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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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シーズンオフに旅行すること

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私は、冬にも欧州を旅します。12〜13年の年末年始にベネルックスを旅しましたし、ほかにも何回か冬の欧州を旅しています。このブログでは、06年〜07年のオーストリアとブダペストの旅を記事にしています。

欧州の場合冬という季節は、寒いし日が落ちるのも早いので旅をするのにあまりいい条件ではありませんが、有利な点もあります。

�休みが取りやすい:仕事によりけりですが、日本の勤め人が長期に休めるシーズンはずばり5月の連休、お盆の時期、年末年始でしょう。あと9月も曜日配置によっては休みやすいというところでしょうか。欧州ですとある程度日数も必要ですから、年末年始は旅に適しています。

�わりと費用が安い:航空券は年末年始は高いですが、しかし欧州はローシーズンなので相対的にはましです。夏のハイシーズンのほうが(当たり前ですが)高い。ホテルも取りやすい。

�1月1日以外はしっかり観光できる:日本は年末年始は美術館その他が閉館しますが、欧州では1月1日以外はちゃんと開館しています。

というわけで、年末年始の欧州というのはそんなに悪くない選択だと思います。寒さは、平気な人(=私)は平気です。私は、マイナス十何度のソウルも平気だったのだから、寒さには特に強いのでしょうが。寒いのが弱い人は、南欧とかを旅すればまだましでしょうか。

ほかにも、東南アジアも、だいたいにおいて乾季とよばれるカレンダーの晩秋から冬くらいのシーズンがハイシーズンですが、この時期は世界中から観光客が来て立てこみます。暑季は暑すぎてきついですが、雨季は、そんなに1日中すごい雨が降るというわけでもかならずしもないので、観光客が少なくてものすごく暑すぎないこの時期も、雨を割り切ってしまえばそんなに悪くありません。

私の体験例をあげますと、2011年にミャンマーを旅したとき、ヤンゴンの「ストランド・ホテル」というホテルに泊まりました。これは、香港のペニンシュラやシンガポールのラッフルズのようなホテルで、最高級ホテルです。もともとの値段は、私の泊まった部屋で1泊60,000円というべらぼうな価格で、そんなの泊まりっこありませんが、雨季のシーズンだったので1泊30,000円を切る価格で泊まれました。もちろん30,000円でも私にはべらぼうにもほどのある価格ですが、なんとかぎりぎりの価格でと大丈夫というところでしょうか。かの中田英寿も泊まったホテルなわけで、通常の価格でしたら泊まる気がしませんが、オフシーズンなら私でも泊まれたということです。

ただし、リゾート地については、私もハイシーズンに限るかなと思います。真冬のサントロペも趣はあるかもしれませんが、いまひとつ魅力には欠けるかもしれません。実際ホテルなどもかたっぱしから休業したりするわけで、いろいろ問題もあります。リゾートというのは、込まないと面白くないというのも確かにあるかと感じます。なお、私がサントロペに行ったのは7月でして、いやあ非常にいいところだと思いました。また行かなければな。あとクロアチアのドブロヴニクはいい街です。ここも夏に行きまして、やはり来た甲斐があったと感じました。

連続して休みを取れる日数は、長期の休みを取れるとき以外は、私の場合4連休がぎりぎりです。つまり3連休+1日です。これもそれなりの冷たい視線(笑→いや、笑ってすまないことが多いんだけどね)に耐えて取得します。私の個人的な感性で話をしますと、3泊4日ですとあるていど落ち着いた旅ができるかなと思います。近場ならという条件付で。遠いところは飛行機の時間に取られてしまうきらいが(当然ながら)あります。

もちろん冬より夏の欧州のほうがいいには決まっているけどね(笑)。真夏のドイツに行った時も、夏のライプツィヒやポツダムの街を散策したのはいい想い出です。ただパリの夏は暑すぎて若干体調をくずしてしまった記憶もあり。

ところで私は、ニューヨークは真冬と真夏に2回行ったことがありまして、冬に行った時は「観測史上3番目」(だったっけ?)の大雪が降って米国東部の空港がぜんぶ閉鎖されてしまい、めでたく足止めになったことがあります。すぎちゃえばこれもいい想い出ですが、このときは私もさすがに「うひゃー」でした。おかげで真冬のニューヨークはいまだに私はトラウマ(笑)です。もっともニューヨークは夏暑くて冬寒いので、都合がつくのならやはり秋あたりが観光にはいいのかな。欧州の場合、そこまでひどい大雪が降ることは少ないかもしれませんが、米国東部はこのような事態もあります。シーズンオフの際は、気象条件はハイシーズンより悪いので、それなりに確認して最悪の場合の対策も練らなければなりません。空港が閉鎖される事態は、テロなどの予測不可能なものはどうにもなりませんが、気象にかんしては、雪のほかにも台風・ハリケーン・サイクロンなどにその危険があります。香港に行った時も台風に引っかかってしまい、飛行機がそれを避けたこともあります。香港でも雨が降っていて風も強かったのでホテルの人に「大丈夫だろうか?」と聞いたら、「ぜんぜん大丈夫ですよ」と答えてくれました。ほんまかいなと思ったら、たしかに本当に大丈夫でした。現地に着いたら、現地のメディア、ネット、現地の人にいろいろ話を聞いて対応していかなければなりません。地元の人でないとわからないこともあります。

