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どうもねえ(3)

前に、とある方のお書きになっていたブログの内容がすごかったので、それを読者の皆様にご紹介したことがあります。

どうもねえ

どうもねえ(2)

で、その方のブログは、事情は不明ですが、2011年の2月初旬ごろに閉鎖されています。その時のことを私は、次の記事で書きました。

最後でなかった(らしい)韓国旅行 2010年 夏(9)

その後は、ご当人のHPにあったへんてこな文章も消されていたのでどんなもんかいなと思っていたのですが、ただ昨年ちょうど私がアイルランドに行っている際にいただいたコメント(上の「どうもねえ」の記事へのものです)で、彼の娘さんと称する方(ご本人かどうかは確認できないので、そう書かせていただきます。間違いなく娘さんでしょうが)のものがありました。あいにくアイルランドに行っているときにいただいたコメントにはお返しをしていないのですが、そこではこうあります。

>Unknown (はじめまして)2015-09-24 10:16:48

こんにちは。
私は尾崎哲夫の娘です。 暇だったので父の名前をグーグルしたところ、色々な意外なことがあってびっくりしています。
ちなみに私は中学生で、日本とオーストラリアに5年以上住み、バイリンガルです。
たしかに私も気づいていました。システムのこと信じていることや、携帯攻撃のこと。 でも今はヨガや研究にはまっていて、私に法律や温泉(笑)のことを教えてくれた優しい父です。こんなメッセージどうでもいいでしょうけど、今の状況を伝えたかっただけです。

娘さんが迷惑をこうむっていないのならいいのですが。見るとこのコメントを頂いたのも、ちょうど1年前ですね。

それで過日、この人のHPをちょっと閲覧してみましたところ、

どうしても知っていただきたい事

というページがありました。タイトルを見ただけで嫌な予感がしたので、さっそく閲覧しました。

以下、私の感想は述べません。ここまで読んで、内容に興味のある方はぜひお読みになってください。削除されたブログの内容は、完全ではないかもですが、だいたい収録されているようです。 


安東・ソウル紀行(2016年7月)(15)

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さらに奥へ歩き進みます。

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大丈夫かよとちょっと心配。大丈夫だったみたいでしたが。

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時間があったら伝統工芸館を見学してもよかったのですが、今日は遺憾ながらパス。

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観光客か地元の子どもかは不明。いいスタイルしています。

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上の写真の左側の登ったところから写真を撮ります。

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このような家並みも韓国らしいところがあります。

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これも立派な家です。

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すごい木です。

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見てないんで知らないんですが、ここ「冬のソナタ」のロケ地だったみたいですね。詳細はこちらの記事を。

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校門から見た光景です。これは、学生街の雰囲気がありますかね。

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となりに土産物屋があって、そこの女性が別に頼んでもでもいないのに写真を撮ってくれました。しかしその写真はややだらしない恰好だったので、身支度を若干整えて放課後で帰宅しようとする3人組(だったと記憶します)に、撮ってくれと頼みました。その写真は割合まともだったので、そちらの写真を掲載します。といったって完全に画像処理をかけているので、何が何だかよくわかりませんけど。

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このような「冬のソナタ」関係で来た人間相手の店があるわけです。

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生徒たちが帰宅します。

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一応今回の散策の目的地はめぐったみたいなので、安国駅に戻ります。

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どういう建物かは詳しく確認しなかったんですが、どうも旅館みたいなものもあったのかもですね。

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あ、またチマチョゴリを着ている女性たちがいますね。

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文句を言われない程度に近づいて写真を撮っちゃいます。

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うさんくさげな視線を感じます。

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単なる偶然ですが、水色の老女の写真も何枚も撮っちゃいました。

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手前の韓屋、なかなかいいですね。

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高校生の写真も撮っちゃいます。あんまりかわいくないけどね。

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駅に乗ります。彼女は美人。またどうでもいい話ですけど、ギネスの広告がありますね。

(つづく)

安東・ソウル紀行(2016年7月)(16)

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それで新村に行きます。今回の旅行最後の晩餐です。このような美女は、やはり写真を撮らないではいられません。

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花がきれいです。

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左の2人は運動部系ですかね。

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テレビだかネットだかのインタビューをしていました。

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終わった二人です。こういう写真を執拗に撮るのも私ならではです。

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すみませーん。こちらの記事で完食できなかった食堂へ再挑戦です。

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なにげにこういうきれいな女性がいるから、ソウルも侮れません。

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店に入ります。ホルモン焼きの店です。

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今回は店の中に入れました。女性だけで食べている人たちがいるのは、前回と一緒です。

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生レバーが出ます。

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韓国ビールを飲みます。やはり旅先では、地元のビールを飲みたいですね。

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最初にこのように出ます。

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炒めます。

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ムール貝のスープも出ます。

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おいしくいただきます。

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締めはチャーハンにします。ごはんは別会計だったはず。

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私が前回座った席は、手前のカップルの奥の席だったかな。

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白人女性も大胆に脚を出していますが、やはり韓国人女性のほうが細いですかね。

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このように女の子たちが堂々と腕を組んでいます。この記事を執筆している9月21日、私の地元の某ショッピングモールで、フィリピン人らしき親子(?母娘?)が手をしっかりつないでいました。個人的には苦手です。

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学生街だけあってか、路上ミュージシャンもたくさんいます。

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彼氏、あるいは友人を待っているんですかね。

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このピアノ、昨年11月にもありましたね。同じ方が演奏しているのかもです。

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 お、きれいな花ですね。この後空港までもどりますが、記事も非常に長くなってしまったので、これで終わります。たぶん韓国は、自分が旅行できる体力がある限り訪れることになりそうです。

(おわり)

これで「業務上過失致死」はおかしくないか

やや旧聞の記事ですが。

>機動隊員水死

訓練の33歳巡査に有罪判決 さいたま地裁

毎日新聞2016年9月7日 19時56分(最終更新 9月7日 19時56分)

 埼玉県朝霞市の県警施設のプールで2012年、訓練中の機動隊水難救助部隊員の佐々木俊一巡査(当時26歳)を水死させたとして、業務上過失致死罪に問われた県警巡査、渡辺哲範(あきのり)被告(33)に対し、さいたま地裁(栗原正史裁判長)は7日、禁錮1年6月、執行猶予3年(求刑・禁錮1年6月)の有罪判決を言い渡した。

 栗原裁判長は「(佐々木巡査に)息継ぎの余裕を与えず、繰り返し水に沈めた過失の程度は重い」と述べた。執行猶予判決を求めていた弁護側は控訴を見送る方針で、判決が確定すれば渡辺被告は失職する。

 判決によると、渡辺被告は12年6月、訓練時のルールに反してプールサイドのはしごにつかまった佐々木巡査の体をつかみ、水中に繰り返し沈めるなどして水死させた。

 渡辺被告は今年6月の初公判で無罪を主張したが、その後の公判で一転して過失を認めていた。

 佐々木巡査の母千春さん(59)は判決後に記者会見し「俊一の死を無駄にしないような判決を望んでいたが、執行猶予が付き、非常に残念」と述べた。

 三田豪士・県警警務部長は「判決を厳粛に受け止め、再発防止に万全を期すとともに、改めてご冥福をお祈りし、ご遺族に深くおわび申し上げます」とのコメントを出した。【遠藤大志、鈴木拓也】

この記事を読んだとき、救難訓練中に隊員が水死するっていったいどういうことよと思ったのですが、関連する記事で次のようなものを見つけました。「週刊金曜日」のサイトより。

>裁かれる埼玉県警機動隊の“殺人訓練”――何度もプールに沈め溺死に
2015年8月6日10:32AM|カテゴリー:社会|admin


水深3メートルのプールの底まで繰り返し力ずくで沈め、動かなくなると引き上げて放置する。殺人、または拷問死というほかない残虐な事件が埼玉県警で起きた。

埼玉県警機動隊「水難救助隊」の新人隊員・佐々木俊一巡査(享年26)は、2012年6月29日、朝霞市の機動隊のプールで潜水「訓練」中、溺死した。遺族の調査で浮かんできたのは、「訓練」に名を借りたリンチだった。

俊一さんは機動隊員の暴行によって死亡したとして、母・千春さんら遺族が、今年6月28日、埼玉県や救難救助隊の巡査、巡査部長、警部補ら4人を相手取り、総額約1億9000万円の損害賠償を求める国家賠償請求訴訟をさいたま地方裁判所に起こした。

「真相を知りたい。被告の警察官たちには正直な話をしてほしい」

翌29日、命日に開いた記者会見で遺族は涙ながらに語った。

遺族や弁護団(野本夏生弁護団長)によれば、主に警察から聞き取った事実をもとに判明した経緯は次のとおりである。

12年6月29日午後4時ごろ、基礎訓練に続き、「完装泳法」の訓練に移った。空気ボンベ、シュノーケル、足ヒレなど重量38キロの装備を身につけたまま、ボンベの空気を使わずシュノーケル呼吸のみで、潜ったり立ち泳ぎをする訓練だ。

俊一さんは変形性膝関節症で足が痛かった。訓練開始からまもなく、プールの浅い部分(水深1・2メートル)に移って足をつき、訓練中止を申し出た。痛みのせいで立ち泳ぎが続けられない。

だが、指揮官のI巡査部長は訓練続行を命じた。俊一さんはやむなく泳ぎ続けた。しかし、やはり痛い。とうとうプール内壁に取り付けられたはしごをつかんだ。そして中止させてほしいと訴えた。

するとプールサイドにいたN巡査部長が、俊一さんの顔を足で何度も踏み「佐々木、つかむんじゃねえよ」と怒鳴った。そして、「無理です」と繰り返す俊一さんを力ずくではしごから引きはがした。俊一さんはパニック状態に陥った。

続いて、水に入っていた指導員のW巡査が俊一さんをプールの深い部分に連れていき、背後から両肩に手を置き、体重をかけて水深3メートルの底まで沈めた。5、6秒かけて浮いてくるとまた同じ要領で沈めた。I巡査部長の指示だった。

俊一さんは水中メガネとシュノーケルを顔に着けたままはずすことは許されなかった。シュノーケルの管内や水中メガネの中に水が入り、呼吸ができなかったとみられる。

4回ほど沈められた結果、俊一さんは水中で動かなくなった。すると、そのまま10秒ほど放置され、ようやくプールサイドに引き上げられた。呼吸や心拍の確認はしなかった。人工呼吸もしていない。そればかりか「死んだふりか」などと言って往復びんたをした隊員もいた――。

119番通報は引き上げから8分後。俊一さんは病院に運ばれたが死亡が確認された。司法解剖の結果、死因は溺死。両肺に大量の水が入ったままだった。

【私的制裁の疑い】

埼玉県警によれば、繰り返し沈めた行為は、ボンベの空気が吸えなくなった場合の対処法を学ぶ訓練だったという。しかしI巡査部長は、事前に「佐々木をやりますよ」と不穏当な発言をしており、私的な制裁だった疑いは濃厚だ。

現在、W巡査が業務上過失致死罪で起訴されている。

もともと俊一さんは東入間署の地域課に所属し、交番勤務を主な仕事としていた。運動は苦手。水に潜って遊んだ経験もない。機動隊への異動を告げられたのは12年3月。自ら希望したわけではなく、とまどっていた。遺族によれば、訓練は辛そうだった。膝も機動隊に入ってから負傷した。事件直前には「死ぬかもしれない」と漏らしていた。意識を失ったこともあった。そして、辞めたい旨上司に相談していたという。辞意を伝えたことに対する見せしめ的な報復の可能性はある。

