前にこんな記事を書きました。
鶏一羽(丸鶏)でローストチキンを作るそれでローストチキンを作ってから1か月以上たちましたので、そろそろまた丸鶏を使って何かをしたいなと思いました。今回は、焼くのでなくゆでることにしました。参考にしたレシピ本はこちら。
たまたま地元の図書館にあり、「これだ!」と思いすぐ借りてしまいました。著者名でピンとくる方もいるかもですが、著者は、料理研究家コウケンテツ氏のお姉さんです。ケンテツ氏の本では、ソウルのグルメ本を、ソウルを旅する際大いに参考にさせていただきました。私が主に読んだのは旧版ですが、下の写真とリンクは新版です。
「丸鶏レシピ」は、ゆでた鶏を使ったレシピ、焼いた鶏を使ったレシピを紹介していて、今回は、ともかくゆでた鶏を作ろうと思いました。そこからのアレンジは、次回以降ということで。
鶏です。洗ってキッチンペーパーで拭いて、塩をすり込んで、1時間おきます。その後流水で洗ってまたキッチンペーパーで拭きます。
水にネギの青い部分を1本分入れ、にんにく2かけ、粒胡椒(黒胡椒を指定されていましたが、ないので白胡椒で代用しました)数粒、酒半カップを入れて、ふたを閉めて煮立てます。煮立ったらふたを半分開けて弱めの中火にし、あくを取り40分ゆでます。なおこの鶏は、最初から処理がわりとよくされていたので、あくはそれほど出ませんでした。
パットに置いて粗熱をとります。
さばきます。我ながらひどいさばき方ですが、食べてみると絶品のうまさです。酒が良かったのかなとも思います。
なおこの鶏はわりと大きな鶏だったので、2㎏くらいの大きさで、2000円くらいの価格でした。つまりきわめて大ざっぱに言えば、100g≒100円くらいの価格で、それでこんなおいしいものができるのなら悪くありません。
ローストチキンを作るのには、オーヴンを必要としますが、ゆで鶏なら鍋さえあればできます。読者の皆様も、ご興味があったらぜひどうぞ。私もこれでカオマンガイを作ってみました。鶏のゆで汁でご飯を炊けばおいしくできます。ほかにもいろいろなアレンジが可能なはず。いろいろ私もこれからもチャレンジしたいと思います。