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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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韓国系のエアは、(いまだ)客室乗務員の(容姿の)レベルが高い(と思う)

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過日ちょっとネットをさまよっていましたら(ネットサーフィンという言葉がありましたが、ネットの上に乗るというより、さまようというのが正直なイメージです)、ちょっと面白い記事を読みました。

筆者は野球(特にMLB)に詳しいライターですが、これは野球とは無関係な記事です。筆者の方は、

>それがここ10年くらいで、日本のCAもビッグママとまでは言わないが、容姿の点では別に傑出した人達ではなく、一般女性と変わることがない水準に落ち着いてきたように感じられる。

とした上で、

>これは完全に男性視点での話だが、21世紀に入ったあたりから海外旅行が極めて一般的になったために、前世紀というか昭和の時代においてわれわれ男性陣があれほど焦がれた「スッチー」(敢えて、その時代の俗称を用いる)も、やっていることは乗客から見える範囲においてはファミレスのお姉さんと同じであることに気付いたからだと思う(CAは保安要員だ、という意見もあるかもしれない。しかし、幸いにしてわれわれの99.999%は航空機事故に遭遇したことはない訳で)。 

国際線では英語力が必要と言われているが、ぼくが以前勤めていた会社で同僚だった元CAの女性などは、「しょせん、Beef or chicken?が言えればOKなのよ」と言っていた。

言い換えれば、もはや女性にとってある意味では究極の職業(これも男性による偏見かもしれない)ではなくなってきた。その結果、昔ほど才色兼備の若い女性がこぞって志望する職種では無くなったというのがぼくの仮説だ。

という指摘をされています。

私は、今も昔も、日系のフルサービス提供のエアに乗る機会は多くありませんが、確かに昔と比べると普通の容姿というか、雰囲気もそんなに華やかというわけではない女性が客室乗務員に増えてきたなという気はします。

上の筆者の方のご指摘はほぼ正鵠を得ていると思いますが、筆者はほかに

>いや、ひょっとすると、今も昔もCAの美的偏差値に大きな変動がなく、昔ほど男性がこの職業の女性に強い執着をを持たなくなったため、その偏差値が下がったように見えているだけかもしれない。

とも書いています。それは確かにそうである部分もあろうと思います。そのような心理的な部分もあるでしょう。

ほかに、たとえば客室乗務員に、非常勤職の人も出てきたとか、あるいはJALが倒産したとか、労働条件が昔ほど良くなくなったということもあります。当たり前ですが、時代の花形職業で、いいお金をくれて経営もしっかりしていて、容姿を重視する職場でしたら、優秀で容姿にもめぐまれた女性が集まります。そのあたりも時代の変化でしょう。

また格安航空会社(LCC)は、基本的にそんなに客室乗務員の容姿なんてものに頓着しないでしょうから、これもわりと普通の女性が集まるということになります。給料もそんなにいいわけではない。

「スチュワーデス」という呼び方から、キャビンアテンダント(CA)あるいは客室乗務員といった名称に変わっていく過程は、やはり客室乗務員(という表記に私はしています。理由は特になし)という職業が、待遇面、注目面もふくめて地味な存在になっていく過程でもあったのでもあろうなと思います。

そういえば、昔はプロ野球の選手とか有名なタレントなどが、客室乗務員(当時は「スチュワーデス」か)と結婚するというのがわりとあったじゃないですか。でも今は、昔ほどはそういう話は聞かないような気がします。すみません。あくまで「気がします」です。いいとかわるいとかの話ではありませんが、そういう時代なのでしょう(これは、引用した記事の筆者も指摘しています)。

さてさて、そう考えると、コリアンエア(大韓航空)は最近乗っていないので知りませんが、私が愛用しているアシアナ航空なんかは、たしかにいまだに客室乗務員のレベルが高いですね。韓国人は整形手術をするので本来の容姿はどうかは分からんとはいえますが、美人ばっかだし、スタイルも抜群です。どの女性も、見とれちゃうくらいの美女です。たいしたものです。

そうすると、やはり韓国ではいまだ飛行機に乗る、海外に行く(韓国では、KTXが発達しましたので、昔ほどは国内線の飛行機は乗られなくなっているはずです)というのは、日本以上に非日常的な経験、晴れやかな時間なのかもしれませんね。文化的な違いもあるかもです。韓国のLCCは、他国のLCCほどは機内サービスをばっさりカットしているわけではないという話を聞いたことがあります。すみません、これも「聞いたことがあります」です。「機内サービス」のうちには、きれいな若い女性から機内サービスを受ける、ということ自体もふくまれているはず。

いずれにせよこれから、韓国系のエアといってよくなければアシアナ航空だけに話を限ってもいいですけど、現在の客室乗務員のレベルがどれくらい維持されるかというのは興味深いですね。さらに上昇するか、そうでもないか、現状維持か。それらがどういう理由でそのように変化するのか(あるいはしないのか)いろいろ面白そうです。韓国での整形手術をうける女性の現状を考えれば、案外容姿のレベルは維持されるのかもです。わかりませんけど。

というわけで、これからもアシアナ航空というのは私の御用達エアになると思いますので、乗るたびに確認そして、折にふれてこのブログでも報告していこうと思います。また、この記事の元ネタを提供してくださった豊浦影太郎さんに感謝を申し上げます。


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