(三宅勝久・ジャーナリスト、7月24日号)

 上に書いてあることが本当に事実なら、これってどう考えてもひどいですよね。Wikipediaの「業務上過失致死傷罪」にある

>業務上過失致死罪は、業務上必要な注意を怠り、よって人を死亡させる犯罪をいう。業務上過失傷害罪は、業務上必要な注意を怠り、よって人を傷害する犯罪をいう。

という「業務上」が妥当かどうか。一般的な業務としての訓練というより、上の状況を見ると、とても

>社会生活上の地位に基づき反復継続して行う行為

とは言いかねるんじゃないんですかね。さすがにこんなことを日々訓練としてやってはいないでしょうし、やっていたら論外です。殺人とまではいわずとも、傷害致死くらいは免れないんじゃないんですかね。

上の記事で私がひっかっかったのが、

>辞意を伝えたことに対する見せしめ的な報復の可能性はある。

というところです。かつて、海上自衛隊での不祥事を説ブログで紹介したことがあります。

2008年に起きた海上自衛隊での集団暴行死事件についての興味深い報告書を見つけた

そこでも、

>教官らは3曹の遺族に「(異動の)はなむけのつもりだった」と説明しており、同課程をやめる隊員に対し、訓練名目での集団暴行が常態化していた疑いがある。

という記事を紹介しました。自衛隊に限らず、いわゆる制服組の公務員の世界では、似たようなことをやっている構図があるのかもです。

お亡くなりになった警官の方のご冥福を祈ってこの記事を終えます。

オリンピックにおけるゴルフの問題、あるいは団体戦の問題をいろいろ考える

ネットをあたっていたら、過日私が記事にしたゴルフとオリンピックの問題についての、倉本昌弘氏へのインタビュー記事がありました。そこでは、いろいろ興味深い問題が提起されていました。

で、やはりゴルフというのはオリンピックにそぐわない、対応するためには手直しをする部分がたくさんある、という気がします。たとえば、次のような話はどうでしょうか。

> 何かというと、私たちは普段ゴルフを興行としてやっているわけです。オリンピックも確かに興行の面はありますが、アマチュアの人たちが主体の興行と、プロを使って行う興行の感覚的な違いを今回はまざまざと見せつけられた、そんなオリンピックであったと思うんです。

>――出場した4選手も戸惑ったことがあったでしょうか。

倉本:ありました。例えばユニホームです。彼らは普段契約先のものを着ていますが、オリンピックではユニホームが与えられます。でも、代表選手が決まったのが7月11日。そこからユニホームを作って8月11日に試合が始まったんですね。事前に試着してプレーしてみることもできないんですよ。

ウェアの問題などはいろいろありますよね。契約している会社との信義もあるし、試着もろくにせずにプレーする、というのでは非常に困るというものです。それで特に後半の、2週間つぶせる世界一流のプレーヤーなんかいるわけない、というのはまさに「ごもっとも」ですよね。テニスの話ですけど、ジョヴォヴィッチもセリーナ・ウィリアムズも、さっさと早い段階で負けたのは、偶然かどうか。故意敗退でなくても、彼(女)らにとって、オリンピックというのがやる気が出るものなのかどうか。

ユニホームを作ってもらえることは分かっているのですが、みんな契約に縛られているので、事前にどこかの試合で着たいと思ってもできないんですよ。これが他の競技団体とはまったく違うことです。体操であれ水泳であれ、代表が遅く決まったとしても、ユニフォームを一度は着て練習してみることができるじゃないですか。ゴルフはほぼ現地に行ってからでないとできないんです。きっちり体に合わせて作っているわけではありません。それで現地で着てみてから、なんだかちょっと窮屈だなとか、ここが気になるなというのがあるんですね。

それでこの件も重要ですね。

>ゴルフのトーナメント期間中、ギャラリーが全員スマホを持って撮影をしているんですよ。

――通常のトーナメントではあまり見られない光景ですね。

倉本:そうなんです。プロ選手にとっては「ちょっと待ってよ、私を撮らないでよ」と。プロ選手には肖像権があって、それを大会に渡しているからこの大会がある、その対価として我々は賞金をもらっている。そういう関係で普段ビジネスが成り立っているわけですが、ことオリンピックについてはそのモデルが成り立たないんですよ。これもすごく新鮮な感覚でした。

 実は、プロの肖像を撮らせてもいいんですかと現地でIGF(国際ゴルフ連盟)の役員に話をしたんですよ。すると、オリンピックの競技は全部撮っていいんです、どこも規制していません、なのでゴルフも規制しませんと言うわけです。へえ、と言うしかありませんでした。

肖像権の問題はいろいろなことと関わり合うということですね。肖像権を売るのも仕事のうちとしても、オリンピックではそのような話が通用しない部分があります。そう考えると、こういうのも調整がきくようなことでもないように思うし、これは放棄するという選択肢も考えなくてはいけないのかもです。

さて、ここで団体戦の話についての問題が出てきます。

>「団体戦」はなぜできないのか?

――ゲームの方法では、4日間かけてやっとメダリストが3人決まるという進行ですが、スピード感や高揚感の点で他競技に見劣りしませんか。

倉本:私もそう感じています。私はオリンピックだけのためのゴルフがあってもいいのではないかと思うのです。オリンピックに特化したルールを作り、オリンピックに特化したフォーマットを作る。例えば、まったくの思いつきですが、6ホール、6ホール、6ホールを使って試合をやるとか、今のように18ホールを1日で消化するということではなく、もっと違うやり方があるんじゃないかと思っています。それから、やはり国別対抗の方がはるかに盛り上がるだろうとも。

――団体戦を求める声はありましたね。

倉本:これは根本的なことなのですが、オリンピックの基本は個人による競技であって、国でもなければチームでもないそうです。チーム競技であればチームで戦っていいのだけれど、そうでない競技については戦うのは個人であり、まして国と国の戦いではないというものが憲章に明確に書かれているそうです。だから、各国が金をいくつ取った、銀をいくつ取ったというのは、本来は憲章に違反しているんだと。もう一つ、現実的な問題として私の聞いたところでは、IOC(国際オリンピック委員会)のルールで個人戦と団体戦を同時に行うことができないそうです。

 同時にできないから、体操だって男子団体は個人と別にやるわけです。もしゴルフで同時にできるならば、個人戦をやりながら4人のうちの3人のスコアを取るなどして団体戦ができるはずです。でも、今のルールでは日程を変えて団体戦をまたやり直さなければいけません。そうなると、世界のトップレベルの選手は絶対に出てきません。なぜなら、2週間も拘束されたくないですから。2週間で数億円稼ぐ選手が、自分の肖像権を渡してまで、なぜ人に金を稼がせるんだというわけです。例えば米国ツアーだったら、自分の肖像権を米国ツアーに渡していれば年金としても返ってくるんですよ。

なるほどですね。フィギュアスケート(これは冬季ですが)なんかの団体戦も、だから最初にやるわけです。でもあれソチでは盛り上がらなかったよね(苦笑)。各選手だってやる気なんか出んでしょ。それはそうで、誰だって個人で勝ちたいもん(笑)。卓球とかのように、昔から団体での試合をやっていたのなら別にいいけど、基本的に競技も練習も全部ばらばらなフィギュアスケートのような競技で団体戦なんかしたって、それはメダルをもらえればそれなりの価値はあるかもだけど、個々の選手からすればいい迷惑ですよね(笑)。だいたいフィギュアの団体戦て、男子、女子、ペア、アイスダンスを全部いっしょにして勝負しようというんだから、かなり設定からしたって無理があるし、また個人戦に影響が出ます。事実たとえばキム・ヨナは、韓国の団体戦なるものがなかったので、ゆっくりソチに入ることができ、いい状態でコンディションを整えることができました。これだけで、団体戦に引っ張り出された浅田真央なんかは不利になります。彼女は、ソチに入った後さらに遠方の合宿地へ赴き、またソチに戻るといったことを余儀なくされました。私にとっては、浅田真央が不利になってヨナさんが有利になるということは、世の中でこんなうれしいことはないんですけどね(爆笑)。

いずれにせよ、だから団体戦なんてものは、やるのなら個人戦が終わった後にすればいいのですが(他のスポーツはだいたいそうしていますよね? 陸上や水泳だって、リレー競技は最後のことが多い)、でもフィギュアなんて個人戦が終わった後じゃケガもあるし、集中力も続かないし、やる気も起きないし、ぜんぜんダメだからね(笑)。まーったく、フィギュアの団体戦なんて迷惑な発案です(笑)。

まああるいは、平昌ではもっと改善されて団体戦も盛り上がるのかもですが(その可能性は低いと思います)、基本的にはフィギュアスケートの団体戦なんて愚劣にもほどがあると思いますね。日本だって盛り上がらないんだから、世界で盛り上がるなんてことはないんじゃないですかね。

そんな話はともかく、倉本氏のインタビューなどを読んでも、いかにゴルフがオリンピックとは相容れない要素が大きいスポーツであるかということがわかります。プロが圧倒的で、歴史的にオリンピックと縁が薄く、大金を稼ぐことができる。つまりはオリンピックとの親和性がきわめて低いわけです。ゴルフがオリンピックの種目から除外されることは当分ないかもですが、盛り上がる可能性は低そうです。

オリンピックの商業化とか肥大化というのは仕方ない側面はあると思います。もちろん程度の問題ですが、世界中でテレビやネットにつながる人間が増えているのなら、さまざまなニーズにこたえる部分は必要かと思います。サッカーのユーロ(欧州選手権)とかチャンピォンズリーグがだんだん規模が大きくなるのも、まあ仕方ないというか、必要な部分も大きいわけです(サッカーのナショナルチームの実力もだんだん平準化しています)。でもゴルフとかフィギュアスケートの団体戦なんて、業界が喜ぶだけじゃないですかね(笑)。ゴルフのオリンピックなんて、ゴルフファンも興味ないし、フィギュアスケートの団体戦も、好きな選手が個人戦で勝つほうがファンもよっぽどうれしいでしょう(笑)。いや、業界団体の希望がすべてなんですかね(笑)。そうなんでしょうけど、ファンや視聴者、観客のことはあんまり考慮されていませんよね(笑)。

というわけで、私としては、これからもオリンピックは、個人戦重視で観る所存です。

アマンダ・ラングレの2016年のインタビューを紹介するための前ふり

アマンダ・ラングレ(Amanda Langlet)は、日本ではエリック・ロメールの映画に出演したことで知られていると思います。このあたりはフランスも同じで、彼女のインタビュー記事を検索しても、大体においてロメールがらみのインタビューのようです。

彼女はロメールの映画には3作出演していますが、やはり「海辺のポーリーヌ」」での彼女の印象が強いですかね。白い極小ビキニをまとった、半ケツなみの彼女の姿が印象に残っている方も多いでしょう。

さて今年は、日本中でロメールの映画が再公開されていますので、またロメールについての話題がそれなりに飛び交っていると思います。最近アマンダ・ラングレについての新作など見る機会もありませんが、IMDbその他によると、彼女の最後の女優としての活動は、2008年のようですね。1967年生まれとのことですので、彼女もちょっとなかなか活躍は難しい年齢というところでしょうが、上の特集に合わせて発売された雑誌に、彼女の2016年のインタビューが収録されていました。これをちょっと紹介したいのですが、その前ふりとして、ロメールが亡くなった2010年に行われたインタビューをご紹介します。Virginie Ledoyen et le cinéma françaisさんの下の記事です。

