過日、仕事の関係で、カメルーン人女性と話をする機会がありました。それで、事前の情報では日本語を話せないという話だったので、それならと思い、フランス語で自己紹介することとしました。カメルーンは旧フランス植民地です。
で、日本人のつきそい(?)の女性と一緒に来た彼女に、私は話しかけました。以下、面倒なので、フランス語は省略します。
私「こんにちは。私はMcCrearyです。私は学生時代に少しフランス語を勉強しました。しかし私にとってフランス語を話すのはとても難しく・・・」
そんなことを言っていると、彼女は流ちょうな日本語で言いました。
「すごい。この人フランス語話せる」
思いっきりうんざりしました。私のフランス語よりは、少なくとも会話についてなら、彼女の日本語のほうが上手です。彼女と話をしていると、フランス語と英語(あと現地語もできるのでしょうが)と日本語もだいぶできる人で、それなら私のフランス語なんか出る幕がありません。
なかなかフランス語で話をするのも難しいと思います。
そういえば昔、ブリュッセルのホテルでフランス語を話していたら、いつの間にか英語になってしまい非常に悔しい思いをしたことがあります。レバノンでも、フランス語で話をしようとしたら、英語で返されたり、露骨に「あんた英語のほうが得意だろ」という顔をされたりします。が、これからもフランス語の勉強は怠らないようにしたいと思います。