日本の鉄道は、Wikipediaから引用すれば
>日本の鉄道は1872年10月14日(明治5年9月12日)に、新橋駅 - 横浜駅間で正式開業した。ただし、実際にはその数か月前の1872年6月12日(明治5年5月7日)から品川駅 - 横浜駅間で仮営業が行われていた。
となっています。ともかくこの日が、鉄道の日となっています。つまり150年前の今日、日本の鉄道は正式開業したわけです。
このブログは、原則土日祝日は、旅行の記事を発表させていただいています。そしてなるべく私としては、国内の移動は、鉄道を第一にしたいと考えています。現実問題としては、格安航空会社(LCC)の台頭、夜行列車の廃止などにより、特に長距離では鉄道の利用が新幹線に限られるようになってきているし、運賃などもLCC以外でも高速バスのほうがお得なのが実情ですが、それでもやはり鉄道の旅の楽しさは格別ですから、私としては日本国内だけでなく海外でも、最近はご承知の通りの事情で渡航すらままなりませんが、韓国などでも、ムグンファ号でソウルから釜山まで移動したこともあり、その時の楽しさは格別でした。あるいは、広州から香港へ九広鉄路で広州から香港へ移動したときなども、やはりものすごく楽しかったです。ほかにも英国やアイルランドを鉄道で移動したり、ドイツを鉄道で都市間移動をしたり、アムステルダムからブリュッセル、ブリュッセルからルクセンブルクへ移動するなど、やはり鉄道での移動は実に楽しいものがあります。逆に、新幹線のような特別鉄道での移動はいまひとつ面白くありません。これは高速道路での移動が面白くないのと同じです。世界中で、高速道路の車窓が面白かった記憶はありません。ほんと富士山が見えるときくらいに限ります。
高速道路の話は別でするとして、遺憾ながら日本の鉄道事業も相当よろしくないといわざるを得ない段階かと思います。JR北海道やJR西日本のローカル線など、廃止やいつ廃止になってもおかしくないというのが実情です。相対的には経営がよいと思われるJR東日本やJR東海だってどうなるか分かったものではありません。
ほんとかどうかは当方知りませんが、一説によると日本の鉄道事業は、今後将来的にはどこも赤字転落は避けられないという話もあります。ほんとかどうかはともかく(たぶんそうだと思います)、私の見たところ日本の高齢化、地方の過疎化、少子化、第三次産業へのシフト、その他を考えると、日本の鉄道事業にあまり明るい展望が開けているとは思えません。今後どんどん廃線になる可能性が高いと思います。それは避けられないのであれば、私としてはせいぜい一生懸命せめてJR線くらいは乗っていきたいと思っています。幸いだいぶ九州の鉄道は乗れてきているし、JR西日本もだいぶ進んでいる。そういうようにいろいろ乗っていき、可能な限り鉄道の車窓を心に刻み、写真や動画などを記録し、またよそ様の成果もわがものとして参考にしていって鉄道旅行を楽しみたいと思います。その結果は、このブログなどで発表いたしますので、旅行の好きな方々に置かれましては乞うご期待。また鉄道旅行が好きな方に置かれましては、ぜひいろいろなところに行かれました際には、私にもいろいろ情報を教えてください。よろしくお願いします。