アマンダ・ラングレが語るエリック・ロメール

>アマンダ・ラングレが語るエリック・ロメール」  インタヴュー和訳

「ロメールには偶然会ったの。当時の私は14歳で、監督は母がSFP(フランス製作会社)へ送った私の写真を見たのね。私はTVの仕事をやっていたの。監督の事務所に呼ばれて、何ヶ月もの間、会っていたんだけど、映画に使ってもらえるかは分らなかったし、監督は他の人たちにも会ったいたしね。しばらく経って、事務所で撮影されて、お芝居の台詞を言わされたわ、カメラテストみたいなものね。それからまたしばらくして『海辺のポーリーヌ』の出演者たちとテストをしたわ。役の準備をしたんじゃなくて、単に会話をしただけで、この映画に出れるのかどうかも分らなかった。監督にはこう言われただけ:「何も変えないように、いまのままでいて欲しい」って。一緒に映画にも行ったわ、例えば『飛行士の妻』ね。『海辺のポーリーヌ』の撮影の1ヶ月半前に私はバカンスへ出かけて、台詞を覚えておくようにと云われてね。撮影自体もまるでバカンスみたいな感じだったわ。撮影は実際に宿泊していた家でやって、ポーリーヌの部屋は私の部屋だったのよ。何年か経って、私にとっては幸運の女神といえるロゼットがロメールへ電話をするようにって、連絡をくれたのね、それで『夏物語』へまた出演することになったわけ。


この作品も私にとってはバカンスだったわ。監督とは全てがとてもシンプルなの。ある日、監督に聞いてみたわ:「この映画は何に似てるの?」って、監督の返事は「そりゃ、シナリオさ!」だって。台詞を覚えたあとは、俳優たちはとても自由。時々、監督に私たちのリハーサルを見て欲しいと頼んだわ、たくさん稽古してたから、でもその必要はないよって。自分の演じる役の名前だったマルゴも私に選ばさせてくれたもの。『三重スパイ』の時は、撮影も大掛かりだったから、いろいろと制約もあったわ、台詞に関してはロメールはいつもよりも厳しかったと思う、当時どんな話し方をしていたかを見せたかったんでしょうね;それが大切だったのね、自分が体験したことだったから。『夏物語』で印象に残っているのは、マルゴという役が私と一致していたことかな。『海辺のポーリーヌ』から10年経っていたし、この2つの作品の間を流れた時間は監督に何度も会っていたわけじゃないけど。時系列を追って撮影していたから、一番早く撮影を終えたのは私だったの。現場を去る時、「じゃあ、行くわ、私のことは忘れちゃうわね」って監督に言ったの。こう答えてくれたわ:「忘れるハズないじゃないか?きみは友だちだからね」って。」(fin)

私が見つけたインタビューの翻訳も可能ならしようと思っています。そういうわけで、来週あたりからお楽しみに。なお、当記事の転載を快く了解してくださいましたブログ管理人様に厚く感謝の意を表したいと思います。

なかなかすさまじい内容だ

前にこんな記事を書きました。内容はコピペですが、つまりは事態の重大さを読者の皆様に知っていただきたかったからです。

「やってられん」となれなかったから、こうなったのかもしれない

つまり精神疾患の娘を、その父親が殺害した事件の刑事裁判で、温情判決が出たという記事を紹介したものですが、その内容は、なかなかすさまじいものでした。一部を引用しますと、

>札幌市中央区で今年3月、重度の精神疾患がある長女(43)を絞殺したとして、殺人の罪に問われた父親(81)の裁判員裁判。15日に札幌地裁で開かれた判決公判で言い渡されたのは、法定刑の下限である懲役5年を下回る懲役4年(求刑懲役7年)だった。公判では、極度の潔癖症などの「強迫性障害」に長年苦しんできた長女と、対処に苦悩し、追い詰められていった両親の姿が浮き彫りになった。

 地裁判決や検察側、弁護側双方の冒頭陳述などによると、長女は父親と母親(82)との3人暮らし。30年前から心の病に苦しみ、6年ほど前に病状が悪化し、「ウイルス感染」を極端に恐れるようになった。部屋にこもって個別包装された菓子しか食べず、事件当時の体重は約25キロだった。

行動の制限や束縛
 両親の行動も長女の厳しい制限を受けた。食事は袋詰めの切り餅や缶詰などに限られ、母親は外出を禁じられた。父親は長女と母親が寝起きする部屋に入ることを許されず、両親は洗面台の棚にメモを隠して連絡を取り合った。

症状の悪化が進むにつれ、長女と両親との間で口論やもみ合いになることが増えた。長女が「私はカッとなったら何をするか分からない。刑務所に入るようなことをさせないで」と言ったこともあるという。

 両親は長女に入院を勧めたが、「誰が寝たか分からないベッドに寝られない」と拒否された。長女の束縛に耐えかねた母親が何度か警察に駆け込んだが、家族間で話し合うよう促された。区役所や病院にも相談したが、「本人に治療の意思がなければ難しい」などと言われ、根本的な解決策は示されなかったという。

「もう殺すしか…」
 事件前日の朝、長女に外出を止められ、父親は心臓病を患う母親を病院に連れて行くことができなかった。「もう殺すしかない」。3月5日未明、父親は長女をマンション駐車場に止めた車に押し込んだ。「助けて、お母さん」と叫ぶ長女の声が響く。「ごめんな、許してくれ。こうするしかないんだ」。父親はそう言いながら約30分間、首を絞め続けた。

だそうです。もちろんここにあることは、本当に文字通りの氷山の一角でしょう。記事によれば、この女性はだいたい中学1年生で統合失調症かなにかを発症したようです。失礼ながら、親であってもとても係りあい続けられるものでもなさそうです。

さてさて、このような事件は、やはり日本中で起きているようです。次の記事はいかがでしょうか。長いので抄録ということで。魚拓は取っておきます。

>2016.7.25 11:00

【衝撃事件の核心】顔面にたたきつけた〝愛のハンマー〟 「かわいそうだが先に逝け」…精神疾患の長女殺めた老夫婦の窮状


精神疾患でときに手がつけられなくなる43歳の長女の面倒を見ていた老夫婦。極限状況まで追い詰められた末、「一家心中しかない」と決意し、長女の顔面にハンマーを振り下ろし、ベルトで首を絞める―という悲劇が起こった
 かわいそうだが、先に逝(ゆ)け-。87歳の父親は自ら手にかけた43歳の娘にあて、こんな手紙をしたためた。70歳の母親は娘の顔に付いた血をふき取り、遺体と添い寝をした。2人も死に場所を求めてさまよったが結局、死にきれなかった。精神疾患の長女を殺害したとして、殺人罪に問われた老夫婦。7月に開かれた大阪地裁の裁判員裁判で、極限状態まで追い詰められた救いのない日々を生々しく語った。

「お母さん助けて!」

 平成27年11月18日早朝。長女はまだ1階の和室で、寝息をたてていた。それを確認した母親は、2階で待つ父親に「よう寝てるよ」と告げた。

 父親は和室に向かった。母親は声を潜めて、事が終わるのを待った。しばらくして長女の悲鳴が聞こえてきた。

 「お母さん助けて! お父さんに殺される」

 父親の公判供述によると、熟睡していたはずの長女の横にひざをつくと、まだ何もしていないのに、ぱっと目を覚ましたのだという。あるいは殺気を感じとったのかもしれない。

 長女が叫んだのと間髪を入れずに、父親は手にしたハンマーを長女の顔面に3回たたきつけた。

 いたたまれなくなったのか、2階の母親も駆け下りてきた。長女を挟んで、夫婦は言葉を交わした。

 母親「顔が血だらけになってるやん」

 父親「助けるんやったら今やで」

 ここでやめても、取り返しはつかない。母親は「それは無理や」と言下に否定した。父親は「早く楽にさせたろう」と応じ、今度はベルトを長女の首に巻き付けた。

 「私も引っ張らせて」と母親は言った。ベルトの両端をそれぞれが握り、力を込めて引き絞った。間もなく長女は動かなくなった。

 (中略)

「学校へ行きたくない」

 長女は小さいころから、トゥレット症候群に悩まされていた。本人の意思に反して、まばたきを繰り返すなどの「運動チック」と、せき払いや叫び声など「音声チック」が1年以上続く疾患を、トゥレット症候群と呼ぶ。

 長女にチック症状が現れたのは小学3年生ごろ。無意識につばを吐く症状が出た高学年のときは、周囲の児童から「汚い。お前と物を食べられへん」となじられた。中学校に入ると、体全体を振るわせたり、顔をゆがめたりと症状はさらに悪化した。

 我慢強いあまり愚痴も言わない子供だったが、せっかく入学した高校は1学期だけで退学した。通学電車の中でチック症状が出ると他人からじろじろ見られ、疎ましがられた。長女は「学校へ行きたくない」と泣いた。

 それから就職したこともあったが、なじめずにすぐに辞めてしまい、家にこもりがちになった。トゥレットだけでなく、統合失調症も発症した。

「病気は親の責任」

 長女が22歳のときに〝転機〟が訪れた。

 障害基礎年金を申請すると、過去の分もさかのぼって支給され、約250万円が一気に手に入ったのだ。長女はそれを1年半で使い切り、ここから浪費癖が始まった。

 「自分の金だから、好きなように使う」

 年金を貯金するよう勧めた父親に対して暴れ、高価なパソコン、趣味の絵を描くための道具を買い込んだ。母親名義のカードにはネット通販や有料テレビの視聴料、宝塚歌劇のチケット代、ゲームの課金料金の請求もくるようになった。

 「病気を持ったのは親の責任や」

 こう言って責める長女に両親は何も言えず、「あの子の唯一の楽しみを奪えない」と、浪費癖をいさめられなくなっていた。

攻撃と依存

 大工として家を空けることが多かった父親は70歳すぎにリタイアして自宅に戻ってきた。だが長女が父親を異常に嫌悪し、父親は2階、長女が1階という家庭内別居の状態になった。

 一方、母親への態度も複雑だった。公判で弁護人は長女の母親への振る舞いを「攻撃と依存」と表現した。

 母親は5年ほど前まで勤めに出ていた。長女は何か嫌なことがあると、自宅から母親の職場に「死んでやる」「手首を切る」「薬を飲んだ」と、たびたび電話をかけたりファクスを送りつけたりした。母親はそのたびに帰宅した。

 長女が過ごす1階和室から、母親の姿が見えなくなると「何してんねん」と声を荒らげた。風呂も母親とでなければ入らない。「起きている間はずっと一緒」という生活だった。

 長女の要求に母親が従わないと、長女は手がつけられなくなった。自分の頭を机に50回以上ぶつけ、体をけいれんさせ、最後は過呼吸になった。それが落ち着くとカッターを持ち出し、母親の目の前で手首を切った。

 「何でそんなことするの。お母さんの(体)を切ったら」

 あるとき母親がそう言うと、長女は「その血では落ち着かん」と答えた。

 長女は精神科系のクリニックに通院していた。母親が医師にリストカットや入院の相談をしたこともあったが、実のある返事はなかったらしい。

 同じ疾患の家族会を紹介してもらったものの、他人の癖がうつる長女をその場に連れて行くことがためらわれた。たとえば、はなをすする人を見ると、長女もはなをすするしぐさを始めるのだという。家族会には結局、行かずじまいだった。