というわけで、限られた金で旅を楽しむわけですから、これからもいろいろなシーズンにいろいろなところを旅したいと思います。


行きはLCC、帰りは関釜フェリーなど船の旅で韓国に行くのもいいかも

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いまちょっと計画している旅が、行きにLCCを利用し、帰りは船で帰ろうかという旅です。中国などもそれでいけますが、日にちの関係もあり具体的には韓国へそれで行こうかと考えています。もちろん帰り飛行機でもいいのですが、私の趣味で、行きは身体に負担が少なく、帰りは(相対的に)過酷でもいいという考えでいるので、そうすると行きは飛行機という方式になろうかなと思います。

普段なら、韓国ならとうぜん普通に航空券を買ったほうがいいのですが、たまにはこのような奇怪な旅行もいいかなと考えるわけです。ふつうのキャリアですと、日本のチケット発売のシステムは片道だと高く、往復でないと驚くほど割が合わないところがあり、実は私も、事情があって帰りのチケットを放棄したこともあります(なお、これは本当はやってはいけないことで、ルール違反になるということでして、今後なんらかの問題が生じる可能性もあるとか)。しかしLCCは、片道での販売がOKなので、たとえば韓国までのチケットを買ったら、帰りは中国に行ってそこから日本に帰るチケットを買ってもいいし、いろいろ旅行のバリエーションというか自由度が広がるというものです。

私は、JR九州が運営するジェットフォイルは何回も乗っていますし、福岡まで行くフェリーにも乗ったことがありますから、それなら関釜フェリーに乗ろうかと思います。1回くらいはこれに乗りたい。

それとも釜山と大阪を往復するフェリーも面白そうです。個性的な旅になって良さそうではないですか。

ソウルへ行って、慶州にもしばらくぶりに行ってみたいし、威平で絶品のユッケビビンバを食べたいかなとも考えます。全州も最近行っていないし、日本海での日の出も見てみたいとも思います。実際には、たぶん上のなかの1つくらいしかできないでしょうが、面白いところに行こうかと考えます。

やはり韓国は、ソウルだけでは面白くありません。ソウル以外の地方を訪問していないと、ソウル=韓国というふうについ考えてしまいます。ソウル以外にも、韓国はいろいろ魅力の多い国です。

一般の旅行者、あるいは仕事で韓国に行く人がソウル中心に行動するのは仕方ないし当然でしょうが、私のようにある程度韓国に行きなれていていろいろな地方も旅行している人間は、ソウル以外も旅することによってせめてブログの読者の方々くらいには、ソウル以外の韓国の魅力も伝えられればと思います。

これからも韓国のいろいろな面を微力ながらご紹介して、読者の皆さまからもいろいろなご教示を受けながら私なりに韓国を楽しみ学んでいきたいと思います。よろしくお願いします。

どうでもいい話

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テレビのコマーシャルで、駄洒落をいってうけないのがありますが、私の経験を。

大学時代、バイト先の職場の女性との会話。

私「××さん、学生時代は髪の毛が長かったんですって?」
女性「うん、肩くらいまであったかな」
私「なぜショートに?」
女性「飽きたの」
私「(うなずいて)ああ、青森の南ですね」
女性「・・・・?」
私「秋田」

女性の反応は、読者にみなさんのご想像にお任せします。

しかしいまにしてみれば、「青森の南」はよくなかったですね。岩手と秋田がありますから。「岩手の西」とか「山形の北」のほうがよかったかな。

ある教育実習生の悲劇

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某公立中学に教育実習に来ていた女子短大生の授業実習中の出来事。

教育実習生「なにか、質問はありますか?」

まじめそうな顔をした(ついでに成績もいい)男子生徒A「(手を上げる)はい」

教育実習生「はい、あなた(何の質問かな・・・答えられるかな・・・ドキドキ)」

男子生徒A「デートの時、ペッティングしますか?」

担当教員のみならず、校長まで激怒したという。

そんなことを日本政府が公式に主張したら、インド政府は激怒するだろう

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櫻井よしこの書くことをいちいち批判するのもどうも大人気ない気もするのであんまり気が進まないのですが、それにしてもこれはひどいという代物ですので、批判します。

>日印を結びつける自然な絆は歴史観の共有にある。日本の大東亜戦争をインドは前向きに正当に評価してきた。中国の対日歴史観とは天地の差である。

「大東亜戦争」なんて言葉を使用している時点で常軌を逸しているというかまともじゃありませんが、

>日本の大東亜戦争をインドは前向きに正当に評価してきた。

ってむちゃくちゃ言うな。日本政府が公式にインド政府にそんな主張したら、先方はマジで激怒するでしょう(失笑)。もちろん日本政府だってこんな馬鹿な話をするほど頭は悪くないしそんなことはしない程度の常識もそなわっていますが。

ていうかそもそも、「日本の大東亜戦争をインドは前向きに正当に評価してきた」って、そんなこといつどこのインド政府高官が語ったのよ。そんな発言があったら日本の右翼は大喜びでしょう(笑)。もしインド政府高官が発言したとしても、それって公式の立場と場所でできる発言なの? そのような発言した人ってまさか、櫻井たちのお友だちのチェラニー氏とかじゃないですよねえ。それは彼みたいな人だったら、そのくらいの話は(リップサービスで)するでしょう。

