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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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24歳にもなって、助詞の「は」も書けない人間

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過日、自分の1歳の子どもに煙草を吸わせてその動画を公開したというので指弾され、父親とその交際相手が逮捕されたという事件がありました。日刊スポーツの記事より。

>2歳長男に煙草の父「警察に言わないで」動画削除

[2015年11月18日9時27分 紙面から]

 2歳の長男にたばこを吸わせた父親と交際相手の少女が16日に逮捕された。2人はたばこを吸わせている様子を撮影し、フェイスブックで約1分間の動画を公開していた。

 愛知県警北署に、暴力行為法違反の疑いで逮捕されたのは、父親の無職羽渕駿容疑者(24)と交際相手の無職少女(16)。逮捕容疑は11日午後3時ごろ、火が付いたたばこを長男の口にくわえさせた疑い。いずれも「遊び半分でやった」と容疑を認めている。動画では、長男は6回、たばこをくわえた。長男の健康被害は確認されていない。

 子どもがたばこを口に当てると、父親が笑うシーンも映っていた。動画は瞬く間にインターネット上で話題に。批判が相次ぐと、動画を削除し、「あれわ本当に悪かったとおもってますふざけすぎましたすみません」「子供を大切にしますんでみなさん警察にわ言わないでください」(原文まま)などと書き込んでいた。羽渕容疑者らはフェイスブックで知り合い、今月から交際していたという。

もちろんこれ自体は論外だし、お前らどんだけ馬鹿なんだよと思います。逮捕も仕方ないと思います。ただ実名が出されたのは、たぶん一罰百戒という意味あいがあるんですかね。いずれにせよどうしようもないとはこのことです。

でですよ、もちろん同情するわけにはいきませんが、今回の報道で私がちょっと「おや」と思ったことを。意外とかではなく、「やっぱり」ですが、いずれにせよそれなりには注目に値するかと思います。

>「あれわ本当に悪かったとおもってますふざけすぎましたすみません」「子供を大切にしますんでみなさん警察にわ言わないでください」

お前、24歳にもなって、助詞の「は」を「わ」と書くか・・・です。いずれにせよ知能程度が低いのでしょう。

彼は、24歳で無職ということですが、栃木県から名古屋まで子どもと一緒に家を出たと報道されています。その報道が正しければですが、学歴、職歴などはどうなんですかね。

前に、中学2年生にもなって、この男と同じく「は」を「わ」と書いたり、助詞の「へ」を「え」と書いた人物のを書いたことがあります。「を」を「お」と書いたかどうかは知りません。

それでこの人物は、授業中奇声をあげるは、非行を繰り返すは、弱いものいじめはするは、家出はするはで、ついには施設に送り込まれました。家は母子家庭で極貧の家庭でした。子どもに対してまともに対応できない親だったと思います。

上の人物のように、知的障害があって精神障害(発達障害他をふくむ)があって家庭環境が悪い人間というのは本当に救いがありませんね。他人も迷惑するし、自分も苦しむ。上の3つのうち2つある人間も、それだけでも絶望的に大変ですが、3つそろうとお話にもなりません。成人後にまさに社会のクズになる可能性が高くなります。そういう人間のおかげで私やあなたをふくめた他人が迷惑するわけです。本当に困ったものです。

なお上の男については、その後の消息を知りませんのでどうなっているかはわかりません。

今回逮捕された男は、テレビのニュースなどを見た限りでは、栃木県の家はそんなに貧しい家ではなかったように思いましたが、実際のところは分かりません。いずれにせよ知的障害と精神障害を併せ持つ人間なのは確かだと思われます。交際相手という16歳の少女も、家庭環境がどういうものかはわかりませんが、高校にも通っておらず、ネット上で知り合った人間と同居して、それでこんな馬鹿げたことをするのだから、どういう人間かは推して知るべしのたぐいでしょう。いまさら書く話でもありませんが、まともな人間はそんな男と同居なんかしないし、子どもに煙草なんか吸わせないし、男が吸わせたら即刻そんな人間とは絶交するでしょうし、ネットにそんな動画を出さないでしょう。

そう考えると、今回煙草を吸わされた子どもの今後が非常に心配ですね。児童養護施設に保護されているということですが、たぶんこの父親に子育て能力はない。実の母親がどんな人間なのかも気になります。まともな人間でない可能性も高そうです。

このような連中の話を読んだり聞いたり書いたりしていると、本当に気が滅入りますね。この男だって、別に実刑にはならないだろうし、これからも何らかの形で生きていかなければならない。そういう人間とどう対応して行くかということは、社会の大きな責務です。


ホーチミン、プノンペン、ソウル紀行(2013~2014)(76)

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これがプノンペンの北朝鮮レストランの伝票です。ヤンゴンの北朝鮮レストランは、なぜかこれを回収するのですが、このレストランは、この時だけかいつもかは不明ですが、伝票は持ち帰ることができました。

プノンペンとも今日でお別れです。

朝食をいただきます。

うーん、10年前のイエローページですか。

ホテルのスタッフです。

チェックアウトをします。にこやかに敬礼をしてくれたホテルのスタッフです。

バスがなかなか来ないのでやきもきします。実際にはバスターミナルまで余裕で歩いていけるのですが、トラブルがあったらいやなので、あえて送迎を頼んだのですが、これもどうかです。ホテルの女性(こちらの記事の、上から5枚目の写真の女性)に頼んで電話もしました。

この車も、ナンバーがないんですかね。

バスをおります。うーん、刺青がすごい。

やせている遺伝子を共有していると思われる親子です。体型そっくり。

オルセーマーケットの近くにバスターミナルがあります。

個人的にはわりといい写真と思います。

この記事書いていて気づきましたが、三菱のバスですね。

チェックを受けてバスに乗ります。

あれ、行きのバスよりだいぶいいバスじゃないですか。

水も出されます。

女性がお手拭きその他を配ります。

うーん、行きとはだいぶ違いますね。そんなに運賃違うわけじゃないんだけどね。行きが10ドル、帰りが14ドルです。1.4倍の差ですが、そんなに価格が高くないから、決定的なものではない。そう考えると、行きは地元の人も多かったけど、このバスはほとんど外国人です。

なお、下の本は、こちらの本です。

本当の自分を生きたい―死刑囚木村修治の手記

(つづく)

ホーチミン、プノンペン、ソウル紀行(2013~2014)(77)

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行きと比べてずっと快適にバスは走ります。これなら行きも同じ会社のバスにすればよかったと少々後悔しないでもありません。

ちょうどメコン川の渡し場につきます。

どうです、なかなかいい写真でしょう。

船にバスごと乗りますが、これで沈んだら助からないなと覚悟を決めます。

バスの中では、ブルース・ウィリスが出ている映画をやっていました。このようなサービスも、行きのバスではありません。

無事対岸に着いたので死なないで済みました。いずれ橋ができて、こんなことも過去の話になります。

ホーチミンに向かいます。

また食堂で食事です。

 

何を食べようか考えて、焼きそばを食べることにします。

 

出来立てですのでおいしくいただきます。

これがバス会社のマークです。このバスはおすすめですので、読者の皆さんも、ホーチミンとプノンペンをバスで移動するのなら覚えておいて損はありません。

こうやって外に洗濯物が干してあるのも東南アジアらしい(?)ところです。

ホーチミンまでだいぶ近くなりました。

DVDがいろいろ置いてあります。著作権大丈夫?

なかなか華やかな運転席ですが・・・

これは何?

国境です。

ベトナムに入国します。なお、パスポートを預かって、入国スタンプを押して入管職員がパスポートを返すというシステムでしたが、私と韓国人のパスポートが最後でした。正直(そんなことはないだろうとは思いつつ)大丈夫かなと不安になりました。白人が最初にチェックを終えて、それで最後がアジア人て、もしかしたらこれ差別?

