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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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アイルランド・英国紀行(2015年9月)(57)

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宿で朝を迎えます。

B&Bの朝食をいただきます。

一説によると、英国よりアイルランドのほうが昔ながらのB&Bが残っているとか。その真偽は知りませんが、あるいはそうかもしれません。

バスターミナルへ歩きます。

今日はスライゴーへ行きます。スライゴーといえば、ウィリアム・バトラー・イェイツです。ここで、彼の詩集を読むつもりです。

対訳 イェイツ詩集 (岩波文庫) 文庫 

対訳ですから、私のようなものぐさには非常にありがたい本のわけです。ダブリンでジョイスを読み、スライゴーでイェイツを読む。さらには、サリナスでスタインベックを読み、カフェ・ド・フロールでサルトルを読む。いいじゃないですかって、スタインベックとサルトルはまだしていません。いずれはアルジェリアでカミュを読まなければな。もちろんフランス語で。

旅はようやく半分くらいなのに、予想以上に出費が多く、日本円や英国ポンドをユーロに両替します。しかし英国ポンドはともかく日本円は両替が面倒でした。

ところで、何の因果かバスターミナルの出発する時間に、アラン諸島で知り合った韓国人美女と再会しました。あいさつします。彼女も今日この街を離れて、南部のほうを旅するとのこと。やや素っ気なく別れてしまったので、後でメールにて謝っておきました。

バスはスライゴーに向かいます。本来なら鉄道で移動したいのですが、あいにくスライゴーへはゴールウェイからは鉄道では大回りになるので、バスを利用するわけです。

途中から前の席に移動します。私は、高速道路を走ってスライゴーに向かうのだと考えていましたが、そうでなくもっぱら一般道を走るバスでした。そちらのほうがおもしろいといえば面白のは確かです。

薬屋は割とよく見かけます。

バス停がこのようにあるわけです。

途中からこのような地元(でしょう、たぶん)の老婆が乗ったりするわけです。

スライゴーが近づいてきました。

「DERRY」とありますが、これは北アイルランドの街です。

そうこうしているうちにバスが着きました。運転手の人に、スライゴーに着いたら教えてくれと頼んでおきましたが(終点ではなかったので)、どっちみちそんな必要はありませんでした。ここでちょっと休憩です。私はおります。

天気は相も変わらずよくありません。

(つづく)


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