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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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朝鮮戦争前のソウルや仁川ほかの貴重な写真をご紹介(通行人Aさんからご教示いただきました)

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当ブログに定期的にコメントをくださっている通行人Aさんから、大変貴重な写真を収録しているサイトご紹介いただいたので、これはこのブログの読者の皆様にもぜひご覧になっていただきたいと考えましたのでご紹介したいと思います。

ソウルは、第二次世界大戦中は、激しい空襲などもなかったのですが、1950年の朝鮮戦争で北朝鮮に攻め込まれて大きなダメージを受けました。今回ご紹介する写真は、日本の植民地支配が終了してから朝鮮戦争までの間に撮影されたカラースライド写真です。撮影者についてはよくわかりませんが、たぶん米軍関係者の米国人かと思われます。日本での同時期の写真なども同じサイトに収録されています。

詳細については、読者の皆様ご自身でご確認いただければいいとして、いくつか私がセレクトした写真をご紹介します。これらの写真は、こちらのページの写真です。ご紹介する写真はすべて、1948年10月のソウルです。

 いかがでしょうか。当時の韓国はかなり貧しかったので、物乞いの女性(子どもも写っています)のような人の存在は、ありふれた街の風景でしかなかったのだと思います。また白菜を運んでいる写真(これも、女性の背に子どもがいます)などは、北朝鮮あたりの写真を思い出しました。

この記事ではご紹介しませんが、警察署に機関銃が構えてあったり、あるいは旧朝鮮総督府の建物などもきわめて興味深いものがあります。また農村の風景なども、やはり北朝鮮の農村に酷似しているように感じました。仁川の写真もきわめて貴重なものです。

子どもたちの写真や、米軍人と一緒に写っている韓国人女性など、なかなかあまりネットなどでも上がっていない(ましてやカラーの写真はごく少数だと思います)ものなのど非常に興味深く貴重な写真だと思います。

貴重なサイトをご紹介いただいた通行人Aさんに深く感謝を申し上げて、この記事を終えます。


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