バスのチケットです。行きのバスは10ドルでこれは14ドルですから高いといえば高いですが、しかしずっとこちらの方が快適です。まあ現地の人と一緒のバスの方が興味深いといえば興味深いですが。

(つづく)

いろいろ予定通りにはいかなかったソウル紀行(2015年11月)(1)

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にも書きましたように、11月1日~3日に2泊3日でソウルを旅しました。予定したことがうまくいかなかった旅行ですが、軽く記事にします。1日1記事で3記事です。

成田空港です。

アシアナ航空の機内食です。実は私、過日のアイルランド・英国紀行も東京⇔ロンドンはアシアナ航空を利用していまして、カウンターでは気づきませんでしたが、搭乗の際に搭乗券をチェックしていた女性(私は違う列に並びました)は、その時に私のチェックインを担当した人でした。にバンコクのドンムアン空港で、チェックインを担当してくれた女性が記憶に残っていたことがありましたが、チェックインカウンターの女性が記憶に残っているのはそれ以来かな。私はあまりキャリアを固定しないので。

仁川国際空港に到着します。

空港鉄道に乗ります。

弘大入口で下車、2号線の地下鉄に乗りかえ、明洞(駅は乙支路入口)へ向かいます。

両替をすることにします。明洞にある中国大使館の隣にレートがいいとされる両替商が営業をしているので、そこへ行くわけです。

ロッテデパートほかの建物がきれいです。この日は日曜日だったので、(たぶん地方から)ソウルに遊びに来てこれから帰宅する人が大勢いました。

この日のレートは、他の両替商が100円=935ウォンくらいでしたが、私が両替した店は944ウォンでした。表に出しているレートより、1ウォンよかったわけです。 

明洞の町を歩きます。日曜日ですからにぎわっています。

私が好きな、メトロホテル近くのコーヒービーンアンドティーリーフに行きます。ソウルを旅する際は、1日1回はここに来ないとだめです。改装中でして、一瞬もしかしたら閉店とあせってしまいました。では夕食を食べるため、明洞をあとにします。

途中、めずらしく韓服を着た若い女性たちがいました。何かのイベントだったのかもですが、私の知る限りあまりこのような服を着ている韓国人の若い女性は見かけません。

今日の夕食は、ガイドブックなどでも絶賛している広蔵市場のユッケ通りでいただくユッケです。初めて行きます。ユッケ自体食するのはしばらくぶりです。

列ができていて、番号札を引きます。昔は、韓国人は食事の際順番待ちの列を作りたがらないとされていましたが、最近はそうでもなくなったようです。私は日本語のガイドブックを見せて、自分が日本人であることをアピールします。そうすれば、店の人も気を遣ってくれるというものです。

店に入ります。ユッケとレバ刺し・センマイ、ビールをいただきます。

うわさにたがわずユッケのうまさに感動します。

なお、この店ではユッケの下に梨が敷きつめてありました。以前食べたユッケでは、肉に梨が混ぜられていまして、その時は正直やや食べにくかったのですが、ここでは梨が本当にいい口直しになりました。読者の皆さまにもおすすめです。

今日の宿に向かいます。恵花の駅の近くにある外国人向けゲストハウスです。

これが部屋です。バス・トイレ共同、テレビすらないきわめてシンプルな部屋です。内装はポップ。

ではおやすみなさい。

(つづく)

いろいろ予定通りにはいかなかったソウル紀行(2015年11月)(2)

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翌日早く起きて、チェックアウトします。まだレセプションに人はいないので、鍵を置いて去ります。今日の予定は、新羅ホテルで朝食を食べて、安東を観光して焼肉を食べてソウルに戻る、というものでしたが・・・。

う、パスポートがないじゃん。昨日レセプションに預けてしまい、そのままになっていたのです。これでは宿を去るわけにはいきません。しかしパスポートがないなんて事態になったら、かなりまずくなります。ガイドブックを読んで、最悪の事態の対応を確認します。レセプションに人が戻るのは9時とのこと。「おいおい」です。

パスポートは、レセプションに人が戻ったらすぐ回収できました。最悪の事態はなかったのでとりあえずほっとします。新羅ホテルでの朝食はあきらめ、恵花の駅から4号線に乗り、会賢の駅へ行きます。南大門市場で食事をすることにします。

 

何回か食べている食堂でキムチチャーハンとスンデをいただきます。が、ついでですから、李明博前大統領も好きだったという牛テールスープの店に行きます。前にも行ったことがあります。

「イーミョンバク、シクサ(李明博、食事、のつもり)」とデタラメな韓国語を話すと、店の女性がそうだとうなずき、案内されます。

店の女性が豪快に準備をしています。

済んだスープです。店の人に、キムチは入れるのかと聞くと、そのまま食べてくれ、塩コショウ唐辛子で味を調整してくれとのこと。おいしくいただきます。

さて、ちょうどこの日、ソウルで安倍晋三が中国の首相と韓国の大統領と会談していたので、テレビでその関係のニュースをやっていました。うーん、こんなところで安倍とニアミスするんですから、これもどうかです(笑)。

店を去ろうとしたら、若い男性が1人で入ってきました。韓国人だと思ったのですが、日本人でした。店を出る瞬間、ちょっと声をかけてみます。

私「日本の方ですか?」

男性「え! あ、そうです」

私「味が薄いから、塩コショウで調整したほうがいいですよ」

男性「あ、ありがとうございます」

店を去りますが、歩きながら、たぶん彼私のことを日本語のうまい韓国人と思ったんじゃないかなという気がしました。その真偽はともかく、私から声をかけられたらかなり驚いていたようだったので、私が日本人だなんて想像もしていなかったようです。私もそうですが、外見ではあまり区別がつきません。

再び4号線に乗り、2号線に乗りかえて東ソウルバスターミナル最寄の江辺の駅へ行きます。なおしばらくぶりに韓国語で地下鉄の路線乗りかえの質問を受けました。私も道その他をよく聞かれます。

バスターミナルが近いせいか、迷彩服を着た軍人の姿を多く見かけました。

典型的韓国整形美女です。思わず写真を撮ってしまう私。

バスターミナルで安東行きのバスの切符を買います。

しかしこの後、詳細は省きますが、バスの切符は失くすはTマネーが使えなくなるはとろくでもないことが続出します。よって、安東には行かないことにしました。次の機会に行けばいいでしょう。

どうしようかと考えて、銅雀にあるニンニクチキンの店に行くことにします。

おいしくいただきます。

その後新沙のカロスキルに行って、手をつないでいる女の子たちでも見ようかと考えます。

カロスキルです。

ここはなかなかおしゃれな店でした。

何回か行っているカフェで休みます。隣に日本人3人組の女性(たぶん家族)がいました。

写真に写っているようなすごい美人が、たしかにカロスキルのあたりにはいます。

明洞に行き、定宿(といっても、泊まったのは2013年2月以来)のメトロホテルへ向かいます。改装されてからこのホテルに泊まるのは初めてです。

1Fのレセプションは閉鎖され、最上階にレセプションが移動していました。あの簡素なロビー、けっこう好きだったんだがな。

部屋です。

ちょっと寝て、新村に向かいます。牛ホルモンの店に行くのです。

新村にいた路上ピアニストです。月曜日ですが、学生街なのでたくさん人がいます。

花屋が作業をしていました。

お目当ての店です。女の子同士でも食べているくらい、なかなか繁盛しています。

おいしくいただきましたが、完食はできませんでした。本当はチャーハンで締めたかったんだけどね。

店を出ます。先ほどの花屋に学生がたまっています。

路上ピアニストの演奏は佳境です。連弾をしていますね。

明洞に戻りますが、乙支路入口の駅で、Tマネーのカードを紛失してしまいます。これには正直「う、私認知症?」と心配になりました。仕方ないので、また買います。

おなじみのコーヒービーンアンドティーリーフで休みます。午後ケーキを食べたので、今回はケーキは見送ります。ホテルにもどります。ではまた明日。

(つづく)

いろいろ予定通りにはいかなかったソウル紀行(2015年11月)(3)

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朝早く起きて、ソルロンタンを食べに行きます。ってことは、けっきょく新羅ホテルの朝食を食べることはできなかったわけです。これも次の機会です。この時間、前夜のごみなどを、掃除をしている最中です。ゴミがまとめられていました。

日本人観光客御用達でもある「神仙ソルロンタン」です。

おいしくいただきます。

ホテルにもどり、支度をして、チェックアウトをします。朝食もいただきます。食べすぎだな、私。

簡素ですが、カリカリのベーコンは私大好き。

明洞駅です。4号線に乗ってソウル駅に向かいます。2号線で弘大入口で空港鉄道に乗り換えるのもありですが、ソウル駅へ向かいました。高校生のスカートが短いのは、日本と一緒です。

ソウル駅に到着、空港鉄道に乗ります。ノンストップに乗れればと思いましたが、各駅停車に乗ります。

私の前の席に、客室乗務員らしい女性がいました。金浦で降りたので、国内線の人かもです。

左の女性が、冷たい眼で私を見ます。

仁川国際空港に到着します。チェックインを済ませ、出国をし、待ち合わせます。カメラとiPhoneをバッテリーチャージします。

飛行機に乗ります。747-400です。それで、2階建ての機種でした。これはラッキーです。

2階への階段の写真も撮ります。私は、1回だけ2階で乗ったことがあります。それも今となっては過去の想い出です。

機内食です。

このフライトでは、私はエコノミーでは最初に機外に出ることができました。最初に飛行機に乗ったことはありますが、最初に機外に出られたのはたぶん初めて。

たぶん最初かそれに近い順番で、無事に入国を済ませました。この日この時間の成田は、あまり出迎えの人がいなかったな。

そういうわけで、どうも予定通りにいかなかった旅ですが、ソウルだからまた行けばいいさと気楽に構えます。次なるソウルの旅の記事をお楽しみに。

(完)

