カテゴリーを「スポーツ」にしましたが、それでいいのか(笑)。
昨年の7月の記事で、こんなのを以前読みました。番組自体は、私は観ていません。
>
女子の体操服に“ブルマ世代”が怒り爆発 三浦瑠麗氏「ブルマを強要してくる日本社会と学校が憎かった」
[ 2022年7月31日 13:23 ]
国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)が31日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)にコメンテーターとして出演。同局の佐々木恭子アナウンサー(49)と、学校の体操服の“ブルマ”についての怒りを爆発させる場面があった。
(中略)
佐々木アナは「最悪な思い出しかない。下着が出るかどうか、ずっと気になって、運動なんかまったく集中できない。あれ、形パンツですもん、すごく嫌だった」と不快感を示すと、三浦氏も同調。「もうもうもう、一番嫌な理由の1つだったかもしれない。学校に行って体育するのが、ブルマって意味がわからない。(上着も)丈とかもいろいろ言われて、フィットしていない体操着も禁止だった。特に、性的に自分が変化してきて、落ち着かない年齢の子が履かされるのはいったい誰が得するのかなって。もう憎かったですね。ブルマを強要してくる日本社会と学校が憎かったですね」と怒りを爆発させた。
キャスターでジャーナリストの安藤優子氏は「私たちの時代はもっとひどい時代のブルマですよ。ちょうちん型のブルマ。あれも最悪ですよ」とコメント。これに、三浦氏は「でも、パンツ出ないじゃないですか、パンツはみ出るはホント、最悪なんですよ。本当に走れない。常に気にしながら」と顔をしかめ、佐々木アナも「体操服を伸ばしたくても中にインしろとか言われると、すごい屈辱でした」と話した。
(後略)
これ三浦に限らず、ブルマへの恨み深しと思った記憶があります。三浦もこんな話をテレビでできる状況ではもはやありませんが、それはともかく。で、先日こんな記事を読みました。
東京五輪の女子バレーボール代表監督・中田久美氏はいかにして絶望から再起したのか?
その記事に掲載されている写真を。1枚目は、2021年の東京オリンピックの際のもの。
これもスパッツが超ショートだし、また体にぴったりフィットしていてかなり恥ずかしそうですが、こちらはどうか。
1984年の中田久美の写真とのこと。
うーん、これは確かに、かなり恥ずかしいですよね。いや、当時は、「こんなもんだ」だったのでしょうが、いまの目からすると、やはりこれはNGということになりそうです。もろセクハラになってしまう。ちょっとこれは、恥ずかしいにもほどがあるとまでいったらどうかですが、やっぱりいい顔はされにくいでしょう。
大林素子は、ブルマへの愛着を語っています。写真も下の記事より。
大林素子が語る全日本ユニフォーム「ブルマに誇りを持っていました」
>
東洋の魔女の時は、いわゆる“ちょうちん(提灯)ブルマ”と呼ばれるダボッとしたブルマですよね。一方、その時の決勝の相手であるソ連は、もう少しフィットするタイプのブルマを採用していて、日本を含めその後のユニフォームの主流となりました。結局、全日本女子は1996年のアトランタ五輪までブルマを履くことになります
>
私たちの時代は、ブルマが嫌だとか、恥ずかしいとかは1ミリもなかったかな。同時に、コート上は夢を叶える場所だから、自分が自分らしくあるために、“魅せる”ことも意識しました。
特に(1995年に)イタリアのセリエAを経験してからは、ブルマに対しても強いこだわりを持つようになりました。どうせならかっこよく見られたい。ブルマをハイレグにカッティングして、着ていましたね。陸上のフローレンス・ジョイナーさんがハイレグのユニフォームで世界の注目を集めていた。私も憧れました
まあそういう時代だったということです。
1984年のロサンゼルスオリンピックでのカナダの選手たち。出典はこちら。
同じく84年での米国チーム。7番の選手は、フローラ・ハイマン。86年に日本で客死しています。
1991年の日本と旧ソ連のナショナルチームのユニフォーム。スクリーンショットの出典はこちら。
こちらの写真は、どういうシチュエーションのものかは不明です。ただだいぶユニフォームが過激になっていますね。これはさすがに恥ずかしそうです。もっともそれは現在の視点であって、当時はなんてこともなかったのかもしれません。上で引用した大林の話もそういうことでしょう。
ここで昔の中学や高校の運動会での、無名の女の子たちのブルマの写真でもお見せしてもいいのですが、それはさすがに私も気が引けるので(さすがにそんな写真が、今時肖像権や個人情報の上で問題があるとは思いませんが)、ご興味のある方はご自分でお調べください。本日は、超有名人の写真を。
山口百恵です。彼女は、1976年~77年に放送された『赤い衝撃』で陸上競技の選手をやっていました。こういっちゃなんですが、大根足です。
ほかにもいろいろご紹介したい写真がありますが、今日のところはこのあたりでやめておきます。