「第三回 新・午前十時の映画祭」のオープニングの作品として、「小さな恋のメロディ」が公開されています。
私もこの映画とヒロインのトレイシー・ハイドについて記事を書いて、その記事がこのブログでわりと注目された最初の記事だったかなと考えています。そう考えると、私にとってもこの映画はいろいろ縁の深い映画です。それはそうとこれは、映画のなかでなく、記者会見か何かでの写真ですね。
私も4月5日の日曜日に大阪の映画館で(こちらの記事の写真を撮ったところ)この作品を鑑賞しました。お客もかなり入っていて、この映画の日本での人気をあらためて痛感しました。私のブログも、しばらくぶりにトレイシー・ハイドについての記事が高いアクセスでした。5日のアクセス順です。
それで、この映画とトレイシー・ハイドについてまた記事を書きたいのですが、それはまた違う機会に書くとして、今日は主人公を演じたマーク・レスターについての情報です。といっても、日本語版Wikipediaにも載っている程度の大した情報ではありませんが、しかしなかなか興味深いものがあります。
つまりWikipediaに次のような記述があります(脚注は削除)。
>レスターは2015年に俳優業に復帰する予定である。『1066』にハロルド2世の役を演じる予定であり、息子のフェリックスも共演することになる。
『1066』という映画は、題名からするとノルマン・コンクエストを扱った映画かなと想像されますが、レスターの役はハロルド2世だそうです。ハロルド2世は、1066年にイングランド王に即位したものの、同じ年に戦死しています。IMDbでの同映画のページによると、ほかにもオリヴィア・ハッセーやスーザン・ジョージが出演するということで、私のような好き物にはこたえられません。しかしこれ日本で公開されますかね? 私見では、かなり厳しいのではないかと思いますが、まあでも期待しましょう。なにしろ、彼の最後の映画出演は、1977年ですから。まさに40年弱彼は、映画界から離れていたわけです。ただIMDbの記述は、この記事を書いている4月9日現在「 (pre-production) 」ですから、まだしばらく完成、公開までは時間がかかります。「 14 October 2015 (UK) 」とありますから、これがもし公開予定日だとしたら、日本で公開されるとしても2016年以降でしょう。
「小さな恋のメロディ」の主役3人のうち、ジャック・ワイルドはすでに亡くなり(2006年)、トレイシーもなかなか女優復活は難しいかもですから、そう考えるとマークもよく映画界に復帰する気になった、オファーもあったと思います。
最近の彼についての話題といいますと、マイケル・ジャクソン絡みのものがほとんどで、それはすでに彼が映画界で完全に過去の人である以上仕方ありませんが、やはり彼自身映画界にそれなりの未練はある、あるいはあったのでしょうね。でなければ、いまさら映画出演もしないでしょう。こちらの記事(魚拓)では、
>現在チェルトナム在住で整骨師であるマークは、カメラの前に復帰することを願っていたと認めた。
とあります。共演する息子さん(あと娘さんも)も演劇学校に通っているということで、彼としても今回の映画出演は非常にうれしいというものでしょう。それは記事からもうかがえます。ラストの写真は、上に引用した記事にあったレスター親子(マークとフェリックス)の写真です。しかし、あまり息子さん顔似ていないね。撮影は、2013年です。