塚本幼稚園も、安倍夫婦というのも、なかなか凄まじい連中だと思った

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このブログで、今年の1月に次のような記事を書きました。

またこの幼稚園か(塚本幼稚園のはなし)

要するに産経新聞がパブ記事を出した非常識な幼稚園について論評した記事ですが、つい最近「そういえばあの幼稚園どうしたのかな」と思って、ちょっと検索してみました。それで、次の下りで正直絶句しました。幼稚園でなく、同じ学校法人が開校を目指す小学校についての記事です。なお写真はそのHPより。

>安倍昭恵先生は瑞穂の國記念小學院の名誉校長に就任され、本校教育にご支援頂きます。

まあご本人好きでやっているわけでもないかもですが、なんともはやです。別に安倍だって、いつまでも首相をやっているわけでもないんですけどね。

 bogus-simotukareさんは、

> 安倍の妻だから予想の範囲内とは言え酷いですね。「好きでやってるのか」、はたまた「別に好きではないが安倍に頼まれたからやってるのか」はともかく彼女には「断る」という選択肢はないのでしょう。夫婦そろって全く非常識です。

と私へのコメント返しでおっしゃっています

そういえば過日の自民党の大会で、ラグビーの五郎丸歩がゲストとして登場したという話を聞きました。彼が自民党支持かどうかはいざ知らずですが、さすがに自分から率先してゲストにしてくれと頼んだという可能性は少ないでしょうから、やっぱりラグビー界の大物の口利きなんですかね。なんとも言えませんが、それもどうかです。 

このようなことをプロのジャーナリストが発言するのはさすがに驚かされる

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過日、ジャーナリストの高世仁の次の発言にさすがに驚きました。つまり新潟日報の記者の暴言ツィートについてこのような発言をしたのです。

>少なくともジャーナリズムに関わるものは、批判するなら実名でという最低限のルールを破ったらおしまいだ。

えー、あんたそんなこと主張していいの、ですね。ジャーナリストが批判するなら実名でしなければいけないルールなんてあるんですかね?

たとえば、共同通信の社長だった原寿雄は、「小和田次郎」というペンネームで、「デスク日記」という連載を長く続け、社会で大きな反響を呼びました。高世は、原も小和田の名も知らないんですかね? そんなことはないと思いますけど。

高世は、いまだかつて、一度たりともペンネームなり匿名なりで記事なりなんなりを書いた経験がないんですかね。あるいはそうかもしれませんが、高世のジャーナリスト仲間の皆々様方は、仮名なり匿名なりで各媒体に執筆した経験がない、なんてことはなかったと思いますけど。そういったことについて、高世は批判なり、「批判するなら実名でという最低限のルールを破ったらおしまいだ」なんて話をしたんですかね。してないんじゃないんですかね。例えば高世は、かつて自分が日本電波ニュース社に所属していた際に、自社を実名で大々的に批判することが可能だったのか。あるいは、自分が現在経営するジン・ネットの社員あるいは関係者が、実名で自分なり会社を大々的に批判したら、それに対してどう対応するのか。高世は自分の会社を批判したし、自分(の会社)を批判されてもそれを責めないのかもですが、そういった対応を、自分以外の人たちも常にしてくれると考えているのか。

bogus-simotukareさんもご指摘のように、例えば今の産経新聞で、いかなる形であれ安倍晋三をあからさまに批判することが許されるかといえば、それは許されませんよね。懲罰人事、あるいは粛清人事があるでしょう。何しろ産経新聞というところは、他紙なら懲戒解雇確実なデマ記事を書いても(といいますか、他紙ならあんな記事「絶対」出ませんが)出世したり処分を免れるような非常識きわまりない新聞社ですから、逆に社論に反することを書いたら、ちょっとやそっとのことでは済まないでしょう。

でですよ、だからといったって、さすがに産経新聞の記者全員が安倍マンセーであるはずはないですよね。右翼的な意味合いで安倍を批判している記者だっているはず。で、そういう人たちに

>批判するなら実名でという最低限のルール

なんて説教したってしょうがないですよね。だって実名でそんなこと書いたらクビになったり左遷させられる可能性があるんだから。書いたはいいが、左遷になった、解雇されたなんて事態になったら馬鹿馬鹿しいにもほどがあるでしょう。お話にもなりません。

今の日本は、さすがに国家権力によってジャーナリストが死刑になる時代ではないですが、それだって、実名では書けないことなんかいくらでもあるでしょうにねえ。古今東西、そして将来も、実名でなく活動するジャーナリストなんていくらだっているでしょうし、またそのような存在が不要になる社会というのは、少なくとも高世や私が存命中、おそらく将来にわたっても、考えにくいんじゃないんですかね。世の中そんなに何でも実名でOKなんてことはあり得ないでしょうに。

それにしても、ジャーナリストを商売にしている人が、このようなことを堂々と発言するのにはさすがに驚きますね。今後高世は、生涯にわたり

>批判するなら実名でという最低限のルール

とかいうものを順守する自信があるのか。彼の仲間はどうか。なかなか難しいんじゃないんですかね。

あ、断っておきますが、私は新潟日報の人が発したという暴言ツイートを支持するわけじゃありませんよ。あんなのは論外です。しかしそういったことで、匿名批判を批判する高世の言論はおかしいんじゃないのと言っているわけです。

この記事は、bogus-simotukareさんの上にリンクした記事を参考にしました。感謝を申し上げます。


ホーチミン、プノンペン、ソウル紀行(2013~2014)(78)

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やっとホーチミンに到着します。これでこの旅行も9割がた終わったなという気がしました。

荷物を出してもらう人たちです。私はすべて荷物は持ち込みですから大丈夫。

鋭い眼でにらまれます。

ソウル行の飛行機は、今晩遅く、明日日付が変わってすぐくらいに出発しますので、それまで適当に時間をつぶさなければいけません。

こういう脚を見せてくれる白人の女性、いいですよね。

さてどうしようかなと考えます。

そんなことを考えていると、あ、母親、あるいは祖母、もしくは伯母のたぐいかな、抱っこされている子どもがいました。女性が、ほら、あの人に手を振りな、とでもいったのでしょうか、表情はぎこちないですが、手を振ってくれます。

ラカンではありませんが、カメラで写真を見せると、うれしそうな表情になったので、そこをすかさず撮ります。この写真は気に入ったので、2015年の年賀状に使いました。抱っこしている女性もいい表情です。母親にしてはちょっと年を取っているような気もしますから、あるいは上にも書いたように祖母かも。

バゲットを売っていました。さっそくいただきます。

このバゲットは、ちょっと味が格別とは言いかねました。普通においしいですけどね。

外国人ばかりがたむろる地区です。物売りの女性が歩きます。

このあたりは外国人観光客御用達の地区なので、バンコクのカオサンのような独特の雰囲気があります。そういいつつ私も、長きにわたってカオサンには行っていません。

このような脚のきれいな女性もいます。地元の人か観光客かは不明。

近隣の公園を散策します。

街の真ん中に、このような緑いっぱいの公園があるのはやはりいいですね。

「SANYO」の広告も、なんだか感慨深いものがあります。それにしてもこの女性白人女性らしいスタイルの良さです。

 スターバックスコーヒーのような米国を象徴するチェーンがあるのも、今日のベトナムを象徴しているかもです。

(つづく)

ホーチミン、プノンペン、ソウル紀行(2013~2014)(79)

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街を散策します。

公園を再び歩きます。

こういう南国風の花もいいですね。年齢を重ねたせいか、花に昔よりも興味を持つようになりました。

自由(?)に使える運動器具もあります。

こうやって運動する人もいます。タイは、あまり運動が盛んでなく、学校の授業に体育すらろくにないという話をどこかで聞いた記憶がありますが、ベトナムはこのような運動をする人たちがいるということなのでしょう。タイでは、こういう施設があったとして、適当に運動する人ってどれくらいいるんですかね。

公園を去ります。

腕をがっちり組む女性たちです。アジアの女性は、手をつないだり組んだりするのが好きです。

ガイドブックに載っていた食堂でフォーをいただくことにします。

これがフォーです。いま写真でみても、なかなかおいしそうだな。

たっぷり野菜を入れます。

生春巻きもいただきます。

店の中です。みてお分かりの通り、わりと高級な店です。

美容関係の店が集中するエリアなので、女性たちがわんさといます。

(つづく)

