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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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ブリューゲルと宝塚歌劇団の関西紀行(2017年7月)(後編)

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写真はありませんが、起床して朝食を食べ、休んでホテルをチェックアウトします。私の泊まったホテルは、わりと重い朝食を出します。重い朝食というと、バンコクの私の定宿が重い朝食を出します。ステーキやカツもあります。このホテルも、ステーキはありませんでしたがカツはありました。

新大阪駅のセブンイレブンで職場用のお土産を買います。わりとおいしかったと思います。

大阪駅の駅ビルにある食堂で昼食をいただきます。これはタイ料理。

暑いので、同じビルにあるスターバックスで休みます。

阪急に乗って宝塚へ向かいます。ちょっと遅れ気味になってしまいました。

(写真はWikipediaより)

宝塚大劇場にようやく到着します。すでに開演していて、女性の担当が案内してくれました。ところでもぎりの女性も案内の女性も、さすがにレベルが高いですね(苦笑)。やはり希望者が多く、採用も強気なのでしょうか!?

(写真はこちらより)

All for One」は、「三銃士」が元ネタで、男役トップスターがダルメニアン、娘役トップスターがルイ14世です。なーんで娘役が男の役をやるのよーと思ったら、実は男女双子で本来女の子のほうは修道院かどっかに預けられる予定だったのが、間違って男の子が預けられ、しかもその子は盗賊か何かに襲われて行方不明という設定でした。つまりルイ14世は女の子だったわけです(劇の中では)。

>古典の名作デュマの「三銃士」をもとに、宝塚歌劇団演出家の小池修一郎が新たな発想で描く今作。ダルタニアン役に月組トップスター・珠城りょう、ルイ14世役に月組トップ娘役・愛希れいかを配し、ルイ14世の為に立ち上がるダルタニアンの愛と勇気の冒険を、彼と共に戦う三銃士との友情を交えて壮大なスケールで描き出す浪漫活劇(アクション・ロマネスク)に、どうぞご期待ください。

ということです。

休憩中は、お手洗いは文字通り長蛇の列です。男性はがらすきです。

私の見たところ、観客の95%以上は女性でした。99%とは言いませんが、そんなに離れてはいないはず。男性も、ほとんど奥さん彼女(平日なので、たぶんほとんどは奥さんだったと思います)についてきたのだと思います。本人の意思で見に来た男性って、この日私以外にいたのだろうか・・・。というレベルでした。

売店でコカコーラをいただきます。で、店の人との会話。

私「うわさにたがわず女性ばっかりですね」

店の人「いえ・・・男のかたもきてはりますよ」

まあ模範的な(?)応答ですかね。

かなり時間がたってもこの列です。

客席に戻ります。

後半がはじまります。背もたれから背中を外して前かがみになっていまい、女性係員の人から背もたれに背中を付けてくれといわれてしまいました。大変恐縮しました。以後気をつけます。

劇が終わり、ラインダンスほかレビューがあって、最後に男役トップスターが羽を背負って降りてきておしまいです。大劇場から阪急宝塚駅に急ぎます。

スタッフに「初めてでしたけど楽しかったですよ」というと、大要「ありがとうございます! またぜひいらしてください!」みたいなこれまた模範的な(?)応答でした。まさに「ローマの休日」のアン王女の記者会見での答弁みたいなものです(ただし最後の質問は除く)。

宝塚→梅田→難波(御堂筋線利用)→関空(南海利用)で、関空に着きます。19時発のLCC(ピーチアビエーション)に乗るので、最悪6時35分までにチェックインする必要があり、駅着が18時13分ですから急ぎます。阪急梅田駅のコインロッカーに荷物を預けておいたので、それを取り出します。

チェックインしようとすると、カウンターに行ってくれと表示が出ます。なんだと思ったら、カウンターの人(ANAの職員が代行していました)が、大要早く予約していただいたので、足元に余裕がある非常口の席をご用意しましたというオファーでした。それはありがたいのでオファーを受けます。

セキュリティを抜けますが、またまた遅延がありました。まーったくLCCと遅延、最悪欠航はつきものです。時間に融通がきけばいいですが、ビジネスでは現段階LCCはおすすめしかねますね。

ようやく乗れます。足元らくらくです。

宝塚に関しては、予想より面白いと思いました。あくまで「予想より」であり、ものすごく面白かった、大ファンになったとは言いませんが、それは当然ですよね。特定のトップスターが好きなわけでもないし、たまたま関西に行った日にやっていた演目を見ただけですから、それで「面白い」と感じるのは相当なレベルだということでしょう。また見に行きたいと思いますが、東京宝塚に行くかどうかは未定です。

なお池田泉州銀行のイメージキャラクターとして、娘役の人の写真がかざってあって、ああ北原遥子(吉田由美子)さんもこれを担当していたんだな・・・と考えると複雑な気持ちになりました・・・。

(終わり)


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