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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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1980年ごろのフランスでは、すでに女の子の日常の服にスカートは少なくなっていたらしい(日本でスカート文化がまだ残っているのは、制服の影響も強いのではないか)

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今年になって、ソフィー・マルソーのデビュー作である『ラ・ブーム』が4Kでリバイバル上映されました。

映画『ラ・ブーム』『ラ・ブーム2』公式サイト

ラ・ブーム2 』は見ることができませんでしたが、1作目は見ることができました。それで、私が思ったのが、「スカートはいている女の子いないなあ」です。少なくとも学校でのシーンなど、日常生活のシーンでは、当時のパリの女の子はスカートをはいていない。100%はいていないとまでは言いませんが(私も詳細にチェックしているわけではない)、ほとんど見かけませんでした。映画のスクリーンショットは、ちょっとこの記事では使えませんので、同時代のフランスの中学生や高校生の写真をご覧になってください。

上の写真の出典はこちら

同じくこちら

同じくこちら

こちらより。次は高校(リセ)。

こちらより。

出典はこちら

こちら

みんながみんなスカートでないというわけではありませんが、やはりパンツ(ズボン)の子の方がだいぶ主流ですね。

この映画は、1980年12月にフランスで公開されていまして、IMDbによると1980年の夏に撮影されています。私も日本の女の子の服の流行その他の変遷などに詳しいわけではありませんが、たぶん1980年ごろは、日本の中学生くらいの年齢の女の子は、私生活でもスカートが主流だったはず。これは最近の動画ですが、下のものをちょっとご覧いただければ。

Why are Japanese girl's skirts so short? Ask random girls in Japan

それで、この動画を紹介している記事に掲載されているコメントに、次のようにあります。

Cathy「日本はイギリスと同じで、制服でスカートをはくから日本人の女子はスカートに慣れてるのかな!

あんまり昔の映画を例に出すのも気が引けますが、『小さな恋のメロディ』より。

別に注記するまでもありませんが、マーク・レスタートレイシー・ハイド。彼(女)らと酒を飲むという機会に恵まれた私は、大変な幸せ者です。

マーク・レスターとトレイシー・ハイドの神対応に感動する(2人に挟まれた写真、2人とのツーショットも撮れたし、直接の会話、握手もできた!)(2)

英国系の国、あるいは英国の影響の強い国は、やはりまだ制服を採用している国もあります。下はオーストラリアの学校の制服。出典はこちら

2015年のアイルランドのスライゴーでの写真。下の記事より。

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(60)

元英国植民地であるインド(コルカタ)にて。インド風の制服?

コルカタ紀行(あと昆明・上海)(2017年9月)(3)

こちらは、より民族衣装ですかね。

コルカタ紀行(あと昆明・上海)(2017年9月)(7)

お隣韓国。これは英国系というより植民地時代からの日本→韓国という影響ですかね。

安東・ソウル紀行(2016年7月)(15)

ソウル紀行(2018年6月)(2)(追記あり)

こちらはプロの撮影した写真。

マカオ・香港・深圳紀行(2018年4月)(16)(終わり)

マカオ・香港紀行(2019年6月)(6)

マカオは(旧)ポルトガルの行政下にありましたが、旧英国植民地である香港の影響もあったかもしれません。下のブルーの制服は、ポルトガル語学校のもの。

他にもいろいろ写真はあるかと思いますが、きりがないのでこれくらいにしておきます。

で、日本の中学生・高校生は、やはり学校の制服が基本スカート(最近若干崩れていますが)なので、日常的にスカートをはくことが習慣になっているということが、欧米よりスカート文化が日本で残っている1つの理由ではないかと私は勝手に考えています。あるいは韓国もそうかもしれません。日本の女の子の制服姿は、さすがに差しさわりがあるので私も撮影していませんが、肖像権の心配のない人の写真を。

まあでも日本の社会も、女の子の服装も、今後どんどんパンツ(ズボン)が主流になるかと思います。こういう話も今後も継続して記事にしていきたいと思います。


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