以前加藤一二三九段引退についての記事を書くとして書いていませんでした。本日書きます。
私はひところやたら将棋に興味があったことがあり、当時は「将棋世界」なんていう日本将棋連盟の機関誌を読んでいたし(買ったことはほとんどありませんでした。図書館や立ち読みです)、NHKの将棋番組なども楽しみに見ていたものです。
が、いつしかあまり興味がなくなり、新聞の将棋欄なども読まなくなりました。しかし、昨今藤井四段の活躍などでまた将棋に興味が出てきました。最近かの三浦九段から色紙をいただいたことも、興味が再燃したことの理由です。
それで今年の1月、加藤九段が現在進行中の棋戦の終了で引退になるというニュースを知り、その後6月にて引退になったので、なにか加藤九段の将棋の本でも買おうかと思いました。いろいろありますが、無難なところでこれを買いました。
5手詰(3回王手をかけて玉を詰ます詰将棋)の詰将棋というのは、初心者がやるものですが、私は全く将棋には弱い(基本私は文科系の人間で、数学とか物理とかは苦手なのです。知能テストでも、空間把握などは苦手です)から、初心者向きを買ってみようと考えたわけです。それで1日2問を最低ノルマとして解いています。
それで解いていると、当然ながら詰将棋というのは、自分の駒、玉方の駒、その配置、持ち駒、すべてに意味があることが分かります。それらが総合して、自分の王手、受けの手、玉の逃げ道の制限となるわけです。そんなことは前々からもちろん知っていたのですが、あらためて詰将棋を解いていてそんなことを以前より強く考えるというのも、それなりの理由があるんですかね?
まだ7手詰にチャレンジするのは時期尚早ですが、いずれはチャレンジしたいですね。上にも書いたように、私は文系人間なのでこの種の理科系系統のパズルは苦手ですが、日々やっていればそれなりに得意になるでしょう。必至(必死)問題集なども解いてみたいと思います。
あ、最後に、加藤一二三という人も、師匠を逆破門(当方プロになった後師匠の変更が可能であるなんて思いもしませんでした)したとか、近隣トラブルを起こしたとか、いろいろ問題がある人なのかもですが(詳細はWikipediaを読んでください)、私は彼のことが好きだしずっと応援していました。そういうわけで、お疲れ様でしたと書いてこの記事を終えます。