山本美憂の記事を読んで、日本フィギュアのペアの人たちの「その後」を確認してみた

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過日こんな記事を読みました。

>【レスリング】美憂がリオ五輪を断念 カナダ国籍の取得間に合わず

2015年12月1日19時27分  スポーツ報知

 レスリング元世界女王の山本美憂(41)=GENスポーツアカデミー=が1日、来年のリオデジャネイロ五輪を断念すると、所属事務所を通じて発表した。カナダに帰化し同国代表の五輪選考会(現地時間12月4日~6日)への出場を計画していたが、出場資格を満たす市民権が得られなかった。

 山本美憂の話「今日までオリンピック目指して頑張ってきましたが、カナダのオリンピックトライアル出場条件である市民権が間に合わず、断念することになりました。私の周りの皆の力で、カナダの政府機関である移民局までが、私のために全力で頑張って下さいましたが、少しだけ時間が足りませんでした。自分の希望とは違った結果で、今日は悲しいやら、寂しいやら、でもやるべき事はやってきたし、それがあってのこの結果、今は難しいけど受け止めます。全ては意味があっての出来事、神様は理由があって私をこの状況においたから、人生に起こる全てに事に感謝、全てのデコボコ道にも感謝。自分の好きな事をここまでこの環境でできた事は、あまりにも幸せな事、私を信じて支えてくれた全ての方に心から感謝です。私は世界一幸せなアスリート。素晴らしい経験でした。そしてこれからの私の新しい人生の旅がとっても楽しみ! これからもよろしくお願いします!」

 別に私は、彼女のファンではありませんが、彼女がカナダから五輪出場を目指しているというのはニュースで知っていました。そういえば、山本姉妹について記事を書いたことがあります。もっともこの記事で書いたのは、彼女の妹の聖子の方ですが、でも姉さんの方も事情は一緒でしょう。   オリンピックに出られないことを「親不孝」と語っていたら、人生さすがに救われない   題名からもわかるように、私は彼女らの行動その他を必ずしも肯定的にはとらえていません。   >ぜんぜんあなたは親不孝な娘じゃないよ、なんて私が言ったところで何の足しにもなりませんが、なーんかね、どうもね。   ということです。   それで、これとは全く関係ないことですが、オリンピックに出場するために国籍をどうしたこうしたっていうことも、かつて記事を書いたなと思いだしました。すべて2012年の記事です。   トランの日本国籍取得は難しいんじゃない? あと、はたしてペアの種目での国籍統一は必要なのか   マーヴィン・トランのソチ五輪までの日本国籍取得はほぼ絶望だろう   ほれみたことか、こうなった(フィギュアスケート選手マーヴィン・トランのペア解消)   記事の題名を見るだけで、記事の趣旨はご理解いただけるでしょう。つまり、ベトナムとカンボジア系のカナダ人であるマーヴィン・トランが日本の所属で、フィギュアスケートのぺアで3位という好成績を収めたので、これは特例で国籍を取得できないかとスケート連盟などが動いたのですが、結局まったくだめで、2012年の12月でペア事態も解消したという事件です。結果的に私がこの記事で予想したこと(最初の2記事)は的中したわけです。それは別に私が慧眼の持ち主だというわけではなく、そんなのは実に簡単に予測できるということでしかありません。つまりは、スケート連盟が、初めからできっこないことが容易に予想できることを、無理に押し通そうとしてやっぱり失敗した、ただそれだけのことです。   だいたいトランは、日本での居住実績すらなかったわけで、それでは国籍取得などはじめからできない相談です。もっと以前からそれなりの準備をすすめなければいけません。スケート連盟は、そんなことをほとんどしていなかったんじゃないんですかね。あてにならない話でほんろうされたトランが気の毒です。   たさそういった話は別として、そもそもフィギュアスケートのペアやアイスダンスなどで国籍の統一が必要なのかという疑問も生じます。不要でしょう、そんなの。表彰式その他では、五輪旗でも掲揚すれば済む話です。偶然ですが、山本美憂とトランはちょうど反対の立場です。山本にとっては国籍変更はそんなに精神的に高いハードルではなかったのかもですが、トランには日本国籍取得と同時にカナダ国籍を失うことは容易に決断することができなかったのだろうと思います。たぶんトランは、仮に日本国籍を取得しても、オリンピックが終わればカナダほかで居住するでしょうから、カナダ国籍喪失はノーサンキューだったのかもしれません。   トランの相方だった高橋成美は、トランとのペアを解消後、男子シングルだった木原龍一とのペアでソチオリンピックを目指しました。それで、エストニアの出場枠放棄により幸運にもオリンピックに出場できましたが、団体戦は5位、ペア個人戦はSP18位に終わりフリーにもすすめませんでした。   全くの余談ですが、オリンピックでのフィギュアの団体戦て無理やりですよね。あんなのはやめるか日程変更でしょう。だいたいどのスポーツでも、「団体戦」というのは個人戦のあとにするものでしょう。誰だって個人の方が大事なんだから。   それで、この関係者3名のその後をちょっと見てみますと・・・。   マーヴィン・トランは、2013年3月、トライアウトを行ったナターシャ・ピュリッチとのペアを結成しまして、カナダ選手権では4位でした。ソチへは行けず、2014-15シーズンからは、米国のマリッサ・キャステリとペアを組みました。全米選手権は6位、15-16シーズンは、スケートカナダで4位、テロのためフリーが中止になったエリック・ボンパール杯は6位でした。現段階では、いずれ米国籍になるのか、いろいろ本人も思案中かもしれません。現段階では、オリンピック出場のためにはもう少し成績を上げる必要があります。下は、2015年のトランの演技の動画です。スケートカナダより。  

Marissa CASTELLI / Mervin TRAN - Skate Canada 2015 - SP

  ただ、今後誰と組んでも、世界選手権3位以上の成績が取れるか・・・ですね。これは高橋も同じですが、なかなか難しいんじゃないんですかね。別に注釈をつける必要はないかもですが、一番上の写真は、その2012年の世界選手権での表彰式でのもの。   高橋成美は、上にも書いたように、木原とのペアでソチ五輪出場を果たしたものの、2015年3月いっぱいで、木原とのペアを解消しました。2人のブログによると、   >2015-03-31 04:15:05 ご報告! こんにちは!

この度日本スケート連盟の発表で
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
この世界選手権を最後に、
私と龍一のペアは解散する事になりました。

私は次のオリンピックを目指して、2人で頑張っていくつもりでしたが、

数週間前、龍一から
「解散したい」と話がありました。

今迄応援していただいたファンの方々、
暖かいサポートをしてくださった木下工務店の皆様、
私たちをいつも励まし、支えてくださった方々、
ご期待に応える事が出来なくて、
本当に申し訳ありません。

でも私はやっぱりスケートが大好きです。
ペアが大好きです。

これからも日本のペアとして頑張っていきます‼︎

早くまた皆さんに、会えるように頑張ります!
これからも宜しくお願いします。

成美   >2015-03-31 18:42:15 ご報告 この度、世界選手権をもちまして、高橋成美選手とのペアを解消させて頂く事になりました。
2年間応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
この2年間、オリンピック、世界選手権、GPシリーズ、と本当に素晴らしい経験をさせて頂きました。
ペアスケートに出会えた事で自分の人生は変わりました。
また、そのきっかけを与えてくれた高橋成美選手に本当に感謝しています。

決して自分一人の力では無く、様々な方に支えられこの2年間を過ごす事ができ感謝の気持ちで一杯です。

今後は新しいパートナーを探しペアスケートを続けていこうと思います。
これからも応援して頂けたら幸いです。
ありがとうございました。

木原龍一   ということで、高橋の言い分によれば、木原側からペア解散を持ちかけたようですね。このあたりどういう思惑なのかはわかりませんが、ともかく2人は新たなパートナーを探すこととなります。それで高橋は、7月6日、ロシア人のアレクサンドル・ザボエフとのペア結成を発表します。実は、ソチ五輪出場権を放棄したエストニア代表の男子がこのザボエフであり、彼のエストニア市民権が間に合わなかったために高橋らが出場できるようになったわけで、これもなんともの話です。   木原は、須崎海羽という人と現在ペアを組んでいます。須崎についてはこの記事執筆時点でWikipediaにも記載されていませんが、こちらによると   >2015-07-12 12:06:35
こんにちは もうご存知の方も多いと思いますが、この度木原龍一選手とペアを組ませていただく事になりました須崎海羽です。   私のことを知っている方は少ないと思うので、簡単に自己紹介をします 1999年12月15日生まれの15歳、中京大学附属中京高等学校1年生です。趣味は歌を歌うことと絵を描くこと(落書きですが…笑)、特技はエレクトーンです。1番幸せを感じる瞬間は、何かを食べている時です(後略)   だそうです。浅田真央の高校の後輩ですかね。こちらにこんな記事がありました。   >次世代スケーターら 中京高校入学2015年4月7日

フィギュア王国愛知の次世代を担うスケーターが

浅田真央さんたちも通った高校に入学。

新たな生活への抱負を語りました。 

きのう6日に行われた中京大中京高校の入学式。 

浅田真央選手や村上佳菜子選手が通った

フィギュアスケートの名門校で

新たなスタートを迎えるのは、

永田絵美莉選手、須崎海羽選手、酒井祐香選手の3人。 

永田選手は、去年行われた

ジュニアの愛知県フィギュア選手権で優勝!

