前々っから「やりたい」とかいうことはさんざんそこら中でほざいていたのですが、バイクの免許をついに取得したので(普通は昨年に、大型は今年)、すると心の隙間を埋めるために(?)次なる何らかのものを始めたいと考えました。
以前から私が人生でやりたいことが、バイクの免許の取得、(何らかの)楽器を弾けるようになること、あと英語とフランス語の次に何らかの外国語を習得することでした。その言語は、ドイツ語かスウェーデン語かロシア語かビルマ語(ミャンマー語)、韓国語(朝鮮語)などいろいろですが、まずはとりあえず何らかの楽器を弾けるようになりたいと考えました。ピアノでも習うのが一番いいのでしょうが、習いに行くのは金がかかるので、独学で何らかの弦楽器をやろうと考えました。もちろんヴァイオリンやチェロなどを習ってもよさそうですが、これは楽器も高そうだし、独学はハードルが高すぎそうです。とすると無難なところでギターかベースのどちらかをやろうかと考えました。さらに考えていくと、ベースは単音が中心で、和音の楽器であるギターより簡単そうでいいかなと思いました。どっちみち私は、ポール・マッカートニーが好きなので、ベースに対するあこがれみたいなものもあります。
それでそういう話を、このブログにもよく登場する中学生以来の友人Nにしてみました。彼は私と違って音楽に強い人間で、またさまざまな楽器の演奏もできる人間です。
するとNは、私に言ってくれました。
N「じゃあベースを貸してやるよ」
いやー、それはありがたいというものです。まーったく持つべきものは友です。ありがとう、N君。
私としては、ネットで調べて、コストパフォーマンスに優れるとされる「バッカス」のベースでも買おうと思っていましたが(さすがにヘフナーやリッケンバッカーのベースを買うわけにもいかない)、それでベースが手に入るのなら、まずはそれでいいと考えたわけです。
本来ならアンプも買う必要があるのですが、とりあえずクリップチューナーとアンプシミュレーターを購入しました。
YAMAHA ( ヤマハ ) / YTC5 クリップチューナー
VOX ( ヴォックス ) / amPlug2 Bass ベース用ヘッドホンアンプ
こちらに関しては、
>ベースに直接プラグインするベース用のヘッドホンアンプ。真空管アンプのサウンドを再現するだけでなく、9つのリズムパターンも搭載しています。
>■ヘッドホンベースアンプ
■ケーブル不要。ベースに直接プラグ・イン。最速で本格的サウンドが得られるヘッドホン・ベースアンプの最新バージョン
■完全アナログ仕様の回路をすべて刷新し、さらにクリアで臨場感のある音質に。
■アンプ・サウンドには3つのモードを用意
■9つのリズムパターン搭載:Pops、Rock、Shuffle、Jazz、Funk、Skip、Samba、Special、Click
■VOXオリジナルのBassilatorを搭載し、ベース・アンプならではの迫力のある重低音を再現。
■VOX独自のアナログ技術により、多段ゲイン回路を搭載し、真空管による複雑な歪み具合も再現
■180度回転する収納式プラグ機構を採用し、ギターに合わせて角度調整が可能
■最大17時間まで使用可能な電池駆動でいつでもどこでもプレイOK
■MP3プレイヤーとのジャム・セッションも可能なAUXイン端子装備
■完全アナログ仕様による多段ゲイン回路により。オリジナルの真空管アンプのサウンドを再現しています。ギターやピックアップの違い、ギター側のボリューム操作への追従性、スピーカー・キャビネットの空気感等。厳選した回路構成とパーツによる、進化したサウンドを体感いただけるでしょう。
■入出力端子(ステレオ):ヘッドホン・アウト、AUXイン
■電源:単4乾電池2本
■寸法、重量:86W×80D×31Hmm、40g
※単体ではアンプとして機能しません。別途ヘッドホンをご用意ください。
という説明があります。
(ふだんはAmazonをリンクするのですが、「サウンドハウス」という業者経由で買うほうが安いので、そちらをリンクしておきます)
そしてだいぶ以前に買ったベース教則本があります。これは、わりと評判のいい教則本のようです。
DVD&CD付 これからはじめる!!エレキベース入門 これだけは知っておきたいすべてが見て弾ける 楽譜
あとはピック、ギタースタンドなどを用意しました。ギタースタンドも、Nが貸してくれました。
本来なら音楽教室でも行った方がいいのでしょうが、私はベース本体すらも友人から貸してもらうような人間ですので、これだけを道具にしてベースを習得しようと考えるわけです。
それから、もちろんネットには、ベースについてのサイトが膨大にあるので、それらも当然参考にさせていただき、勉強することとします。実はフランス語なんかを勉強している際にも、既存の文法書ももちろん参照しますが、ネットでも「おお!」と思わせるすばらしいサイトがあって、これらが手の届くようにわかりやすく解説してくれているのです。私がおすすめのサイトがこちらです。
すばらしいサイトですから、読者の皆さまでフランス語を勉強している方がいらっしゃったらぜひ目を通してください。もっともネットで検索していれば、たぶんこのサイトには出会うと思います。
それで考えてみるに、ネットでの勉強は、事実上量の制限がないので、好きに書き続けられる、動画もアップできるというのが強みですね。当然ながら書籍では、外国語も楽器も、限られたスペースで紹介しなければいけなのですが、ネットでしたらいくらでも説明できるわけです。これはかなりの強みです。
それはともかく、演奏をしてみます。音階からはじめて、ひいこらひいこらです。ベースですからルート弾きができれば多少なりとも形にはなるので、ここは努力のしようです。
そういうわけで、まだ「これだけのことができるようになった」とご報告できる段階ではありませんが、少しは進歩をしたらまたご報告します。自分の演奏をYouTubeにアップするつもりもありませんが、もしこの関係の記事がこれで途絶えたら、あ、あいつ挫折したなとお考えいただいてもいいかもしれません。ただベースは、初歩ではわりと挫折しにくい楽器ではあると思います。
いずれは弦の交換もしなければいけないし、いろいろな試練が私を待ち受けるかと思いますが、なんとかクリアして行ってビートルズやローリングストーンズの曲などを演奏できるようになればと考えています。
それでは最後に、私が好きな曲の動画をご紹介。ポール・マッカートニーがバイカーについて歌っているのですから、私からすればいちばんぴったりの曲なのかもしれません。
Paul McCartney - Biker Like An Icon
こちらはライヴのヴァージョンです。
Biker Like An Icon (Live In Boulder)
以下はまったくの余談。上の方のプロモーションビデオに出演していた女の子は、こちらの方ですかね。
https://www.instagram.com/tamzinloves/?hl=en
本業は写真家の模様。いや、たぶん上のビデオに出演していた時は違ったのかもですが。