この記事を書いているのは4月30日午後6時過ぎごろですが、4月はもう金を使わないと思うので、表題の記事を書いても特に問題はないと思います。
私は、いちおう家計簿をつけています。実際には小遣い帳みたいなものですが、毎月自分の使った金をエクセルの表に記入して、金額や使った金の種類(飲食代とか趣味の金、実際にはもっと細かく)などに分けて使い道を確認しています。
以前こんな記事を書きました。
家計簿についていろいろ考えるその記事で、私が使っているか家計簿の模式図をご紹介しました。エクセルで作成したオリジナルのものです。
いちおう上の方の図にある固有名詞は、パロディになっていますので、興味のある方はちょっと注意してご覧になってください。
それはともかく、今月は消費の回数も金額も非常に少ないですね。週末は3週続けて自宅から一歩も出ていません。4月29日は、個人的な用事があったので家から外に出ましたが、昼食を食べただけです。ここでいくら消費したとは書きませんが、少なくとも社会人になってからはもっとも少ない金額かそれに近いはず。初任給の時と匹敵するかそれ以下です。
クレジットカードも、今月は、携帯電話代、プロバイダ代などの基本的な支出ばかりであり、これもわずかな金額です。Amazonなどでもクレジットカードを使った買い物はしていないので(現金払いのものはしました)、これも非常に利用金額が少ないですね。
特に通販などは、買い出せば切りがないし外に出なくても買えるので買いすぎを防ぐのは個人の心がけ次第ですが、下の記事のような放漫な金の使い方をしなければ、基本相当支出は減るはず。
また記事でも指摘されているように、今年はボーナスがかなり厳しくなるのは確実ですので、ますます消費には注意しなければいけません。特に住宅ローンや車のローンなどビッグな支出がボーナス時に予定されている方は乞うご用心。
それでこの5月の連休も、私は予定では、一切外出をしない所存です。したって全然面白くないからここはしないに限る。それで少しは金に余裕を持たせたいですね。
映画館は開いていないし、旅行に行けば、目的地までの交通費、宿泊代、食事代、観光代その他いろいろ金がかかるし、現状観光をするにもいろいろ問題があります。金を使う価値が映画と旅行というものにはあると私は考えていますが(だからこのブログは、映画と旅のブログを自称しているのです)、どちらも機能不全になっているので、ここは消費をしないに限ります。
そうなると日本中平均すれば、たぶん消費の金額はものすごく減っているはずです。それで大型店舗もふくめて店もろくすっぽ開いていない、工場などの一時帰休も多い、バイトも雇止め連発・・・うーん、最高レベルにまずいですね。私もクビにはならないでしょうが、たぶんボーナス激減は覚悟しています。しょうがない。
しかしそうなると、この不況はやはり当分続くのだろうなと思います。ちょっと考えても、早急に収まる気配がない。とすればオリンピックもどうかですね。最近では、民放ですら、来年の東京オリンピック開催は難しいんじゃないのという趣旨の意見を語る専門家、識者の話を流しています。常識的に考えて、現段階で来年7月は大丈夫ではないかと主張する感染症や公衆衛生の専門家や識者もいないでしょうが、しかし今年3月時点で、オリンピックを7月に開催するかどうかで議論があったなんてことすら信じられないですね。もうこの様です。オリンピックを東京に招致した最大の理由は、つまりはオリンピックをてこにした経済発展ということでしょうが(1964年の東京や、88年のソウル、2008年の北京ならともかく、2020年の東京でオリンピックがらみの経済発展なんて、まったく日本経済の実情にそぐわないと思いますが、それはともかく)、もはや来年のオリンピック開催というのが、日本経済ほかにひどい足かせになっていますね。そのおかげでいろいろな感染対策ほかが制限されたり邪魔になっている趣がある。建前としては「開催できまへーん」という白旗は、一向に上がらないかもですが、ドメスティックなスポーツイベント、具体的には国体とか夏の甲子園とか高校総体、その他さまざまな国内だけで完結するスポーツ大会などは、多少やばくてもむりやり開催をすることも可能かもですが(そうすべきだとか、そうなるのではないかということを私が主張しているわけではありません)、オリンピックは世界中から選手、役員、観客を迎え入れるし、その人たちの滞在、送迎手段、会場での状況などを考えても、現状では開催は難しいでしょうね。まあ現在の日本人、および世界の人は、その多くはオリンピックどころではないという心境だし、それが当然です。
次の冬にまた新型コロナウイルスがぶり返す危険も大きいし、ここはしばらくじっとしているのがお利口さんなのでしょう。まずは私としては、日本を出国したいのですが・・・。