先日の記事を。
>
元小結千代大龍、判定負けもダウンせず「パンチもらったけど、相撲の立ち合いの方が強い」【ブレイキングダウン11】
2024年2月18日 16時54分
元小結千代大龍の明月院秀政(35)が18日、プリズムホール(東京ドーム内)で行われた1分間格闘技「BreakingDown(ブレイキングダウン)11」に参戦した。
相手は元パンクラスライト級1位の金田一孝介。0―5の判定負けを喫したが、155キロの体重で前進し金田一のパンチを浴びても一度もダウンを奪われなかった。
2022年九州場所中に引退し、都内で焼き肉店「みいとらんど」を経営。今回は白血病を患う友人を元気づけるために出場したという。「昔から応援してくれてる友だちが治療を頑張ってるから。そのダチのためにやった。12年も相撲を取って、人のために取ったことなかったから」。試合後は「すがすがしい」と笑顔を見せた。
「そうとうパンチをもらいましたけど、相撲の立ち合いの方が強い。相撲をやってたときは唇を8針、9針縫ってたからね」とノーダメージだった。金田一からも「強い。倒れない」という言葉をもらった明月院は4月にも別団体の格闘技に参戦予定で、将来は「小銭を稼いでも意味がない。1兆円稼ぐ男になりたい」とビッグなビジネスマンの道を歩んでいく。
「明月院」というのは、本名です。私も、「え!? これ本名?」と思って確認したらそうでした。Wikipediaより。
>
千代大龍 秀政(ちよたいりゅう ひでまさ、1988年11月14日 - )は、東京都荒川区出身(出生地は葛飾区)で九重部屋に所属した元大相撲力士。本名は明月院 秀政(めいげついん ひでまさ)
で、これは珍名だなあと思ったわけです。早速確認しましたところ・・・
>
【名字】明月院
【読み】めいげついん
【全国順位】 調査中
【全国人数】 およそ10人
とのことで、それが事実なら、ほぼこの一系にしかいない特異な名字なのではないですかね。ところで、この記事を執筆している2月19日現在の同じサイトのアクセスランキングに、
とあります。私のように、「珍名だ」と思った人が多いのでしょう。
それにしても上のランキングにある「五百城」や「黄川田」「七五三掛」「毎能」なんてのも珍名さんですよね。「肉丸」というのもこれももちろんほとんど聞きませんが、しかしまだありそうなものを感じないでもありません。
日本人の名字の数は、10万~30万種あるとされ、実数はつかみ切れていませんが(公的な統計がない)、移民国家ならどんな姓もありですが、非移民国家である日本の国情をかんがみると、これはなかなか面白いものがあります。1度に姓をつけたのでそうなった(オランダもご同様)という話もあります。いろいろ興味深いところです。ただ今後海外から日本に来て国籍を取得する人が増えると思いますので、また名字の種類は増えるでしょうし、逆に人口減で消滅するものもあるはず。なお下の記事で取り上げた人物(元警察官。下の記事の件がたたって職を追われる)もそうとうな珍名です。
これはかなりの珍名だと思う(大したことのない犯罪者の実名を書くのはどうかだが、警察官なのですこし厳しく)