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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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根本的な問題を逃げる男、荒木和博

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すみません、またbogus-simotukareさんの記事からいただいたネタです。荒木和博の書いた記事です。

できない理由

(前略)

 「できない理由」、私は現職・OBの自衛官からさんざん聞かされました。拉致被害者の救出に自衛隊を使えないのか、と聞いたときの答えです。これまでも何度か書きましたが、「態勢ができていない」「憲法上の制約がある」「自衛隊法に任務が書かれていない」「訓練がされていない」、できない理由の羅列でした。

(後略)

いや、最大の理由は、そんなことじゃないでしょう。単に「拉致被害者の所在が確認できない」ということでしょう。

拉致被害者の所在が確認できなければ、自衛隊なんか出動させるなんて以前の話でしょう。そもそも論として、生死すら確認できていないんだから、所在以前の話ですが、荒木に話をした自衛隊の人たちは、荒木にそういう話をしないんですかね。あるいは、荒木は、そういうことを認識していないとか? どっちも現実にはあり得ない話でしょう。自衛隊の人だって荒木だって、そんなことは重々承知でしょう。

それにしたって、荒木だって「荒木さん、自衛隊を投入するって、どこに投入するというんですか?」とか質問を受けたことがないわけじゃないでしょうにね。ていうか、私が仮にそんな質問をしたところで荒木は適当に逃げるだけでしょうが、拉致被害者家族は、そのような質問をしないんですかね。しないのならなぜ、したのなら、荒木がその時どんな回答をしたのか多少興味があります。たぶん「それを調査する」くらいの回答でしょうが、昔から荒木(とその仲間たち)はさんざんそんな話をしていたわけで、今日にいたるまで拉致被害者の所在どころか生存の確認すらできていないんだから、そんなことは絶望にもほどがあるというものじゃないですかね。

私は部外者だから、荒木がどんだけ馬鹿なことをほざいたところで、「非常識な人間が非常識なことを今日もほざいている」としか思いませんが、当事者である拉致被害者家族は、そういうことでいいんですかね。私がその立場だったら、「そういう非現実的な話はやめて、もう少し可能性のある話をしよう」くらいのことを荒木に言っていると思いますが、そんな程度のことも言う人がいないんでしょうか。(文字通り)十年一日のようなことばかり主張している人たちだから(こちらの記事参照)どうだっていいのか。しかしそれでも、荒木が「拉致被害者たちの所在がつかめない」という程度の本質的な問題から逃げているのは、やはりそこを指摘されたら弱いということなんでしょうね。しかし自衛隊うんぬんというのなら、これこそが一番根本的な問題でしょう。

なにをいまさらながら、あてにならない人間です。例によってbogus-simotukareさんに感謝いたします。


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