内藤洋子の「伊豆の踊子」を観た後、昼食(やよい軒にて。最近チェーンの定食屋を食べるときは、ここで食べることが増えています)を食べて、上野へ向かいました。美術展を観るためです。
これはついでの写真。なぜかこんなポスターも展示されていました。
チケットです。
>16、17世紀のヨーロッパにおいてもっとも影響力を持った画家一族のひとつであったブリューゲル一族。一族の祖であるピーテル・ブリューゲル1世は、現実世界を冷静に見つめ、人間の日常生活を何の偏見もなく、ありのままに表現した革新的な画家でした。この観察眼は、子から孫、ひ孫へと受け継がれ、一族の絵画様式と伝統を築き上げていくことになります。
父の作品の忠実な模倣作(コピー)を手掛けた長男のピーテル2世。父の自然への関心を受け継いで発展させ、多くの傑作を残したヤン1世。そして、ヤン2世やアンブロシウス、アブラハムといったヤン1世の子孫たちが、一族の作風を受け継ぎ、「ブリューゲル」はひとつのブランドとして確立されていくのです。
本展は貴重なプライベート・コレクションの作品を中心とした約100点の作品により、ブリューゲル一族と、彼らと関わりのある16、17世紀フランドル絵画の全体像に迫ろうという挑戦的な展示になります。
上野駅から上野公園に行ったら、あまりの人の多さにうんざりしました。空いているなんて期待をしていたわけではありませんが、私もその1人ですからえらそうなことは言えませんが、やっぱりうんざりしました。まあ私は、人込みを嫌いな人間ではありませんが。むかし田舎の事業所に飛ばされたことがあり、そこの事業所にアルバイトできていた女の子は、とても純情無垢な女の子で、東京に遊びに行った(つまりそういうところのわけです)時、原宿だったかであまりに人が多すぎて怖くてすぐ地元に帰ったという話をしていました。私が、「君は東京に生まれなくてほんとよかったと思っているんだろう」と聞いたら、「はい!」といかにも嬉しそうに答えていました。つまらん女の子です(苦笑)。
それはともかく、桜をちょびっと見て、美術館に行きます。昨年も、ブリューゲルは観たから、ちょっとブリューゲルづいているのかな。
1,600円の当日入場券で入ります。ブリューゲルですからそんなに込まないだろうという予想と、いや終わりが近いから駆け込み(私もです)が結構いるかもとか考えましたが、普通の込み方、それなりに観覧者はいるが、観るのが不自由ではない、くらいといったところですかね。
これは、
>ピーテル・ブリューゲル2世
《野外での婚礼の踊り》1610年頃
だそうです。これは印象に残りました。子どものほうです。
4月1日(日)までですので(エイプリルフールにあらず。まあどっちみち今日は4月1日ではありませんが)、お早めに。ただしこの後豊田市や広島県、福島県も回るとのこと。豊田市の美術館は、前にフェルメールの絵を観たな。私もいろんなところでフェルメールの絵を観たり観そこなっています。それはそうと、かなり大規模なフェルメール展があるとのことですね。これは楽しみです。読者の皆さまもぜひどうぞ。
史上最大の『フェルメール展』詳細が解禁 『牛乳を注ぐ女』ほか、日本初公開含む8点のフェルメール作品がやってくる!
絵を観終わり、ちょっと上野公園の桜も観ることにしました。
この日(3月24日)時点では、上野公園の桜は満開ではありませんでした。ほんとはもうちょっと奥まで行って桜を確認しなければならないのですが、所用があるので去ります。
所要の後、某レストランで、ブレインマサラとチキンビリヤニ、デザートとチャイ(写真撮り損ねた)をいただきます。このレストランのことは、以前記事にしたことがあります。