そもそもインドと日本は第二次世界大戦の平和条約を締結しているわけで、インド政府が

>日本の大東亜戦争をインドは前向きに正当に評価してきた。

なんてことがありえるわけがない。あくまで日本はインドの敵です。だから、櫻井とかが大好きな(靖国神社にも碑があります。こちらの記事参照)パールだって日本人戦犯を裁く極東国際軍事裁判に判事として日本に来たわけです。

櫻井が書いている話はたぶんwikipediaの「日本国との平和条約」の「非参加国」のくだりの

>インド、ビルマ、ユーゴスラビアは招請に応じず、講話会議に参加しなかった。インドが参加しなかったのは、ネール首相が日本に名誉と自由を他の国々と同様に与えるべきであると考え、講和会議への不参加を決めたからとされる。ネール首相が挙げた不参加の理由は、条約に外国軍の駐留事項を除外すること、日本が千島列島や樺太の一部をソ連に、澎湖諸島や台湾を中国に譲渡する必要があること、沖縄や小笠原諸島は日本へ返還すべきであることなどであった。

ということから、我田引水な解釈をしているのでしょうが、ネールがサンフランシスコ講和条約に出席しなかったのは、ひとつにはたぶん非同盟の国であるインドを世界にアピールする目的でしょう。サンフランシスコ講和条約は当時の東側陣営は出席しましたが調印せず、中華人民共和国はよばれもしなかったわけで、東西冷戦の構図のなかのものでしたから、非同盟の中心的な存在を自負するインドが出席しなかったのも理解できます(ユーゴスラヴィアも出席せず)。

そしてたぶん、インドが日本にそんなに厳しい態度をとらなかったのは、上の引用にもその一端が書かれているように中華人民共和国へのけん制の意味合いがあったんじゃないんですかね。これまた当時のインドが日本に反中の仲間としての価値を見出していたのもそれなりに理解できるところです。当時の日本は完全に「反中」でしたから。

上に書いた私の考えが間違っていたとしても、ともかく日本とインドは敵対関係にあったわけで、インドが「大東亜戦争」(馬鹿)に理解を示すなんてことはありえない話です。まあ極端な話、かりにインドが「理解」していたとして「それが何?」というていどのことですけど。櫻井とかがやたら好きな米国なんか、「大東亜戦争」への理解なんて永遠にしちゃくれないよ(嘲笑)。

だいたい

>中国の対日歴史観とは天地の差である。

って、国土を日本に蹂躙された中国とそうでないインドを同列に論じる櫻井のめちゃくちゃぶりにも呆れます。こういうことを書く人間てクズですね。こんなでたらめほざいてなにが楽しいんだか。

こんなことを書くのはいまひとつ気が進まないところもあるんですけど、中華人民共和国だって日本からの賠償は辞退しているんだけどね(苦笑)。でも、そんなことを櫻井とかが書いたことなんてあんまり読んだ記憶ないぞ。書いていても、さらなる中国非難のネタにするだけでしょう(笑)。日本に取り入るための手段だとか。そんなこと言い出したらきりがないよね(笑)。

それにしても櫻井が支持している安倍晋三だって、前回の首相辞任直前にインドに行ったけど、櫻井が主張するような話はしちゃいないでしょう。したら「殿ご乱心」です。安倍はいつだって「ご乱心」だけどね。でもさすがの彼も、そこまで乱心はしていない。

前にも書きましたけど、安倍がインドに行ったときパール判事の身内と面会したという話を聞いて、私「こいつほんとの歴史修正主義者なんだなあ」と驚きました。いち国会議員とか自民党の幹部という立場で会うというのならまだしも、彼はこのとき首相という日本の行政の最高権力者の立場だったわけで、ちょっと常軌を逸しているなと思います。オーストラリアでウェッブや、オランダでレーリングの子孫と面談したりしないでしょ、安倍は。パール判事の子どもさんも、何の用でおれなんかに会いにくるんだと大いに困惑したと思います。変な男です、安倍って。

でもそんな安倍だって、櫻井とくらべればはるかにましに思えるのだから(笑)、櫻井という人もほんとまともじゃありません。どうしようもない女ですね、なにをいまさらながら。そしてそんな人間といまだ深い関係にある安倍という人物も、よくまあこんな男が首相にまでなったものだと思います。それで今も首相なんだからそれはそれでなかなかすごい話です。

なおこの記事は、bogus-simotukareさんの記事からネタをいただきヒントを得ました。いつもいつもお世話になっていて、感謝の気持ちでいっぱいです。

経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ

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私がよくわからないことのひとつに、世の中の「反中」というのがあります。

中国の政治体制や人権弾圧に否定的、批判的なのは大いに結構だし、私も同じですが、しかしだからといって日本が今後中国と悪い関係になるとかという選択肢は現実問題としてありえないんじゃないかと思うわけです。

中国の現状を批判するのはいいですが、それは残念ながら中国と関わらないで今後日本がやっていくということを前提とするというものではないでしょう(そこまでは主張していないという話になりますが、代表的な「反中」の存在である櫻井よしことかの話を読んでいると、彼女が中国とまともな意味でいい関係を構築しようという意思があるようには思えません)。櫻井よしこが死ぬまでも、彼女よりずっと若い私が死ぬまでも、そしていま生まれたばかりの子どもが死ぬよりずっと後までも、日本は中国といい関係を築いていくという選択肢しかないんじゃないんですかねえ。これは「中国嫌い」とかなんとかということとは次元の違う話でしょう。

