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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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2014年も、「新・午前十時の映画祭」がある(こんどは日本映画も)

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12月3日に、次の「新・午前十時の映画祭」のラインアップが発表されました。記事を引用します。

「第二回 新・午前十時の映画祭」の開催が決定いたしました。(2013/12/03)

2013年4月6日より50年代〜70年代の傑作娯楽作品をデジタルで上映いたしました
「新・午前十時の映画祭」ですが新たに「日本映画」を加え
「第二回 午前十時の映画祭」として開催する運びとなりましたことをご報告申し上げます。

「新・午前十時の映画祭」の上映作品、上映スケジュールなどの詳細は、本サイトに後日公開予定です。

■開催概要
〇開催期間:2014年4月5日(土)〜2015年3月20日(金) 全50週間
〇開映時間:毎朝10時 ※劇場、作品によっては複数回上映もあり
○上映期間:1作品2週間上映
※お客様の要望にお応えし、これまでの1週間上映から2週間上映に変わりました。
〇開催劇場:全国52劇場 ※以下参照
○入場料金:一般1000円/学生500円
〇上映作品:全25作品(新規セレクト作11本、過去3回からの人気作6本、新たに日本映画8本)
       ※詳細は、以下参照
○上映方式:最新デジタル素材による高画質DCP上映

■上映作品(年代順)

<新規上映作品11本>
●オズの魔法使(1939)
●地上(ここ)より永遠に(1953)
●恐怖の報酬(1953)
●旅情(1955)
●あなただけ今晩は(1963)
●俺たちに明日はない(1967)
●チャイナタウン(1974)
●黄昏(1981)
●ブラック・レイン(1989)
●ゴースト/ニューヨークの幻(1990)
●さらば、わが愛/覇王別姫(1993)

<リピート上映作品6本>
●第三の男(1949)
●太陽がいっぱい(1960)
●シャレード(1963)
●サウンド・オブ・ミュージック(1964)
●スティング(1973)
●スタンド・バイ・ミー(1986)

<日本映画上映作品8本>
●羅生門(1950)
●幕末太陽傳 デジタル修復版(1957)
●ニッポン無責任時代(1962)
●飢餓海峡(1965)
●仁義なき戦い(1973)
●砂の器(1974)
●幸福の黄色いハンカチ(1977)
●細雪(1983)

■上映劇場
北海道:札幌シネマフロンティア
岩手:中央映画劇場
宮城:MOVIX利府
山形:MOVIE ON やまがた
新潟:T・ジョイ新潟万代
栃木:TOHOシネマズ 宇都宮
群馬:MOVIX伊勢崎
茨城:シネプレックスつくば
千葉:TOHOシネマズ 市川コルトンプラザ
千葉:TOHOシネマズ 市原
埼玉:MOVIXさいたま
埼玉:MOVIX三郷
埼玉:ユナイテッド・シネマ ウニクス南古谷
埼玉:こうのすシネマ
東京:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
東京:TOHOシネマズ 日本橋(2014/3/20グランドオープン)
東京:楽天地シネマズ 錦糸町
東京:TOHOシネマズ 府中
東京:立川シネマシティ
神奈川:TOHOシネマズ ららぽーと横浜
神奈川:TOHOシネマズ 海老名
神奈川:TOHOシネマズ 上大岡
神奈川:シネプレックス平塚
山梨:TOHOシネマズ 甲府
静岡:静岡東宝会館
静岡:TOHOシネマズ 浜松
長野:長野グランドシネマズ
富山:TOHOシネマズ ファボーレ富山
石川:イオンシネマ金沢フォーラス
岐阜:TOHOシネマズ 岐阜
愛知:TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ
愛知:ミッドランドシネマ名古屋空港
三重:109シネマズ四日市
滋賀:大津アレックスシネマ
京都:TOHOシネマズ 二条
大阪:高槻アレックスシネマ
大阪:TOHOシネマズ なんば(本館・別館)
大阪:大阪シテーションシティシネマ(McCreary注:Rawanさんからのご指摘で、劇場名を正しいものを追記します。さすがにHPでも直すでしょうけど)大阪ステーションシティシネマ

兵庫:TOHOシネマズ 西宮OS
和歌山:ジストシネマ和歌山
岡山:TOHOシネマズ 岡南
広島:広島バルト11
島根:T・ジョイ出雲
愛媛:シネマサンシャイン大街道
福岡:ユナイテッド・シネマなかま16
福岡:TOHOシネマズ 天神
佐賀:109シネマズ佐賀
大分:TOHOシネマズ 大分わさだ
長崎:TOHOシネマズ 長崎
熊本:TOHOシネマズ 光の森
宮崎:宮崎セントラルシネマ
鹿児島:天文館シネマパラダイス

今回は、日本映画を初めて取り上げたのが注目されます。黒澤明の作品が、東宝の作品でないのはそれなりに理由があるのかな? また「砂の器」と「幸福の黄色いハンカチ」が上映されるということは、山田洋次関係の映画が2本あるということですね(「砂の器」は、橋本忍と脚本を担当、いや、そういうことを言い出せば、「羅生門」も橋本が脚本を書いていたっけ)。

外国映画のほうでは、噂をすればなんとやらのたぐいですが、「俺たちに明日はない」が上映されるのはやはりうれしいですね。この映画は当然この企画で取り上げられるべき映画でしたが、ついに登場です。この映画が劇場で見られるのはうれしいにもほどがあります。また、「チャイナタウン」もうれしい(そういえばフェイ・ダナウェイつながりだな。あと脚本のロバート・タウンもいっしょ)。この映画は、米国ではものすごく評価が高いのですが、日本ではいまひとつでした。この映画を選択するに至った経緯はわかりませんが、でも個人的にはこの映画を劇場で見られるのがとても楽しみです。あと「黄昏」もうれしいなあ。この映画もずいぶん昔見たきりです。

ところで1981年の米国映画のアカデミー作品賞というのはなかなかレベルが高く(以下順不同)「レッズ」「黄昏」「炎のランナー」「レイダース/失われたアーク≪聖壇≫」「アトランティック・シティ」がノミネートされました。受賞したのは「炎のランナー」ですが、ほかもすごい映画ばかりです。「黄昏」の公開で、この企画でこの5本のなかの3本が取り上げられたことになります。「レッズ」は・・・やはり無理かな。私の好きなウォーレン・ビーティがジャーナリストのジョン・リードに扮した畢竟の大作です(ビーティは監督賞を受賞)。

またリピート作品で「シャレード」が取り上げられるのは、あるいはオードリー・ヘプバーンつながりを優先させたんですかね?

あと高倉健は、日本映画と外国映画に主演、準主演ですね。「ブラック・レイン」は、そういえば私劇場で見たことがない。「幸福の黄色いハンカチ」もそうか。

というわけで、今から楽しみです。読者のあなたも、もし興味のある映画があったらぜひご覧になってください。


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