前にも行くなんて書いていていっこうに行くに至らなかったのですが、ついに過日(3月25日)デヴィッド・ボウイ回顧展に行ってきました。4月9日までですし、いろいろ予定も立て込んでいるので、この日に行こうと思ったわけです。
DAVID BOWIE is | デヴィッド・ボウイ大回顧展
デヴィッド・ボウィの出演映画がまとめて公開される(あと回顧展も)品川駅からバスで行きました。歩いていくと、ボウイの馬鹿でかい看板があります。
みんな写真を撮ったりします。それで中に入ります。現在時間指定の切符が売られていまして、私は12時~14時入場の切符を買いました。
中は当然写真不可ですが、山本寛斎デザインの服、自筆のメモ、彼の描いた絵画、プロモーションビデオ、実に盛りだくさんです。正直、私は彼に思い入れがあるというわけでもないのですが、率直行って圧倒されました。
で、私の結論が何をいまさらですが、デヴィッド・ボウイってすごいなということです。私のような特に彼の熱心なファンというわけでもない人間でも、やはり彼からの様々な影響を受けているし、またその存在がとても大きなものであると感じるわけです。
また彼の描いた三島由紀夫の肖像もありました。彼は、「午後の曳航」が好きな小説だったとのこと。英国映画はご覧になったんですかね?
それで私がぜひ読者の皆様にお勧めしたいのが、もしこの回顧展を観ることができたら、こちらの映画を早急に(可能ならその日にでも)観てほしいということです。
可能なら、ぜひ回顧展をご覧になった後映画を見るほうが絶対いいと思います。おすすめです。
それでこの映画は、実際の回顧展の模様、客へのインタビュー、英国での回顧展最終日に行われたというティーチインの模様を収録しています。上にも名前を出した山本寛斎も、わかりやすい英語で話をしてくれています。なお回顧展でも、山本のインタビュー動画が流れていましたが、それは日本語で話て英語の字幕がはいっていました。
それで回顧展を見に行った後この映画を観ると、あらためて理解が深まります。映画を観た後回顧展に行くより絶対おすすめです。
なお回顧展のほうは、「戦場のメリークリスマス」についての展示があり、坂本龍一とたけしへのインタビューが流れていました。これはたぶん日本独自のものだと思います。で、最後にこちらの映画のライヴが大画面で流れます。
さらには「周期表」もあるみたいですが、それは私はよく確認しませんでした。ボウイに影響を与えた人、彼が与えた人のリストです。
入場料も安いわけではありませんが、しかしかなり充実しています。彼のファンでなくても、ロックとかに興味がある人なら相当満足できるはず。4月9日までですから、お急ぎご来訪を。