安倍晋三が首相じゃなかった時にインドでほざいた愚にもつかない話を批判した際にも紹介しましたように、いま日本の中国との貿易額を考えるだけで、日本と中国が抜き差しならぬ関係にあるなんてことは中学生だって、いや、社会科の教科書を理解できるくらいの知能のある小学生だってじゅうぶんに理解できます。それなら日本は中国といい関係を続けていかなければ損、っていうかものすごい損、致命的なまでの損です。実際、中国と日本が本当に悪い関係になり、国交断絶というのはさすがに現実的ではありませんが、貿易が滞る(これもそのような事態が起きるまでに日本も中国も全力で関係改善に動くでしょうけど)なんて事態が生じただけで、本当に日本は困っちゃいますよ。たとえば金に困って「国家基本問題研究所」の会費や産経新聞の購読代、反中右翼雑誌の購入の費用も控える、なんてことにもなりかねません(マジですよ、これ)。また、たとえば会社の経営状態が悪くなって、産経や『SAPIO』などへの広告出稿を見合わせる、なんてことは現実にありえる話じゃありませんかね。いや、たぶんそういう企業は必ずでます。

私は、「国家基本問題研究所」がインドにやたらお熱をあげている理由のひとつは、たぶんインドを中国に対抗させると存在として期待しているのと同時にインドを中国の代替の国としたいという願望があるのだと思います。おそらく経済上も中国のかわりにインドがその役割を担う、ということを最終的には期待しているのではないでしょうか。

私の考えが正しいとして(もちろん正しいかどうかは分かりません)、地球儀を見るまでもなく、そんなことは実現しないと思いますが、ともかく中国のもつ経済上の位置づけは、今後の日本を徹底的に左右します。世の中、政治より経済のほうがよっぽど正直に現実や実状に左右されます。

たとえば南アフリカのアパルトヘイトだって、南アフリカの財界は、白人政権がアパルトヘイトを廃止するとっくの以前にアパルトヘイトに批判的でした。理由は、アパルトヘイトを継続するための行政コストが馬鹿にならず(それは当然南アフリカ経済に悪い影響をもたらします)、はたまた欧米、日本その他の経済制裁や周辺アフリカ諸国との関係の悪さが、アパルトヘイトを実行することのプラス面(というのもひどい話ですが、よろず差別もなにも究極のところは経済です)をはるかに凌駕するほどのマイナスになったからです。

櫻井よしこが大好き(笑)な台湾だってそうじゃないですか。民進党がすすめようとした台湾独立路線がけっきょく台湾の有権者たちの支持を得るにいたらなかったのは、いろいろ理由はありますが、台湾と大陸との経済関係がきわめて緊密になり、関係悪化という選択肢が現実的でないということは大きなファクターのはず。いまの台湾の人たちにとって、自分たちの経済力を維持し発展していくことがもっとも大事なことだと考えるのであれば、国民党が政権を奪還するというのはとても常識的な判断でしょう(昨年の総統選挙などは、民進党も以前のような対大陸強硬路線を唱えていたわけではありませんが)。

はたまた、ソ連の崩壊だって東欧の政治変革だってユーゴスラヴィア解体だって、究極は経済の話でしょう。ソ連邦中央政府が連邦内各共和国にそれなりの銭を出せた時代はソ連の支配はがっちりしていました。東欧各国もご同様。中国も、いまのような経済成長が続く限りは中国共産党支配は不変でしょう。

だから私は、チベット問題やウイグル問題で、「自治」とか「独立」が本当に現実的な問題になるのは、中国の経済状態がその維持が難しくなるくらい悪くなったときだと考えています。それまでは、どちらも中国の中にとどまるほうが「独立」を目指すより経済的にはるかに有利ということになります。現ダライ・ラマ存命中に、中国がチベットを確保しきれなくなる日が来ることは絶望的に期待できませんから、彼がラサにもどる日は来ないでしょう。彼もチベット亡命政府も覚悟していることです。

そしてそれは、日本の自民党政権も同じでしょう。なにはともあれ各方面にそれなりの利益を分配できた時代は、選挙で自民党が負けるなんてことは現実問題としてありえませんでしたが、それが難しくなったら選挙でも自民党が厳しい状態になったことの象徴が09年の選挙での敗北でしょう。いまの自民党が稚拙な右翼イデオロギーを振り回すようになった理由の1つが、利益の分配が難しくなったため、イデオロギーで有権者の支持をつなげようとしているということだというわけです(個人的には、あまりそれに成功しているようには思いませんが)。

けっきょく世の中、金をあるていどさまざまな方面にばらまければ政治体制も政権もそれなりには安泰だということです。右翼も左翼も「イデオロギー」では食っていけないのは世の習いです。

ともかく政治と経済では、経済のほうがよっぽど現実と実状に正直です。「反中」なんてことをいくら振り回しても、中国に本当に対峙することは現実問題としてなかなかできないと思います。

連絡のつかないところにいました

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実は、連絡のつかないところに、先々週の土曜から一昨日の日曜までいました。

