唐沢俊一氏が、現状かなりやばい状態ですね。いや、彼はだいぶ以前から相当よろしくない状態でしたが、しかしその悪化ぶりはちょっとほかに類を見ないものではないか。大げさに書いていると思われる方もいるでしょうが、次のようなツイートをどうお読みになるか。
唐沢俊一先生、原稿の方はどうなっていますか?
スケジュール通りに納品できていれば、資金面でもだいぶお助けになっていると思うのですが。 https://t.co/m84vBW5MNv
唐沢俊一先生、原稿の進捗はいかがですか?
最後に訪問したとき(2月2日)に「まずは2月中の出来を見ていてほしい」とおっしゃっていましたね?
2月も折り返し点をすぎましたが、当日にいただいた120行の原稿を除いて、まったく成果物が送られてきていません。
今後の見通しを教えてください。 https://t.co/0XYIdexK6U
唐澤先生、LINEをご覧になってください。 https://t.co/kLDkiFcz0V
— 四海書房『舞台監督読本』21年9月30日発売! (@shikaishobo) April 20, 2023唐沢先生、ツイートする気力体力があるならスマホでLINEを読むくらいわけはないはずです。
LINEをご覧になってください。
四海書房です。
当社と締結した書籍執筆契約の締め切り日に対して1カ月を切りました。
原稿を完成させる意図がおありですか?
来月22日をもって契約は破棄となり、前払いの原稿料の返還を求めることになります。
注意喚起のためにTweetさせていただきました。 https://t.co/mc3FJ8H5wJ
唐沢俊一先生@karasawananboku
上記ツイートの返信をください。
①締切りの延長
②ギブアップ宣言と返金
③退院まで判断保留
いずれの選択にせよ、まだ話し合いの余地はあります。 1日待って回答が無ければ、先生の行動を詳細に記した公開質問状をアップします。
それがおそらく、当社と先生の友好関係の最後です。 ご検討を。
— 四海書房『舞台監督読本』21年9月30日発売! (@shikaishobo) April 24, 2023【告知とお詫び】
四海書房です。
本日の一連の唐沢俊一氏に対する呼び掛けで、
「回答が無ければ公開質問状をアップする」
と申し上げましたが、当該質問状のアップは取りやめとなりました。
理由は単純で、完全な質問状を書き上げたうえで、念のために弊社の顧問弁護士に査読を依頼したところ、全力で止められたからです。
— 四海書房『舞台監督読本』21年9月30日発売! (@shikaishobo) April 25, 2023質問状の主旨としては、
「当方がどれだけの時間と費用と労力をついやして、唐沢氏が原稿に専念できるようにお膳立てをしたか」
ということを主眼に置いたものだったのですが(続く
この「時間と費用と労力」を要した理由を書こうとすると、その描写が名誉毀損に抵触する可能性が高い、とのことでした。
— 四海書房『舞台監督読本』21年9月30日発売! (@shikaishobo) April 25, 2023期待させた方には誠に申し訳ありませんが、唐沢氏に関する呼びかけはここまでにしたいと思います。
弊社サイドとしては、氏のレスポンスを待ちつつ、原稿が納品されればよし、入稿も返金もなくコンタクトを絶たれた時のために少額訴訟の準備を粛々と進めたいと思います。
ここまで見守ってくださったTwitterアカウントの各位におかれましては、宣言を守れなかったことについて、かさねてお詫びを申し上げます。
今後とも、弊社・四海書房を暖かく見守っていただければ幸いです。
いかがでしょうか。あまりのひどさに絶句ものといっていいのではないか。本日はちょうど5月22日なので、
>来月22日をもって契約は破棄となり、前払いの原稿料の返還を求めることになります。
の当日となります。この様子では、たぶん原稿は仕上がっていませんね。これはちょっと、彼は現段階精神失調状態といってもいいくらいではないか。最低の信義則すらあったもんじゃありません。こんな人間と、誰がつきあうかというところでしょう。、前金で金を出版社からもらっておいて(なおこれは、いまどきめったにない好条件です)原稿を執筆しようとせず、しまいには連絡まで断ち、どうでもいい話をツイートしまくっている。つまりは、私が前に記事にしたこの件も、その一環のわけです。
手塚治虫が、選挙で共産党の候補と自民党の候補の応援をはしごしたという話は、事実確認ができないらしい(「なかった」とは断言できないが)さらにどうも唐沢氏は、出版社のツイートをブロックしたみたいで、こうなるとさらにやばいといわざるをえない。当然もう今後唐沢氏に、本の出版オファーなどないでしょうね。今後彼に出版を依頼するところがあったら、ほぼマンガの世界でしょう。出版社のワンマン社長がかりに声をかけたとしても、それは「殿ご乱心」といわれて仕方ないのではないか。唐沢氏の行状はマンガよりなおひどいといわざるを得ない。彼は、「と学会」のメンバーでもありましたが(現在はすでに脱退)、さすがに多くのトンデモ連中も、ここまでひどくはないのではないか。もはや彼は、本を出版できる状況ではないのでしょうが、仮に彼が今後また著書を出すとしたら、自費出版や「共同出版」のような形でするしかないのではないか。なお「共同出版」については、下の記事で取り上げたことがあります。しかし自費出版や共同出版をする金が彼にあるということもなさそうであり、同人誌に毛の生えたようなものか、それすらも難しそうです。
