ずいぶん以前の話ですが、祖父の葬式だかなんだったかの際、某親戚と話をしていて、なんでそんなことを言ったのかは覚えていませんが、私はこんなことを話しました。
私「私は、LINEをやっていないんだ」
すると某親戚は私にこういいました。
某親戚「信じられない」
私は日常生活でもやや既成の常識にとらわれない行動をすることがないわけではないので、そのようなことを言われることがたまには、ではないかもしれませんが、あります。が、それからしばらく経ちまして、いろいろな理由があって、私もそろそろLINEを始めなければいけないなと考えるようになりました。
で、前にも書きましたように、私の母は私にSMSで連絡をくれと言っていました。キャリアメールはよくわからないというのです。それで母に伝えました。
私「母さん、こんど私もLINEを始めることにしたよ」
すると母は私に言いました。
私の母「ならこんどからLINEで連絡ちょうだい」
あれ、母もLINEをしていたのか。私の母は実母ですから私より(当然)ずっと年上ですが、やーっぱり今の時代LINEをしない人間は、相当なひねくれ者なのかもしれませんね。別に私は自分がひねくれ者であることを悪いとは考えていませんが(でなければ、こんなブログを長期にわたって続けていません)、LINEくらいはしてもよかろうと考えて、LINEを始めることにしました。
もっともLINEでのメールは、仕様はSMSと似ていますので、そう考えると母にもLINEのハードルは高くないのかもしれません。
それでネットで検索すればいいのですが、私は本を読むほうが好きなので、次の本を買い求めました。
500円でわかる LINE最新版 (Gakken Computer Mook)
この本の最初のほうを読みながら手続きをします(ただAmazonのレビューでは、この本あるいはムックは1つしか書評はありませんが、あまりよくないですね。ただレビューワーは、自分の求めているものとは違ったという趣旨のことを書いているので、内容の善悪ではないのですが)。それで6月28日の午後11時ごろLINEのアプリをダウンロードします。実は、スマートフォンにしてから(最初はiPhone4Sでした)数年(確認したら4Sを購入したのが、2012年のちょうど7月だったようです)、これが最初のアプリダウンロードでした。何かのサイトだったかで、アプリを入手しなければスマートフォンなんか何の意味もないという内容のことが書かれていまして、確かにそれはそうなのかもですが、私もそういうことに実に何の興味関心もない人間です。
それでダウンロードが完了するまで時間がかかりそうなので、この日は寝ることにしました。それで翌日6時過ぎ、早起きして電話番号、メールとパスワードを認証してもらい、私もめでたくLINEを使えるようになりました。すると、前の職場の人、現段階つきあいのない人からも電話番号登録をしているので続けざまに友だちになりました。LINEですから当然といえば当然ですが、私などから友だちでは迷惑じゃないかなと思いました。が、現段階別に苦情も来ていないので、たぶん大丈夫なのでしょう。
それでいろいろな人とLINEつながりをしています。いろいろな人と交わして、適宜メールを送ります。
それでLINEがいいのが、金がかからないということもそうですが、写真を送るのが容易なのがいいですね。キャリアメールですとやや面倒です。
それにしてもこのブログでもちょいちょい電話の社会的役割変化の話をしますが、携帯電話の発達、さらにネットの(特に携帯電話での)メールが一般的になって、「固定電話での長電話」というのが社会から激減したのは面白いですね。昔は娘(あるいは奥さん。あまり夫や息子は関係しないのがステレオタイプな見方です)が長電話をしてお父さん(夫)が注意するというのがありましたが、それも過去の話です。それで携帯電話のメールが一般的になった後LINEのようなより簡便なSNSが一般的になる。そのような変化は、私のような人間には「すごいなあ」と感心させられるばかりです。
という記事の内容から明らかなように、私はこの種のことにまったく興味も知識もない人間ですが、これからも適宜このような記事を書いていきますので、いろいろご教示いただければ幸いです。よろしくお願いします。