詳細についてはまた後日ということで。パソコンの調子が悪く、明日以降の更新もままならないのですが、とりあえずしばらくは更新します。

刑務所において受刑者の更正が不十分であるならば、その実情を改善することが必要だ

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ずいぶん以前、拙ブログの記事に寄せられたコメントと私のコメント返しを記事の形で紹介しました。で、その記事にo-kojo2 さんという方がブログ記事で取り上げてくださりまたトラックバックもいただきました。さらに尊敬する村野瀬伶奈さんからもトラックバックを頂きました。

さて、そのo-kojo2 さんの記事と私がその記事に寄せたコメントに対するo-kojo2 さんからの返しのコメントを読み、私も少々考えるところがありました。ちょっとコメント欄でのやりとりを引用いたします。o-kojo2 さんの記事は、米国での受刑者の更生について興味深い事例を紹介しています。

>Bill_McCreary 2012/03/10 11:30
どうも、拙ブログの記事のご紹介とトラックバックありがとうございます。

個人的な意見ですが、あの記事で紹介した方のご意見はそんなに極端とか世間に通用しないものとかではありませんが、もし

>>刑務所がまるで「犯罪者養成所」「犯罪者合宿所」のような状況になって本来の機能を果たせず、「反省」や「更生」などが加害者の口先やうわべだけで終わってしまっている・・・と言うよりも、多くの加害者にとって本当の「反省」や「更生」がいかに難しく、絵空事に終わりかねない事であるかを示しているのではないでしょうか?

というのが実態としてあるとお考えなら(で、確かにある程度はそうなのでしょうが)、だから死刑をふくむ重刑にしろというよりは、刑務所でいかにそういった実態を改善するということに思考の方向を向けた方が(この方は、犯罪被害者や遺族その他ではないようですから)建設的だと思いますし、私も記事で紹介したように監獄法から法律が変わって日本もある程度受刑者の更生に努力するようにはなってきているかと思います。もちろん改善する余地はいろいろあるでしょうが、貴記事で紹介されている米国の事例もいろいろ参考にすべき部分はあるのではないかと愚考しました。

これからもよろしくお願いいたします。
 

o-kojo2 2012/03/10 22:39
突然のトラバ失礼しました。また、丁寧なコメントありがとうございます。引用させていただいたブログ記事のコメントの方は、人殺しはとにかく死刑だ、のような極論とは違うと思いました。ただ、凶悪犯は我々とは違った人間で、所詮は人間らしくなるなんてありえないのではないかというような印象をもちました。
受刑者に同じ受刑者を介護させるということの是非はともかく、誰かに必要とされたり、誰かの役に立てているという実感をもてたりすることが、更生に役に立つ気がします。なんかそういう議論が昨今の厳罰化の中でおざなりになってるのが残念です。
これからもブログ楽しみにしています。よろしくお願いします。

私のブログにコメントをくださった「Sentimentalist」さんという方はとても真面目な方で、お書きになっていることも「そういう言い方はないだろ」なんて私が考えるような世間に通用しないというか非常識なことを書かれてはいません。だから私も、私なりに(どれくらいそれが成功しているかどうかは私では判断できませんが)真面目にコメントを返しました。

で、考えるに、どうもSentimentalistさんは、刑務所での受刑者の更正についてきわめて強い不信感というか意味のなさを感じておられるように見受けられました。

もちろん刑務所であらゆる受刑者を完ぺきに更正させるなんてできっこないし、要は歩留まりの問題になりますが、日本の刑務所はそれがどれくらい行えているのでしょうか。

実際のところ、日本の刑務所において受刑者の更正というのがどれくらいうまくいっているかと言うのはなかなか判断が難しいところもあります。世間の常識や考えとは違うかもしれませんが、少年院などでの更正はかなりうまくいっているかと思います。しかし、成人の、しかも累犯者を収容する刑務所では、なかなかというところもあるようです。

しかし、私もコメント欄の返しで書いたように、刑務所を出所して居場所がないというのは本当に困ります。被害者や遺族や世間が、犯罪をした(元)受刑者を許さないというのは正直どうしようもありませんが(私や他の誰かが「許してやれ」なんていったところで、そんなことに誰も耳を貸してはくれないでしょう)、居場所を提供するというのは予算の裏づけや世間の目などもあり容易ではありませんが、これはできないことではないでしょう。無駄にこういった人々が再犯して刑務所に戻る(その犯罪は、時に無銭飲食の詐欺罪とかだったりします)のは、本人のためにも極めてよろしくないし、社会的コストもかかります。あえていえばどうせ金を使うのなら、犯罪人を刑務所に閉じ込めておくことよりも、犯罪人が再び刑務所に来ない方向に向かって更正させることに金や労力をついやすほうが合理的だし税金の使い道としても前向きというものです。

日本も監獄法から受刑者処遇法に法律が変わり、日本の法務省その他もそれなりにそういった方向に前向きに努力する気ではあるようであります。ただなかなかこういったことにたいする世間の理解というのも進みません。それは仕方ないことではあるのでしょうが、どうかです。けっきょく更生をより手厚くできれば社会コストも下がるのですし、また「死刑」に値する罪を起こしてしまう人間の数も減るのですから。

