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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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ソウルと釜山の日本大使館、領事館前にある少女(従軍慰安婦)像を見学してきた

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ちょうど私が韓国にいるとき、釜山の日本領事館前に従軍慰安婦像を設置するというのが話題になりました。1度撤去されてまた設置されるというのもなかなかすさまじいものがあります。

<韓国>釜山の少女像、日本総領事館前で除幕式

毎日新聞 2016/12/31(土) 22:12配信

 【釜山(韓国南東部)大貫智子】韓国南東部・釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置された問題で、市民団体は12月31日夜、総領事館前で除幕式を開いた。外国公館前の少女像設置は、2015年12月の慰安婦問題に関する日韓両政府合意に反するとして日本側は反発、韓国外務省も移転が望ましいとしているが、韓国では弾劾訴追案可決で職務停止となった朴槿恵(パク・クネ)大統領が主導した日韓合意への反対が強く、移転は困難な状況だ。

 式には女性団体や学生らが出席し「国民が勝利した。少女像を守り抜こう」などと書かれたプラカードを掲げた。少女像は地元自治体が不許可とし、28日に行政や警官らが強制撤去したが、批判の高まりを受け、30日に一転して黙認し、市民団体が設置していた。ソウルの日本大使館前の少女像移転のメドがつかない中、日韓両国の新たな火種となった形だ。

 背景には日韓合意に対する韓国世論の反発の強さがある。29日発表の世論調査(リアルメーター社)では、日韓合意を「破棄すべきだ」が59%で、「維持すべきだ」の25・5%を大きく上回った。日韓合意に基づき韓国政府が設立した「和解・癒やし財団」は、合意時点で生存していた元慰安婦の7割を超える34人が、日本政府が拠出した10億円からの現金支給受け入れを表明したと発表。しかし、こうした事実はほとんど報道されていないため、「当事者無視の合意」と思われているのが実態だ。

 朴政権への批判を強める野党側は、今年行われる次期大統領選に向け合意の再交渉を掲げている。ソウル大の朴※熙(パク・チョルヒ)教授は「韓国側も努力したが残念だ。(地元自治体が)世論の批判に耐えられなかったのは、野党が主導権を握る政局の影響」と話す。(※は吉を横に2つ並べる)

最終更新:2016/12/31(土) 22:12

それで、ちょうど今回は、釜山とソウル両方に滞在する計画だったので、では両方とも見学しようと思い立ちました。

最初は1月1日の、日本大使館前にあるという少女(慰安婦)像です。日本大使館のある建物へ行きますが、しかしなかなか見つかりません。ネットで検索して地図その他とにらめっこしていたら、ようやくそれらしきものがありました。近くにいた警官に、Wikipediaにあった写真を見せると、そうだというので、行ってみます。

で、個人的な意見を言いますと、この像については、日本大使館前というより日本大使館近くに設置されている、というのが実情に近い気がしました。仮に政治合意(?)で撤去されたとしても、すぐ近くに再設置されるだけじゃないのという気がします。

それでよせばいいものをかもしれませんが、記念写真を撮ります。近くにいる人に頼みました。

近くには、慰安婦像を守っている人たちがテントを張っています。

それで私は、前に記事にしたこの件を思い出しました。

じゃあてめえら産経新聞社社員は、中国製品を使っていないのかという話になる

> 慰安婦像は韓国政府が日本との政府間合意で撤去に努力すると約束した後、これに反発する学生活動家たちが「像を守れ!」と叫んで像の横で毛布をしきビニールをかぶって寝泊まりしていた。当局がテントを張らせなかったのでそうなったのだが、これでは寒いので電気毛布で暖をとるため発電機を持ち込んだのだ。

 ところが発電機を見て驚きかつうれしくなった。発電機には何と鮮やかな文字で大きく「HONDA」とあるではないか。反日活動家が日本製の発電機で暖をとりながら日本大使館前で反日パフォーマンスをやっているのだ。

いまはテントは張ってありますが、暖房器具はあったようなので、これ日本製なのかなあと確認しようとしたのですが、あいにく見てごらんのとおりの半透明のものでしたので確認できませんでした。

翌日1月2日、釜山に行きましたので、日本領事館に行ってみると、今度はたしかに、領事館のすぐ近くに慰安婦像がありました。ただし正門前とかいうわけではありません。

2日目にして帽子やマフラーが差し入れられて(?)います。なお、写真右側の塀の向こうが日本領事館です。

こちらには、詰めている活動家とかはいませんでしたが、警官が警備していました。まあ建前としては、領事館警備なのでしょうけど。

2016年12月31日の日付があります。

これは寄付したというか、関係者の何かの碑ですかね。確認できませんでした。

釜山では、記念写真は撮りませんでした。単に頼む人がいなかったからです。さすがに警官に頼むわけにはいかない。上の写真ではけっこう何人かが周囲にいますが、この人たちが去ると、近くにいるのは警官ばかりでしたし、足を止める人もあまりいませんでした。

釜山のほうが、日本側にとっては、「挑発」と感じられるものなのかもしれません。私個人は、このようなものは「表現の自由」の範疇だと思いますが、そう思わない人もたくさんいるのでしょう。なお一番上の写真は、時事通信の記事よりいただきました。


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