ジュニアグランプリシリーズにも出場するなど

すでに世界を舞台に活躍しています! 

永田選手

「小さい頃からこの学校に入るのが夢だったので、叶って嬉しい。

 入ったからには、スケートはやめられない。

 一日一日を大切に努力していきたい。」

永田という人の方が期待されている人材、ってことですかね。中京高等学校のHPによると

> 10月31日~11月3日まで、名古屋市日本ガイシアリーナで西日本フィギュア選手権が
開催され、本校からは女子選手権に3名、女子ジュニア選手権に1名、ペア競技に
1組が出場しました。

女子選手権では松田悠良選手がFS1位となって逆転優勝、谷口美菜選手が
FS2位と健闘し総合4位、大矢里佳選手が総合8位と、3名とも上位に入る
健闘をみせました。

ジュニア女子選手権では永田絵美莉選手がSP24位からFS8位と挽回して、
総合15位となりました。

ペアでは須崎海羽選手が木原龍一選手とのカップルで初めての試合に臨み、
この夏に結成したばかりとは思えない演技を披露して3位となりました。


この結果、松田、谷口、大矢と須崎ペアは12月に札幌で開催される
全日本フィギュア選手権に、永田は11月に茨城県で開催される全日本
ジュニア選手権への出場を決めました。

とのこと。木原らの写真がこちら。同じページより。

なお永田の結果は、こちらによると18位とのこと。これから、ということですかね・・・。高橋成美もこれからでしょう。

うーん、木原はまあペアに転向した甲斐があったかもですが、トラン、高橋についてはやはりちょっといろいろ苦労が多いようですね。それは仕方ないというものでしょうが、上の話を繰り返しますと、世界選手権などでは国籍の違うペアがOKであっても、オリンピックは不可というある意味変てこというか理不尽と言っていいルールの問題は否めませんね。テニスは国籍の違うダブルスなんていくらでもいますが、ビーチバレーは原則国籍が必ず一緒というのも、やはり同じ事情でしょうね。テニスはオリンピックとあんまり関係ないし、ビーチバレーは最終目標はオリンピックに出て金メダルを取るっていう。でもビーチバレーだって、国籍が一緒でなければいけないなんていう道理はないですよね。それこそ五輪旗で参加すればいいじゃないですかね。

ペアについては、木原と須崎については、それぞれシングルからの転向であり、日本ではペアというのはなかなかやり手がいないということがあるのでやはり当人たちに挫折感もあるはずですが(須崎については本人の弁を知りませんが)、木原は

>シングルが嫌になったとか限界を感じたとかではない。これが正しい道なのか長いこと悩んだ。ただ、五輪を目指して挑戦するというのは、今しか出来ないことだと感じて決断した

語ったくらいですから、それなりの葛藤はあったわけです。当然のことでしょう。須崎は、あるいは何が何だかわからないうちにペア転向になってしまった、というところもあるかもしれません。20歳を過ぎた木原とはまた違うでしょう。たぶん彼女に、ペア転向を拒否するという選択肢は、ないとまではいわずとも、断るのは難し勝っただろと思います。

この記事を書いているのが2015年の12月ですから、平昌オリンピックまでは2年ちょっとです。この記事でとりあげたフィギュアスケーターたちがどうなるか、私なりに見守りたいと思います。

塚本幼稚園の園児数は、今年の5月時点で半分を割っている

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過日次のような記事を書きました。

塚本幼稚園も、安倍夫婦というのも、なかなか凄まじい連中だと思った

つまり大阪市にある「塚本幼稚園」というところが開校を予定する私立小学校の「名誉校長」に、安倍晋三の奥さんが就任したということが(自慢げに)紹介されていたので、安倍の奥さんなんかにそんなことを依頼する側も、受ける奥さんと安倍もどうかしていると考えて書いた記事ですが、その後コメント欄に、ねこ一世さんから情報をいただきました。非常に興味深い内容だったので、ねこ一世さんのコメントを引用しながら記事を書いていきたいと思います。

>Unknown (ねこ一世)2015-12-04 01:48:11

所轄の大阪府私学大学課のデータを見てみました。

大阪市淀川区/(幼稚園名) 塚本幼稚園幼児教育学園 (設置者名)森友学園 /(満3歳児園児数)4人 (3歳児)39人 (4歳児)59人 (5歳児)48人 (在園児数の合計)150人 (定員)315人
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/5499/00024499/enjisu2015.pdf

※ですから定員の約47%の充足率です。大阪市内の他の幼稚園でもそのくらいの充足率のところはいくつかあるみたいです。それが何を意味するのかはわかりませんが。

確かに見てみますと、2015年5月1日現在で、ほかにいくつか例を挙げてみますと・・・

大阪市福島区 福島 梅風学園/(満3歳児園児数)0人(3歳児)21人(4歳児)16人 (5歳児)16人(在園児数の合計)53人(定員)105人

大阪市大正区 昭光 昭光学園/(満3歳児園児数)1人(3歳児)20人(4歳児)31人 (5歳児)19人(在園児数の合計)71人(定員)175人

大阪市東淀川区 淡路 光宝寺学園/(満3歳児園児数)0人(3歳児)33人(4歳児)43人 (5歳児)54人(在園児数の合計)130人(定員)240人

大阪市東成区 熊野 白江学園/(満3歳児園児数)1人(3歳児)39人(4歳児)46人 (5歳児)63人(在園児数の合計)149人(定員)315人

大阪市生野区 桃谷 宗玄寺学園/(満3歳児園児数)0人(3歳児)0人(4歳児)0人 (5歳児)12人(在園児数の合計)12人(定員)140人

ほかにもいくつもありますが、定員の半数あるいはそれを下回る定員しか園児のいない幼稚園はありますので、塚本幼稚園の定員割れが特にひどいということもないのですが、しかしどう見てもあまり経営がうまくいっているという感はありませんね。たぶんこの幼稚園の右翼的なところがだいぶ嫌がられているというのは確実じゃないですかね。それは当然な話でしょうが、前の記事で私は、

>この園長は、経営の問題は突破したからこういうことをできる・・・ってことなんですかね。

と書きましたが、現実には果たして問題が突破できているかどうかも疑問ですね。たぶんできていないと考えて間違いないんじゃないんですかね。

>大阪府私学審議会の答申
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/5807/00178564/270127toshin.pdf

※条件付きでOKです。

こちらも見てみますと、

>詳細なカリキュラム及び入学志願者の出願状況等

を報告するよう求めています。これもどうなんですかねえ。詳細なカリキュラムといいますが、前の記事で

>籠池園長は現在、大阪府豊中市に私立小学校「瑞穂の國記念小學院」の建設を進めている。開校は平成28年4月を予定。目指すのは「礼節を尊び、愛国心と誇りを育てる」教育だ。

 なぜ小学校運営なのか。籠池園長は説明する。 

 「集合時にだらだらとしていたり、子供が先生と友だちのようにしゃべったりというのが『普通』になっている小学校に、当園を出た子供たちが入っていくと、自分の根っ子に不安を持ち始めるんです。せっかく、当園で身につけたことが潰される…。それで小学校をつくることにしたんです」

 (中略)

 新設する小学校は木造2階(一部3階)建て。敷地面積は約8700平方メートルで、教室にはそれぞれ6・6平方メートルの畳敷きのバルコニーを設ける。江戸時代にあった岡山藩の藩校「閑谷(しずたに)学校」をイメージした講堂1階は、板張りの間と和室があり、修身や茶道などの授業が行われる。

 とありますが、

>「礼節を尊び、愛国心と誇りを育てる」教育

>修身

なんてのが、どのようにカリキュラムに反映されるのか、そもそもどれくらいの入学志願者や寄付などが寄せられるのか、というのも興味深いですね。なお、この小学校の開校予定は、上の記事よりずれ込んで、2017年4月になったとのこと(こちらの記事)。

>日本人であることに誇りを持つ、“人間力”の高い子供を育てるには。
塚本幼稚園の籠池泰典園長に、継承していきたい子育ての極意をうかがいました。
http://www.are-you-happy.com/highlight/4656

※幸福の科学の雑誌にも出ていますね。外国籍の子供はだめってことなのでしょうか?

