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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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自分たちの政治活動に公金が堂々と支出されるのだから、連中が活動をやめないのも道理だ

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荒木和博のブログを読んでいて「おや」と思ったことを。記事はこちらから。

>2015年3月14日 

ロサンジェルスで集会開催へ  

【調査会NEWS1815】(27.3.14)

 現在西海岸のロサンジェルスで5月3日、在留邦人・日系人などを対象にした拉致・北朝鮮人権問題に関する集会を行う方向で調整を進めています。これは5月5日にニューヨークで実施される政府行事にあわせて行うものです。山本美保さんの妹森本美砂さんと調査会代表荒木・専務理事村尾が参加します。

 特定失踪者の家族が政府の啓発行事で外国に赴くのは民主党政権当時、松原大臣やICNKメンバーの努力で藤田進さん(昭和51年川口の自宅を出て失踪)の弟藤田隆司さんがジュネーブに行ったのが初めてでした。平成24年(2012)7月のことです。藤田さんの国連でのプレゼンテーションはその後COI(事実調査委員会)の報告書などにも大きな影響を与えたと言えます。

 以後の政府行事でも特定失踪者家族の参加は引き継がれ、木村かほるさんの姉天内みどりさん、小林榮さんの弟小林七郎さん、古川了子さんの姉竹下珠路さんがジュネーブ、ワシントンないしニューヨークでの行事に参加しています。平成24年11月にはジュネーブでの行事にあわせて佐藤順子さん(平成12年スイス・ツェルマットで失踪)の調査も行いました。

 今回の政府行事への特定失踪者家族の参加については調査会から代表荒木の責任で森本美砂さんを推薦し、ご本人も了解されて参加することとなりました。これにともない往復の旅費が政府予算で出ることからロサンジェルスでの集会を企画したものです。ロサンジェルス近郊には水島慎一さん(昭和43年富山県で失踪)の親戚である水島一郎さんもお住まいであり、合わせて現地の方々の声を「しおかぜ」メッセージとして収録するなど、この機会にできるだけのことをしておこうと思います。(後略)

私が呆れたのが

>これにともない往復の旅費が政府予算で出ることからロサンジェルスでの集会を企画したものです。

というところです。これ、荒木らの分についても旅費が出るかはわかりませんが(常識的には出るんでしょうけど)、政府ですら拉致と認めていない「特定失踪者」なんて人たちの関係者を外国に引っ張り出すことにすら政府から旅費が支出されるってのは、なんともひどい話だと思います。と同時に、これじゃあ荒木とか西岡力とかいう連中が、何が何でも無理やりでも拉致問題に固執して、特定失踪者だなんだとえんえん活動を続けるのも当然だと思います。自分たちの政治活動の費用が(一部とはいえ)政府の公金から出る、政府が様々な形で援助してくれる、こんなおいしい話はありません。連中の活動継続も道理です。いくらなんだって、拉致問題以外でそうそう容易にこんな支出が認められることもないでしょう。

でも政府にとっては、さすがに特定失踪者の問題と直接かかわる意思はなくても、こういった形で連中のご機嫌を取っておくことには、それなりの意味があるということなんでしょうね。こういうのもロビー対策費用っていうんでしょうか。それもどうかです。


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