「殺すしかなかった」

 「これでわが家も最後かな」。27年8月ごろ、母親は通帳を見て、もう年が越せないと思いつめた。

 一家の月の収入は父親の年金11万円と、長女の障害基礎年金6万円。だが、障害基礎年金は長女が全額自分の趣味に使う。生活費になるはずの年金も、長女の携帯電話料金や好みの食べ物代に消え、毎月の支出は約30万円に上った。赤字分は預金を取り崩す生活だったが、それももう底をつく。

 「一家心中しかない」と母親は、父親にほのめかした。自家用車の車検は11月22日に切れる。外出に車が必須の長女の機嫌を損ねないためには、それまでに心中を実行する必要があった。そして犯行日の18日を迎えたのだった。

 被告人質問で検察側から「殺害せずに済む方法はなかったのか」と問われると、父親は「ないですね」と言い切った。

 母親は夫婦だけの心中だけでなく、長女を道連れにした理由を聞かれ、「あの子は私がいないとどういう風になるか。考えただけでつらいことです」と涙ながらに答えた。

 (後略)

「抄録」なんて書いていてほとんど引用しちゃいましたが、なかなかすさまじいでしょう。このような人間というのはちょっと対応できませんね。わがままで非常識で浪費癖がある。他人だったらそんな人間など付き合わなければいいだけでしょうが、親子ですからねえ。こんな次元まで責任持てないといって親が2人で自殺、心中とまではいかずとも姿をくらましたって、正直法的にはともかく道徳的に批判する気にはなりませんね。精神疾患だから、非難や批判をしてどうこうという元を超えている。これでは、

>子供を殺してください

と親(子どもではありませんが、兄弟姉妹であることもあります)だって言いたくもなります。

それでこちらの本をたまたま私は知って読んでみました。

「子供を殺してください」という親たち

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著者は、こちらのHPによると・・・

>1968年福岡県北九州市に生まれる

1992年専修大学商学部中退 トキワ警備を創業

1996年説得による「精神障害者移送サービス」を創始2001年「子供部屋に入れない親たち」を上梓2002年社名をトキワ精神保健事務所に変更 代表の座をゆずり、「押川剛」個人としての活動をはじめる

北九州市内に若者の自立・更正支援施設「本気塾」を設立

2007年ジャーナリストとして〝ハーレム男〟のその後を追跡。ドキュメンタリーとして放送される。その後も、押川の活動を追ったドキュメンタリーが多数放送される

2013年精神保健福祉法改正をふまえ、新たな業務を立ち上げる

押川剛は、いかなる組織にも属さず、国家資格ももたず、助成金を受けているわけでもありません。
だからこそ、どんな場所、どんな相手であっても、「本当のこと」を、はっきりと言います。
それぞれの専門機関に対して、縦横無尽に動くこともできます。
警察からの依頼で「精神疾患の方への対応について」の講演を行ったり、押川に興味を持った精神科医が業務を
見学に来たりするなど、“メンタルヘルス界の奇才”として、関係各所からの注目を集めてもいます。

とあります。相当奇特な人間ではあるでしょうし、またご当人も相当毀誉褒貶の激しい人間なのかもですが(詳細は知りません)、いずれにせよ本の内容はすさまじいの一言につきました。前半に、著者が対応した精神疾患者の話が出てくるのですが、だいたい上にあげた事例と同じようなものです。非常識極まりない態度、要求、浪費など。

個人的には、このような人たちをどうこうするには精神病院に入れるしかないのではないかと思いますが、今の時代精神病院に長期入院させるのも困難です。だいたい3か月で退院という名で追い出されます。はてはて、そうなったら次はどうすればいいのか、途方に暮れるにもほどがあります。

 読者の皆さまも、よろしければお読みください。あなたの知らない世界を仮想体験できます。

台南(あとちょっぴり台北)紀行(2016年8月)(1)

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8月に台南と台北に行ったので、その旅行記を簡単に書きます。5回予定です。韓国紀行が長すぎたので、涙をのんで短くします。羽田空港にて。ピーチ航空でのチェックインです。

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そろそろ搭乗です。朝日がきれい。

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飛行機に乗ります。ちょうどオリンピックで、吉田沙保里が決勝で負けたところをテレビでやっていました。私は見なかったのですが、周りの雰囲気で「負けたのかな」と思ったら、やっぱりそうでした。

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台北の桃園国際空港に到着します。

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バスで台北駅に到着します。朝ということもあったかもですが、バスの客は私を入れて3人でした。うーん、経営は大丈夫でしょうか? どっちみち近日中に地下鉄が通じるので、バスはお呼びでなくなる可能性が高いのかもですが。

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朝食を食べていないので(LCCだから朝食はありません)、それならというので、中山駅近くの飲茶の店に行きます。熊本支援の意味でしょうか、キャラクターはいろいろなところで見かけました。地球の歩き方の台北編にも出てくる店です。台湾編には未収録の模様。どれも最新版の話。

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おいしくいただきます。中途半端な時間でもお客の多い店です。24時間営業ですから、使い勝手はいいと思います。

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台湾の女性もなかなかきれいです。

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地下鉄に乗って西門駅で降ります。

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こちらの店で、牛肉麺を頂きます。これを食べるために、先ほどの店では食べるのを少し控えたのです、って、そういうことをしているから私は太っているのです。この店は、こちらのサイトでご教示いただきました。このときの旅では、大変このサイトの情報が役に立ちました。

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こちらの方は、麺打ちの名人の模様。

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テーブルにもありますが、最初に金を払って注文します。当方麺だけいただければいいのですが、この店では、おかずも食べるのが礼儀の模様でしたので(実際のところは知りません)、砂肝めいたものを頂きます。

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食べるフロアは2階にあって、この女性が切り盛りしています。

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おいしくいただきます。台湾に行ったら、様々な店の牛肉麺をいただくと非常にいいと思います。

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地下鉄に乗って台北駅に戻り、そこの近くにあるバスターミナルへ行きます。ここから台湾のさまざまなところへバスが走っているわけです。バスタ新宿のようなところです。新幹線ではすでに台南に行っているので、今回は社会勉強の意味合いもふくめてバスで行こうと考えたということです。

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最上階の乗り場へ行きます。けっこう人が多い。

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バスは台南に着きます。なおこのバスは、向かって左側が2列、右側が1列という、韓国のバスによくある仕様でした。2列のバスもあります。それは後日写真をお見せします。

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ガイドブックの地図と、iPhoneで台南駅を目指します。

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こういう風に犬がいたりするのも、台湾ぽいというか、東南アジア系の光景ですかね。

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ようやく台南駅に着きます。Wikipediaによると、1936年にできたとのこと。確かに昔の日本音国鉄の駅の雰囲気があります。

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駅至近の台南大飯店に宿を取ります。今回は、あえてまったく予約をしなかったので、だめなら違うホテルに行くつもりだったのですが、2泊分泊まれました。価格は、予約サイトで前の日以前で確認した価格より安かったので、予約より直接ホテルで話をするほうが安い場合もあるということなのでしょう。ここは、割といい宿です。前回2012年の旅の際も、ここに泊まりました。

それで、レセプションで、前回食べたいと思って食べられなかったレストランの予約を依頼します。明日の夕食は期待できそうです。

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一休みしましたので、それでは台南の街を散策しましょう。

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こちらのホテルが、台南大飯店がいっぱいだった時に泊まろうかと考えたホテルです。

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こういうところは、いかにも台湾です。

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うーん、いいですねえ、こういう雰囲気。

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お、秤の専門店ですか。

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なかなかいいですね。日本にもこういうお店、あるんですかね?

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夜、路上に出たテーブルで食事する、これも暑い国では定番ですね。

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ガイドブックに載っている店です。ここで食事します。

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なかなか人気のある店です。

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まさに究極のオープンキッチンです。この人は日本語が少しできました。日本人観光客が多いのでしょう。

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少し並んでテーブルに着くことができました。牛肉スープとご飯をおいしくいただきます。

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牛肉を、右のたれにつけて食べるわけです。

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なかなか美男美女のカップルです。女の子だけ食べていました。

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 街歩きはこれからです。

(つづく)


台南(あとちょっぴり台北)紀行(2016年8月)(2)

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すみません。この写真加工に失敗して他の写真より大きくなりました。直すのが面倒なので、そのまま収録します。なかなかかわいい犬です。

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正面の女の子、なかなかお行儀良く座っています。

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うーん、なかなかいい雰囲気ですね。この店では食べるに至りませんでしたが、今度来るときに食べてみてもよさそうです。

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てくてく歩きます。

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歯が出てくるのが、日本と感覚の違いを感じます。

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屋台ですが、私こういう屋台初めて見ました。あるいは、そこら中にあるのかもですが、私は初めてです。

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カメラを買い替えたので、夜間撮影にそれなりに強くなりました。

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毒々しいイラストです。

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あんまりこのようなものも、日本では見かけないですよね。

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ガイドブックに載っている食堂に行きます。おまえ1日難色食べるんだよというような(当然の)質問は、却下します。一応断っておくと、さすがに私も、こんな食生活を毎日しているわけでは(当然)ありません。

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これが台南名物(?)の、食パンにシチューを入れる料理です。この店が発祥とのこと。

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ケチャップライス系のチャーハンをいただきます。これはべちょっとしていて、やや私の好みとちがいまいた。下の写真は、また加工を間違えてしましました。ごめんなさい。私が入店した時は誰もいなかったのですが、客はだいぶ出入りが多い店のようです。商売繁盛、結構なことです。

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それで、まだ酒を飲んでいないので、この店で飲むことにします。この店も、昨日の牛肉麺の時に世話になったサイトさんで知りました。ガイドブックに載っているような店ではないので、地図とにらめっこですが、何とか発見できました。

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路上に、テントの屋根でテーブルと椅子を出して営業をしています。ビールは、自分で勝手に冷蔵庫から持ってくるというシステムです。

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こんな感じです。

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つまみは、適当に指さして注文します。そうすると店の人が調理して持ってきてくれるわけです。

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たまご、モツその他をいただきます。

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写真がぶれて恐縮ですが、セクシーな衣装をまとったビールのキャンペーンギャルが、適宜お相手をしてくれます。彼女はタイガービールのギャルでしたが、違うビールを注文した私とも、ちょびっと話をしてくれました。

で、さすがに腹いっぱいになったのでビール1本と上の写真のつまみだけで店を退散することにしたのですが、価格に驚きました。え、と思ったわけです。ぼったくられたのということでなく、130ニュー台湾ドル(NT$、台湾元などとも言います)でした。ここ最近のレートで、1円≒3.2~3.3とすれば、420円くらいじゃないですか。驚かんばかりの安さです。これなら腹を空かせいて、今度(明日はちょっと行けないですから、次回の旅です)はもっといろいろなものにチャレンジしてビールもたっぷり飲んでもよさそうです。いい店を紹介してくれるサイトさんです。

この店に限らず台湾のこの種の店ってこれくらいの価格なんですかね。それなら非常にいいというものです。

店の人と、ビールのキャンペーンギャルに別れを告げて、また街を歩きます。

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台湾は、確かにこのように、日本語の看板がそこかしこに見られます。