これには冗談でなく呆れますね。他の政治家はともかく、安倍晋三は、少なくとも首相在任時は、このような人物や幼稚園とは距離を置いた方がいいでしょう。もちろん奥さんが、このような人物の主催する小学校の「名誉校長」になるなんて論外ですが、この校長は明らかに一線を超えていますね。幼稚園経営とかそういったことを総合的にかんがみれば、さすがに幸福の科学の機関誌に登場するなんてしないでしょうが、信者の入園、入学を期待しているんでしょうか。いずれにせよ最低限の常識もありません。

>同期の桜を歌う会 実行委員長 籠池 泰典
http://blog.livedoor.jp/gokokumin/tag/%E5%90%8C%E6%9C%9F%E3%81%AE%E6%A1%9C%E3%82%92%E6%AD%8C%E3%81%86%E4%BC%9A

※まあ個人の自由の範囲でしょうけど。

確かに個人の自由の範囲でしょうが(笑)、この人は、そのようなレベルの右翼なんでしょうね。少なくとも、これも名前を堂々と出さなくったっていいじゃんと思いますが、やはりその程度の常識もないのでしょう。呆れたものです。

うーん、たしかにこれは相当なものですね。まともじゃありません。これじゃあこの幼稚園が、

> 「教育勅語」や「五箇条の御誓文」の朗唱、伊勢神宮への参拝・宿泊…。

あるいは園児に安倍晋三を称賛する発言をさせる(「させる」と書いて問題ないでしょう。さすがに園児が自発的に発言しているわけではないでしょう)なんてことをしているのは、ある意味必然ですね。これまた何とも無残で無様な姿です。

本日の記事は、ねこ一世さんのコメントを全面的に参考にしました。感謝を申し上げます。

情報

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情報です。本日ですので時間がもうありませんが、よろしかったらどうぞ。

レイバーネットTV第96号 : 一次史料から「南京大虐殺」の真実に迫る!~ゲストは小野賢二さん

 12月9日は、ことし最後のレイバーネットTV放送ですが、「7.20『ジョン・ラーベ』大上映会実行委員会」の協賛も得て、南京事件を取りあげます。いま調査第一人者の小野賢二さんがゲスト。「南京大虐殺はなかった」など歴史修正主義の動きに一撃を与えることは間違いないでしょう。ぜひご覧ください。(写真=小野さんが収集した従軍兵士の日記)

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 ●労働者の 労働者による 労働者のための
  レイバーネットTV 第96号放送
 特集:福島歩兵65連隊と南京大虐殺

・日時 2015年12月9日(水曜日)20:00~21:30

・視聴アドレス  http://www.labornetjp.org/tv

・配信場所  バンブースタジオ(竹林閣)
  (地下鉄「新宿三丁目駅」E1出口近く)

・キャスター  松元ちえ 土屋トカチ

【ニュースダイジェスト】5分
 ここ2週間のホットなニュースをお伝えします。

【特集:福島歩兵65連隊と南京大虐殺】60分
  ゲスト: 小野賢二さん
 (1988年から南京大虐殺調査をしている元労働者)
 ユネスコ記録遺産に登録された「南京大虐殺」事件、しかし国内では論争が続 いている。そんな折にTV放送されたNNNドキュメント「南京事件 兵士たちの遺 言」(10月放送)は、福島歩兵65連隊の陣中日記をもとにした実証番組で大反響 を呼んだ。この調査を行ったのが福島の民間労働者・小野賢二さんだった。小野 さんは、元兵士の家を一軒一軒訪ねあるき、話を聞き、陣中日記を集めた。1937 年12月の事件から78年目のいま、番組では小野さんをゲストに映像・資料を駆使 して「南京大虐殺」の真実に迫る。また小野さんは「南京」と「原発」とをつな ぐ新たな事実を発掘しており、番組で発表する予定だ。なお、この番組は「7.20 『ジョン・ラーベ』大上映会実行委員会」の協賛で実現した。

*↓参考TV番組「南京事件~兵士たちの遺言」
https://youtu.be/QsGC7Qi7Y-8

【ほっとスポット】8分
 ジョニーHさんの替え歌と乱鬼龍の川柳で元気になろう。
 
【さよならのポエム】3分
 辺野古の新基地反対をうったえ座り込みをしている堀田千栄子さんの「時計の ベルト」を紹介します。
★レイバーネットTVは公開放送です。中継スタジオで一緒に盛り上がりましょう。
★ツイッターコメント歓迎。ハッシュタグは#labornettvです。 連絡先:レイバーネットTV 090-9975-0848(松元)

拙職場にはられたポスター

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拙職場に、どういう関係かは知りませんが、下のポスターがはられていました。

bogus-simotukareさんは、

>これほど世間に知られてない啓発週間も珍しいんじゃないか。

おっしゃっています。私も同感ですね。私は物好きだからこれも知っていますが、いまどきこんなことに興味関心のある人間がどれだけいることか。皆さん方は、今日から「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」だったなんてご存知でしたかね。このブログの読者の方は、一般の平均よりは拉致問題に興味があるでしょうからご存知かもですが、そのまた周囲の方はどうですかね。

反物事案とか、県警本部長が決定的なことを語ったとか、デタラメばかりほざいて、さらには特定失踪者とか自衛隊による拉致被害者救出などのような、現実性も妥当性も乏しい話を嬉々として延々と唱えたり、本当に拉致問題のために動いてくれた、小泉純一郎氏や田中均氏のような人間を罵倒するような愚劣なことばかりしているから、今日のような拉致敗戦になったのです。なんとも無様で無残な光景です。

なんで清朝時代ほかの中国人が英語を話すんだよ(笑)(ラストエンペラー)(ネタバレあり)

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新・午前十時の映画祭」で、「ラストエンペラー」を見ました。主要な出演者のほとんどがアジア人(レジナルド・ジョンストン役のピーター・オトゥールを除く)であり、坂本龍一が音楽、出演をしていることもあり、日本でも知名度・人気ともに高い映画だと思います。

それで見ていますと・・・いろいろずっこける映画です。なお、以下(たいしたことはありませんが)ネタバレがあるので、知りたくない人は読まないでください。

 

 

 

 

 

 

 


いいですか? では書きますよ。

映画の最初から、登場人物がみな英語を話します(笑)。

ね、ね、ね、ね、ね。なんで清朝の人たちが英語を話すの(笑)?

この映画が製作されたのが80年代後半で、まだこの時代の映画界は、中国人が中国で英語を話すことがOKだったわけです。このあたり、この映画が今日に製作・公開されたらさすがに中国語で会話され、英語(その他)の字幕がつくと思いますが、どうなんですかね。

余談ですが、字幕(進藤光太でした)で「パパ」というくだりがあり、確かに実際の台詞でも「パパ」みたいなことが言われていましたが、清朝の人が話す言葉としては「パパ」ってのはさすがに妥当とは言いかねるんじゃないんですかね。このあたりは誤訳という問題じゃないので、いや、自分はそうは思わんといわれれば仕方ないですが。

あと、最後のコオロギは、あれ変ですよねえ(笑)。たぶんあれ、「市民ケーン」の「ばらのつぼみ」を意識(あるいは同工異曲)しているのかと思いますが、まあこれは、現実のシーンでなく、溥儀の夢・幻覚と解釈すればいいんですかね。なぜか溥儀が消えちゃうし。そういえば「西鶴一代女」にもそんなシーンがあったかな。田中絹代が消えちゃうってのが。完全なフィクションの映画と、実在の人物を取り上げた映画を比較してもしょうがないけど、それもどうかです。そもそも論として、溥儀が故宮のあんなところまで単独でいけるはずもありませんが。

余談ですが、コオロギのたぐいってのは、多産のイメージがあるみたいですね。台北の故宮で、お約束の有名な展示物に豚の角煮白菜がありまして、白菜にはバッタ、キリギリスの彫刻があります。なお溥儀に子どもはいません。

ほかにも幼少期の溥儀は、どう考えても成人してからジョン・ローンみたいな顔にはならないと思うぞとか、つまらんことを考えます。それにしてもジョン・ローンは、この映画以降あまりいい活躍ができませんね。アジア系の俳優としての活動の狭さみたいなものがあるのかもしれません。


ホーチミン、プノンペン、ソウル紀行(2013~2014)(80)

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路上でも、麺を食べている女性たちがいます。

なかなか元気がよさそうです。たぶんこの女性も、そんなに高い年齢ではないのだと(勝手に)思います。

早めに空港に行ってしまおうと考えて、空港行きの路線バスに乗ります。どうも私は、最終日の時間の過ごし方が苦手です。前に時間の読みを間違えて、出発40分前にチェックインしたという苦い記憶があるので、それがトラウマになっているのかもです。

