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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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ジュリー・アンドリュースのヌード(そんなもん見たくない方ごめんなさい)

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オードリー・ヘプバーンジュリー・アンドリュースは、やや因縁があるというか、期せずしてライバルみたいなところがありました。つまり、1956年に初演された『マイ・フェア・レディ』のイライザ役を、ジュリーが得たわけですが、これが62年まで公演されて、64年に映画化されたときは、オードリーがイライザ役を演じたわけです。これは、オードリーのほうが確実に映画が当たるという判断(製作費が莫大だったせいもあります)だったせいだとされますが、ジュリー自身は、この屈辱を、同じ年に映画化された『メリー・ポピンズ』でのアカデミー主演女優賞受賞で晴らします。まあこれには、ジュリーへの同情票も多かったかと思われます。歌がほとんど吹替だったオードリーは、ついに主演女優賞ノミネートすらされませんでした。

そして1965年、ジュリーは『サウンド・オブ・ミュージック』への出演で大成功をおさめます。彼女は、オードリーより6歳年下(1935年生まれ、オードリーは1929年生まれ)ですが、キャリア全体としてはともかく、この時点では人気度ほかでオードリーを上回ったといっていいでしょう。

それでオードリーのほうは、けっきょく50年代からの自分のイメージを壊すに至りませんでした。彼女は、『卒業』のロビンソン夫人役なども候補でしたし、それを演じていれば、あるいは違う世界が開けたのかもですが、やはり実現しませんでした。もっとも仮に演じていたとして、アン・バンクロフト以上の演技ができたかは難しかったと思います。

そしてその後、ジュリーは、やはり『サウンド…』の栄光が強すぎて、なかなかいい役を演じることができませんでしたが、69年に映画監督のブレイク・エドワーズと結婚します。それからだいぶ時間をすっ飛ばしますが、彼女は81年のエドワーズ監督の作品『S.O.B.』で、トップレスになります。ただこの映画は日本未公開だったせいもあり、彼女のヌード自体は日本ではあまり知られなかったようです。

オードリー・ヘプバーンのヌードというのも、「イメージが壊れる」という人が多いかもですが(なりませんでしたが)、メリー・ポピンズやマリアを演じた人のヌードなんて、なおさら見たくもないという人がたぶんもっと多いでしょうが、彼女は、割とそういうことは平気な人だったのかもです。実は彼女は、『メリー・ポピンズ』などを観ているとわかりますけど、Wikipediaによると身長173㎝で、けっこういい身体をしています。ちなみにオードリーは、これまたWikipediaによると170㎝とのことですので、ジュリーのほうが長身なわけです。

それでは彼女のヌード写真を。40台半ばの写真です。

どうでしょうか。うわ、いいもの見たという人より、見なきゃよかったと思う人のほうが多いかもですが、でもヌードにもなっちゃうのがジュリー・アンドリュースという人のわけです。これは、オードリーには決してなかったところです。

で、なんでこんな記事を私が書くかというと、次の映画が公開されるからです。

>ディズニー「メリー・ポピンズ」50年ぶり続編、2019年2月1日公開決定!

2018年8月30日 05:00

[映画.com ニュース]1964年のミュージカル映画「メリー・ポピンズ」の約50年ぶりとなる続編「メリー・ポピンズ リターンズ」が、2019年2月1日に日本公開されることが決定した。あわせて主演エミリー・ブラント扮するメリー・ポピンズが、赤い帽子を目深にかぶる様子をとらえたティザービジュアルも披露された。

ウォルト・ディズニー氏が英作家パメラ・L・トラバースの小説「メアリー・ポピンズ」に惚れこみ、最も映像化を熱望したといわれる「メリー・ポピンズ」。64年に製作された映画版は、実写とアニメーションが融合した革新的な表現や、印象的な音楽とダンスが見るものの心を掴み、今なお世界中で愛される傑作だ。

続編となる「メリー・ポピンズ リターンズ」の舞台は、前作の20年後。バンクス一家の長男マイケルは、今では家族を持つ親となり、父や祖父が働いたロンドンの銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし、大恐慌時代において金銭的な余裕はないうえに、マイケルは妻を亡くしたばかり。さらに追い打ちをかけるように、融資の返済期限が迫り、家を失う窮地に立たされる。そんなとき、“ほぼ完璧な魔法使い”メリー・ポピンズが、風に乗って現れる。20年前と変わらぬ容姿の彼女が起こす“奇跡”を受け、バンクス一家は幸せを取り戻すため動き出す。

メガホンをとったのは、前作の大ファンを公言するロブ・マーシャル監督。「シカゴ」「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」「イントゥ・ザ・ウッズ」などを手がけ、舞台演出家、振り付け師としても知られる同監督が、“ディズニー史上最高のハッピー”へと観客を導く。音楽は、「ヘアスプレー」などのマーク・シェイマン&スコット・ウィットマンが担当している。

また「プラダを着た悪魔」「クワイエット・プレイス」などのブラントがメリー役に扮し、ブロードウェイミュージカルのスター、リン=マニュエル・ミランダがメリーの古くからの仲間である街灯点灯夫ジャック役を担う。ほか「キングスマン」のコリン・ファース、オスカー女優メリル・ストリープ、「007 スペクター」のベン・ウィショーら豪華な面々が名を連ね、前作でバートを演じたディック・バン・ダイク(92歳)も出演している。

 ジュリーにもカメオ出演の話がありましたが、Wikipediaによると

>オリジナル版でメリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュースへのカメオ出演も交渉されていたが、彼女は「エミリーのショーになってほしい」とオファーを断った

とのこと。その流れで、私は、ジュリーのヌード写真をご紹介することにしたのです、ってあんまり関係ないような気もしますが、でもこういうものも貴重ですから、見る価値はあると(勝手に)考えます。

今日は「映画」か「美女探求」のどちらのカテゴリーにするか迷いましたが、一応「映画」にしておきます。


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