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ホテルまで歩いて帰ります。

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このように日帝時代の建物が、ライトアップされています。カメラマンが大勢撮影していました。

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壁のアートもあります。

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工場(こうば、ですよね)というか作業所ですが、街の真ん中にあります。

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日本に留学したのってのは、それなりに箔になるんですかね。

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このようにライトアップされるわけです。

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これはなかなかいい建物です。

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あまりに疲れたので、ケーキと桃のシェークで締めます。

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この店です。結構おしゃれな店でした。それでは今日は、おやすみなさい。

(つづく)

過去の人間だが、安明進が死んだらしい

bogus-simotukareさんの記事を読んでいて、紹介されていた荒木和博のブログ記事を読んで「え」と思いました。

>安明進氏のこと【調査会NEWS2305】(28.9.30)

 詳しい状況が分からないので、あくまでこのような情報があるとだけお伝えしておきます。元北朝鮮工作員で横田めぐみさんら政府認定被害者や古川了子さん、加藤久美子さんら特定失踪者の目撃証言をした安明進氏が既に死亡しているとの情報をソウルで聞きました。

 場所は中国で、時期や死亡の状況は不明だが死亡したことは間違いないとのこと。中国で死亡したという噂は前もありましたが、同じ人に前に聞いたときは分からないとのことでしたから、何らかの形で確認できたのだと思います。

 彼の横田めぐみさん目撃証言は拉致問題の進展に大きな寄与を果たしました。様々な紆余曲折はありましたが、これまで果たしてきた役割は感謝してもし尽くせないものがあります。「しおかぜ」 に妨害電波がかかり始めたのも彼が直接朝鮮語のメッセージで北朝鮮に語りかけたことがきっかけでした。

 詳しい情報が分からない以上、まだ一縷の望みをかけたいとは思いますが、とりあえずそのような情報があったことはお伝えしておく次第です。

安明進が死んだって!?

荒木自身

>詳しい情報が分からない以上、まだ一縷の望みをかけたいとは思いますが

と書いているくらいで、100%確実な話ではないのかもですが、さすがにこんな話でそうそうデタラメなデマを流したりはしないでしょうから、彼の死はほぼ間違いないと荒木は確信しているのでしょうね、きっと。

なお、Wikipediaの記事作成者もこの荒木の記事には注目したようで、早くもこのくだりが追記されています。

Wikipediaによると、安は1968年生まれとあり、月日については記載はありませんが、こちらのサイト(上で荒木が触れている、「しおかぜ」の放送内容の模様)によると安は8月26日生まれとのことですから、誕生日より前かそれ以後の死かわかりませんが、彼は47歳あるいは48歳で亡くなったんですかね。もし彼が、2016年になって亡くなったのだったら。

そうするとずいぶん若い死ですね。彼の死因もわかりません。白血病とか脳腫瘍とかの、本人の節制とかと関係ない病での死か、それともアルコール依存症とかによる死なのか(中川昭一とかみたいな)、あるいは事故死か変死か、何らかの事件に巻き込まれたのか。

安は、北朝鮮にとっては、裏切り者兼お尋ね者でしょうから、なんで中国に渡航したのかという疑問も生じます。韓国よりは、中国にいるほうが安の身辺もやばいでしょうに。一時的滞在か(観光旅行をする余裕は彼にはないでしょうが)ある程度の長期滞在か、それとも永住も視野に入れた滞在なのかもわかりませんが、どうもなあという気はします。

たぶんですが、安は韓国にすでに居場所がなかったんじゃないんですかね。上の記事で荒木は触れていませんが、安は2007年に覚せい剤関係で逮捕され、1審で実刑判決、2審で減刑され執行猶予判決をもらい、その後日本の関係者とも連絡を絶ったようです。上にもあるように、荒木和博とも連絡を取ってなかったようですから、たぶんほとんど忘れられた、過去の人間となっていたのでしょう。Wikipediaによると、

>中国で協力者から入手した北朝鮮製覚醒剤を韓国国内で密売

だそうですから、あるいは中国への入国もその絡みである可能性もありそうです。いずれにせよご当人、経済的にも人間関係も、その他さまざまな側面が、ほとんどどうしようもない状況にあったんじゃないんですかね。まともな暮らしをしていたら、同じ死ぬにしてももう少しまともな状況で死ねるでしょう。

安のWikipedia記事にも指摘があるように、安の証言には疑問符も多くつけられています。荒木は上で

>彼の横田めぐみさん目撃証言は拉致問題の進展に大きな寄与を果たしました。様々な紆余曲折はありましたが、これまで果たしてきた役割は感謝してもし尽くせないものがあります。「しおかぜ」 に妨害電波がかかり始めたのも彼が直接朝鮮語のメッセージで北朝鮮に語りかけたことがきっかけでした。

と書いていますが、いろいろ問題点も指摘されています。正直シャブ以外にも、彼の悪評は少なくないのです。

それで私が思い出したことがあります。今年書いた記事に引用した、産経新聞の記事で紹介されたエピソードです。

産経新聞は、拉致被害者の自衛隊による救出はできないと書いていたじゃないか

>2016.3.12 13:00

【北朝鮮拉致】自衛隊は拉致被害者を救出できないのか? ドイツの事例を参考に元自衛官らが訴える「奪還シナリオ」の必要性

(前略)

実現しなかった拉致被害者救出作戦

 シンポジウムでは、民間による拉致被害者救出が過去に検討されたことがあったことも明かされた。

 昭和53年8月に北朝鮮に連れ去られた増元るみ子さん(62)=拉致当時(24)=の弟、照明さん(60)は平成14年終わりごろ、るみ子さんと、るみ子さんと一緒に拉致された市川修一さん(61)=拉致当時(23)=救出作戦の実施を提案されたという。

 照明さんによると、作戦を提案したのは、元北朝鮮工作員の安明進(アンミョンジン)氏。「現在でも増元るみ子さんと市川修一さんの所在地がある程度わかる。連れ出せるはずだという相談があった」という。

 しかし、るみ子さんと市川さんの2人を同時に救出するのは困難だという見通しを伝えられ、「どちらか一人残されたほうはどうなるのだろうという危惧があったのでプロジェクトを断らざるをえなかった」と振り返った。

(後略)

一読してまったくもって現実性がない話だと思いますけどね。私には、単なる詐欺話にしか思えません。記事にはそう書いてありませんが、増元氏も「あてにならん」と判断してこの話を断ったんじゃないんですかね。いや、ご当人が「そうではない」と言えばそれまでですけど。

この話は2002年の終わりごろというから、小泉訪朝があってから間もなくですよね。こんな話を持ち出すこと自体、安はこの時点で相当やばい状態にあったのかもしれませんね。いずれにせよ、覚せい剤の事件のあと日本のマスコミも安とは接触しなくなった(安から避けた?)ようですから、つまりはすでに過去の人間ということです。

いずれにせよ安は、韓国からも、そしてたぶん日本からも見捨てられたんでしょうね。それは安の不徳の致すところというもので仕方ないことでしょうが、いろんな点で踊らされた人間だったと思います。その末路は、なんとも哀れです。

以上、bogus-simotukareさん、および安死亡の記事を書いた荒木和博氏(感謝の文章ですので、敬称をつけます)に感謝を申し上げます。

マクドナルドのリバイバル商品と季節商品をいただく

ミャンマーに行った際、成田駅近くのマクドナルドへ行って、「満月チーズ月見」を食べました。これは月見バーガー、チーズ月見をパワーアップした商品で、こちらによると

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>満月のように丸いふんわりとしたバンズを使用した、リッチな味わいの「満月チーズ月見」が新登場。100%ビーフパティの上にとろけるコクのあるチェダーチーズ、ぷるぷるたまご、グリルしたジューシーなベリーハムを重ね、バター風味と生クリームの香り豊かなふわふわスチームバンズでサンドしました。甘みのあるバンズに、ベリーハムの旨味のある塩気、クリーミーなトマト風味のオーロラソースが絶妙にマッチした、新しい味わいの「満月チーズ月見」をお楽しみください。

だそうです。それを食べて、そういえば、ここのマクドナルドで食べるときは、月見バーガーの宣伝をしているなあと思いました。9月は休みの多い月で、私としては旅行に行きやすいので、成田へ行く機会が多い。9月に発売される月見バーガーが印象に残ったということなのかと思います。

9月、月といえば、昨年ダブリンで見た月は、「すごい!」というものでしたが、まだ記事で紹介するに至っておりません。いずれは写真をお見せするので、乞うご期待。しかしいつになるのか・・・。

それはともかく、こんな記事が流れました。

>マック日本1号店から45年、テキサスバーガー復活へ

TBS系(JNN) 9月28日(水)12時45分配信
 日本マクドナルドは今年、日本の1号店をオープンさせてから45周年を迎えた記念として、かつてヒットしたメニューを復活販売させると発表しました。

 「日本マクドナルドは今年で45周年を迎えました」(日本マクドナルド サラ・カサノバ社長)

 銀座に1号店をオープンしてから今年で45周年を迎えた日本マクドナルド。記念に復活させるのは「テキサスバーガー」です。2010年に発売され、期間限定商品としては過去最大級のヒット商品となりました。

 他にも多くの限定商品を発売してきたマクドナルド。こちらは、なんと「カレー」。1992年に期間限定の商品として販売し、売れ行きは好調だったということです。他にもご飯モノでは弁当を販売していたこともありました。

 2年前に発生した期限切れ鶏肉問題などで、いったん消費者が離れたマクドナルドですが、今年に入ってからは期間限定商品のヒットもあり、業績は回復の兆しを見せています。今後は「期間限定のキャンペーンなどで業績の回復を急ぎたい」としています。(28日14:34)
最終更新:9月28日(水)20時7分

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こちらの宣伝では、

>ジューシーでボリュームたっぷりの1/4ポンドビーフパティ(通常のビーフパティの約2.5倍)と、サクッと揚げた歯ざわりの良いフライドオニオン、チーズ、旨みたっぷりのベーコンを使用しています。生地を一つ一つ丁寧に手で丸め、色よく焼き上げた特製3段バンズは、もちもちとした食感で非常に食べ応えがあります。さらに、本場のケイジャンソースを参考に開発したスパイシーなバーベキューソースと、ピリッとした粒マスタードレリッシュの2種類のソースが100%ビーフのおいしさを引き立てます。

だそうです。そういえばこれは、ずいぶん昔食べた記憶があります、と思ったのですが、上の記事によると2010年ですね。もっと前だと思った。

それで本来でしたら、10月5日からの販売なのですが、日本の67店舗(つまり、原則1県1店舗の販売です。東京は11店舗、愛知が6店舗、大阪が6店舗)のみが先行発売をします。

で、9月29日木曜日、仕事帰りにたまたま私の入った店が、その67店舗のうちの一つにあたっていたので、さっそく注文してみました。以下写真を。

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味はまあまあですかね。食べ甲斐はありました。

ではついでに、満月チーズ月見の写真を。一緒に注文しました。

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 個人的には、こちらのほうがいいかな(笑)。

5日から、日本中のマクドナルドで販売されるとのことですので、興味のある方はお召し上がりください。

「シベールの日曜日」の主演子役パトリシア・ゴッジなど関係者のインタビュー動画をご紹介

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このブログで、映画「シベールの日曜日」とその主演の子役パトリシア・ゴッジについての記事を発表したことがあります。

ついに『かもめの城』がDVD発売される

パトリシア・ゴッジのその後(あと、コメント欄復活)