空港につきます。しかしまだごってり時間があるので、時間をつぶすのも容易ではありません。

適当に近辺の椅子に座ります。

こういう写真を平然と撮るのが、私の大胆なところです。

夕食代わりにいただきます。

だ、そうです。

私が乗るのは、OZ736便です。

出国手続きを済ませます。

免税屋では特に何も買いません。

アシアナの客室乗務員のお姉さま方が待機します。

どうでもいい話ですが、服装一緒、髪型ほぼ共通、体型酷似、メイク共通、顔も(整形のため?)似ている女性たちが何人も歩いていると、ちょっと異様な気がしないでもありません。他のキャリアと比べても、アシアナはかなり共通度が高いように思います。アシアナの客室乗務員は、質が高いので好きですけどね。ちなみに、クレージーホースのダンサーも、体型が似ていて(身長、体重、胸の大きさに厳しい制限があります)、衣装はほとんどないか共通、メイクやウィッグも同じようなもの(ついでに表情も共通)なので、必然的に顔が酷似します。こちらの記事の写真参照。

一般乗客も座ります。

日本の協力の故か(?)、なかなかいい空港です。

搭乗します。

この機内食は食べましたが、直後に寝ました。起きたらもうソウルです。

(つづく)

ホーチミン、プノンペン、ソウル紀行(2013~2014)(81)

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仁川国際空港に到着しました。よってこの記事から、カテゴリー「旅(韓国)」に変更します。

無事入国します。預けておいたコートを回収します。

この子ども、なんか寂しそうでした。

韓国で、しかもソウルですから、なかなか夜が明けません。

この男性は韓流スターのようで、マスコミが集まっていました。サインをもらっている人もいます。しかし何者なのでしょうか? ご存知の方はコメント欄で教えてください。これから出国する模様です。私もサインをもらいたかったのですが、もらい損ねました。

わずかな時間ですが、食事をするくらいの時間はあるので、街の中心へ向かいます。

空港鉄道の中です。

太陽がきれいです。

何回か行っている牛肉スープの店に行きます。麻浦にあります。

正月番組(?)をやっていました。

キムチと

スユク(肉をゆでたもの)、

肉のスープをいただきます。スユクとスープを両方注文したら、こんなに食って大丈夫かと店の人が心配しました。心配ご無用と平らげましたが、だから私は人生でやせていることがないのです。

食べ終わって駅に戻ります。世界中どこでもこういうことをする手合いはいるということですかね。

明洞に向かいます。

(つづく)

そんな連中、よく知らん

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旧聞ですが、今年の「流行語大賞」は評判がよくないですね。「爆買い」はともかく「トリプルスリー」はないだろうということです。私の周囲で「トリプルスリー」なんて言葉が話題になったりしたおぼえはありませんね。私の周囲がそんなに野球に興味がないからかもですが、読者の皆さまの周囲はどうですかね。さすがにそんなに話題にはなっていないんじゃないんですかね。たぶんですが、この流行語大賞に選ばれた際に「なんでそんな言葉が選ばれたんだ」といちばん話題になったんじゃないんですかね(笑)。それともいまの流行語大賞なんて、そんな程度にも話題にならないのかな。そこまでは行かないと思いますが、真相はいかに?

私はこの「トリプルスリー」という言葉は知っていましたが、それは私が毎日スポーツニュース(NHK9時のニュースのスポーツコーナー)を見ているから知っているわけで、別に日常会話とかネットで頻出するとかいうこともなかったように思います。もちろん私も、他人との会話で「トリプルスリー」なんて言葉を使ったこともありません。なお私は、日常会話では、上の流行語大賞受賞の際も、この言葉を話題にすることはありませんでした(笑)。ネットでは、下にも書きますようにコメントはしましたが。

いずれにせよ大して話題にはならなかった言葉だとおもいます。bogus-simotukareさんのブログのコメント欄に、この件がテーマではありませんが、私は

>三浦氏の記事って、中原本の紹介だったんですね(苦笑)。左様、流行語大賞の「トリプルスリー」同様、なんら話題になっていませんよね(呆れ)。

コメントを入れました。「三浦氏」とか「中原本」というのは、この記事とは直接無関係ですので、説明は省略します。また爆笑問題田中裕二は、

>「トリプルスリー」という言葉に対して、田中は「野球を知らない人はほぼ知らない」と断言。

語ったとのこと。同感ですね。田中は野球ファンだそうですが、私のようなファンでない人間ならなおさらそう考えるというものです。

それにしても、「流行語大賞」を名乗るのなら、別の言葉のほうがふさわしいという意見がでるのは仕方ないにしても、少なくとも「そんな言葉知らん」なんて意見が続出するのではどうしようもないですね。形骸化もはなはだしいというべきでしょう。

いずれにせよ、「トリプルスリー」なんて、どうしたらそんな言葉が選出されたのかという気がしますが、こちらにその事情を推測する記事がありましたね。

今年の流行語大賞の裏側を「想像」してみた

この記事の内容が正しいかどうかは、もちろん部外者の私は知りませんが、話題性を確保するための動きがかえって賞のインパクトを弱めている可能性があるというのが事実なら、けっこうこれ構造的な問題がありそうですね。今回の悪評をいい教訓として、流行語大賞というのもある程度自己改革を実行しなければいけないんじゃないんですかね。私はどのみち流行語大賞などというものに興味はありませんが、関係者は今後も最大限多くの人に興味関心を持ってもらわなければ困るわけで、それなら主催するユーキャンも、それなりの痛みを甘受する必要があるかもです。今年のような「流行語」を毎年選択していたら、本当に相手にされなくなるでしょう。

それで、私はinti-solさんのブログに、次のようなコメントを書きました。

>(前略)

私は流行語大賞にこれといった興味はないのですが、正直選ばれる言葉は、「違う言葉の方がふさわしいのではないか」までならいいですが、今回のように「そんな言葉知らん」というレベルの話が続出してはまずいですよね。形骸化が進みそうです。

で、これは本質的な問題ではないですが、私は「トリプルスリー」があまり話題にならなかった理由は、たぶん野球というスポーツの人気低迷も大きな理由かと思います。昔なら、もう少し世間で話題になったのではないかと。そのあたりやや世間との乖離があったのかもです。

以前、オウム関係の言葉を外すとか、生活保護関係の言葉はどうかとか、ありましたが、私もオウム関係の言葉を選ぶべきだとも思いませんが、ユーキャンの商売の関係とかで規制が入る部分もありますから、今はネット検索であるいていど昔よりは客観的に「流行語」がわかっちゃいますので、先行き話題性を維持するのならやり方も考えなければいけないかもですね。たとえばユーキャンが一歩退いて、NPOあたりに移譲するとか。 (2015.12.04 07:26:36) 

それに対してinti-solさんは、

>>Bill McCrearyさん

>>今年の流行語大賞は評判がかなり悪いですね。

確かに、極右系からの批判などどうでもよいとしても、爆買いはともかく、トリプルスリーは「どこが流行語?」という印象を免れません。

>>で、これは本質的な問題ではないですが、私は「トリプルスリー」があまり話題にならなかった理由は、たぶん野球というスポーツの人気低迷も大きな理由かと思います。

背景として、それは、確かにあるでしょう。ただし、トリプルスリーの第一号は1950年、岩本義行と別当薫で、その次が1953年中西太でした。いずれも歴史に残る有名打者ですが、当時の時点では、さほど話題にはならなかったようです。元々は、それほど注目される記録ではなかったのでしょう。注目されたのは、それから30年達成者がなく、1983年に蓑田浩二が達成したときですが、それだって、三冠王ほどに騒がれたとはいえません。

>>以前、オウム関係の言葉を外すとか、生活保護関係の言葉はどうかとか、ありましたが

社会的イメージの点から考えて、それはやむをえないでしょうね。まさか流行語大賞に「サリン」というわけにはいかなかったでしょう。被害者もいるだけに。
もともとは、確か「現代用語の基礎知識」(自由国民社)が出していたように記憶しています。 (2015.12.05 14:47:41)

というコメント返しを下さりました。野球人気だけの問題でなく、そもそもはじめから野球関係者からもあまり話題になるものではないとなると、そうなると上の田中の発言

>野球を知らない人はほぼ知らない

というのもむべなるかなですね。そうなるとますます「なぜそんな言葉を選ぶ」ということになるわけです。

さてさて、私上のコメントで、

>今はネット検索であるいていど昔よりは客観的に「流行語」がわかっちゃいますので

と書きました。そうしたら、過日こんな記事が出ました。

>ことしの顔は「三代目JSB」 ヤフー検索大賞

 インターネットで年間検索数が前年より最も上昇した人物などを表彰する「Yahoo!検索大賞2015」の発表会が9日午前、東京都内で開かれた。「ことしの顔」として全体の大賞を受賞したのはダンス&ボーカルユニット「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」。

 人物分野はラグビーワールドカップ(W杯)で活躍した日本代表の五郎丸歩選手や女優の広瀬すずさん、俳優の窪田正孝さんらが受賞し、小説「火花」で芥川賞を受賞したお笑い芸人、又吉直樹さんは作家部門で選ばれた。

