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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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どういう事情があって結婚しようと思ったのかは定かでないが、やはりこのような人物と結婚するのは非常に危険だと思う

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あ、すみません。これも昨日ネタにした佐藤忠志氏同様精神を病んだ人物ということなのでしょうが、それにしてもひどいですねえ。

>海外発!Breaking News 2022.08.08 04:00writer : tinsight-masumi
【海外発!Breaking News】結婚式当日に新郎が新婦を殴って殺害、ゲストは「恐ろしくて助けられなかった」(露)

世界中で後を絶たない家庭内暴力だが、ロシアでは5人に1人の女性がその被害に遭っているという。そのロシアで2年前、結婚式当日にゲストたちの前で新婦が新郎に殴り殺されてしまうという痛ましい事件が多くの人を震撼させたが、このほど加害者の男に有罪判決が下された。『The Daily Star』『New York Post』などが伝えている。

ロシア中部ノヴォシビルスク州のノヴォシビルスク地方裁判所で現地時間2日、結婚式当日に新婦の命を奪ったステパン・ドルギク(Stepan Dolgikh、35)に懲役18年の刑が下された。ステパンは2020年9月29日、当時36歳のオクサナ・ポルデンツェヴァさん(Oksana Poludentseva)と同州チク村にある民家で結婚式を挙げていた。

ステパンとオクサナさんは誓いの言葉を交わした後、結婚式のゲストらと共に宴の席でアルコールを嗜んでいたようだ。ところがステパンはオクサナさんがゲストの男性と仲良くしていることに腹を立て、彼女を無理やり外へと連れ出して殴り出したのだ。

ゲストたちが見ているにもかかわらずステパンはオクサナさんの頭や腹部を殴り続け、ついにオクサナさんは息絶えてしまった。数時間前には一生を共にすると誓いの言葉を交わした相手を殺害したステパンだったが、その後は悪びれる様子もなくオクサナさんの遺体を近くの渓谷に投げ捨てている。

犯行の一部始終を目にしていたゲストが警察に通報したことで、のちにステパンはロシア国家警備隊により逮捕された。この時、ゲストは「恐ろしくて手が出せなかった」と話していたという。逮捕されたステパンはオクサナさんを殺害したことを認めており、今回の裁判ではさらに詳しい状況が明らかとなった。

実はステパン、オクサナさんと結婚式を挙げる前に別の人物を殺害したことで刑務所に服役していた。2人の出会いについて詳しいことは伝えられていないが、オクサナさんとは刑務所にいる時に知り合い文通を交わして愛を深めていったそうだ。そして2人はステパンの出所後に結婚することを約束した。

オクサナさんの友人によると、彼女はステパンを心から愛していて彼が刑務所から出所するのを心待ちにしていたという。またオクサナさんは「自分は犯罪歴のあるステパンを変えることができる」と思っていたようだ。しかしながら裁判で、主任捜査官のキリル・ペトルシン氏(Kirill Petrushin)は「ステパンは罪を認めたが悔い改めることはなかった」と明かし、次のように述べた。

「亡くなった女性はステパンの犯罪歴を知ったうえで交際していました。2人は彼が刑務所に服役していた時に出会ったのです。しかし女性はステパンがアルコールを飲んだ時や怒りが止められなくなった時に、限度を超えるような罪を犯すとは思いもしなかったようです。」

(以下略)

いや・・・でもさあ、何がどうしてこういうことになったのかさっぱり見当がつかないのですが、さすがにこのような人物と結婚するというのは、非常に危険としか言いようがないですよね。だいたい

>実はステパン、オクサナさんと結婚式を挙げる前に別の人物を殺害したことで刑務所に服役していた。

てのは、そもそもどういう状況の殺人だったのかわかりませんのでめったなことは言いませんが、ある程度ステパン側に情状酌量の余地がある殺人だったんですかね? 今回の事件から類推すると、あんまりそういう可能性もなさそうですが、それはわからないとしても、まあこの人物は、日本でもよくあるタイプの、無期懲役の刑を仮出所した後またまた殺人をしちゃったというレベルの人間じゃないですかね。少年時代に殺人をした後成人後にまたまた重大犯罪をして死刑、あるいは射殺されちゃった人物は何人かいるわけです。

