何がお前の一番好きな食べ物かと聞かれたら私は、鶏のから揚げと答えます。韓国に行ってもフライドチキンのたぐいは必ず1回は食べます。だいたい韓国人はフライドチキンが大好きで、なにしろこちらの記事によれば
>供給過多な韓国のチキン専門店
(略)
その人気を証明するのが、圧倒的多数のチキン専門店です。
韓国にはおよそ300以上ものローカルチキンブランドが存在します。
定年退職後の自営業として人気なのが、特別な技術がなくてもわずかな資金で開業できるチキン専門店です。
2013年末の韓国統計庁の資料によると、韓国のフランチャイズチキンの店舗数は、コンビニエンスストアの店舗数(2万5039店)に次ぐ、第2位でその数は2万2529店舗。
これに、個人経営の店舗や、ビールなど他の業種を兼ねている店舗まで合算するとさらに上回り、その数は3万6000店に達していると韓国KB金融特殊経営研究所の調べにより報告されています。
これは、全世界にあるマクドナルドの店舗数(3万5429店、2013年基準)も超える大きな数値です。
といいますからすさまじい数です。
ところで日本も昨今鶏のから揚げの人気が高まっていると報道されていますね。こちらの記事を。
>鶏唐揚げ専門店が続々と 鶏肉のビジネス的な強みは
食の総合コンサルタント 小倉朋子 2020.03.13
「鶏の唐揚げ」ブームは、令和に入って一層元気だ。大手飲食店が唐揚げ専門店に続々と参入し、多店舗展開しつつある。豚肉、牛肉と続き、いま鶏肉そのものがブームでもあるが、中でもなぜ「唐揚げ」専門店なのか?
テークアウト店の増加にみる多様化
まず「鶏の唐揚げ」の前に、外せないのがテークアウトの広がりだ。外食の消費税が10%となり、8%消費税の持ち帰りにシフトしている。鶏の唐揚げ専門店も特にテークアウト業態の開店が目立つ。
全ての中食に「鶏の唐揚げ」は存在する
しかし、テークアウトといっても、その方法も多様化している。ファストフード、コンビニエンスストアなどの定番から、今まで持ち帰りシステムがなかった飲食店で持ち帰りを始めた店もある。
また、スーパーも生鮮よりむしろ惣菜や弁当の販売に力を入れて店舗リニューアルをしている。そのほか、デパ地下や惣菜専門店、移動販売など、今はテークアウトの方法は多々あるのだ。
そういったテークアウトができる店や宅配を含めた中食の全てに「鶏の唐揚げ」は存在すると言ってよいだろう。
豚カツやメンチカツと比べて鶏肉の優位点は
鶏の唐揚げ専門店には、すかいらーくグループや和民など、大手外食企業が続々と参入している。揚げ物というものは、揚げたて作りたてが最も香りが立つので、テークアウト店として魅力的な商材といえる。
しかし、揚げ物は、鶏の唐揚げだけではないはず。なぜ豚カツでもなく、メンチカツでもないのか?
筆者は一つには、鶏ならではの汎用(はんよう)性が出店しやすい要因ではないかと考えている。鶏に比べて豚肉や牛肉は繊維が多く噛み応えがある。しっかり噛まなくてはならず、スルスルと食べにくい。
(後略)
大分県中津市などは、唐揚げの街のようです。私も前に行ったときは食べることがなかったので、今度行くときは絶対食べよう。
いずれにせよから揚げ(唐揚げ、からあげ、などいろいろな表記あり)といったっていろいろな、まさに無数のレシピがあり、それこそ大手外食チェーンのものから、昔ながらの営業をしている地域の肉屋さんのから揚げ、それこそあなたのお母さん、奥さん、あなた自身による自家製のものなど味の幅はまさに無限大です。上の引用記事にあるように、デパ地下、スーパー、コンビニなども様々なから揚げを出してくれています。
そういうわけで先日、まだ行っていない から揚げチェーン店に行ってみることにしました。
某日曜日、すかいらーくグループのから揚げの店「から好し」の某店舗に行ってみました。
定食のから揚げ6個です。
ついでになんこつ揚げと
手羽先を頼みました。なおご飯は大盛無料とのことでしたが、私は少食(嘘)なので普通盛です。
私見では、悪くはありませんが、塩くらいはテーブルに置いておいてほしいなと思いました。最近は、コスト削減のためかどうか知りませんが(たぶんそうでしょう)、ファミレスでも塩などをテーブルに置くことが少なくなったように思います。そういえば、サイゼリヤも、タバスコからホットソースに変更したとか。これもコスト削減対応なんですかね。サイゼリヤはひところわりといっていたのですが、最近あまり顔を出していません。しばらくぶりに行ってみるか。
話が飛びましたが、5月の連休にから揚げを私も作ってみました。
鶏肉です。
もみこみます。
フライパンで揚げました。
揚がった図です。
おいしくいただきます。当たり前ですが、レシピ通りに作るとうまい。これを作るにあたって私が参考にしたのがこちらの本。
私の考えでは、まともなレシピなら、本のとおり、ネットのとおりに作っていればまずいはずがないですね。自己流につくり方をアレンジしたり簡略化するから、おいしくなくなるのです。