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彼女は、20代前半で演技の世界から身を引いています。1950年生まれとのことですので、すでに60代半ばの年齢です。下の記事では、2010年の彼女の姿を(小さい写真ですが)ご紹介することができました。「シベールの日曜日」の撮影現場を監督のセルジュ・ブールギニョンと再訪するというフランスのテレビ番組の企画での姿だったようですね。池のあたりをまわったようです。

ということは、彼女は連絡が取れない状態ではないということなのでしょうが、その後特に彼女について調査もしなかったのですが、過日コメント欄で、ゴッジとハーディ・クリューガー、ブールギニョン監督のインタビュー動画があることをご教示いただいたのです。それを知った時、「え!」と思い、さっそく見てみたわけです。フランス語のインタビューでしたら、私の手に負えませんが、英語のインタビューですし、また外国語としての英語を用いたインタビューでしたので、私のように英語に弱い人間でもなんとか理解できました。

Patricia Gozzi Interview Sundays & Cybele

動画がアップロードされたのが2016年になってからですから、いつの撮影かはわかりませんけど、そんなに以前でもなさそうです。これは非常に貴重なインタビューということになりそうです。

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それでは、ハーディ・クリューガーの動画を。

Hardy Kruger Interview Sundays & Cybele

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ブールギニョン監督の動画です。

serge bourguignon sundays and cybele interview

ぜひぜひご覧になってください。非常に貴重だと思います。

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それにしても1962年制作の映画ですから、みなさんさすがにお年を召されていますね・・・。ブールギニョン監督とクリューガーは、2人とも1928年生まれです。

鳩を飼うというのも難しい時代のようだ

おもしろい記事を見つけました(魚拓)。

>2016/10/3 16:00神戸新聞NEXT

ハトレース、高齢化で先細り 「肩身狭い」趣味に

 秋は、知る人ぞ知る「ハトレース」の季節。兵庫県内でも今月、「日本鳩レース協会」の地区連盟が4レースを開催し、200~400キロ先から鳩舎(きゅうしゃ)に戻るまでの時間を競う。半世紀ほど前の飼育ブームの名残から現在も県内で100人超の愛好家がいるが、高齢化が進み、競技の先細りが顕著になっている。(小川 晶)

 「馬主や厩務(きゅうむ)員、調教師の役割を一人で全部体験できるところですかね」。競馬を引き合いに坂口好範(よしのり)さん(65)=兵庫県稲美町=がハトレースの魅力を語る。

 (中略)

 ただ、レースは過酷だ。愛情を込めて育て、飛行距離を少しずつ延ばす訓練を重ねても、はぐれたり、タカなどに襲われたりする。坂口さんが所属する同協会が昨年5月に催した北海道・長万部発の千キロレースでゴールした県内のハトは、253羽のうち13羽だけだった。

 同協会事務局の宮川幸雄さん(72)によると、1970年代の漫画「レース鳩0777(アラシ)」によるブームで、最盛期は約3万人の会員がいたという。だが、ふん害などに対する風当たりが強まり、鳩舎の確保が難しくなると競技離れが進んだ。現在は全国で約1万人、兵庫県内の会員もこの20年で40人ほど減って約120人となった。

 「会員の高齢化や費用、世話の負担も大きく、裾野を広げる手だてがなかなか見当たらない」と宮川さん。同協会が秋に開催する小中高生対象のレースは2012~15年、参加者不足などで競技が成立していない。

 (中略)

 一方、今春の定年退職を機に、高校生以来となる飼育を再開した神戸市の60代男性は、家族やレース関係者らごく一部にしか明かしていない。「飼っているだけで苦情が来る時代。人目を気にしないといけない趣味になってしまったのが残念」とこぼす。

 【ハトレース】 帰巣本能が特に優れているハトの特長を生かし、軍隊や新聞社などが活用していた伝書バトが起源。戦後、通信機能の発達で姿を消す中で、愛好家らにより競技として成立した。日本では会員数最大の「日本鳩レース協会」(東京)と「日本伝書鳩協会」(同)の2団体が、気候のいい春と秋に各地域でそれぞれレースを開催。ハトの脚に着けたICチップで鳩舎に戻るまでの時間を計り、速さを競う。

別に私、現代日本における鳩の飼育事情なんかに何の知識もないですが、

>高齢化が進み、競技の先細りが顕著になっている。

というのは、「まあそうだろうな」という気がしますね。上にもあるように、それなりの金がかかるし、また記事にもありますが、競馬の馬主や調教師や厩務員は金になりますが、レース鳩とかそこまでいかずとも伝書鳩を飼うというのは、純粋に金がかかるばかりですからね。強い鳩のブリーダーになって、国内、あるいは海外の愛鳩家もしくは投資家に売ることができれば金になるでしょうが、なかなかそれも難しい。

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記事中

>1970年代の漫画「レース鳩0777(アラシ)」によるブーム

とありますが、これは好きものにはわりと知られた漫画です。Wikipediaによると、1978年から80年にかけて連載されたとのことで、とするとその当時高校生から中学生くらいの年齢の人が、だいたい1960年~1967年生まれということになりますから、50代くらいのわけです。そういう人たちがまた鳩を飼いだすということも、関係者は期待しているのかもですね。

そういえば、大島渚監督のデビュー作「愛と希望の街」は、もともと「鳩を売る少年」という題名でした。この映画では、伝書鳩が映画のポイントになりますが、考えてみればこの映画が製作された1959年当時は、貧しい少年が鳩を売る、というのが設定として成り立っていたということなのかもしれませんね。

ところでこの記事を読んでいて、あれ、そういえば鳩に関する本を私前買ったなあと思い出しました。

三億円事件と伝書鳩 1968~69

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>内容紹介

60年代後半ほど、伝書鳩のレースが盛んだった時代はない。
1999年初頭、自分が3億円事件の「白バイ男」だと名乗り出て世間を騒がせた男
と、彼によって共犯者だと名指しされた男もまた、当時、伝書鳩のレースに夢中
になっていた。そして、あるとき彼らは、その「伝書鳩による錬金術」を思いつ
く。3億円事件と前後する1年の間に、彼らはその錬金術によって、現在の貨幣価
値にして2億円近くを荒稼ぎする事になる。なぜ、そんな事が可能であったの
か。「1968-69という時代」が荷担していたに違いない。
学生運動の盛んな大学にも愛鳩家サークルが存在し、三越デパートでも伝書鳩を
売っていた時代...。本著は、彼らの起こしたという「3億円事伝」と、その「伝
書鳩による錬金術」の謎に迫るノンフィクションである。

自分で買っておいてこんなことを書くのもどうかですが、なかなか面白そうな本じゃないですか。しかしまだ読んでいません(笑)。こんな本買ったのも忘れていましたが、今度旅に出るときにでも旅先にもっていって読んでみます。2006年発売ですから、ずいぶん昔の本です。

いずれにせよ、鳩を飼うというのは、いまの日本では相当に贅沢な趣味だということになるのでしょうね。それで思い出しましたが、私が免許を取った時、その教習所(すでに廃業しています)の教官じゃなくて指導員の人で、鳩を飼っている人がいたという話を聞いたことがあります。彼からそんな話聞いておいてもよかったな。案外金持ちの人だったのかもしれません。

以上、今日もよくわからない記事ですが、また明日の更新をお楽しみに。

アマンダ・ラングレ 2016年のインタビュー(1)

前にも書きましたように、今年エリック・ロメールの映画が8本特集上映されまして、そのパンフレット的役割の冊子が発売されています。「CINEMA VALERIA Vol.2」です。

それでその冊子に、ロメール映画の常連女優、というより、たぶんそれ以外ではこれといった活躍ができなかったと思われるアマンダ・ラングレの、2016年のインタビューが収録されていました。フランスの媒体で発表されたものの翻訳でなく、この特集のためにインタビューされたものですので、内容も日本人向けになっています。なかなか他では読むのが難しいかと思いますので、ロメール特集も終了したようですから、私が採録します。 ()の中の文言も、原文のままです。

 アマンダ・ラングレ 特別インタビュー 

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AL 日本でエリック・ロメールの特集上映があると知って、飛び上がったわ!「ようやく日本に行ける!」と思ったんですもの。私は学生時代、民俗学を専攻していて、とりわけ日本を研究していたの。まるで『夏物語』のヒロインのようにね。子どもの頃から日本に憧れをもっていたのよ。

―ロメール逝去後、数年を経ても、あらたなファンが増え続けています。また、ロメールはフランスの映画作家だけではなく、世界中の若い世代の映画人に影響を与えています。そのことを、どのように捉えられておられますか?

AL 例えば『海辺のポーリーヌ』は私の世代にすごく影響を与えたと思うわ。なぜだか理由は分からないのだけど。フランスよりも海外の方で受けたんじゃないかしら。なぜなら、とてもフランス的だったから。

―ロメールの作品群でも、『海辺のポーリーヌ』はとりわけ人気があります。本作は日本で初めて紹介されたロメールの作品でもありますし、「喜劇と格言劇」シリーズは、映画シナリオの抜粋が語学の教材として使われていたこともあるほどです。(★駿河台出版社から刊行された)

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AL 俳優としては多くの役柄に挑戦できなかったことは残念だけど、映画史に名を遺す作品に出演できて誇りに思うわ。最近、友人に「国際的なスターになってみたかったわ」と言って天を仰いだら、彼は「ポーリーヌは国際的に知られたスターだよ」というのよ(笑)。ロメールは、ただ単純に”女優を撮る”のではなく、生身の人間として私たちをよく知ったうえでシナリオを練り上げていった。私は『海辺のポーリーヌ』と『夏物語』という素晴らしい2本に巡り合えたの。

―「ロメリエンヌ」(ロメール娘)という言葉があるくらい、ロメール映画は女性によって支えられ、その魅力を発揮しています。一方、彼女たちは「ロメール女優」という―いい意味でも悪い意味でも―レッテルを貼られてしまう傾向にあります。

AL マリー・リヴィエールも同じことを言っているわ。ロメール女優とはいっても、私たちは全く違う。私たちを結び付けているのはロメールという人物で、彼は私たちの中に共通点を見いだしているのかもしれないけれど、私には全く分からないわ。それよりも、マリー(リヴィエール)、アリエル(ドンバール)ロゼットベアトリス(ロマン)達と個々の人間関係を紡ぎ、長年にわたって友好関係を築いてきたと思っているわ。そして何年後か、時には十数年ぶりに、また彼の映画に出演する。私たちは、ロメールがなくなってからも、交流を持ち続けているの。

とりわけ私が頻繁に連絡を取っているのはロゼットで、昨夜は彼女と食事を共にし、彼女の家に泊まったの。私は地方で暮らしているから、パリで仕事やランデヴーがあるときは、よく彼女のお宅にお邪魔するの。私たち、ロメールが亡くなったときは、もっと親密に会っていたけれど、人生はずっと同じ場所に留まってはいられない。でもロメールを通して幾つかの本物の友情を得られたわ。

―そもそも、女優になられたきっかけは何だったのでしょうか? 俳優一家のご出身ですか?

