Quantcast
Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4143

祝! 原田美枝子のデビュー作『恋は緑の風の中』が、公開45年を経て、ついにソフト化される!

$
0
0

また原田美枝子かよとお考えの方もいるかもですが、そうです、原田美枝子です。

昨年私は、次のような記事を書きました。

情報(未ソフト化の原田美枝子の出演作『恋は緑の風の中』をCSで鑑賞できる)(なぜかDVD(あるいはBD)化されない映画(2))(追記あり)

それで、CSで放送されるということは、ソフト化もありうるかな(しかし難しいだろうな)と思っていたのですが、この『恋は緑の風の中』がついにソフト化されることとなりました。発売日は、4月2日とのこと。

恋は緑の風の中 [DVD]

>内容紹介

背伸びした愛・・・幼い性の噴出が青春への出発!
日本映画が初めて捉えた美しい「性のめざめ」

・『悲しき口笛』(1949年)、『雲ながるる果てに』(1953年)、『異母兄弟』(1957年)等々、数々の名作を世に残した名匠 家城巳代治監督が設立した家城プロダクションの第一作であり、遺作となった。
・名女優 原田美枝子のデビュー作であり、15才当時のみずみずしい肢体を大胆に披露。
・主人公を当時大人気だった美少年佐藤佑介が演じ、その他、水野久美、三田佳子、浜村純ら豪華キャストがわきを固める。
・家城巳代治らしく、愛と性のめざめを純粋で明るく描いた青春映画。
・「性のめざめは人間のめざめである。子供たちの「めざめ」のエネルギーはどのように噴出・成長し、初恋や友情へ昇華するか、それを彼らの日常の場で描きたい。」(家城巳代治)

一度もソフト化されなかった幻の青春映画が遂に初ソフト(DVD)化!
中学生の愛と性のめざめを正面からとりあげて描いた異色青春映画。
監督は「ひとりっ子」の家城巳代治。

<ストーリー>
中学校の二年生の純一は中流家庭のひとりっ子。そんな純一が秘かに思いを寄せる八百屋の娘雪子の父が交通事故に会い、彼女が店を手伝うことになった。雪子が頑張る姿を見ていた純一も勢いで店の手伝いを始める。
純一の誕生日、ワイワイ騒いだクラス・メートたちが帰った後、純一は、ふと母に異性を感じ、唇をあわせた。
ある日、配達中の純一と雪子をチンピラが襲うが、純一は傷つきながらも雪子を救った。退院した純一の家に同級生の花枝がお見舞いにやってくる。突然、服を脱ぎだした花枝は「あたしの体、あげる! 」と迫るが、純一は断った。その夜、純一は夢を見た。林の中で天使のように舞う雪子、その豊満な体…。純一は、射精して目が覚めた。「俺は汚ねえ! 」性のめざめに戸惑う純一は自己嫌悪におちいり、こぶしで自らを叩いた。
そして、雪子は父親の回復が見込めないため、遠い田舎へ引っ越すという…。

<キャスト>
■佐藤佑介
■原田美枝子
■水野久美
■福田豊土
■阿部百合子
■稲葉義男
■左右田一平
■三田佳子
■浜村純

<スタッフ>
■製作:家城巳代治、加藤正夫
■監督:家城巳代治
■脚本:いえきひさこ
■撮影佐藤昌道
■音楽:アリス(主題歌「黒い瞳の少女」)

上の内容紹介をお読みになればわかるように、この映画で原田は主人公ではないのですが(主人公は、あくまで佐藤祐介の男の子のほうです)、現在では原田美枝子のデビュー作ということで知られています。もちろん私は、さっそくAmazonで予約を入れました。読者の皆さまもぜひどうぞ。十代半ばの原田美枝子を楽しみましょう。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4143

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>