 文化分野は「火花」(小説部門)、「ジュラシック・ワールド」(映画部門)など。製品分野は「セブンカフェ ドーナツ」などが選出された。

 検索サービスを提供するヤフーが利用者の検索データを基に人物、文化、製品の各分野、部門ごとのトップを調べた。

え、私そんな連中知らんぞ(苦笑)。そういう人たちが

>「ことしの顔」として全体の大賞を受賞

したのなら、私どれだけ時代遅れな人間なんでしょうね(さらに苦笑)。

しかしですよ、inti-solさんもbogus-simotukareさんも、それぞれ

私も、流行語大賞のほうは、まだしも知っている言葉でしたが、こちらは知りもしない言葉です。これが検索大賞と言われても・・・・・・。

> 「ラグビーの五郎丸」ならまだしも「ヤフー検索で三代目JSBが一番多かった」と言われても俺なんか「何それ?」ですね。ユーキャン流行語大賞について「トリプルスリーなんか私の周りでは流行してない」とコメントされたid:Bill_McCreary氏ではないですがなんか納得いかないですね。

とおっしゃっています。こういうことを書くのもどうかですが、inti-solさんもbogus-simotukareさんも私も、たぶん物知りです。すくなくとも世間のことにあまり通じていないということはおそらくない。そして私たち3人とも、(たぶん)ネットにもそれなりに詳しいはず。それでそういった人間が3人ともよく知らんという反応なのは、やはりそれなりに興味深いですね。

私なんか

>今はネット検索であるいていど昔よりは客観的に「流行語」がわかっちゃいますので

と考えたし、事実「流行語大賞」よりはこちらのほうが客観的なデータに基づいており、恣意的なものではないわけですが、ネットで検索されたという

>三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE

というのが、どれくらい世間で広まっているというのかについてはどんなもんかなという気はします。つまりネットでの検索が、どれくらい世間一般での知名度や評判などに直結しているかです。

で、読者の皆さまは、この人たちについてどれくらいご存知ですかね。知っている方も少なくないでしょうが、知らない人はほとんどいない、というほどの知名度はないんじゃないかと思いますがどうですかね。

>インターネットで年間検索数が前年より最も上昇した人物などを表彰

というのがポイントで、つまりは今まで無名だった人間がブレイクした、というのが表彰のカギなんでしょうけど、

>年間検索数が前年より最も上昇した人物

というのが世間での知名度とイコールなのかはどうかという気もします。どっちみち私は、

>ダンス&ボーカルユニット

というのにほとんど興味はないので、この人たちがかりにものすごく知名度の高い連中で、それを知らないのが想像を絶する時代遅れだったとしても、そんなことはなんら気にしませんけど(苦笑)。

本日の記事は、inti-solさんとbogus-simotukareさんの記事を参考にしました。感謝を申し上げます。

近場の世界遺産を見学する(ついでにリトル・ブラジルも見学)

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海外にはわりとよく出かけていますが、最近国内にはそんなに出かけません。しかしたまには出かけます。今年もそろそろ終わりなので、今年私がしたショートトリップの記事を書きます。今日は群馬県へのショートトリップ。8月末に行きました。

世界遺産「富岡製糸場」へ行きます。今回は、友人Nと行きました。

これには驚きました。

このあたり昔の雰囲気があっていいですね。いまの時代、なかなか上の写真のような旅館は経営が厳しいかもですが・・・。私の家からそんなに遠くないところにも、ビジネス客を相手にする宿がありましたが、廃業しちゃったしね。

中に入るのは、これがはじめてです。

でかい煙突があります。煙突というのも、社会の第三次産業化がすすんだせいもあり、我々の周囲からも消えていますよね。

絹や工場の歴史についてわかりやすく説明する展示がありました。

隣は東海道53次の浮世絵が飾ってありました。あんまり富岡製糸と関係ないような気がしますが。

このような威圧的な掲示をするあたり時代ですね(苦笑)。

絹製品の作り方を学びます。

記念写真を撮ります。お客が多いのは、夏休み最後のせいもあったかな。

この建物はきれいでした。

雨の日だというのにわりとこんでいます。さすが世界遺産。この込みようです。

このあたり、昔の学校の雰囲気があるように思いました。

見学をし終わります。予想していたよりは面白かったと思います。

それで、全然近くないのですが、昼食のために西の富岡市から東の大泉町へ。ブラジルタウンとして知られます。

こちらの店で、ブラジル名物(?)のシュラスコ(シュハスコとも。ブラジルポルトガル語は、「r」音をh音で発音するので、そうなります。「Rickson」「Royce」といった名前を「ヒクソン」「ホイス」と表記するのもそのため。「リオデジャネイロ」も「ヒオデジャネイロ」と発音するのが本当らしいのですが(Wikipediaによると「ヒウ・ヂ・ジャネイル」)、ただ完全に「リオ」というのが定着しているし、またブラジルでもr音は「ル」と発音するところもあるので、「リオ」でいいのだとか。やはり定着しているというのが大きいですかね)をいただきます。

食べ放題90分です。都内の店などでシュラスコを食べるとかなり高い金額になりますが、ここでしたら3,180円とのことなので、割安ではあります。食べに行くのは現実的でないですが、近くに寄った際の食事なら悪くはないでしょう。ブラジルスーパーの中に入っている店だけあり、テレビ番組その他で紹介されることも多いようです。なおこの日は、やや割引があったようで2,980円でした。

私はシュラスコをわりとしょっちゅう食べていた時期があったのですが、Nは初めてとのこと。喜んでくれたとしたらうれしく思います。

では帰宅しようかと思いますが、せっかくこんなところまで来たので、世界遺産の家屋を見学することにします。

最初にここ(田島弥平旧宅案内所)で、映像を見ます。車は、ここの駐車場に停めます。この写真は、帰りに撮りました。

 

世界遺産の建物を見ます。ついでに近隣を散策します。

おお、埼玉県と群馬県の境目です。私、こういうのを初めて見たな。

帰宅します。私はあまり車を運転しないので(しかし2015年は、例年よりは運転したような気がします。もっともこのとき運転をしたのはNでしたが)、あまりこのような旅はしないのですが、たまにはいいかなと思いました。というわけで、来年も適宜このようなショートトリップの記事を書きたいと思いますのでお楽しみに。

カメラを替えた

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ちょっと記事で書きましたように、今年の9月に新しいデジタルカメラ(コンデジ)を買いました。今後次なるコンデジを買うか決めていませんが、とりあえず使い勝手はいいので、これを買ってよかったと考えます。

今回のカメラは、オリンパスです。オリンパスのカメラって、私は初めて買いました。いままで私の使ったカメラメーカーは、知らないメーカー(家族のを借りたものです。壊れてしまいそれっきり。壊したのは私ではありません。どうでもいい話ですが)、カシオ、キャノンという順番で、別にどこのメーカーでもよかったのですが、キャノンのカメラがあまりに夜間撮影に弱く、これは買い替えが必要だなと考えていたわけです。それでカメラを探していて、理由は省略しますが(笑)、「これが運命のカメラだ!!!」と考えてこれを購入したわけです。

前のカメラと比べると、はるかにいろいろ機能があって、その分大きくなり重さも増しましたが、しかし夜間撮影は非常にいいですね。明るいところ撮影ですと、キャノンの古いカメラで十分過ぎるほどの性能ですが、暗いところですと大差があります。写真のご紹介は今日はしませんが、アイルランドのゴールウェイやダブリンのテンプルバーなどの夜の写真などはたいへんきれいに撮れたと思います。発表する時をお楽しみに。

ところで11月に行ったソウルの記事は、明洞の一部を除いて新しいカメラで撮りました。古いキャノンのカメラをもって行ったのは、バッテリー切れを予防するためです。いままで何回も、カメラのバッテリー切れで悔しい思いをしているので。それで早速役に立ってしまったのです。それは私が大量の写真を撮るからですが、いずれにせよ古いカメラも簡便でいいカメラですので、これからは予備として使おうと考えます。

それにしてもカメラは、やはり定期的に更新していったほうがいいかもですね。故障したら仕方ないとして、撮影ができればそれ自体は不便はしないし、古いデジカメもそれなりの性能ですが、しかし夜間撮影などはそれなりに性能の差があるから、これはけちらずに買ったほうがいいですね。

実は私は、一眼レフのデジカメをまだもっていないのです。自宅にあることはあるのですが、私が買ったものではないし、家族によって使われることもありません。これも、東京タワーかスカイツリーから飛び降りる精神で買おうかなという気もします。いつの日かは買いたいのですが、「いつの日かは」というのはつまり優先度が低いということですね。

というわけで、写真はこのブログの命ですから、これからもきれいな写真をお見せしますのでお楽しみに。

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