AL いいえ。完全なる偶然なの。知人に勧められて、当時ビュットショーモンにあった芸能プロダクションに写真を送ったわ。そこで私の写真を見つけたロメールから一本の電話が入ったのが、ことの始まりよ。

―アンドレ・S・ラバルトがロメールを捉えたドキュメンタリー「われらの時代のシネアスト」にありましたが、あなたの配役をロメールは躊躇しなかったのですね。

AL 実際はそうだったのかもしれないけど、私には何も言わなかったのよ。役が私に決まるまで何カ月も待ったの。

―ロメールの第一印象を教えてください。あなたより40歳以上も年上の方です。

AL 初めてのランデヴーの時、私は時間より30分も早く着いてしまったの。約束よりも早く到着してしまうのは失礼だから、最寄りのバス停で時間を潰していたの。そうしたらロメールが買い物をするために降りてきて、通りの向かいから私を何度もみてきたんです。内心「いったい、このムッシューは何者!?」と思っていたわ。ロメールは私を写真で見ているから知っているけど、私は彼に気付かなかったの。その後、彼が私の所にやってきて、お互い自己紹介をしたの。16区ピエール・プルミエ・ドゥ・セルビ通りにある彼の事務所では、その後、いつも際限なくお喋りに高じたわ。ロメールは私よりもずっと年上だというのに、私を一人前の人間として接し、同じ目線で話を聞いてくれる。14歳の中学生だった私は、それが何よりも誇らしかったわ。

―『海辺のポーリーヌ』のシナリオはどのような感じでしたか? すでに緻密に書き込まれたシナリオが準備されていたのか、現場で書かれていく状況だったのでしょうか?

AL どちらとも言えるわ。まず、あのシナリオは70年代に書かれていたの。ポーリーヌの従姉のマリオン役はブリジット・バルドーが演じる予定で執筆されたと聞いたわ(実際にはアリエル・ドンバールが演じた)。シナリオの本水は残したままで、彼は私たちと会話する中で肉づけしていったの。『夏物語』の場合は、私が配役された時、既にシナリオは準備されていた。たった一つ、私がシニシアティヴを撮ったのは、演じる役の名前をつけることだったわ。マルゴという名前を選んだのは私なのよ。

―マルゴはあなたのように民俗学を研究する学生でしたね。

AL ロメールが私のことを念頭において、あのシナリオを書いたのかは分からないけれど、あの登場人物が民俗学を専攻していることは、シナリオにあったわ。この役をオファーされた時は、ちょうどレ・フィルム・デュ・ロザンジュ(1962年、ロメールとバーベット・シュローダーによって創立された映画製作・配給会社)の30周年のパーティがあったの。仲良しのロゼットに「絶対いらっしゃい! きっとあなたにとっていいことがあるから」と誘われて。そうしたらロメールに「また私の作品に出ることに興味はありますか?」と聞かれたの。彼は私が民俗学を勉強していたことは知っていいたけど、私を念頭においてシナリオを書いたのかはさっぱり分からないわ。

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(つづく)

なお3枚目の写真は、撮影中のものとのこと。また、語学学習本を、私は2冊持っています(笑)。

台南(あとちょっぴり台北)紀行(2016年8月)(3)

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レストランで朝食を食べます。

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花もなかなかきれいです。同じことを何回も書きますと、花につい注目してしまう私。

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彼女は少数民族かもですね。台湾では、たまに彼女のような強い顔の人がいます。バスに乗って、観光に出かけるわけです。

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定番の安平古堡へ行きます。しかし日差しが強すぎて、帽子がないとやってられません。

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一番上の帽子を買います。写真にあるようにNT$100です。

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台湾の人は、他の国と同様日焼けを嫌がる人が多いので、彼女のようなタンクトップを着ている人はあまりいないように思います。

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いろいろな店が出店しています。

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安平古堡に入り、ソフトクリームをいただきます。こんなものでも食べないとやっていられません。

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まんなかやや左側にあるスタンプを旅ノートに押しました。昔の私は、このようなものを馬鹿にしていましたが、最近は押すこともあります。

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鄭成功の像です。彼は台湾の英雄です。母親は日本人です。

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この旅行唯一の写真を撮ります。帽子が、小さくてわかりにくいでしょうが、上の写真に載っていたものです。

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このあたりは中国系の建物です。

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徳記洋行という英国貿易会社跡へ行ってみます。

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なかなか美しい白人女性がいました。話している言語は、たぶん北欧系だったかな。ドイツ語ではなかった模様。上から10枚目にも映っていましたね。

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こんなものも同じ敷地にあります。

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鯉ですかね

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水車を回して電気を起こすという趣旨ですかね。

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また歩きます。

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まだ食事をしていないので、ガイドブックに書いている店をあたります。

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牡蠣をモチーフにしています。

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わりと込んでいる店です。

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これもガイドブックにあった店で麺を食べます。

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これもわりとおいしかったと思います。

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店先にある伝票に、自分でチェックを入れて注文するという店です。中国系の国々ではちょいちょいあるシステムです。

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さらに街を歩くと、磯の香りがしました。

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牡蠣をむく作業場でした。

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違うところにもありました。このあたりは牡蠣が名物です。

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バスに乗ってホテルに戻ります。少し休養して、また夜に出撃するつもり。

(つづく)


台南(あとちょっぴり台北)紀行(2016年8月)(4)

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頼んでおいたシャツのクリーニングができていました。私は原則服は3セット(着ているもののほかに着替え2セット)持っていきます。

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夕食を食べに行きます。昨日予約しておいた店です。

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なかなかいい写真かも。

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阿霞飯店という店です。蒋介石ほか要人も訪れたというなかなか有名な店です。前回予約なしで行ったら不可だったので、今回は予約したわけです。

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カニのおこわが自慢の店なので、カニのでかい置物がありました。

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やはりビールは、最大限地元のものを飲むに限ります。

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カニのおこわと―

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エビのチリソースをいただきます。かなり甘い味でした。

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これは無料(?)でついてきました。

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満足して店を出ます。カニのマークが、この店らしいと思います。行かれるのなら、かならず予約をしてください。なお店には、日本語もできる人もいました。

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ホテルにもどる道すがら、いろいろな店を覗きます。

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なかなか繁盛していそうな店です。もっとも週末の夜に込んでいなければ困ります。

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写真は、ばしっとすっとばして、ここは台南駅前のバスターミナル。これから、台南でもっともにぎわうという話の夜市である花園夜市です。ここは、木、土、日に営業する夜市です。

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バスに乗って向かいます。ゲーム屋台もあります。マージャンですかね。

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子どものころから連れられて、こういう夜市大好き人間になるのでしょう。

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上に同じ文章。

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やはり夜市は食事が一番、ですかね。

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規模の大きさはわかっていただけると思います。

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お好み焼きですかね? 作っている人は、なんか私の普段着みたいな服を着ています。

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ゲーム場の規模もでかい。

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ゲームのディーラーは、彼女のようなレベルの高い女性が多いですね。容姿優先で採用しているのでしょう。

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ラベルでも打っているんですかね?

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空気銃も撃てます。

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食事をする気はしませんが、ソフトクリームをいただきます。

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バーナーで焦げ目をつけます。

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イカも調理します。

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屋台の人も、ちょっと一休みですかね。

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やはり熊本支援ですかね。

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スマートフォンの光で、顔が白くなっちゃってちょっとこわく感じました。きれいな女の子ですけどね。

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たまには、白人もいます。地元の人かもね。

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書類か売り上げの整理ですかね。

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ね、すごい規模でしょ。私も歩き回って正直疲れました。

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このようなすらりとした女性が、ゲームのディーラーとして多いと思ったのですが、向こうにいる女性たちは必ずしもそうでもないですね。私の女性の好みが一発でわかっちゃいます。

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バスに乗って駅に戻ります。右側の写真のあなた、いやそうな顔をしていて写真をブログに載せてごめんね。なお、中国本土の人と比べて、台湾の人はわりと写真には鷹揚です。まあこれもいつまでそうなのかはわからないけどね。

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台北前のバス停近くで、バイカーに犬が近づいてきたので頭を撫でてあげていました。バイクのナンバーは、「台湾省」ですね。正直ネコはまだしも狂犬病は怖い。

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あまりに暑いので、昨日寄った店でピーチのシェイクを2つ頼んで飲んでしまいました。

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わかりにくいかもですが、もう午後11時を回っています。今日のところはお休みなさい。自分で言うのもなんですが、楽しい1日でした。また夜の台南を楽しまなければな。

(つづく)

 

台南(あとちょっぴり台北)紀行(2016年8月)(5)

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楽しい台湾旅行も今日で終わりです。ホテルをチェックアウトします。駅前になかなかの美少女たちの集団がいましたが、マスクをしているのが残念。日本では、花粉症の季節でもなければ女の子が集団でマスクをしていることはないと思いますが(欧米は、マスクというのは、ずばり伝染病罹患者です)、中国とかでは大気汚染のせいか、マスクをしている人はいます。台南も大気汚染ですかね?

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鉄道の在来線で帰ろうかとも思ったのですが、結局バスにしました。ちょうど女子バレーボールの決勝セルビア対中国をテレビ中継していました。

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わりと高級なバスにしてみます。行きと同じ会社です。

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バスのチケットです。

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2列ですから、ぜいたくな仕様であることはご理解いただけると思います。

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途中寝ていたら、台北駅が近づいてきました。小さく見える赤い屋根の建物が台北駅です。

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バスターミナルにつきます。ターミナルにいたなかなかきれいな女の子です。

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台北駅に行くと、あーらなんだか災害時の体育館みたいです。で、頭にヴェールをしている人が多いことに気付きます。

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彼女も私好みの女の子です。カップルだろうがばしばし写真を撮る私。

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外に出ると、なんだか妙な集会をしていました。なんだと思ってみてみると、なんとムスリム女性の集会です。

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演説しているのは男性ですが、聴衆はすべて女性だったようです。このようなものが、台北駅の前で行われているのだから、たしかに時代は変わったのかなと思います。

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女の子同士で写真を撮っていました。

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台北駅近くにある郵便局です。中央郵便局というのは、世界的に見て由緒のある建物であることが多いようです。

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なんだか奇妙な印象のある建物です。

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また牛肉麺を食べるつもりです。こういうあたりは、台北らしからぬ雰囲気です。

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以上2つの店は、もともと兄弟で経営していたらしいのですが、ケンカして一方が近隣に店を移したとのこと。別にどっちでもいいのですが、上の写真の店に行ってみます。

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店内の棚に、麺がおいてありました。

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おいしくいただきます。少し近くのベンチで休んで、台北駅にもどります。

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途中の店に靴屋があって、路上にミシンまでありました。

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サンダル屋ですかね。台北駅のすぐ近くに、台湾でこのような店があるのは正直驚き。

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写真関係の店舗が固まっているエリアです。

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大勢の人(ほとんど若者ですが)が座っています。こういうあたりは、台湾独自の文化なんですかね。他国では、台北駅の中もそうですが、ここまで堂々と座っている光景はあまり見かけません。

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スターバックスで一休みします。もう1つ行きたいところがありましたが、まあ次の機会でいいと考えてやめます。

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バスに乗って空港に着きます。礼拝をしているイスラム教徒(たぶん)がいました。

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最後の晩餐として、空港内の食堂で定食をいただきます。

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ピーチでチェックインします。なお台湾のピーチは、チェックイン業務等を、エバー航空に委託しているようですね。ピーチ航空の筆頭株主はANAで、ANAとエバー航空はコードシェアをしたりと関係が深いわけです。スターアライアンスだしね。

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台湾の選手ですね。福原愛ではありません。

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このようにグリーンの制服を着ているわけです。そういうわけで今回の旅行記はこれで終わりです。もっとゆっくり、長い旅行記を書きたいのですが、現状不可能です。ごめんなさい。

香港へ、1年半弱ぶりくらいに行く

今月中に香港に行きます。最初はまともなホテルに泊まって、2泊目はまた重慶大廈のゲストハウスにでも泊まろうかと考えていますが、どうするかは未定です。

本来なら香港だけに特化する旅をしたほうがいいのですが、私は貧乏性なので、今回も多分マカオか中国本土に行こうかと考えます。記事にするかは未定です。

アマンダ・ラングレ 2016年のインタビュー(2)

―『海辺のポーリーヌ』の後、あなたは普通のリセエンヌに戻られたのですか?

