ロミー・シュナイダーが亡くなったのは、1982年5月29日です。この美しい女優の死を悼んで、今日は彼女の語録を紹介します。拙訳なのはご了解ください。なお、発言の時期や出典、どのような状況での発言(記者会見、インタビューその他)かは未詳です。ご了承ください。
仮に結果が思わしくないとしても、私はあらゆる物事に限界まで挑まなければならないわ。恋愛と同様に仕事についてもできるだけの極限に到達するのが好きね。人生は、情熱でいっぱいでなければならないわ。孤独に生きていくことに満足するには、人生はとても短すぎるわね。
学んでいきたいし、成長したいし、自分がどのようなものであるかを発見したいと考えています。
私はこの世に怖いものなんか何一つないわ。私自身を除けばね。
仕事について言えば、成功は自分への自信を強めたわね。私生活では、仕事ほどの自信はないわ。何をがんばるか? それをしばしば自問します。たとえば、気づまりな気持ちを抱かずにホテルのロビーを横切るのは不可能ね。わが身へのいっぱいの視線に圧力を感じるのは恐ろしいわ。慣れることはありません。絶え間ない名声の見せびらかしを取りはらって、正常な存在に至ることを何回となく願ったわ。
私は恐れているの…。自分自身に付き合いきれないわ。他人に対するのと同様にね。
私は一種の広場恐怖症ね。それは事実よ。それによって自分の経歴を台無しにしたわ。でもいずれにせよ、それに付随するあらゆることに責任を負うわね。仕事は好きよ。それが私の大きな情熱だわ。でも多くの人々を我慢できないわ。とりわけ私の口を割らそうとして肩を叩くような人たちね。
映画に出演すること・・・それこそが私の真の人生だわ。
日々の生活の中ではぜんぜんできないけど、スクリーンでは自分の才能のすべてをささげるわ。
すべてのことを手に入れることを望めないわ。成功は支払わなければならない代償ね。
仕事をしている最中、最高のものを行えない恐れが常にあるわ。自分自身のために私が受け入れるものは、私が注ぎ込んで絶対に獲得しなければならない努力と賭けね。各々の新しい企てについては、私はさらにうまくやらなければならないわ。
いつでも「スター」って言葉は嫌いだし、さらにまわりがする大騒ぎも嫌ね。
第一に、私は長きにわたって自分の能力を一番よく発揮する女優なのよ。ほかの人たちと同様とても自然にね。
簡単でないことは、魅力のあること。
いろいろな女優の顔立ちでいるたびにカメラの前に現れたいと願っているわ。自分とは完全に違っている女性の問題や葛藤、感情、衝動のもとで生きたいし心配したいわ。親しい人たちとの環境で各々の性格の変遷を検討するのは不可能だわ。
鏡に現れる最初のしわを気に掛けるより、永久の心配事をよりよくやることで生きていくことの方が大事よ。
仕事なしでは私は生きられないわ。数週間のヴァカンスはとてもいいけど、6か月の暇は我慢できないわ。
2本の作品の合間の孤独は、昔より私には重みがあるわね。
映画は、私が生きていくのに必要な強烈な人生を形作るものをもたらしたわね。
女優としての生活のように毎日の生活でも、「すべてか無か」という以外のスローガンは知らないわね。私は危険を追い求めるという自分の性癖をうまく利用したわ。
私は心配しているの・・・女優という仕事は、1夜にしてやめることができるわ。また可能な限り長きにわたって映画を撮影したいの。
彼女についてはこれからもこだわっていきます。