグを中心とした著作で知られたスポーツ作家、ノンフィクション作家の佐野正幸(さの・まさゆき)氏が今月21日に不整脈のため亡くなった。63歳。北海道札幌市出身。

【写真】あの名将が就職を世話

 25日未明、スタッフが佐野氏のブログを更新し、発表。長男の可永夢さんは21日、フェイスブックで「突然のお知らせで申し訳ありません。父正幸は、本日3月21日午前4時頃、不整脈により他界致しました。昨日の夜に北海道から帰宅し、その時にはまだ元気に話をしていたのですが、あまりにも急な出来事でした。63歳と短い人生でしたが、皆様に支えられながら素晴らしい一生を送れたのではないかと思います。これまで父と少しでも関わっていただいた皆様に、家族一同心より感謝しております」と報告した。

 通夜は27日午後6時から、葬儀・告別式は28日午前10時から、東京都渋谷区西原2の42の1、代々幡斎場=(電)03(3466)1006=で。

 ファンレターで知り合った故西本幸雄監督の紹介で大学卒業後、近鉄百貨店東京店に就職。仕事の傍ら、近鉄バファローズ応援団長として全国の球場に駆けつけた。その経験と知識を生かし、パ・リーグを中心にスタンド視点でプロ野球の裏面史をつづった

 主な著書に「近鉄無念の三部作」と呼ばれる「1988年10.19の真実」「1989年・嗚呼!G戦上のバリア」「もうひとつの江夏の21球」などがある。

個人的には、スポーツ新聞のHPならともかく、Yahoo!ニュースで死が報道されたというのがちょっと驚きです。そこまでの知名度があるとも思えなかったので。というわけで、魚拓もとっておきました。同名の人で、ミュージカル俳優もいますが、俳優の方がたぶん知名度は高いでしょう。

なぜ私が佐野正幸氏の追悼記事を書くかというと、拙ブログで氏の本を書評したことがあるからです。

追憶のスタジアム 1988年10月19日の川崎球場はすごかった

いま読み返すと、非常にお恥ずかしいというか、生意気な記事ですが、氏のHPの中にあった今は閉鎖されているブログで、私のコメントにも丁寧にコメントを返してくださったのがとてもうれしく思いました。

写真は上の記事からのものです。みてお分かりのように肥満体ですが、最近の写真を見るとだいぶやつれた感があり(実際大病で入院されたこともありました)、正直大丈夫かなと思っていましたが、急死されたとなると非常に気の毒です。ご冥福をお祈りいたします。

さて、上の記事は26日午後の発表ですが、私はたまたま別件で調べているサイトから氏の死を24日に知りました。氏の地元の北海道では、早めに死が報道されていたみたいですね。こちらの記事魚拓)によると、22日には報道されています。

最近は野球以外の本も出版されていたみたいですが、当方未読ですのでそれについては論評できません。しかしやはり若くてやる気のある方の死は痛々しいですね。昨今の野球賭博の関係でも、氏の鋭い筆鋒を読んでみたいと思いました。それにしてもコメント欄で2回返信コメントをいただいただけの関係でも、何らかの形で対話した方の逝去はショックです・・・。


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