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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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小樽と札幌、地ビールの旅(2022年5月)(Day2-2)(4)

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札幌駅へ行きます。この後駅のビルで映画を観ました。旅先で観る映画も悪くありません。見終わった後地ビールを飲みに小樽へ行きます。

普段は鉄道で小樽に行くのですが、今回は社会勉強でバスで行くことにします。バスのほうが、実は鉄道より安い。

高速道路へ入ります。私は最初ストレートに小樽へ行くのかと思っていましたが、一般道で普通に客が乗降し、その後高速道路で小樽へ向かいました。

当然ながら車窓も高速道路です。

海の写真を撮れてうれしくなります。

小樽駅です。

お昼を食べますが、その前に大島渚監督の映画『少年』のロケ地を撮影することとします。『少年』は、南は北九州、北は宗谷岬にいたるまで、日本中でロケをしています。小樽は、その中でも重要なシーンとなりました。なお以下ネタバレの記述も出てきますが、未見の方のことも考慮し、決定的なことは書かないこととしますのでご了解ください。

坂です。このあたりを、少年とその弟が歩いたと思われます。

上に同じ。

交通事故の現場は、実はすぐ近くです。

撮影の際私有地には入っていません(当たり前)。すべて公道からの撮影です。

交通事故の現場です。こちらに向かって車が来て向かって左側に曲がって事故となります。なお事故の車に乗っていたのは、地元の小学生です。この映画は、映画のスタッフ、大島監督の友人、学友、大島監督夫人の小山明子の兄上や親類が出ていまして、ほかの出演者は地元の方です。たとえば城崎温泉の芸者さんは、本物の方です。

救急車は、こちらの道に走り去ります。

映画のころ(1968年暮れごろの撮影と思われます)と比べるとやはり家とか多くなっています。小樽駅方面へ戻ります。

急な坂です。

滑り止めの砂です。

この橋も映画に出てきました。

橋から、小樽駅の反対方向をのぞみます。

小樽駅の方向です。

実は映画の撮影は、かなりコンパクトな地区で完結しています。なお旅館のシーンも、実際の小樽の旅館で撮影されていますが、映画の設定では坂の近くにあるということになっているようですが、現実の旅館は、さすがにそうではありません。当時 発売されていた映画のプログラム「アートシアター」によると、「越中屋旅館」というところでロケされた模様。現在でも現存しています。撮影時は、まだホテルなど宿泊施設が整っていない時代だったかと思いますので、たぶん小樽を代表する旅館だったはず。

このあたりは映画にも出てきました。

それでは昼ごはんです。

(つづく)


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