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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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不定期連載:普通自動二輪免許取得記(4)(一本橋・スラローム・坂道発進ほか)

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某日、また教習所へおもむきます。行って配車手続きをしますと、私の教習台帳が出てきません。聞いてみると、本来の教習の次の時間にキャンセルが出たのでどうだとのお誘いです。ありがたいのですが、正直2時間連続は疲れるので辞退します。が、お心遣いはありがとうございますと言っておきました。

二輪教習生の控え所へ。プロテクター他をつけます。それで今回は、別の人(私より年上の中年男性)と2人での教習でした。ところでこの教習所は、原則として指導員と教習生の1対1のバイク教習でしたが、これは教習所次第、たぶん立地次第なのでしょうが、そうでなく複数教習が当たり前の教習所もあります。このあたりは、可能ならもちろんマン・トゥ・マン、パースン・トゥ・パースンの教習のほうが効率がいいのは当然なので、それが絶対嫌な人以外は、そちらの方がいいと思います。ただこれは教習所次第なので、教習所の下見をする際に確認をしたほうがよさそうです。私は確認しませんでしたが、そういう意味でもいい教習所へ行って良かったなと思いました。

それでこの教習所にも複数での教習ってあるんだとこれも新たなる発見? 

それで教習が始まります。まずは、クラッチ(バイクのクラッチは、左手で作動させます)を半クラッチ状態にしたまま、ローギアで回ります。ゆっくり回って、反クラッチ状態のままの練習を続けます。。それで恐怖の一本橋へ向かいます。繰り返し回りますが、すぐに落ちてしまいます。教官(つい間違える。指導員ですね)からは、ニーグリップで、膝を締める、つま先を先頭にする、体が揺れている、などいろいろ注意を受けました。7~8回やって、ようやく1回渡れます。指導員によると、私の渡った時間が7.2秒だったとのことなので、これは規定をクリアしているとのこと。普通自動二輪の場合、7秒以上の時間でわたることを要求されます。下に参考動画を。

一本橋の通り方MT基本編

が、その後もなかなか渡り切れません。私と一緒に教習を受けている人は、私よりはうまいと思いますが、しかし渡り切るのはかなり難しそうです。あともう1回渡り切ったが、たぶん十何回やって渡ったのが2回だから、まだまだです。なるほど一本橋で苦しむのはよくわかります。なお大型自動二輪では、これを10秒で通らないといけません。正直普通自動二輪の7秒と大型自動二輪の10秒というのはまったく質が違う難易度で、これにはつくづく参りました。が、この話は大型自動二輪の教習日記で詳細にさせていただきます。

そのあとクランクをやりました。まず車用の広いクランクで3回ぐらいまわり、その後二輪用の狭いクランクでやります。最初にもう1人の人が完全に転んでしまい、指導員が慌てて駆け付けた。私もやるが、最初に右折で次が左折だが、右折が難しい。左折は何とかできます。繰り返しやりましたが、右折が難所。何回も足を付いてしまいます。指導員も、左折はいいのだがといいます。けっきょくこちらも完全にできたとは言えず、これで教習終了。ともかく疲れます。やはり2時間連続でなくて良かったと思しました。本来ならそうしたほうがいいのでしょうが、精神的な疲れがひどい。

それでは次の教習です。配車手続きをする。すると、事務員の人から声をかけられて、次なる予約について聞かれます。金曜日の19時からのが入っていたので、その次も入れちゃおうかと考えて入れてほしいと依頼。この時間は(オーバーがなければ)みきわめになりますねと言われて希望が出ます。

控え所に行き、プロテクターほかをつけます。今回の指導員は、最初の教習と同じ人でした。率直に、前回一本橋がダメだったという話をします。今日は、まずは8の字のコースを走り、そのあと坂道発進です。これは、マニュアル車の坂道発進と共通するものがあったので、何とかなりました。、8の字ではゆっくり走るがいろいろ難しいところがあります。参考までに坂道発進の動画を。

坂道発進 坂道の通過 自動二輪(バイク) S-size

それで、今日のメイン、ハイライトのスラロームへ。最初スキーはしますかと聞かれて、ほとんどしまへーんと答えます。指導員の人がお手本をしてくれますが、そういったことにはまったく詳しくない私でも、ほれぼれするようなうまさでした。参考動画は下です。これを普通二輪では、8秒以内でクリアしなければなりません。大型は7秒です。

佐々木雅也のスラロームレッスン

で、私も真似をしますが、もちろんまったく不十分な出来です。これではどうしようもない。何回かやる。それで、パイロンの平行よりちょっと手前で向きを変え、まっすぐ進み、スムーズに曲がってまた同じようにやると言われて、セカンドギアでやるが、なかなか難しい。それで、2回目だか3回目だかで、走っている最中でなく、パイロン手前で止まって発信しようとした時、恐怖心や焦りのせいか、操作をミスしてしまい、おもいっきり転んでしまいました。足の腰より少し下あたりを打ち、これは痛かったが何とかなりました。それより頭を結構強く打ちます。が、ヘルメットをしていたおかげで助かりました。ヘルメットのありがたみを実感りましします。ものすごく恐怖を感じます。今まで、二輪の教習で、難しいとは何回も感じましたが、恐怖心は感じませんでした。あえて言えば、指導員とのタンデムで、40km出されたときは怖かったのですが、自分の運転時ではさほどのことはありませんでした。今回は、倒れたこともふくめてものすごい恐怖心を感じます。うわー、これが二輪の恐怖心なんだと思います。

それで次は、スピードを出してブレーキをかける教習。エンジンブレーキでなく、普通のブレーキでやっていこうといわれます。なんとか教習終了。次回復習でオーバーですが、これはもうしょうがないと思います。次回の復習で、何とかなればいいというところです。控え所へ。女性(女の子か)がプロテクターをつけていました。ここで女の子を観るのは初めて。プロテクターを外して、外にいる本日の担当とは違う指導員の人に、今日初めて転んだとか、スラロームは難しいとか、あとネットや他人の話では、一本橋が教習の山だとよく言われるが、どんなものかと聞きますく。その指導員の人は、スラロームのほうが苦手だといいます。また恐怖心を感じたと言ったら、それをこの段階で感じてよかったとも。いつかは感じるのだから、それが今日だったということかもしれません。

いずれにせよ転んで頭を強打したのは、貴重な経験でした。次回の教習もがんばらないと。

(つづく)


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