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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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スクリーン・ビューティーズ に登場したアルフレッド・ヒッチコック作品の美女たち

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スクリーン・ビューティーズ」という企画の第3弾に、ブロンド美女を好んだことで知られるアルフレッド・ヒッチコックの3作品が取り上げられました。登場した女優(作品)は、グレース・ケリー(Grace Kelly)(「泥棒成金」(To Catch a Thief))、キム・ノヴァク(Kim Novak)(「めまい」(Vertigo))、ティッピ・ヘドレン(Tippi Hedren)(「マーニー」(Marnie)です。なお、この作品選定は、たぶん「午前十時の映画祭」の登場作品を外したのかと思います。ケリーが出演した「裏窓」とヘドレンが出演した「」は取り上げられていました。

では、この3人の美女の映画での宣伝用スチール写真をふくむショット、さらに演出中のヒッチコックとの写真も一緒にご紹介しちゃいます。

最初にグレース・ケリーを。隣の男性は、これもヒッチコックの常連俳優であるケーリー・グラント

この映画の見せ場の一つは、ケリーとグラントのドライブのシーンですが、その後の彼女の死因を考えると、なかなか複雑な気持ちになるシーンです。

お次は、「めまい」のキム・ノヴァク。髪の毛の色が違うのは、それなりの理由はあります。

うーん、美しいですね。彼女はチェコ系米国人です。典型的なチェコ美人といっていいのかな?

最後に、「マーニー」のティッピ・ヘドレンを。隣にいるのはショーン・コネリー。また、昨日の記事で紹介したまだ有名でない時代のブルース・ダーンも重要な役で登場しています。ダーンをヒッチコックは気に入ったのかどうか、遺作「ファミリー・プロット」でも起用しました。

 

前にも記事に書いたように、彼女は左利きです。キム・ノヴァクも同じもよう。

この映画でも、髪の毛の色が変わるのには、それなりの理由はあります。

読者の皆さま方のご趣味はどの女優さんでしょうか。私は、キム・ノヴァクです。彼女の美しさは、他の2人と比べても際立っていると思います。ただし、グレース・ケリーやティッピ・ヘドレンと違って個性が強く演技についての意見をばしばしヒッチコックに語ったノヴァクはヒッチコックの好みでなく、「めまい」が彼女の唯一のヒッチコック作品の出演になりました。しかし「めまい」が女性の魅力という点において伝説的名作になったのは、歴史の皮肉かもしれません。


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