過去の人間かもしれないが、さすがにこれはどうかと思うここでちょっと書いてしまいますと、こんなことは書かないほうがいいということは重々承知であえて記せば、私は唐沢氏のことをあんまり悪く言いたくないところがありました。というのは、かなり昔のことですが、たまたま彼がゲスト出演していたラジオ番組に、私が電話(そういう時代だったということです)で参加したことがあり、私の話を彼が(そんなにすごいニュアンスでもありませんでしたが)ちょっとほめてくれたことがあり、それはけっこううれしかった記憶があるわけです。そんなの過去の話ですが、それでもその記憶は私に刻まれています。
で、そういう人が、ここまでひどい事態になると、これはもう他人は何もできないし、また唐沢氏は、どうもあてになる家族もいないみたいなので(離婚しているし、弟さんの唐沢なをき氏とは現在絶縁している模様)、そうなるとこれまたよろしくないなあですね。
ところで、唐沢氏に関しては、彼のガセやパクリが問題となり始めた時期に、前出のと学会が、これといった対応をしなかったことが、彼の暴走をさらにひどくしたことは否めませんね。と学会の元会長だった山本弘は、
>唐沢氏の件もそうだし、副島隆彦氏のサイン会の件もそうだけど、僕の与り知らぬところで会員がやらかしたことに、いちいち会長としての責任を追求されるのにうんざりしてたからです。
なんて言っていましたが、それご当人がどう言い訳しようと、つまりは面倒なことから逃げたということ以上のものではないでしょう。そして山本は、下のようなツイートをしたこともありましたが、やはり(予想通り)そんなものは書かれることはなかったわけです。
ああ、そうか、幻冬舎ってこの時の会社か。いや、僕もと学会辞めてずいぶんになるから、そろそろ唐澤氏について、本音を書いていいのかな?(笑)
— 山本弘 『BIS ビブリオバトル部』 (@hirorin0015) May 18, 2019やけに反響が大きかった(笑)。この件はじっくり書くことにします。とてもじゃないけど、ツイッターに気軽にまとめられる代物じゃないから。最低でも一ヶ月は時間が欲しい。
— 山本弘 『BIS ビブリオバトル部』 (@hirorin0015) May 18, 2019が、しかし(予想の範疇とはいえ)そんなものが書かれることはなかったわけです。病気のせいとかいろいろあるかもですが、つまりは「口先だけだ」といわれてもしょうがないのではないか。けっきょく彼は、この件について語ることを逃げ続けて、最後は脳梗塞で再起不能です。他人の「トンデモ」をとりあげて金儲けしていて、自分たちの足元を逃げまくっている姿は、あんまり見ていてよろしいものではありません。つまりは山本なんて、その程度の人間だったということでしょう。
おそらくなんですが、と学会で活動していたことがもっとも商売に役立った人物(の少なくとも1人)は唐沢氏じゃないですかね。彼が、『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』にかかわれたのも、彼がと学会にいたおかげの部分があるはず。で、そういう立場を彼は悪乗りしてしまい、それが今日にいたる惨憺たるありさまでしょう。唐沢氏をモンスター化したのは、と学会の唐沢氏優遇による彼自身の勘違いという側面があるはず。
それにしても、上の山本の話にもあるように、某と学会会員による副島隆彦に対する無礼な態度を知った際、いや、もちろん私も、副島なんてまともな人間と思ってはいませんが、それにしたってこの某と学会会員に対して「てめえの方がよっぽどトンデモじゃねえか」と本気であきれ返りました。そしてまさに、現在の唐沢氏の状況は、それよりなお悪いというものでしょう。
世の中ここまで他人に迷惑をかける人間がいる(ここまで馬鹿なことされてはどうにもならない)こういっては何ですが、さすがにあまたのトンデモ本を書いている連中だって、唐沢氏のような信義則のかけらもないような態度はとらないんじゃないんですかね。取っていたら本など出せない。そして唐沢氏はまさにその立場になったわけです。まさにご当人の問題なので他人にはどうしようもないので、ここはご当人の惨状を見守るしかありません。かつて私をほめてくれた人の現在の姿としては、とても残念です。まさに私が以前書いたこちらの記事よりもっとひどい有様を、私たちに見せてしまったわけです。山本弘の惨憺たる有様です。
「トンデモ」を批判、批評していた人が、おもいっきりトンデモになる(トンデモだった)というのもなんともむなしいものはある