AL そう。とても楽しい学生生活を送ったわ。女優としての道を模索する人生とは違う、人生の楽しみに方ね。当時はTVに出演したり、メディアに顔を出す必要はなかったですから騒がれたことはない。でも、一度だけ仰天したことがあるの。当時、パリの西郊外ナンテールという町に住んでいて、パリから自宅に戻るときはいつもシャンゼリゼ通りを通っていた。ある日、シャンゼリゼ通りの全てのキオスクに『海辺のポーリーヌ』のポスターが貼られていたのよ。その衝撃といったら! 今でも瞼に焼き付いている光景だわ。

―その後、93年の『夏物語』までの10年間は何をされていましたか?

AL 高校を終えてバカレロア(大学入学資格)に受かって大学に進学したの。ロメールにとって最も大切なのは、ちゃんと教育を受けることでもある。私が絶対落ちこぼれないようにと、『海辺のポーリーヌ』は夏のヴァカンスの時期に合わせて撮影が行われたわ。ヴァカンス映画といっても、時期をずらして撮影することもできたはず。だけど、何があっても私の成績が下がらないことを優先して考えてくれた。私は大学で民俗学の学士号を習得(採録者注・「取得」のほうが妥当ですかね?)した後、演劇のクラスに通ったの。その後、小さな仕事を続けた後、『夏物語』い出演したわ。その直後、妊娠して出産したのよ。『三重スパイ』で小さな女の子が登場するけど、彼女は私の実の娘なのよ。私は30年間の間に10年の時間を置いて、3本のロメール映画に出演できた。とても幸運なことだと思っているわ。

―『海辺のポーリーヌ』のポーリーヌと『夏物語』のマルゴは、とても似たキャラクターのように感じます。

AL 時々、言われるわ。ポーリーヌの成長した姿がマルゴだって。二つの役はまったく異なるけれど、私が演じるということだけに共通点がある。二つの役には、私のクセや特徴、パーソナリティーが入っているから、確かに役も私も成長したのかもしれません。

―ブルターニュ地方やノルマンディー地方の青い海…。あなたはこれらの地方をよくご存じなのですか?

AL いいえ。私は南部の出身で、休み後にヴァカンスを過ごしたのは、ミディ・ピレネーなど南仏ばかり。ロメールのおかげで、ブルターニュやノルマンディーを知ったわ。

―ロメールはパリだけではなく、パリ郊外、フランスの地方をいきいきと取りました。なぜ「ロメール映画で巡るフランス旅行」のガイドブックが存在しないのでしょう。

AL 本当にそうね。私の友人でも、ロメールのヴァカンス映画を参考に旅をした人がいるわ。『海辺のポーリーヌ』のロケ地ジュルヴィル(Jullouville)の海岸も家も、今でも同じたたずまいで残っているのよ。あの家は海岸から歩いて数分の処にあるの。海岸には、同じ目印の看板があるから、そこを曲がれば一寸先に家があるの。あの家はロメールのアシスタントの家族の持ち家で、撮影のために貸してくれたの。

―ロメールで巡るフランス旅行といえば、『夏物語』のクレープ屋さんは見つけられませんでした。

AL それは当然よ! アパートをクレープリーに改造したのだから! でも私たち3人の女性とメルヴィル・プポーが歩いた道は残っているわ。ロメール映画にまつわる”野外での宝探しゲーム”を考案しなきゃね(笑)。

―ロメールのご家族は生前からご存知でしたか?

AL いいえ。初めてお会いしたのはお葬式の日でした。その後、オマージュがある度に、彼の息子さんや義理のお嫁さん、お孫さんや奥様にお会いする機会があったわ。数年前、ロメールの生まれ故郷コレール県チュールでメディアテークの開幕式があったの。そこでロメールの実のご家族や映画のファミリーと、時をあらたに過ごしたの。不思議なことに、彼の生前は家族と彼の映画は断絶されていたけれど、いまは結びつきが生まれている。二人の息子さんの長男ドニ・シェレールはジャーナリストで、次男ローラン・シェレールは父のように教員でもあり、ロメール作品の権利を扱うエリック・ロメール・カンパニー(CER)を引き継いだの。

―それではあなたの近況を教えてください。

AL 残念ながら演劇や映画はしていないけれど、定期的に朗読会を行っています。ずっと役者を続けたかったら、あるグループに所属しなければいけないでしょう。私は田舎に住んでいるから、隔離されているのは事実だけど、でも、これは私の選択よ。二人の子供がいて、長女は20歳、下の息子は10歳。子供を持ったのも私の選択なのよ。息子の学校では紙芝居をしたり、影絵をしたり、校内行事に積極的に携わっているの。ある日息子に「ママは何の仕事をしているの?」と聞かれて「何だと思う?」と問い返したら、「物語を語る人だよ」という言葉が返ってきたわ(笑)「物語人」、素敵な言葉でしょう?

 (つづく)

「おいおい」という話

すみません、今日はアマンダ・ラングレのインタビュー記事の採録の最終回の予定だったのですが、至急更新したいネタがあったので、その関係の記事にします。

将棋界でちょっと問題が生じました。記事を。

>スマホの将棋ソフト使い不正か 三浦九段「ぬれぎぬ」

朝日新聞デジタル 10月12日(水)19時49分配信

スマホの将棋ソフト使い不正か 三浦九段「ぬれぎぬ」

 日本将棋連盟は12日、15日に開幕する第29期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)で、挑戦者の三浦弘行九段(42)が出場しないことになったと発表した。対局中、スマートフォンなどに搭載の将棋ソフトを使って不正をした疑いもあるとして、説明を求めたという。連盟は、期日までに休場届が出されなかったため、12月31日まで公式戦の出場停止処分とした。

 三浦九段は朝日新聞の取材に「不正はしていません。ぬれぎぬです」と話し、今後の対応は弁護士と相談中という。

 竜王戦は将棋の七大タイトル戦の一つ。七番勝負には挑戦者決定戦で敗れた丸山忠久九段(46)が出場し、渡辺明竜王(32)と対戦する。読売新聞社も了承しているという。同社から正式なコメントはなかった。

 連盟によると、対局中は持ち時間の範囲で対局室から出られるが、三浦九段は今夏以降、離席が目立っていたという。連盟側が11日の常務会で聞き取りをしたところ、対局中のスマホなどの使用を否定。「別室で休んでいただけ。疑念を持たれたままでは対局できない。休場したい」と話したという。期日の翌12日までに休場届が提出されず、連盟は処分を決めた。

 もうひとつ。こちらは抜粋ということで。

>将棋、公式戦でスマホ持ち込み&外出禁止に チェスや囲碁の場合は?

BuzzFeed Japan 10月6日(木)17時53分配信

将棋プロ棋士の公式戦で、スマートフォンの対局室への持ち込みや利用が12月から禁止になる。

コンピュータソフトが急速に強くなる中、スマホを使った不正や“カンニング”を防止するための施策だ。

(中略)

強くなる将棋ソフトとどう付き合うか
日本将棋連盟によると、12月に新たに追加する規則は(1)スマートフォンなどの電子機器を事前にロッカーに預けること、(2)対局中の外出の禁止、の2つ。

これまでは対局室の持ち込みは容認されており「着信音や振動が妨げにならないよう電源を切ること」という周知や、口頭での注意にとどまっていた。

数年前にも一度、電子機器の持ち込みを制限を検討する委員会を連盟内で立ち上げたが、当時は結論は出なかった。

今回、明確に規定を設けることになったのは、将棋ソフトの進化が大きいという。

将棋ソフトは近年急速に強くなっており、年に1度行われている人間とコンピュータの対局「電王戦」でもプロ棋士に勝利する率は上がっている。「棋士の間でも研究や検討に役立てている人は多く、実力は周知の事実」という。

手元のスマホで簡単に分析、検討できることから、トイレ休憩や昼休みなど席を立ったタイミングで、「次の一手」を“カンニング”する可能性を懸念したものだ。

「これまでは不文律として個人のモラルにまかせていたが、時代の流れ。棋士からの要望もあった」

(後略)

たぶんこの記事を読んでも、将棋に興味のない人からすればなんとも反応できないでしょうが、私も昔はともかく最近はそんなに将棋に興味のある人間でもないのですが、この記事は私にとって「おいおい」でした。というのは、この記事に登場する三浦九段という人物と、私は多少ですが顔見知りなのです。

例によって私の個人情報を保護するために、詳細については明らかにできませんが、私が話をした限りでは、彼は私のような一般人にも礼儀正しい非常に好感のもてる方でした。

その写真をここで発表してしまうとちょっと差しさわりがあるのでお見せできませんが、三浦さんからはわざわざ私の名前が入った色紙までいただきました。それは自宅の応接間に飾ってあります。これは我が家の家宝だと思いましたし今も思っています。彼には、これだけでも大変感謝しています。そういう意味でも、今回の真相以前の問題として、非常に残念な事態になってしまいました。

もちろん三浦氏は、不正はしていないと主張していますので、真相は明らかでありませんが、新聞社との契約ばかりでなく信義もあるし(基本的にプロの囲碁や将棋とかは、新聞社あるいはテレビ局が金を出して運営されます)、将棋連盟だってちょっとやそっとの覚悟でこのような措置は取らないでしょうから、そのあたり「どうもなあ」です。私としては、もちろん三浦氏の言い分が正しいことを望みたいのですが。

ただ今回の件は、たぶんですがこのような事態が起きることはかなりの可能性で予想できた部分もあったかもですね。

つまりコンピュータの発達で、人間より人工知能のほうが将棋のようなゲームでも強くなってきた部分があります。チェスで起きたようなことが、難攻不落とも思われた日本将棋や囲碁でも起きてきているわけです。そして終盤というのは、まさに選択肢が限られていますから、より人工知能の効用が高くなります。そしてそれが、スマートフォンのようなまさに手のひらで扱える機器に搭載される時代になると、プロの真剣勝負でもそれの活用はある意味不可避でしょうね。だから将棋連盟も、スマートフォンの使用を禁止するという事態になったわけです。

いずれにせよ、今回の件は、その真相はともかくとして時代の過渡期であることが大きな発生の要因であるように私には思えました。たぶんもう少し時代が進めば、対局中にスマートフォンをいじるなんてことは、論外の極致だということになるのでしょう、きっと。

そう考えると、これから将棋を覚える少年少女は、スマートフォンで調べられる手が、人間が考える手を上回る最善手であるということが当然の時代で将棋を学ぶということになるのでしょう。そうとなると、将棋というゲームに対する思いや対応も、もしかしたら、昔とは違ってくるのかもですね。そのあたりは当て推量でしかありませんが、そうなるんだろうなという気がします。いいとか悪いとかはともかく。

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