なかなか話が前にすすまないのは仕方ないとはいえ、けっきょく私たちは、いかに再犯をしないように更生させるかということを考えていかなければならないと思います。


冠婚葬祭の簡素化はどうやら時の流れのようだ

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過日父が死亡して、それでその時の葬式は一般の葬式(つまり、通夜、告別式を行って、不特定の人間に参列していただく)を執り行いましたが、家族で話し合って、私たちの葬式の際は、身内だけの葬式、あるいは直葬でいいということになりました。とりあえず私は、家族親類のみに参列してもらえば十分です。葬式のための金は最大限使わず、違うことにつかってもらえばいい。

調べてみると葬儀簡素化についてのNAVERまとめもありますね。

私見では、冠婚葬祭の簡素化は時代の流れかと思います。たとえばいま40歳のかたが平均寿命を迎えるのころ、現在以上に冠婚葬祭が華美になる可能性はそんなに高くないと思います。葬儀会社も、現在もそうでしょうが、これからも簡素化して安価に葬儀を済ませられるプランをどんどん出していくんじゃないですか。

ちょっと前NHKBSでしばらくぶりに伊丹十三の『お葬式』という映画を途中まで(主人公たちが病院の霊安室に行くところまで)見ました。あれは裕福な家庭の葬式という設定でしたが、これからはあのような葬式は少なくなるでしょうね。

個人主義の思想が日本人にも行き渡ったとか、地域や家族のしきたりというものがうるさくなくなったこと、いろんな意味で若者にかぎらず日本人のさまざまな考え方が変わったことなど理由はいろいろでしょうが、私個人もそのような考えには賛成です。どっちにしたって金はかかるんだから、結婚式や葬式よりちがうことに金を使ったほうが合理的でしょう。

ただし、これも地域によって考えが違い、九州なんかはいまでも仲人をたてた結婚式が多いようですし保守的ですし(これもだんだんにかわっていくでしょうが)、名古屋の結婚式の派手さは有名です。都会のほうが地方よりも、特に葬式の簡素化の流れのスピードは早いでしょう。

日本の社会というのも、善悪はともかくとしてそういったことにだんだんに興味関心が薄れていくんだろうなと思います。

とくに「戒名」なんてねえ、「葬式仏教」とまで言われるくらいですが、正直戒名なんかどうでもいいと考えている人が世間はほとんどでしょうね。「世間体」とか「親戚の手前」といった事情で戒名をつける人も、これからは減りはしても増えることはないでしょうから、仏教というか寺の側もこれからはそういったことも考えていかなければならないし、また考えている人も少なくないでしょうね。

上にも書いたように私は葬式は簡素にしてほしいと思うしそうなるでしょうが、それはたぶん日本人の持つ死の意識というものの変化ともたぶん不可分なのでしょう。

空港⇔都市間をどう移動するか

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海外にかぎらず、空港というのは一般に街の中心部からは離れています。福岡空港などは市街地に隣接していますし、また香港の啓徳空港などは、街の真ん中にある空港というのが売りだったくらいですが、やはり手狭すぎて返還直後の98年に遠い島にある現空港に移転しています。なお私は香港にはじめて行ったのが99年ですから、昔の空港は知りません。

さて、空港近辺だけで用事がすむのならともかく、実際には街へ行くことが必要な場合が多いでしょう。すると、だいたい次のような交通手段が考えられます。

電車
バス
タクシー

です。ほかにも徒歩とか自転車、ヒッチハイクなんてのもありえますが、私はいまだやったことはないので略します。

それから

レンタカー

というのは、私は車の運転が嫌いですので(免許は持っています)これも考えないことにします。

私が好きな移動の順番は、上の順、すなわち

電車→バス→タクシー

です。

実際には、電車といっても各駅停車から急行、地下鉄から空港アクセスのために建設された鉄道などいろいろですが、私の個人的な趣味では、電車がいちばん気楽に乗れるし、好きな交通手段です。もちろん電車での移動といってもさまざまなバリエーションがあります。つまり途中まで空港アクセス用の鉄道に乗って途中で地下鉄その他の交通手段に切り替えることもできます。また香港などは、地下鉄は直接空港までつながっていませんが、近隣に地下鉄がつながっているので、そこまで路線バスに乗って地下鉄で移動すれば安上がりです。これは、リピーターがよく使う裏技です。「地球の歩き方」にも載っているから「裏技」というほどでもないか。

印象にのこっているのは2005年ミュンヘン空港からの市内移動です。鉄道に乗ろうと思ったのですが、切符をうまく買えませんでした。どうしようかなと考えていたら、近くの人が買い方を教えてくれました。

で、乗っていたら赤いベレー帽をかぶった(と記憶します)数人の男女の係員が車内を歩いてきて、検札をしました。ドイツの鉄道ですから、改札はないので、私も正直「切符なしで乗っちゃおうか」と考えないでもなかったのですが(かなり遅い時間だったもので)実行する前に親切な人が教えてくれて助かりました。高額の罰金を払わなければならないところでした。

個人的に面白く感じたのは台北での移動です。台北では、バスの移動が一般的ですが、台湾新幹線が開業したので、最寄の駅までバスに乗ってそれで台北に行ったのです。お金はかかりますが、台湾はそんなに交通費が高くないのでこれもありです。

電車がなければ次はバスです。これもリムジンバスから路線バスまでいろいろです。電車は深夜は動いていませんから、そうするとバスの出番です。

ソウルなどでは、何回もバスに乗っています。ソウルは道が込んでいるので特に昼間はあんまりバスは好きになれませんが、近隣のバス停から乗れるというのは魅力ではあります。

