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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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ノーベル文学賞を全受賞者の作品を1冊は読むことにしたい(手始めに、2011年以降の受賞者から読んでいきたい)

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かつては私も、「ノーベル文学賞? あんなもの権威主義の極致だ」と嫌っていたのですが、やはりそうもいっていられないなと思いなおしまして、とりあえず読まないとなと思いました。というわけで、ノーベル文学賞受賞者の本を、ともかく日本語訳を各受賞者につき1冊は読んでみることとしました。

が、ノーベル文学賞受賞者も、数が膨大で、手当たり次第に読んでもいいかもしれませんが、あえて過去→現在の時系列でなく、現在→過去の時系列で読んでみることとしました。

一応読むためのガイドラインとして、

①すでに読んだことのある人の作品は、今回は割愛する 

②なるべくその人の代表作とされる作品を選択する

③10年ごとに区切る

ということにしました。よってボブ・ディランとかアルベール・カミュなどは今回はパスです。10年ごとの区切りは、最初は、2011年~2023年で読んでいきたいと思います。読み終えたら、2001年~2010年です。

代表作に関しては、ウィンストン・チャーチルなど「第二次世界大戦」を読むしかありません。やっぱりアンリ・ベルクソンは、「時間と自由」あるいは「物質と記憶」を読むのかなあ(なお、チャーチル以後、受賞者は、作家専従者に限るということになったらしい。いやボブ・ディランは本業歌手だよね)。

ノーベル文学賞というのも、必ずしも狭義の文学作品だけでなく、前掲チャーチルなど回顧録もあれば、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチのようなノンフィクション(記録文学、ドキュメント、ルポルタージュなどいろいろな呼称があります)などあるわけで、いろいろな好みのものを選択することができるというものでしょう。代表作については、「なるべく」ということにしますので、軽く読める本にするかもです。

それにしても、ノーベル文学賞も、1901年から始まり、今日まで途中数年の抜けはありますが、2人受賞の年もあるわけで、それ自体読むのも大変ですから、これは長期戦でいくしかないと思っています。どのようになるか私もよくわかりません。読者の皆さまにおかれましても、全受賞者とまでは言わずとも、いろいろ気になる人がいたら読んでみてください。


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