この旅の写真も、旅行記ではご紹介できない写真の中にもなかなかいい(かもしれない)写真もありますので、それはあるいは後日またあらためてご紹介することもあるかもしれません。それでは続きを。
この日は2016年12月31日です。モーテルをチェックアウトし、大邱名物のタロクッパプを、ガイドブックご推奨の店でいただきます。なかなか昔ながらの韓国の食堂の雰囲気があります。ところで正面に十字架がありますが、カレンダーもローマ法王のカレンダーをかけてあったくらいで、この店は熱心なカトリック信者なのでしょう。我らがキム・ヨナもカトリック信者で、洗礼名は「ステラ」です。
真ん中にある茶色の大きな塊は、牛の血を固めたものです。これをスープに入れていただきます。うまい。
店を出て街を散策します。リアカーを引いている人がいましたので、すかさず写真を撮ります。このような写真を、自分のPCの壁紙にするのです。別に美女ばかりそうしているわけではない。
門がありました。その下の像に注目します。
このように門の下に像があるというのは、あまり見た記憶がありません。
古い教会です。
その隣に新聞社の建物があり、その1階におしゃれなカフェがあるという情報がガイドブックに載っていたので、ではそこで一休みしようと考えたわけです。
この店自慢というイチゴのショートケーキをいただきます。
お手洗いに行く際ロビーにこんな胸像がありました。この新聞社の社長かなにかですかね。後ろの写真は、あるいは逮捕されて公判中の際のものかもです。昔は、韓国の新聞は幹部がよく逮捕されたりしましたから。
さらに歩きます。学校の近くの商店にあった書き割りですが、子どもの服装が、昔ながらの日本の子どもの服に酷似しているような気がしないでもありません。新南駅のすぐ近くです。
鉄道3号線に乗ります。韓国のモノレールはここだけとのこと。
西門市場駅で降ります。西門市場を見学します。
売れるんでしょうか・・・。
片一方が急ごしらえらしきフェンスがあり、しかもグリーンのネットがかぶさっています。すこし変なにおいもします。どうしたんでしょうか?
ちょっと外に出てみます。これも韓国ではわりと見かける光景です。
そうか、火事があったのかとわかりました。記事を調べると、次のような状況だったようですね。
>大邱の西門市場で大型火災発生…500店舗以上が被害に
大邱(テグ)最大規模の伝統市場である西門市場で大規模な火災が発生した。
最初の火は30日午前2時08分頃、大邱市中区大場路に位置する西門市場1地区と4地区の間で発生したものと推定される。炎は4地区の1階をすべて焼き、2階と3階に広がった。4地区の1階から3階には生地や韓服、カーテンなどを売る店が839店舗密集している。
消防当局は、消防車など97台、750人の人員を動員して鎮火作業を行った。火災の鎮圧にヘリコプターも投入した。しかし、西門市場が開放型の店舗であることから火が急速に拡散し、鎮圧に困難が伴っている。火災を鎮圧する過程で消防士2人が負傷した。大邱消防本部によると、チャン消防尉は西門市場4地区の建物で火を消していたとき3階の高さから墜落して腰や足などを負傷して病院に運ばれた。チェ消防士も手首と足首などに擦り傷を負い救急車の中で治療を受けた。
西門市場は6つの地区に4000以上の店舗があり、消防当局は商店街の中で500カ所以上が被害を受けたものと把握した。西門市場は2005年12月29日にも2地区で大火災が発生し、1000億ウォンの被害が発生していた。
毎日経済 デジタルニュース局 ソ・ジョンユン インターン記者 / 写真=MBN入力 2016-11-30 09:09:40.0
古い市場というのは、どうしても防火などもよろしくないですからね。かなり大規模な火災だったのだなと思いました。
キジが数匹つるされています。前にソウルの牡丹市場で同じようなもの見たことがあります。何軒かがこれを商っていました。
中央路まで歩いて、地下鉄に乗って東大邱の駅まで戻ります。地下鉄の広告に、めちゃくちゃ私好みの女の子の広告がありました。
ガイドブックによると、東大邱駅の北側に、砂肝料理を出す店が固まっているエリアがあるというので、そこで昼食を食べることにします。
祖母と孫が仲良く買い物ですかね。
こちらの店です。東大邱駅の観光案内所で教えを請い、ガイドブックの精度の低い地図で向かいましたが、iPhoneの地図がなければ全く行くのは困難だったと思います。スマートフォンの地図機能おそるべし。
盛り合わせをいただきます。ビールともどもおいしくいただきます。
急に時間と場所がすっとんで、KTXでソウルに到着します。すみませーん、1日1記事ですので。
明洞近くの宿にチェックインします。1泊70,000ウォンですから、狭い部屋ですが文句は言えません。
すぐ街へ繰り出します。これは宿近くの新世界百貨店。
こういう女の子たちは、いかにもソウルの女の子です。
だいぶ暗くなりました。
中国人加工客が一生懸命写真を撮っていました。
これは、行方不明になった人たちの写真です。子どもが多いのですが、成人もいます。暗い気分になります。
何回も行っている平壌麺屋に行きます。スユクのハーフをいただきます。1皿くれと要求したのですが、半分で十分と説得されてしまいました。
この冷麺が年越しそばです。おいしくいただきます。
地下鉄の駅で、母親と子どもが、じゃんけんで階段を歩くゲームをしていました。
そろそろ2016年も終わりです。
(つづく)