日本に居住する人に12桁の個人番号(マイナンバー)が発行され、住民登録を置いている居住地に番号を記した通知が郵送されました。
それで私にも、それが届きました。で、この個人番号制度は、まさに個人の情報を不当に国家単位で収集し悪用するのではないのかという疑いがありますが、それはこの記事の趣旨とは関係ありません。私は、その個人番号の通知を開けてみました。それで、その12桁の番号を数回暗唱して、それで記憶してしまいました。簡単なものです。
そんなこと言っていて、自分のパスポートの番号なんかは一向に覚えるに至らないんですから、私の記憶力というのもよくわかりませんが、もちろんここで私の個人番号が何番かということは書きませんが、わりあい覚えやすい番号だったということです。もっともこれは、私にとっては覚えやすい番号だったということで、私以外の方が同じ番号だったとして覚えやすい番号かどうかは何とも言えません。
そして、お、すげえ、私自分の個人番号覚えちゃった、と思ったんですが、しかしこれ実に意味がありませんね。なぜなら、個人番号については、それを書類に記載する場合個人番号を記載していある通知あるいはマイナンバーカードなどを提示することを必要とするからです。だから、現段階では、私がこの番号をおぼえても実に意味がない。通知あるいはマイナンバーカードを提示しなければ意味がないからです。当分マイナンバーカードなんて作る気はありませんから(職場の社員証、運転免許証、健康保険証、パスポートほか、身分証明書のたぐいは間に合っていますので)、けっきょく現段階なんらかのマイナンバーを必要とする時は、そういったものを自宅の引き出しから出す必要があるわけです。それでそれを紛失することは許されないわけで、あー、実に意味なく面倒くさいですね。私なんか年がら年中免許証はどうした、パスポートがないなんてほざきまくっている人間ですから、いろいろ面倒たらありゃしません。
まあ私の個人情報なんか漏れたってそんなにたいしたことはありませんが、しかしだからほっとけというわけにもいきません。財布を無くしたら、入っている金はあきらめられますが、免許証や保険証などの身分証明書を兼ねるものややキャッシュカードやクレジットカード、その他もろもろのものの紛失は早急に対処しないといけませんしね。それもまた面倒です。私個人のものなら、私の責任で済みますが、家族その他の関係もありますから、これまたいろいろ煩わしいというものです。