今回の記事は、「スポーツ」とかあるいは他のタグもありでしょうが、無難に「Weblog」のタグにします。このブログでの「Weblog」とは、「その他」「いろいろ」くらいの記事のカテゴリーです。
1984年のロサンゼルス五輪の射撃(ラピッドファイアピストル)で金メダルを取った蒲池猛夫氏が亡くなりました。記事を。
>蒲池猛夫さん死去=射撃でロス五輪金―78歳
時事通信 12月8日(月)18時47分配信
1984年ロサンゼルス五輪の射撃男子ラピッドファイアピストルで金メダルを獲得した蒲池猛夫(かまち・たけお)さんが4日午前4時24分、脳梗塞のため千葉市の病院で死去した。78歳だった。葬儀は家族で済ませた。
満州(現中国東北部)生まれ。宮崎県高原中卒業後、自衛隊へ入隊。62年、自衛隊体育学校に1期生として入学し競技に打ち込んだ。68年メキシコ、72年ミュンヘン、76年モントリオールと五輪に3大会連続出場。メダルを期待されながら実力を発揮し切れず、80年モスクワ五輪も代表になったが、日本の不参加で出場できなかった。
81年、引き金を引く右人さし指のけんを、草刈り中にカマで切断する致命的なけがをして引退したが、ロス五輪を前に現役復帰。日本五輪史上最年長の48歳4カ月で、金メダルを獲得した。日本の同五輪金1号で、すでに孫がいて「おじいちゃん選手」の金メダルと話題になった。
射撃という地味な競技のせいもあり、たぶんあまり知名度の高くない金メダリストだったと思われますが、ご冥福をお祈りいたします。
ところで蒲池氏というと、私が思い出だすことがあります。それは、蒲池性の他の有名人のことです。
Wikipediaにも
>また、蒲池姓から歌手の松田聖子(蒲池法子)と親戚では?という話題にもなった。
とあるくらいです。
それで、Wikipediaに「蒲池氏」という記事があるので、ちょっと見てみます。それによると
>ロス・オリンピックの時、聖子と金メダリストの蒲池猛夫との関係から、TBS系列『ザ・トップテン』出演の時に示された学習院大学所蔵の『蒲池家系図』は、蒲池徳子の子孫である旗本の窪田鎮克(蒲池鎮克)の玄孫の蒲池道晏の家に伝わるもの。
とあります。ということは、まったく関係がないということもないんですかね?
さらに、もう一人の「蒲池」姓の有名芸能人がいます。坂井泉水です。彼女の本名は、蒲池幸子です。彼女が存命中やたら話題になった大胆な写真集は、この名義です。
彼女の方は、そんなに蒲池氏自身とは近くないのかもしれませんが、先祖をたどっていけばそんなに遠くないのかもしれません。いずれにせよルーツは九州の筑後地方の名字です。Wikipediaの蒲池氏の記事には、
>聖子と同じ久留米市出生とされ、本名の名字が同じ「蒲池」でもあることから、従姉妹ではないかという噂があったが、あくまでも噂であり事実ではない。本人が詳細を公表していなかったため、蒲池氏一族であるかどうかも不明である。同じ蒲池氏一族だと仮定しても、江戸時代かそれ以前には分かれていたと推測され、法律上親族関係とも言えない。ただ、蒲池氏発祥の地である旧・三潴郡蒲池(現在の柳川市東蒲池及び同市西蒲池)や久留米市などを含む福岡県筑後地方(旧筑後国とほぼ一致する地域)に蒲池姓が多いのは統計的には確かではある。
とあります。彼女自身は、神奈川県平塚市の出身だそうですが。たしかお父さんが教習所の教官(じゃなくて指導員ていうんだっけ。教習所に通っていたころ「教官」と呼んだら、「教官にあらず」みたいなことを言われたな)だった記憶あり。間違っていたらごめんなさい。
それにしても日本人というのもいろいろな名字のある民族です。オランダも名字の種類が多い民族ですが、これはナポレオンがオランダを占領した際に一斉に国民に名字をつけさせたからだという話を聞いたことがあります。「蒲池」姓は別に珍名さんでもありませんが、珍名さんの話もまたネタを仕入れたら記事にします。