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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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秩父宮ラグビー場へ、サンウルブズの試合を見に行った

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若干旧聞ですが、5月7日土曜日に、秩父宮ラグビー場へ、スーパーラグビーサンウルブズフォースの試合を見に行きました。写真も撮りましたので記事にします。フォースは、オーストラリアのチームです。

外苑前の駅から秩父宮ラグビー場へ向かいます。妙に大勢の人が駅へ向かうので、なんだと思ったら、この日は東京六大学野球の試合があって、明治大学と法政大学の試合があったんですね。法政の名の入ったシャツを着た体格のいい体育会系とすぐわかる男子学生が複数いたので、サンウルブズの試合のスタッフの応援に動員された法政大学のラグビー部の学生かなと思ったのですが、そうでなくて野球部の学生だったわけです。どうでもいい話ですが、この後の第二試合で、立教大学と東京大学の試合がありまして、東京大学が勝ちました。いいピッチャーがいれば、東京大学だって勝てるということです。

チケットをもぎってもらいます。私の席は、バックスタンドです。

おお、ラグビー界の聖地に来たな、という気がしました。

サンウルブズのジャージを着ている人もちらほら。バックスタンドでは、もっと大勢のファンが着ています。

写真からでも想像がつくでしょうが、この日は暑かったので、かき氷に人気がありました。私はいただきませんでした。

指定席につきます。ちょうど選手が入場して、キックオフ直前です。

この日は日差しが強く、私の肌も紫外線で強いダメージを受けてしまいました。

あにはからんや、予想に反して、サンウルブズが先制(トライ、ゴールは決まらず)しましたが、地力は敵のほうがあるので、やはり攻め込まれます。

すぐトライを奪われます。インターセプトされてのお見事トライでした。

ゴールも決まります。左上のほうにボールが写っていますのでご確認ください。

ラインアウトの際は、静止しているので、私のようなろくな機材を持っていない素人写真家でも落ち着いて写真が撮れます。なお観客席では、三脚の持ち込みは禁止です。

またトライを取られてしまったので、選手も円陣を組んで、立て直しを図ります。

手当を受けている相手選手のすぐ近くでトライ後のコンヴァージョンのキックをけるというのも、ラグビーならではの光景です。

相手側のスクラムやラインアウトの際は、「NOISE」を出して、相手を動揺させます。サンウルブズですから、狼の遠吠えらしき声を出します。しかし私の後ろに座っていた女性は、「なーんか、物悲しいよね」と言っていました。

至近距離でのモールやラックはさすがに迫力があります。

試合全体を把握するには、当然ながらもっと高い位置の席のほうがいいに決まっていますが、雰囲気を楽しむという点では、このようなフィールドに近い席も悪くありません。

トライが決まりました。その瞬間の写真も撮影したのですが、あいにくよく撮れていませんでした。

コンヴァージョンキックの瞬間が撮れるのもうれしいものです。なおこの試合は、PG、DGによる得点はありませんでした。サンウルブズはPGを狙うような試合展開ではないし、相手もPGよりトライをサンウルブズからは狙いたいわけです。

このような瞬間も間近で見ると迫力があります。

スクラムを近くで見られるのはいいですよね。

さすがの迫力でした。

前半が終わります。やはりサンウルブズはリードされています。26-5と苦しい点差です。

お手洗いに行ったりしてごった返します。

後半になると、だいぶ私も慣れてきて、まともな写真が撮れるようになってきました。ラインアウトの際は、意外と高くボールを投げるんだなと思いました。

サンウルブズがトライを決めました。相手チームも円陣を組んで、今後の対応を協議します。

ゴールも蹴ります。

相手陣を攻めます。80分近くになってからも1つトライを奪えました。

40-22で試合終了、サンウルブズの負けですが、意外とこの試合は、特に後半は健闘したので、観客も喜びます。

コンデジの望遠ですから、あまりいい写真でないのはご了承ください。

予想通り負けましたが、試合内容はまあまあの健闘でしたから、観客も温かくサンウルブズのメンバーを迎えます。前に陣取っている人たちは、サインをもらうつもりです。私は、サインペンは持っていましたが、サインしてもらうものがないので、今日のサインは断念します。

しかしやはりサンウルブズのメンバーは元気はありません。

選手は去っていきます。あれ、ってことは、サインはもらえないってことですかね。私も引き上げます。

一部の観客は、このようにまだフィールドを眺めます。この子どもたちも、今後ラグビーファンになりつづけるかもです。

相手チームの選手がサインに応じていました。私はサインしてもらうものがないので、手のひらを合わせました。こういうのも、ハイタッチっていうんですかね。彼は、6番の背番号をつけていたので、フランカーのスタンダー( Brynard Stander )かと思われます。彼は、南アフリカの選手です。刺青が迫力がありました。それにしても、南アフリカの白人(アフリカーンスかな?)と試合後に日本人の観客がサインをもらったりハイタッチをできるというのも、すごい時代だなという気もします。スカルク・バーガーみたいな超大物が日本でもプレーしたくらいだしね。しかしそのありがたみを、たいていの人間は理解していないわけです。これはこれで、もったいない話です。

この後会場を後にする際、おそろいのジャージを着た(たぶん)スタッフが手のひらを出していたので、皆さんとハイタッチさせていただきました。まあこうやって、次の試合にも来てくださいよ、ということでしょう。スタッフの方々の努力には敬服します。

次に日本で試合をするのは7月2日とのことで、その日は見るのは私は難しいかもですが、私は5月5日の夜にチケットを取ったくらいで、たぶんそんなに込むことはないでしょうから、興味のある方はぜひ試合を見に行ってください。


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