3日続けて公務員の不祥事(?)の記事というのもどうかと思いますが、本日のは正真正銘の不祥事です。茨城新聞の記事より。
>部下の太もも蹴り、喫煙強要も 日立市消防 パワハラで4人処分
2/5(金) 20:20配信
部下に暴行や暴言を繰り返すパワーハラスメントがあったとして、日立市消防本部は5日、職員4人を停職2カ月などの懲戒処分にしたと発表した。4日付。
市消防本部と市人事課によると、4人は多賀消防署に勤務していた昨年1~3月の間、同署勤務だった20代の消防職員男性に対し、ミーティングルームや仮眠室などで、それぞれ個別に太ももを蹴って全治1カ月のけがを負わせたほか、プラスチック製バットで臀部(でんぶ)をたたき、たばこを吸うよう強要するなどしていた。
処分されたのは、停職2カ月が南部消防署の消防司令補(41)と日立消防署の消防司令補(34)、同1カ月が警防課の消防司令(47)、減給1カ月(10分の1)が多賀消防署の消防司令補(42)。
男性の家族から昨年8月、市人事課に調査依頼があり、聞き取り調査などでパワハラ行為を確認した。4人は「ふざけていたつもりだが、度が過ぎていた」と反省の態度を示しているという。星宏隆消防長は「市民の信頼を失う不祥事を起こし、心からおわびする」と陳謝した。
これ正直、金属バットでなくてよかったという気がしますね。それにしてもまた
>ふざけて
ですか(呆れ)。いい年した大人が、ふざけて他人を(いくらビニールとはいえ)バットで殴ってどうする。どんだけ馬鹿でクズなんだか。以前悪ふざけと称して他人に熱したアイロンを押し付けたキチガイである消防学校の初任科の生徒や、面白いことをすると称してアルコールを噴霧して火をつけたこれまたキチガイ消防士のことをご紹介したことがありますが(「キチガイ」というのはよろしくない表現かもですが、連中の行為は「キチガイ」といわざるを得ないと思います)、以前私は、大阪府の消防学校での厳しい訓練をテレビで見て、その厳しい境遇に頑張る隊員たちに感銘を受けて、その感想をブログ記事にしたことがあります。このブログを始めた直後の記事です。
日本じゃないと思った・・・2007年に私が印象にのこった言葉私の見た番組とこの件はもちろん関係ない話ですが、この番組から受けた感銘も、こういう事態を見聞しますとほんと台無しになりますね、こういう不祥事は。なお上のキチガイ連中の不祥事について書いた記事はこちら。
「ふざけて」他人にアイロンを押し付たり服に火をつける馬鹿な消防隊員まあそれにしても消防士のパワハラ系の不祥事っていうのもほんと多いですね。昔と比べればたぶん改善されているのでしょうが、それにしたって世間で明らかになるのは一部でしょうから、こういったことはまだまだたくさんあるのでしょう。お話にもなりません。
警察や自衛官、刑務官などの公安系公務員は、どうもこのような不祥事があります。行政系の公務員にはこのようなことはあまり聞きませんが、しかし記憶に新しい神戸市の教員による教員への暴力沙汰もありましたしね。詳細については、下の特集を参照してください。
この神戸の不祥事も、何がどうしてこういうひどい事態になったのか見当もつかないのですが、やっぱり加害者はどっかで精神が狂うのでしょうね。後輩の服に火をつけたキチガイは、1回こっきりの不祥事だったのかもですが、ほかは長期にわたって行為が続いている。やはり人をいじめるというのも一種の精神依存がありますからね。暴走すると、ちょっとやそっとのことでは押しとどめられない。それも困ったものです。
こういうのはやはり、早急にいろいろなところへ訴えるに限りますね。上で示した実例でも、後輩に火をつけたキチガイ以外は、たぶん被害者は相当耐え難きを耐え、忍び難きを忍んでいたはずで、本当にそれは気の毒ですが、訴えたほうが事態は早く解決します。神戸の事件では、被害者の教師が、生徒に対して早く訴えることを言っていたのに、自分がそれをできなかったという趣旨のことを語っています。人間そういうことを他人に話すのは、まさに最終的な段階のことがしばしばでしょうが、ここは早急にその最終段階へ行ってくれればと考えます。
というわけで、この記事を読んでいるあなたも、相当ひどい事態になったら早急にいろいろなところへ訴えましょう。訴えて損は、たぶんないか訴えないほどはない。