逆にバンコクなどは、鉄道が整備されたらリムジンバスは廃止になりました。交通事情が悪すぎてやっていられなくなったのでしょう。

香港には、バスで市内へ移動したことが1回あります。深夜便の到着で、バスのほかはタクシーしかありませんでした。このときのホテルは太子にあり、バスはネイザンロードを走りましたから、便利は便利でした。深夜だから渋滞はないし快適です。

ベルファストはバスで移動しました。また、記事にはしてませんが、ブダペストはバス移動でした。バスチケットは買ったのですが、乗ったらすぐ捨ててしまったので、あれ、検札あったらやばいなあとヒヤヒヤでした(ありませんでしたが)。

バスもだめなら最後はタクシーです。タクシーは最終手段です。先進国で空港からタクシーに乗って市街地に向かうと目の玉が出ますが、発展途上国などなら、そんなにすごい価格にはなりません(先進国感覚ということですが)。

たとえばミャンマーなら空港→ヤンゴン市内なら空港で申し込めば10米国ドル、帰りは場所にもよりますが、市の中心部で7ドルくらいです。タイも、バンコクでは、帰りは(スワンナープ空港でなくドンムアン空港でした)2回ともタクシーに乗って空港へ行きました。高速道路代はこちらもちです。

発展途上国ではありませんが、キプロスのラルナカ空港も、2004年当時(現在は未確認)はタクシー以外交通手段がありませんでした。往復タクシーでしたが、このときは金の使い方を失敗してしまい、マジで帰りはタクシー代くらいしかなく我ながら「どうもなあ」と思ってしまいました。

あと印象に残っているのはレバノンのベイルート空港ですが、これはまた別に記事を書きます。夜の夜中にレバノンのベイルート空港から町の中心部に行くというのはけっこう怖いものがありました。

さて、空港への交通手段ということで、ちょっと面白い経験がありますので、明日はその話を書きます。

非常事態に見知らぬ人とタクシーをシェアして空港へ向かう

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自慢じゃないですが、私は1回飛行機に乗り遅れたことがあります。国内線で、羽田→千歳の便に乗り遅れました。仕方ないから航空券を買いなおしました。以前記事に書いた客室乗務員が絶叫したのは、このフライトの際です。

今日の話は、たしか2002年の秋だったかと記憶しますが、ちょっと時期は定かでない経験です。

札幌から都内にもどるため、夜6時過ぎごろだったかな、札幌駅へ行ったところ、突然放送があり、事故があって千歳空港行きの電車が走らない、復旧未定とのことでした。

そんなにものすごく時間に余裕があったわけではないので、これはまずいなと思いました。あいにくリムジンバスは、札幌駅からはすでに発車していませんでした。

タクシーしかないなと覚悟をきめてタクシー乗り場に並びました。で、ご想像の通り、もうすでに列が長い(苦笑)。

さすがにいらいらしながら待ちました。すると、私の1つか2つ前に並んでいた女性(30代くらい?)が大声を上げました。

女性「千歳空港までいっしょに行きませんか!?」

実は私も、誰かとタクシーをシェアできないかなと考えていたのです。タクシー代くらいは持っていましたが、しかし私には痛い大金です。これはありがたい話です。

私「はい! はい!」

たちまち3人があつまり、合計4人になりました。男性女性ちょうど2人ずつです。

これは単なる偶然でしたが、幸い小型タクシーでした。これなら運賃は安めに済みます。

私はある程度時間に余裕がありましたが、シェアを持ちかけた女性はかなり切羽つまっていたということでしたので、彼女は出やすいように助手席に座りました。

で、助手席はともかく、後部座席の3人がけは、けっこうきつく感じました。私は背が低くなくやせてもいないので、ぎゅうぎゅうづめに近いものがありました。

運転手氏がこんなことを言っていたのを思い出します。

「こういうのがねえ、楽しみなんですよ」

つまりは長距離運転がということですかね。

さて、なんとか空港に着く手前になりました。運賃は4人で分けるとして、いくらか端数は出ます。それは、助手席に座っているのとは別の女性、中年の女性がいましたので、彼女にうけっとってもらえばいいということになりました。もう一人の男性と私が、よびかけの女性の次に時間に余裕がなかったので、相対的にはいちばん余裕のある女性でよかろうという私たちの了解です。

すると、中年女性はちょっと「え、いいんですか」と遠慮しました。遠慮するシチュエーションじゃないだろと私はちょっと苦笑したのですが、もう一人の男性が

「お母さん、受け取ってください」

と言ったので、ようやく受け取ってくれました。こういうとき、バシッといえる人はいいですね。

いそいでチェックインをします。多少は余裕はありましたが、でもぎりぎりといっていい時間でした。札幌駅のところでまごまごしていたらたぶん間に合いませんでした。

もう一人の男性とは同じ便でした。「間に合ってよかったですね」みたいな言葉を交わした覚えがあります。そして、機内はがらがら、といっていい状態でした。みんながみんなではないにしても、乗れなかった人がそれなりの人数いたはずです。

それにしても、あの時の女性のシェアのよびかけは絶妙なタイミングでしたね。よし、今度は自分も、っていう話ではもちろんありませんが、幸運にも鉄道不通による空港へ向かう際のトラブルはその後ありません。昨年ソウルで乗り遅れそうになったのは、単なる自分の時間の読み間違えです。

