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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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2012-13 ベネルックス(オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)紀行(29)

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仕事始めの1月4日を休むという不義理をするため、職場土産のチョコレートを買います。ベルギーのチョコレートはヴィタメールを買っているので、ルクセンブルクのチョコレートを買うわけです。ベルギーのチョコレートは食べる機会も多いでしょうが、ルクセンブルクのそれを食べる機会は日本ではベルギーのチョコレートよりは少ないでしょう。


ちなみにわりと職場では喜んでもらえたようです。私が数人の女性(やはりこのような質問をするのは女性にかぎります)「ベルギーのとルクセンブルクのチョコレート、どっちがよかった」と聞いたところ、「どちらもおいしかった」という答えが返ってきました。


なお、わずかしか買わない私に対して、友人Nは、たくさん買い込んでいました。彼はいろいろあって、大量のみやげを買うことを余儀なくされたのです。


ガイドブックに記載されているカフェで休もうとしたのですが、あいにく移転もしくは閉店したようで、適当な店に入ります。今回の旅で、私たちが最後に寄ったカフェです。














バスに乗ってルクセンブルク駅に向かいます。


駅に行く前にホテルで荷物を回収します。














途中待合室で待っていて列車に乗ろうとしたら、ホテルで付けてくれた管理用タグが外れました。すると待合室にいる複数の人が「ムシュー!!」と私に声をかけました。べつに必要もないものですが、こういうときに声をかけてくれるというのもうれしいものです。




列車に乗ります。途中いろいろな人が乗り、おります。私の前の席には、黒人の女性とこの白人の女性が乗りました。けっこう美人でしょう。写真には撮りませんでしたが、黒人女性も美女でした。

さて、明日は早めにベルギーを出国するので、本日は空港至近のホテルに泊まります。これはNが手配しました。ほかのホテルは、みな私が選んだものです。

が、私たちが買った鉄道の切符ははたして空港まで通用するのか分かりません。後になって考えれば、ルクセンブルクで切符を買う時点で、ブリュッセル空港まで買えばよかっただけの話ですが。


車掌に話を聞きます。さすがに自分のフランス語能力に自信がないので、英語でたずねました。

私「ブリュッセル空港まで、この切符で行けますか?」

車掌「大丈夫です」

確かに大丈夫って言ったぞ。Nも聞いたから、まちがいない。

北駅で降りて、空港までむかう鉄道を待ちます。ここで私ひどいうっかりをしてしまいました。しばらくして気づきます。

乗りかえのホームを確認して、空港まで行く鉄道に乗ります。

車掌が来てNが切符を見せたら・・・これではだめだとのこと。そりゃねーぜ、どっちの車掌が間違っているのか知りませんが、デタラメな話です。

追加料金を払います。どうもなあです。

駅に着きます。今回の旅最後の夕食は、遺憾ながら空港でいただきます。

そんなに遅い時間ではないのですが、すでに店はほとんどクローズでした。




けっきょくピザ屋へ行きます。セットを頼みますが・・・。

大変な失態です。コートを紛失してしまいました。ルクセンブルクからの列車で忘れたみたいです。たぶん精神的な疲労もあって注意力が低下していたのでしょう。

日本なら、当然遺失物取扱所に連絡するのですが、ここは外国で時間も遅いし、しかも明日早朝帰国です。連絡すらも断念せざるを得ません。

よかったのは、パスポートその他の貴重品はコートに入れておかなかったことです。パスポートがなければ、警察に証明書を作成してもらい、帰国のための書類を領事館に発行してもらわなければなりません。そうすると数日帰国が遅れますが、そのような最悪の事態は免れました。不幸中の幸いといわざるをえません。


シャトルバスに乗ってホテルへ。

このような部屋です。就寝します。

(つづく)


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