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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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二十台半ば(過ぎ)にもなったら、後輩相手でも自分のことは「私」と呼んだ方がいいと思う

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だいぶ以前の記事ですが朝日新聞の記事より。

>村上佳菜子さんが、大好きな真央ちゃんと抱き合って泣いたあの日

2017年10月30日

加藤ミリヤさんのコンサートの後、浅田真央さんと楽屋を訪ねた時の写真。加藤ミリヤさんのことは中学からファンだという村上佳菜子さん。「ハスキーな声と曲調、そして小説家でもあるミリヤさんの書く歌詞は最高です。しかもミリヤさんは本当にやさしい方なんですよ。彼女の曲はいつも背中を押してくれ、ソチの前にスランプだった時もずっと聞いていました」

 今年の9月に、大ファンの加藤ミリヤさんのライブに浅田真央ちゃんと一緒に行った時の写真です。8月に真央ちゃんのアイスショーで、ミリヤさんの曲を使って二人で滑ったんですね。それを伝えたら「ぜひ来て!」と誘っていただきました。大好きなお二人と一緒のこの写真は私の宝物です。

 真央ちゃんは私と同じスケートクラブに通っていて、自分が幼い頃はいつも「かわいいね」と言ってくれる優しいお姉さんでした。私が少し大きくなると、毎日コーチが来る前にリンクで鬼ごっこや、氷の上にお尻を付けてクルクル回ったりして、一緒に遊んだものです。ただ、練習が始まると、真央ちゃんは終わるまで誰とも口を利かず、ほんとうに真剣に練習します。天才であり、ものすごい努力を続けてきたからこそ、今の真央ちゃんがいる。彼女は常に私の憧れで、追いていかれたくなくて、いつも必死でついていく感覚でした。

 だからソチオリンピック後、真央ちゃんが休養した年は、急に目標がなくなり、どこに向かえばいいかわからなくなって。そんな時に若い選手が多く出てきて、全日本選手権などで私は得点が伸びず、とても苦しい思いをしました。そのことを真央ちゃんに相談すると、こう言ってくれたんです。「やってきた経験は佳菜子のほうがずっと豊富で、それは滑りに出るし、見る人に絶対伝わる。だから自信を持ってやりなよ」と。本当にうれしかったですね。

 そして真央ちゃんは復帰し、昨シーズンで偶然二人とも引退することに。これはお互いがそれぞれの思いから決めたものです。

 昨年末の全日本選手権の後、私は引退を決め、しばらく真央ちゃんとも連絡を取っていませんでした。春先に「二人で旅行にでも行こう」と話し合うことになり、そこで私は決意を伝え、「旅行はうれしいけど真央ちゃんは来季の振り付けがあるから長くは無理でしょ?」とたずねました。すると彼女は「ううん。大丈夫」と言うんです。そして、真央ちゃんも引退を決めたことを打ち明けてくれ、「がんばったよね。真央たち」と。

 その言葉で、私の頑張りを認めてくれてうれしかったと同時に、私が憧れてきたこの人は、私よりもずっと大きな期待を背負い、多くの人に注目されるスーパースターとして頑張ってきたんだな、どれほど大変だっただろう、と気づきました。私がつらいと思ったことさえ真央ちゃんに申し訳ない気になり、涙があふれ、二人で抱き合って号泣してしまったんです。

 そして頑張ったご褒美に沖縄旅行を決めました。この時はホテルからダイビングの予約まで、全部二人で調べてやったんですよ。選手時代は食事制限もあったけど、この旅では好きなものを食べ、好きな時に寝ようと決めて出かけました。ドライブもしましたが、私は免許取りたてなので「佳菜子の運転は危ない!」とほとんど運転させてもらえず(笑)。宮古島で運転中の真央ちゃんから「なんかいい曲ない?」と聞かれ、その時の私たちを歌っているような、ミリヤさんの「旅人」をかけたんです。「ぴったりだね」と真央ちゃんも気に入って旅行中ずっとかけていました。

 だから今年の夏、真央ちゃんのショーで二人のコラボを決めた時、迷わずその曲を使うことにしました。振り付けも一緒に考え、子供の時のお尻クルクルや、二人で決め事にしていたすれ違う時の会釈、沖縄旅行中の思い出も振り付けに入れて滑ることができて、本当に幸せでしたね。

 プロになって約半年、ルールの縛りがない中で魅(み)せることにさらに重点をおけるので、アイスショーはとても気持ちいいです。今でも真央ちゃんとは頻繁に連絡をとり、ごはんを食べたりしています。親友であり、姉のような、恋人のような、そして今もこれからも憧れの真央ちゃんと、今後も思い出をたくさん作っていきたいですね。

    ◇

むらかみ・かなこ プロフィギュアスケーター。1994年愛知県生まれ。3歳からスケートをはじめ、山田満知子コーチに師事。2010年に世界ジュニア選手権優勝。10年~11年シーズンのグランプリファイナルでは銅メダルを獲得。14年は四大陸選手権に初優勝。ソチオリンピック出場。世界選手権は5年連続5回目の代表に。今年4月に現役引退。現在はアイスショーを中心に、幅広く活動中。6月に行われた歌舞伎とフィギュアスケートがコラボした世界初のショー「氷艶」に出演し、天鈿女命役を好演。

>がんばったよね。真央たち

にじゅうろく(発言当時。現在27歳。なんとなくひらがなで書いてしまう。たぶん彼女が年齢不相応に幼稚な人間だからでしょう)にもなってねえ、自分のことを「真央」なんて名前で呼んでいるようではどうしようもないですね。幼稚にもほどがあります。いくら私的な場であっても、村上みたいにそういうことに無頓着(彼女も自分のこと名前で呼んでいたしね)な人間に話すと、そういう話がこのように全国紙に載っちゃって、私みたいに日々浅田真央の悪い情報を収集している人間が大喜びで記事を書くわけです。そういうわけで新年早々浅田真央のことを悪く書けたのは、私にとってそう悪いことでもありません。私は基本的に、自分のことを名前で呼ぶ女性と学校に通っていない人間は大っ嫌いなのです。浅田真央はその両方のわけで、私にとってこんな嫌いな女性はいないわけです。

安倍晋三と浅田真央は、私が最高レベルに徹底的に嫌っている人間ですから、これからもこの2人のことは折に触れて悪く書きますので、安倍を大好きな人はこのブログの常連読者には多くないでしょうが、浅田真央が好きな人はそれなりの数いるでしょうから、不愉快な人はその記事は読まないでください。


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