だいたいこうなることは予想の範囲とはいえ、ひどい話ですねえ。記事を。
>堺市で男性死亡 殺人容疑で隣人の男を再逮捕 区役所内でも暴行繰り返す、親族を恐喝か
1/26(木) 18:06配信
読売テレビ
大阪府堺市で男性が死亡した事件で、隣人の男が26日、殺人の疑いで再逮捕されました。
再逮捕されたのは、堺市中区の無職、楠本大樹容疑者(33)です。
警察によりますと、楠本容疑者は昨年11月、マンションの隣人の唐田健也さん(当時63)に暴行を加え、殺害した疑いが持たれています。
また、楠本容疑者は、唐田さんの通帳やキャッシュカードを取り上げて、金を奪っていたということです。
楠本容疑者は、唐田さんに対し、亡くなる数日前まで11回にわたって暴行を繰り返した疑いで逮捕されました。
そのうち5回の暴行は、堺市の区役所内など区の職員の目の前で行われていました。しかし、暴行を目撃していた職員は「唐田さんは、通報の意思を示さなかった」などとして、警察に通報していませんでした。
唐田さんの親族は…
死亡した唐田さんの親族「何もなかったら、あと20年間、生きていたんやから。20年以上ね、悔しいです」
楠本容疑者は生前、唐田さんに「金を貸していた」と主張。区役所内で親族に返すよう求め、現金を脅し取った疑いで逮捕されています。
この場にも、区の職員も居合わせていました。
楠本容疑者が署名させた「誓約書」には「唐田さんに貸した金」として、楠本容疑者に11万7500円を支払うことや「警察や弁護士などに、一切の異議を申し出ない」などと約束させる内容が書かれています。
居合わせた職員は、通報もせず、この誓約書の紙も用意したといいます。
殺害された唐田さんの親族「楠本が(役所に)入ってきた時、シャドウボクシング。殴るようなマネ(をした)。役所(の職員)の前で恐喝が起きているんですよ。おかしいですやん。どう考えても」
楠本容疑者は、調べに対し「今は一切コメントを控えさせてもらいます」と供述しているということで、警察が、いきさつを調べています。
また、堺市は対応に問題がなかったか、検証を進めています。
読めば読むほど絶句させられるとしかいいようがないですね。私が、
この人物も、完全なパーソナリティ障害(旧・人格障害)ではないか(堺市での事件)(行政の態度もひどい)の記事の中で指摘したように、この楠本容疑者という人物は、
>行政にとっても相当なトラブルメーカー、かかわりあいたくない人物、アンタッチャブル、治外法権の人物だったんじゃないんですかね。
ということなのでしょう。まさに「モンスター生活保護受給者」とでもいうべき人物ではないか。それにしても、
>そのうち5回の暴行は、堺市の区役所内など区の職員の目の前で行われていました。しかし、暴行を目撃していた職員は「唐田さんは、通報の意思を示さなかった」などとして、警察に通報していませんでした。
>楠本容疑者は生前、唐田さんに「金を貸していた」と主張。区役所内で親族に返すよう求め、現金を脅し取った疑いで逮捕されています。
この場にも、区の職員も居合わせていました。
楠本容疑者が署名させた「誓約書」には「唐田さんに貸した金」として、楠本容疑者に11万7500円を支払うことや「警察や弁護士などに、一切の異議を申し出ない」などと約束させる内容が書かれています。
居合わせた職員は、通報もせず、この誓約書の紙も用意したといいます。
殺害された唐田さんの親族「楠本が(役所に)入ってきた時、シャドウボクシング。殴るようなマネ(をした)。役所(の職員)の前で恐喝が起きているんですよ。おかしいですやん。どう考えても」
って、どういうことなのよですよね。殴られて警察に通報されないのであれば、楠本容疑者のような重度のパーソナリティ障害(旧・人格障害)がある可能性の高い人物は、まあこういっては何ですが、行きつくところまで行くのでしょうね。前の記事でもご紹介した、福岡のこれまた何らかの精神障害があると思われる赤堀恵美子被告のようなものではないか。どちらも、さすがに関係者が死んだらまずいという程度の常識すらないような人物だったわけです。キチガイにもほどがある。
それにしても、上の記事が正しければ、堺市役所は、楠本容疑者の「恐喝」「詐欺」「強要」などの可能性のある犯罪をみてみぬふりをしたどころか、最悪助長、共犯(?)の可能性すらある。ともかく、市役所側が警察に通報していれば、おそらく唐田さんはお亡くなりにならなかったのではないか。堺市役所の罪は重い。
京都府向日市で、キチガイの生活保護受給者が殺した(殺人でなく傷害致死の扱いですが、殺したのは、これが3人目だそうです)人物の死体遺棄を、自分を担当するケースワーカーに命じ、それをケースワーカーが実行してしまい、逮捕、有罪、懲戒免職になったことがありますが、そんなことをケースワーカーに命じる(何の権限があって?)馬鹿がどこにいると思いますが、そこにいたのです。そしてそれを実行してしまったケースワーカーもいた。しかしこの件は、このケースワーカーが1人で仕事を抱え込んでしまったという側面もあったようです。ところが堺市の場合、どうも上の記事を読んだ限りでは、組織的とまではいわずとも、明らかに複数の人物がみてみぬふりをしているようですからね。そして楠本容疑者に、最低の常識があれば、さすがに役所の中でそんなことはしないくらいの態度は見せるでしょうが、役所の職員がみてみぬふりをしているのだから、こういうパーソナリティ障害の人物はさらに悪乗りするのでしょうね。堺市役所の不作為は、まさに犯罪じゃないですか。
あの事件どうしたと思ったら、ちょうど判決だった(生活保護ケースワーカーを巻き込まれた京都府向日市の傷害致死事件)ともかく楠本容疑者のような「モンスター生活保護受給者」とでもいうべき人物は、まったく始末に負えない、手に負えない、対応できないとしか言えませんね。だったら警察に通報しろとかいろいろあるでしょうが、役所の中でどれくらい事態の深刻さが理解されていたのか。あまりにひどすぎてお話にもなりません。堺市役所の生活保護セクションに、警察出身の人がいるかどうか知りませんが(昨今、警察在籍経験者を置く例もあります)、別に水際作戦だけが取り柄じゃないでしょう。楠本容疑者のようなキチガイへの対応が、きわめて困難なのは理解しますが、といってここまで治外法権、アンタッチャブルで関わりあいたくないという態度では、こういう連中はさらに勘違いします。さすがにこの件は、警察への通報は当然でしょうに。
唐田健也さんのご冥福を祈ってこの記事を終えます。