三菱銀行人質事件 スナックママ連続殺人事件 大阪姉妹殺害事件

また無期懲役の仮釈放中に殺人をして、今度は死刑になっちゃった人物では、青森の旅館で人を殺した事件群馬連続女性農夫殺害事件福岡県直方市強盗殺人事件、さらに直方市の事件の注釈から引用すれば

東京都北区幼女殺害事件(1979年に発生 / 1999年に東京拘置所死刑執行熊本母娘殺害事件(1985年に発生 / 1999年に福岡拘置所で死刑執行) 福島女性飲食店経営者殺害事件(1990年に発生 / 1999年に宮城刑務所で死刑執行) 福山市独居老婦人殺害事件(1992年に発生 / 広島拘置所収監中豊中市2人殺害事件(1998年に発生 / 2014年に大阪医療刑務所病死宇都宮実弟殺害事件(2005年に発生 / 東京拘置所に収監中)

といったところです。こういった連中は、まったく手に負えません。

それで、獄中の大量殺人犯との獄中結婚というと、私が知っているのは永山則夫死刑囚とか宅間守死刑囚あたりです。永山死刑囚は、のち離婚、宅間は結婚する際に名字を変えています。多分ですが、宅間に関しては、おそらく結婚したらパートナーに遅かれ早かれ暴力をふるったでしょうね。彼はそういうことしかできない人間です。個人的には、よく彼は、最後の事件を起こすまでに殺人で逮捕という事態にならなかったものだという気すらしています。

でですよ、永山・宅間のご両名は、死刑かそうでなくても無期懲役でとてもまともな出所ができるようなものではないでしょうが、記事に出てくるオクサナさんは、出所したステパンと、ほんとに同居生活を行うことになろうとしたわけで、それはあまりに危険としか言いようがないですよね。あるいはステパンは、サイコパスのレベルじゃないですかね。いや、わかりませんけど。Wikipediaには

>一般の人々と異なるさまざまな特徴があるが、精神病質者は人を騙すことを得意としているため、それを専門家でない者が見分けることは、非常に困難である

とありますので、たぶんですがオクサナさんもステパンに騙されたのではないかという疑いがあります。だとしたらなんとも気の毒としか言いようがない。

オクサナさんが、最終的にステパンのどのような点にひかれたのかは定かでありませんが、そして彼女が初婚か再婚かもわかりませんが、これはまず間違いないと思いますが、たぶん彼女の周囲のありとあらゆる人間が、彼女の選択に反対したと思います。それは当然の話ですが、彼女は本気でステパンと幸せな人生を送れると考えていたのでしょう。それは大変な間違いだったわけですが、ともかくステパンのような、サイコパスとまで言えるかどうかはともかく特異な人格異常者、パーソナリティ障害の人物は、凡人の相手にできるものではありません。前に記事にした、福岡市の商業施設で女性を刺殺した少年のようなものです。

福岡の少年による女性刺殺事件の求刑が本日ある(備忘録を兼ねて、関係する報道記事を掲載)(追記:被告人の少年に懲役10~15年以下の不定期刑の求刑)

死刑囚と養子縁組する篤志家もいますが、これは上の結婚同様死刑囚が無事に外に出られる見込みがないからありのわけで、そうでないとあまりに危険でそんなことはできたものではない。この記事を読んでいる人でそんなことをする人はいないでしょうが、するんでしたら先方が出所する見込みがないことを見極めたうえでしたほうがいいと思います。サイコパスは、凡人の相手にできる連中ではない。

オクサナ・ボルデンツェヴァさんのご冥福を祈って、この記事を終えます。


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