私が遭遇したこの件は不可抗力ですので、おきてしまえばどうにもなりません。このときも、電車に乗っていて足止めを受けていたら、乗り遅れは避けられなかったでしょう。再度同じことがあったとすると、特に外国では困っちゃいます。この時は私は運がよかったと思います。

読者の皆さまにお断り

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すいません。ただいま更新が難しい状態にありますので、明日以降このブログがどうなるかわかりません。その点をご留意ください。更新するにしても、得意とするしつこい記事は無理です。

とある笑い話

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「おかしいじゃねえかよ」交通事故で捕まった男が保安官に文句を言った。「追い越し禁止の道で強引に抜かしてきたんだぜ。奴を捕まえるのが筋じゃねえかよ」

「それがどうした」保安官が言った。「お前がぶつかった奴は、おれの義理の甥でなあ、この町の町長の孫なんだ。しかもなあ、いいか、よく聞け。奴の父親はなあ、おれの命の恩人なんだ」

パソコンが故障して更新が困難です

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実は過日拙宅のパソコンが故障してしまい、修理もきかないので更新が難しい状況にあります。というわけで、明日からしばらく休むかどうか決めていませんが、そういうけわけでご了解ください。

出入国管理官に言われたこと

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過日、また恒例の夏の海外旅行へ行きました。記事は、更新が普通にできるようになってから発表するとして、ちょっと個人的に印象に残ったことがありました。

私が出国の際にパスポートを管理官に差し出したところ、彼女(女性でした)が言ったのです。

管理官「パスポートのスタンプがだいぶいっぱいですので、つめてスタンプおしますね」

それを聞いたとき、ついにこのようことを言ってもらえたな・・・。そんなことを想いました。

私は、パスポートは5年ごとに更新します。10年前の自分の顔なんか見たくないので5年もののパスポートにしていて、今のが09年の7月のものです。だから残り10ヶ月です。

増補はしてはいないのでそんなに自慢はできないのですが、べたべたにスタンプのおされたパスポートにあこがれていた私としては、やはりうれしい瞬間でした。

ビザや出入国時のスタンプも簡略化、あるいは省略されるこてが多くなり、なかなかスタンプいっぱいのパスポートというのも難しくなってきていますが、でもやっぱりいいですよね、そういうパスポートって。

ビザありの国への出入国を繰り返せばパスポートのページはうまります。次のパスポートでは、ビザを必要とする国への入国が多くなると思いますので、もしかしたら増補もありかなという気もします。というかそれをめざしたいですね。香港とマカオが出入国スタンプを廃止しちゃったのが、痛いですね。日本人には、一番スタンプを稼げるイミグレだったんですが。アジアはどこでもわりとスタンプを律儀におすのですが、やはり簡略化の方向はまちがいないでしょう。

とりあえず今のパスポートを可能な限り使用して、我が旅の軌跡を刻んでいきたいと思います。


リュディヴィーヌ・サニエの写真

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はーい、美女が大好きな日本推定1億2000万人(美女は男性も女性も好きでしょうから。男性のゲイは興味がないかもね)の皆様、お待たせしました。Bill McCrearyの好きな女性を集めた美女探求です。今回登場願うのは、フランスの女優リュディヴィーヌ・サニエです。









サニエも1979年生まれですから、もうこのような写真もきつい年齢になってしまいました。

2013年も暑いが、2010年の夏は暑かった

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今年2013年は、日々うだるような暑さが続きましたが、2010年の夏もすさまじい酷暑でした。日本だけでなくロシアもひどい暑さだったようですね。私はかつて夏のロシアにいったことがあり、そのときは乾燥していたし対して暑くはなかったと思うのですが、しかし暑いと白人は汗腺のかずが少ないのでアジア人や黒人より大変です。

だいぶ涼しくなったんだから、いまさら暑い写真なんか見たくない方も多いでしょうが、いかにも暑そうな写真を。いずれもロシアでの写真です。

魚拓



古典的な笑い話

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フランスのある精神病院に、自分はドゴールであるといいはって聞かない患者がいた。ある日、その患者が思いつめた表情で医者にいった。

「先生、間違っていました。私はドゴールではありません・・・」

「そうですか! ついにわかってくれましたか!」医者は感激して叫んだ。「そうなんです。あなたはドゴールではないんです!」

「そうだったんだ!」患者は目を輝かせて叫んだ。「私はフランスだったんだ!」

 

 

 

 

 

あるギャグ

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昔見た映画のギャグを。

ある男が刑務所を脱走しようとして、石鹸をナイフでけずり拳銃のかたちにして(しかし刑務所でナイフって入手できるんでしょうか)、靴墨を塗って本物そっくりにした。で、独房を出て外に出るところまでは成功した。しかし・・・。

外が、雨が降っていたんですよねえ・・・。

 

それで、銃があぶくになって、逮捕された・・・。

ウディ・アレン監督「泥棒野郎」より。

 

12月と年末年始の旅の航空券を予約した

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航空会社や区間はまだお話しませんが、年末年始の旅の航空券を確保しました。また、天皇誕生日がらみの連休にも旅行に行きたいと思いまして、それも予約しました。どこに行くかは、例によって記事を発表してからのお楽しみということで。今年はカレンダーがいいので、休みをとらずとも長い旅行ができます。読者の皆さまも、今年は旅行の年かもしれません。

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