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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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残念ながらあまりいいネタがないんですが・・・(アニセー・アルヴィナの写真)

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このブログを私がやっている大きな理由は、イラン系フランス人女優のアニセー・アルヴィナの話をしたいがためです。他の記事も、すべてはアニセーに興味を持ってもらうために書いている・・・といったらさすがに言いすぎですが、しかし最低年2回、彼女の誕生日と亡くなった日(の近辺)には、彼女についての記事を書きたいと考えています。今日(11月10日)は彼女の亡くなった日ですので、記事を書くわけです。

しかし、なかなかアニセーについてのいいネタもありません。いずれは私のアニセーについてのコレクションでも読者の皆さまにお見せする所存ですが、それはこのブログをやめる直前にするつもりなので、まだその時ではありません。というわけで、かなり無理やりのネタかもしれませんが、彼女の写真をまたお見せします。

同じ写真を以前も紹介しましたが、今回は余計な文字がないのでご紹介します。「フレンズ〜ポールとミシェル」(米国のドラマとは、当然ながら無関係、ていうか、あんなものと一緒にされたら困ります)より。

フランスの雑誌より。いつごろの写真かな…。だいぶ成熟した雰囲気がありますね。

アラン・ロブ=グリエの「快楽の漸進的横滑り」のDVDパッケージ。ドイツ版とフランス版です。米国版もBDが発売されましたので、日本でも発売される可能性が全くないわけではないですね。ほとんど期待はしていませんが、発売するとしたら紀伊国屋書店かな。ぜひご考慮していただければです。

81年の彼女。わりと明るい雰囲気です。彼女というと、どうしても暗いというか憂いのある印象が強いのですが…。

75年の「イザベル」より。

すいません、これアニセーかどうか確信がないのですが、一応紹介します。

84年ごろの彼女です。

「日本では、私はスターなのよ」というのが、フランスではいまひとつ人気が出なかった彼女の哀しみを物語っていて、私などは思いっきりかなしくなります。1979年のインタビュ―記事では、

>1か月日本に滞在したんだけど、彼の地ではずっとあたしは人気があるって説明を受けて、とてもうれしかったわ。

>それから、たとえば日本で私が人気があることって、気持ちが前向きになるわよね。「日本で人気があるんだから、そもそもフランスであたしに人気がない理由なんて、あるわけがないわ・・・」って、考えているのよ。

 と語っていまして、とくにあとの方は、訳していて涙がでそうになりました。彼女はその後まもなく映画界を去ってしまうのですから(復帰はしますが)。

下は「続フレンズ」での写真ですかね・・・。「快楽の漸進的横滑り」もそうだし、もう一つ上の写真もそうですが、彼女は「脱ぎっぷりのいい女優」というイメージを払しょくすることがついにできませんでした。

最後の写真なんか、すごい美人でしょ。憂いがあって。私はこういう顔の女性が大(大大大・・・以下えんえん続く)好きなんですよ。単なる趣味の問題ですが、ミスコン系の明るい笑顔いっぱいの美女より、翳のある美女のほうが私の好みです。

それにしても彼女の髪型は、やはりこの髪形に限りますね。ショートのアニセーさんは、この髪形の彼女には及びません。彼女自身もこの髪形が気に入っていたようで、晩年もこのような髪型でした。

でもここまできれいな女性でも、なかなか女優としての活躍はできないんですよね・・・。本当に残念です。

こちらの記事(魚拓)は面白そうですから、次の記事(彼女の誕生日)までに翻訳して、読者の皆さまにお伝えします。


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